条件表の設定例   (拡張8)No. 79... 天底/押目戻り/突破

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                 ●(拡張8)条件表は《カナル24》の「アップデート」からダウンロードできます。


(11.9.8) TOPIX 757(+3)  日経平均 8793円(+29)  14.6億株 (9645億円)

米国は米国政府の3000億ドル(24兆円)規模の景気対策がでるの報道があって上昇する。NYダウは11414ドル(+275)、ナスダックは2548P(+75)。

株式投資の原則は、@上昇トレンドにあるときの「押し目買い」、A下降トレンドにあるときの「戻り売り」です。

ここできちんと決めておかねばならないことは、@何をもって上昇トレンドに変ったとするのか、何をもって下降トレンドに変ったとするのかです。

次にトレンドが決定したとして、A何をもって押し目とし、何をもって戻りとするのかです。 右図はナスダックの、@4%カギ足とA9日順位相関です。

4%カギ足が前のピークを上回っているときを上昇トレンドとし、上昇トレンドにあるときにA9日順位相関が-80以下になったときを「押し目買い」とします。B実際の買いのタイミングは9日順位相関が上向いた日です。

4%カギ足が前のボトムを下回っているときを下降トレンドとし、下降トレンドにあるときにA9日順位相関が+80以上になったときを「戻り売り」とします。B実際の売りのタイミングは9日順位相関が下向いた日です。

図を見ると、(a,b,c)は@上昇トレンドにあって、A押し目となったので「買い」です。 ところが(d)の日に下降トレンドに転換しました。この後順位相関が+80以上になれば、「戻り売り」になるところでしたが、そうはなりませんでした。 (e)で先のピークを上回ったので、再び上昇トレンドになっています。ここから株価が下落して順位相関が-80以下になったときは「押し目買い」です。(ただし下降トレンドになっていないこと)


日経平均を見ると、(a)で戻り売り、(b)で押し目買い、(c)で下降トレンドが決まり、(d)で戻り売り、となっています。

今後、上昇トレンドに転換し「押し目買い」ができるようになるためには、まずは(d)のピーク(終値)9060円を上回る必要があります。@9060円以上に株価が上昇し、Aその後株価が反落して9日順位相関が-80以下になったときが「押し目買い」です。

いまのところ株式投資の第一の原則である「押し目買い」はすぐにでそうにありません。


(11.9.12) TOPIX 741(-14)  日経平均 8535円(-201)  16.9億株 (1兆 710億円)

このHPで使っている「定番」の条件表は、いうまでもなく(標準3)のNo.20「平均線と順位相関」です。私はこの条件表によるグラフを見て、だいたいの判断をしています。この条件表No.20は売買マークは出しません。売買マークを出さないから、ユーザーは現在の局面を自分で判断せねばなりません。ユーザーのこれまでの経験や研鑽によってその判断は一様ではありません。Aさんは買いだと思い、Bさんは売りだと思う。同じグラフを見て判断が異なります。今回の条件表No.16は売買マークを表示させて、ある程度の判断の指針としたい。

基本的に売買マークを出すべき局面は、右図のモデル波動のようになります。
  1. (A)大底買い
  2. (C)突破買い(ピーク(B)を上回った)
  3. (E)押し目買い
  4. (F)突破買い(ピーク(D)を上回った)
  5. (G)押し目買い
  6. (H)天井売り
  7. (J)突破売り(ボトム(I)を下回った)
  8. (L)戻り売り
  9. (M)突破売り(ボトム(K)を下回った)
  10. (N)戻り売り
  11. (A)大底買い
先週アップした条件表No.16を売買マークを出す定番の条件表にしようと思って、土曜・日曜に当初考えていた4局面についての最適化を行い、さらに「突破買い」と「突破売り」を加えました。

新しい条件表No.16「天底/押目戻り/突破」を使って、4063「信越化学」のグラフを描画すると、右図のような位置で売買マークを出します。
  1. (青色↑)は、突破買い(上昇トレンド)

  2. (赤色↓)は、天井売り(上昇トレンド)

  3. (青色↑)は、突破買い(上昇トレンド)

  4. (赤色↑)は、大底買い(下降トレンド)

  5. (緑色↓)は、戻り売り(下降トレンド)



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