条件表の設定例   (拡張8)No. 80... 日経平均用の天底/押目戻り/突破

条件表設定例の目次へ... 前頁へ... 次頁へ...

(11.10.5) TOPIX 726(-9)  日経平均 8382円(-73)  20.6億株 (1兆3080億円)

欧州債務問題で日々の強弱がぶれる米国はザラバで大幅安の後、一転して急上昇する。 NYダウは10808ドル(+153)、ナスダックは2404P(+68)。

NYダウはザラバで新安値の10404ドルまで下落した後、404ドルも上げて終了。ナスダックは新安値の2298Pまで下げた後、106Pの急上昇とジェットコースターのような動きでした。

ナスダックは8月9日のザラバ安値2331Pを下回りました。ただその後急反発したために、実体幅が92Pもある「大陽線」になりました。8月に入ってから(a)(b)(c)(d)の日に大陽線を出していますが、今日の大陽線が一番大きい。

そして(a)(c)は小波動の上昇のスタートとなっているので、昨日の大陽線は反発のスタートになるかも知れません。杓子定規にいえば、昨日のザラバ安値は8月9日の安値2331Pを下回ったので、今後は2200Pとかの水準へ下落する可能性が高くなったと思いますが、目先は昨日の(c)で下げ止まった可能性がかなりあります。

今日から「注目株のグラフ」を掲載します。例の条件表No.16を使って定点観測9銘柄のグラフを掲げています。またNo.16を日経平均用に調整した条件表No.61を使って日経平均のグラフも掲げています。

この頁のメニューの「注目株のグラフ」または、東研ソフトユーザー情報のトップ頁の「日経平均と注目9銘柄のグラフ」をクリックすれば毎日のグラフを見ることができます。

日経平均用の(標準3)No.61「天底/押戻/突破(日経)」の条件表をアップしたので、《カナル24》のユーザーは「アップデート」→「条件表をダウンロード」で、(サンプル0)条件ファイルをダウンロードして、(サンプル0)のNo.61を(標準3)のNo.61(適当なNo.でもよい)に「条件表の複写」をして下さい。また(拡張8)のNo.80にも設定してあります。


(11.12.9) TOPIX 738(-6)  日経平均 8536円(-128)  25.7億株 (1兆7909億円)

ECBは0.25%の利下げをしたものの、ECB総裁が国債買い入れの拡大やIMFへの融資についての否定的なコメントをしたために、ユーロ懸念が復活。米国市場は下落する。

NYダウは11997ドル(-198)と下落。しかしまだ株価は200日線の上位にあります。ナスダックは2596P(-52)となって、200日線ではじき返された格好。

12月限のSQは8478円であったとか。昨日の終値より200円近く安い清算値でした。これは意外でした。11月25日をボトムとした上昇小波動は、先物が主導した上げであったわけです。

この上昇波動での裁定取引は、@日経先物が上昇→A先物売り→B出遅れの現物買い→Cこれを繰り返して→DSQで現物を売って裁定取引が終了、となったのでした。 先物主導で上昇した9日間でした。つまり実需買いは少なく、先物の思惑から裁定取引による現物買いで上げた9日間であったということです。ユーロ問題が解決しない限り、世界の景気が好転しない限り、実需買いは増えません。株価が上昇したとしても先物の思惑によるものなので、どこまでついていけるのかどうかの判断が難しい。

どういう理由で株価が上昇・下落しているのかの原因を探ることは必要です。原因によっては壮大なスケールの上昇あるいは下落が発生することがあります。この場合には「順張り」の投資方針を取らねばなりません。

株価が上昇したから買う、株価が下落したから売る、という方針です。

逆に大きな変動の原因が見当たらないときは、その上昇・下落には限界があります。この場合には「逆張り」の投資方針を取らねばなりません。

株価が上昇したから売る、株価が下落したから買う、という方針です。

「順張り」と「逆張り」を使い分けることは非常に難しいことですが、「順張り一本やり」「逆張り一本やり」では、ある時期は勝てるが、ある時期にはまるで勝てないということになります。なんとか使いわけをしたい。そのためには目下の上昇・下落の理由を考え、それが株価に過大に反応しているのか・過小にしか反応していないのかを投資家は毎日考えているわけです。

今年10月初めに、条件表No.61「天底/押戻/突破(日経)」をダウンロードできるようにアップしています。これによると、
  1. で「突破」買いが、日経平均とTOPIXに出ています。「突破」買いは、先の小波動の高値を上回ったときに出ます。高値を上回ってからなお上昇して利益がでるのは、大勢波動が上昇中に限られます(昨日の大勢波動の図を参照)。いまは大勢波動は下降中なので、「突破」買いがでたとしても、これに従うわけにはいきません。

  2. で、日経平均に「大底」買いがでました。前日の終値から大きな上窓を空けた日なので、この買いは信頼できます。

  3. で、TOPIXは「戻り」売りを出しました。75日線まで戻ってこれたのが精一杯であったと判断したのです。
条件表No.61を使って、日経平均とTOPIXのグラフを見ておけば、重要なポイント(a,b,c)で投資の方針が決まります。ここへさっきいった相場変動の原因を加味することで、より正しい投資方針が決まります。

なお、短期間の投資方針とは、少なくとも5日、多くは10日くらいの方針です。人によっては昨日は買い・今日は売り・明日は買い、というような方針をとる方がありますが、これは無定見です。無節操です。一日の相場の動きによって、投資方針が日替わりでクルクルと変わってはいけません。それは「方針」でなく単なる「迷い」です。


条件表設定例の目次へ... 前頁へ... 次頁へ...

株式会社 東研ソフト