条件表の設定例   (拡張8)No. 50... W底・W天井

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                 ●(拡張8)条件表は《カナル24》の「アップデート」からダウンロードできます。


(04.8.9) TOPIX 1101P(-5) 日経 10908円(-63) 10.0億株 (9056億円)

週末の米国市場は7月の雇用者指数が前月比+3.2万人と急ブレーキ。市場の予想は20万人から25万人の増加を見込んでいたので、米国景気の先行きは一気に暗雲垂れこめたという感じです。

NYダウは9815ドル(-147)、ナスダックは1776P(-44 )と共に新安値。

シカゴ日経先物は10740円、円相場は110.40円。外国証券の寄り前のオーダーは-590万株で5日連続の売り越し。

東京市場は、寄り付きすぐに-235円安の10737円となって、シカゴ先物にさや寄せしましたが、その後はジリジリと戻って、結局は-63円安の10908円。

TOPIXのグラフは、@200日線の到達して、これを維持した。Aデンドラの3つ目の下値メドの1094Pに到達した(あとは1058Pが残るだけ)。B9日順位相関は-80以下に戻った。C新安値である。ことから「波動のボトム」の確率は4分というところでしょう。


「W底で買い、W天井で売りの条件表を設定したいのだが」の質問を受けました。「W底」という加工はないので、「主な高値」「主な安値」の加工を使って、「これがW底である」ということを設定することになります。

その際に「W底」の定義がきちんとしていないと、「主な高値」「主な安値」をどう使うのか、「???」となってしまいます。

図の右側の図は「W底」の一部の定義図です。
  1. は現在の株価。
  2. は1つ前の主な安値。
  3. は1つ前の主な高値。
  4. は2つ前の主な安値。
です。

(A)まず「W」であるためには、bとdの株価がほとんど同じ水準でなければなりません。ほぼ同じ水準であるためには、bとdを比較するしかありません。(b-d)の値が-2円〜+2円の違いなら「ほぼ同じ水準」であるとしてもよいし、(b÷d)の値が0.99〜1.01(倍)の違いなら「ほぼ同じ水準」であるとしてもよいでしょう。

(B)次に「W」であるためには、高値cを現在株価が上抜くか、これに接近しなければなりません。上抜いたらW底とするなら、(a-c)の値が1円以上であるとすればよいし、aがcに接近したというのであれば(a÷c)の値が0.98以上とすれば、cの水準の0.98(ということはcより2%ほど低い水準)になったときに「W底」が完成です。

しかし(A)(B)2つだけでは「W底」の定義としては不足していることがすぐにわかります。図の右側の図を見ると、ピンク色の線のように、H→G→F→e→dと辿ってきたものは「W底」とは認められません。「W底」は、波動がドンドン切り下げてきた後に出るものです。ピンク色の波動ではF→dの安値は切り上がっており、d→bが同じ水準であるのですから、F,d,bどの安値をとっても上昇途中の波動としか認められません。

「W底」であるためには、図の青線の波動のようにh→g→f→dと波動が切り下がっていることが必要です。少なくとも安値g→安値dは切り下がってなければいけません。


図は4502「武田」のグラフです。「W底」が完成するには、
    (A)1つ前の安値bと2つ前の安値dの株価がほぼ同じである。

    (B)1つ前の高値cを現在株価aが上回る。(または接近する)

    (C)2つ前の安値dは3つ前の安値gより株価が低い。
この3点を満足すれば最低限の「W底である」といえます。

「W底で買い」の条件表は以下のようになります。a,b,c,d,gの符号を添えましたから、グラフと見比べてください。(条件表は「W天井」の設定をしたらHPからダウンロードできるようにします。)




(04.8.10) TOPIX 1105P(+3) 日経 10953円(+44) 9.7億株 (9798億円)

原油が45ドル台に乗せたこと、今夜がFOMCがあることなどから NYダウは9814ドル(-0)、ナスダックは1774P(-2)と昨日までの下げに対するリバウンドはならず。シカゴ日経先物は10860円、円相場は110.60円。外国証券の寄り前のオーダーは-270万株で6日連続の売り越し。

東京市場は原油高から安く始まったものの昨日と同じくジリジりと上昇。後場は値動きが止まったものの下げず。久しぶりに値上がり銘柄850銘柄と、値下がり567銘柄を上回る。ただし夏休みに入りかけているので出来高・売買代金は増えず。

グラフは安値からの「2陽連」となりましたが、2陽連というだけではまだなんともいえません。(ボトムの確率は4.5分というところ)


今日は「W天井」の条件表について述べます。「W底」を逆にしたものが「W天井」です。図の右側の図は「W天井」の一部の定義図です。
  1. は現在の株価。
  2. は1つ前の主な高値。
  3. は1つ前の主な安値。
  4. は2つ前の主な高値。
です。

(A)まず「M」であるためには、bとdの株価がほとんど同じ水準でなければなりません。ほぼ同じ水準であるためには、bとdを比較するしかありません。(b-d)の値が-2円〜+2円の違いなら「ほぼ同じ水準」であるとしてもよいし、(b÷d)の値が0.99〜1.01(倍)の違いなら「ほぼ同じ水準」であるとしてもよいでしょう。([W底」と同じ)

(B)次に「M」であるためには、安値cを現在株価が下抜くか、これに接近しなければなりません。下抜いたらW天井とするなら、(c-a)の値が-1円以上(aが安い)であるとすればよいし、aがcに接近したというのであれば(a÷c)の値が1.02以下とすれば、cの水準の1.02(ということはcより2%ほど高い水準まで接近)になったときに「W天井」が完成です。

しかし(A)(B)2つだけでは「W天井」の定義としては不足していることがすぐにわかります。図の右側の図を見ると、青色の線のように、h→g→f→e→dと辿ってきたものは「W天井」とは認められません。「W天井」は、波動が切り上げてきた後に出るものです。青色の波動ではf→dの高値は切り下がっており、d→bが同じ水準であるのですから、f,d,bどの高値をとっても下落途中の波動としか認められません。

「W天井」であるためには、図のピンク線の波動のようにH→G→F→dと波動が切り上がっていることが必要です。少なくとも高値G→高値dは切り上がってなければいけません。


図は4502「武田」のグラフです。「W天井」が完成するには、
    (A)1つ前の高値bと2つ前の高値dの株価がほぼ同じである。

    (B)1つ前の安値cを現在株価aが下回る。(または接近する)

    (C)2つ前の高値dは3つ前の高値Gより株価が高い。
この3点を満足すれば最低限の「W天井である」といえます。

「W天井で売り」の条件表は以下のようになります。a,b,c,d,Gの符号を添えましたから、グラフと見比べてください。なお次図のNo.18,19行に出来高25日平均が10(千株)以上あることという条件を設定していますが、これはまともな波動を持つ銘柄だけを対象にしたいからです。





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