条件表の設定例   (拡張8)No. 46... ボトムからの3陽連

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(04.4.14) TOPIX 1217P(+1) 日経 12098円(-29) 28.1億株 (1兆7702億円)

米国株は上値が重い。米国の景気回復が次第に明らかになるにつれ、米国株は上昇するどころか、金利の上昇を予想して下落。 東京市場は、米国市場はまったく気にせず。今日も銀行・不動産・小売の内需株に加えて、鉄鋼・海運・造船といった数量銘柄が買われ、出来高はなんと28億株です。

「順張り」の時代になりました。順張りというのは株価の上昇を見て買い、株価の下落をみて売るやりかたです。安値からある程度上昇してから買い、高値からある程度下落してから売るので、そこそこの株価の上昇幅がある時期でないとできません。

例えば、ひと波動の上昇幅が10%しかないときは、5%上昇してから買い、5%下落してから売っていては利益はでません。しかしひと波動の上昇が20%ある時期には、5%上昇してから買い、5%下落してから売っても10%の利益がでます。 今はそういう時期になっています。それでは株価が上昇したものは何でもよいのかといえばそうではない。
  1. すでに、ひと波動で大きく上昇している銘柄は避けたほうがよい。これは一昨日、42日A相対力が75以上になっている銘柄は新規の買いをしないほうがよい、といいました。

  2. これから買おうとするときは、できるだけ小波動のボトム近辺で買うのがよい。これはNo.2 小波動のピーク・ボトムの判断のしかた で述べました。

  3. 今上昇中の銘柄を持っているときは、ちょこまか動かずにピークがでたらしいことを確かめてから売るほうがよい。これも「小波動のピーク・ボトムの判断のしかた」で述べましたが、別にNo.3 利を伸ばすには で重要ポイントを利用した利食いのやりかたを述べました。
3月25日に「3陽連」について書きましたが、「3陽連」を「小波動のボトムの判断」に応用した条件表を掲げます。

ここでは単に3日連続して陽線になった、というだけではなく、右図のように
  1. できるだけ、小波動のボトム(a)に近い(安値から6日以内)ところでの「3陽連」を見つける。
  2. b→c→dと陽線の高値が順次切り上がり、安値が順次切り上がっているものに特化する。
ような条件になっています。

2通りの買いマークがでます。
  1. 1つは条件表のNo.4行〜16行に設定してあるAグループの買いで、「主な株価」が安値を表示する前に「3陽連」となったものです。(つまりは小波動のボトムが確定する前に出た)

  2. もう1つは条件表のNo.18行〜30行に設定してあるBグループの買いで、「主な株価」が安値を表示した後に「3陽連」となったものです。(つまりは小波動のボトムが確定した後に出た)
右図の8258「OMCカード」を例にすると、
  1. aはボトムAが確定する前に出た3陽連。a'はボトムAが確定した後に出た3陽連です。
  2. bはボトムBが確定する前に出た3陽連です。
  3. c'はボトムCが確定した後に出た3陽連です。
bは上昇していませんが、a,a',c'のように「さあ上昇開始か」というところで出ることが多い。多くの銘柄を対象にして検索し、検索された銘柄のグラフを見て、小波動を考えあわせて決められるとよいでしょう。


(04.4.26) TOPIX 1210P(+1) 日経 12163円(+43) 15.2億株 (1兆4692億円)

NYダウは10472ドル(+11)、ナスダックは2049P(+16)と小幅ながら続伸。シカゴ日経先物は12145円。為替は109.10円。

日経平均は先のピークのザラバ高値12189円をクリアし、終値ベースでも新高値となりました。TOPIXは小波動のボトムが表示されたものの戻りの勢いは不足。

三菱自の問題はなお尾を引いて、今日も主力三菱系銘柄は下落。いっぽうサンケイ新聞で、UFJが不良債権の引き当てを上乗せすると報じられていましたが、これは先日のニュースと同じであったので、UFJはかえって上昇し666円(+25)。


先週末に、@割安株35銘柄のうちで、A最近の10日間に「HP ボトムからの3陽連」で買いマークを出した3銘柄を掲げましたが、 さっそくメールで質問がありました。

4月12日に、条件表No.17「株価水準42ASR」を掲げ、「42日A相対力が75以上になっている銘柄は、熟しているので、新規の買いはしないほうがよい。」といいました。

図の3銘柄はaあるいはbで買いマークを出していますが、買いマークが出た日の42日A相対力が75以上になっていないことをチェックしなければなりません。
  1. 6755「富士通ゼ」が買いマーク を出した日の42日ASRは70.1なのでOK。

  2. 8258「OMCカ」が買いマーク を出したaの日の42日ASRは76.3、bの日は78.7なので、この買いマークには乗らないほうがよい。(掲載した23日時点では86.2であるので、ここからの新規買いは当然にできない。)

  3. 8584「ジャック」が買いマーク を出した日の42日ASRは70.2なのでOK。
で、その方は、8258「OMCカ」は買えないのではないかの指摘をされたわけです。そのとおりです。買いマークがでたときは、42日A相対が75以上になっていないかのチェックが必要です。 このチェックを忘れないために、4月14日に掲げたNo.28「HP ボトムからの3陽連」に、42日A相対力のグラフを追加しました。


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