条件表の設定例   (拡張8)No. 75... ピーク・ボトムのポイント

条件表設定例の目次へ... 前頁へ... 次頁へ...
                 ●(拡張8)条件表は《カナル24》の「アップデート」からダウンロードできます。


(10.11.22) TOPIX 875P(+5)  日経平均 10115円(+92)  17.4億株  (1兆1445億円)

米国は小幅上昇。 NYダウは11203ドル(+22)、ナスダックは2518P(+3)。

ナスダックは、小波動のボトムらしさは3ポイントですが、この後終値で9日線を上回ってくれば、だいたい小波動のボトムを出したとしてよいでしょう。

中国が準備預金率を0.5%ふやして18.5%にしましたが、相場にはたいして響かず。日経平均は高寄りしたものの明日が休日とあって小幅な動き。

今日のところのピークらしさは、@新高値の、A陰線、B25日投資マインド指数が85.0以上の3ポイントですが、25日順位相関が71.8に迫り、25日騰落レシオが112.5になっているので、休日明けから過熱感が明らかになるでしょう。

ナスダックが(a)をつけた翌日に、保有しているソフトバンクをどうすればよいか?のメールがありました。次のような返事をしました。

NYは50日上昇してきたので、それなりの(10日とか)調整があるでしょうが、日本は、
@ロケットスタートをし、
Aまだ上昇期間も短いし、
B過熱していない(ピークらしさは3か4ポイント)
なので大きな崩れはないと思います。

だが、この返事はあまり適切ではなかった。保有株式を損切りすべきか持続すべきかを判断するには、しっかりした相場感が必要である。との誤解を与えてしまいかねませんでした。この場合の相場感にはたいしたご利益はありません。極端にいえば利食いや損切りをするための相場感はいらないのです。

その株式を仕掛けた以上、その後の相場がどうなろうとも、「こうなれば決済する」という基準があれば、投資相談をする必要はありません。基準がないから毎日毎日今日はどうなるか、明日はどうなるかと悩むのです。迷った挙句に下した判断が正しいはずはありません。

相場で利益するには、@仕掛けが正しく、A決済が正しくなければならない、そのためにB毎日相場がどうなるかを予想しなければならない。そう思うのは大間違いです。


相場を真剣に見るべきところは、「小波動のピーク・ボトムらしいか 」と判断するときだけです。ボトムらしいと判断して買った後は、悩むことはありません。

9984「ソフトバンク」は2010年10月27日に、75日線の水準で下落が止まるのではなかろうか、といいました。これは私の相場感です。相場感が正しかったのかといわれれば、75日線を割込んだので間違いといえば間違いです。

だが肝心なことは、75日線で止まるか止まらないかではなく、「小波動のボトムらしさ」が出たか出ていないかをカウントすることです。

上図で、(A)の日のポイントは、@新安値の、A陽線であり、右図では、B逆張りの条件表No.2が買いマーク、C25日騰落レシオが買いマーク、D25日投資マインド指数が買いマーク。合計5ポイントです。(A)の翌日の寄り付きで買う人はリスクとリターンを5分5分で行動できる人です。

翌日はE「窓空け陽線」となりました。この日が仕掛けて5分5分ないしは6分4分の確率の日です。 図の(B)を見て仕掛けなかった人は判断が遅すぎます。


(10.11.29) TOPIX 874P(+7)  日経平均 10125円(+86)  17.2億株  (1兆1444億円)
「小波動のピーク(ボトム)らしさのポイント」は日経平均やナスダックにあてはめるものだと、思い違いをされていたユーザーが結構あったようです。

11月22日に「ソフトバンク」、11月24日に「マクロミル」について小波動のボトムらしさのポイントをカウントしましたが、それ以来、いくつかの質問がきています。

個別銘柄の小波動のピークらしさのポイントをカウントするとき、見なければならない条件表は、
  1. No.20「平均線と順位相関」。これで、@新高値、A新高値の陰線、B順下がりの陰線、C3陰連、D9日順位相関、E25日順位相関、をチェック。
  2. No.2「日経平均用'96」で、個別銘柄が売買マークを出しているかをチェック。
  3. No.23「25日騰落レシオ」で市場全体の強弱をチャック。
  4. No.46「投資マインド25指数を描画」で、楽観・悲観をチェック。

4つもの条件表を切り替えてチェックするのは大変なので、できる限りのものを1つの条件表にまとめ、(標準3)No.21「ピーク・ボトムのポイント(A)」としました。

この条件表は(拡張8)のNo.75にも設定し、アップロードしています。《カナル24》の「アップデート」→「条件表をダウンロード」で、(拡張8)をダウンロードし、No.75「ピーク・ボトムのポイント(A)」を(標準3)のNo.21へ複写して下さい。

(「条件表の内容」の画面のメニューの「表を複写」で(拡張8)のNo.75を(標準3)のNo.21などへ複写する)。

なおユーザーが使っている(標準3)の条件表が書き換えられてもよいのであれば、(拡張8)をダウンロードする代わりに(標準3)をダウンロードしてもかまいません(このときは(標準3)の条件表のすべては東研ソフトが設定している条件表になるので注意)


11月1日に「小波動のボトムらしさのチェック表(個別株)」を掲げましたが、ついでなので右に「小波動のピークらしさのチェック表(個別株)」を掲げておきます。

No.21「ピーク・ボトムのポイント(A)」には、10ポイントのうちの8ポイントまでが設定されています。右図のように8つのグループ化がされているので、最高で8つの売買マークを出します。
  1. 9日順位相関が+80以上なら売り、-80以下なら買い1
  2. 25日順位相関が+80以上なら売り、-80以下なら買い
  3. No.2「日経平均用'96」の売買マーク
  4. No.23「25日騰落レシオ」の売買マーク
  5. No.46「投資マインド25指数を描画」の売買マーク
  6. 新高値で売り、新安値で買い
  7. 新高値の陰線で売り、新安値の陽線で買い
  8. 新高値の陰線の次の日が順下がりの陰線なら売り、新安値の陽線の次の日が順上がりの陽線なら買い
この条件表に欠けているのは、H3陽連(3陰連)、I《デンドラ24》の上値(下値)メドのチェックです。この2つが欠落していることに留意してください。

この条件表No.21を使って「日経平均」のグラフを描くと、右図のようになります。

(a)の日は4つの買いマークがでているので4ポイントですが、翌日の(b)の日に灰色の買いマークがでています。これは「順上がりの陽線」の買いマークです。よって(b)の日に5ポイントになります。

(c)の日には買いマークはでていませんが、グラフを見ると「3陽連」です。本来なら、この日に6ポイント目が加点されますが、条件表No.21には「3陽連(3陰連)」の設定がされていないので、売買マークは出ていません。これはユーザーがグラフを見て気づかなければなりません。


株式会社 東研ソフト