条件表の設定例   (拡張8)No. 44... 平均線割れからすぐに反発

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                 ●(拡張8)条件表は《カナル24》の「アップデート」からダウンロードできます。


(03.10.16) TOPIX 1090P(+10) 日経 11025円(+125) 17.6億株 1兆5478億円)

昨日、海運3社のグラフで、「25日線あるいは75日線に接近して調整したものは、1つ上の平均線を上抜いたときに買えばよい」といいました。

実際には、@株価が25日線を割ってから反発したとき、1つ上の平均線は9日線・25日線・75日線のどれがあるのかはわかりません。同じくA株価が75日線を割ってから反発したとき、1つ上の平均線は9日線・25日線・75日線のどれがあるのかはわかりません。

これを条件表に設定することはなかなか難しいので、簡単な条件表を作ってみました。

右図のような位置で買いマークを出します。買いマークは3種類あります。


@9日線を下回ってから9日以内に9日線を再び上抜いたときの買い。(白抜き↑)
A25日線を下回ってから9日以内に25日線を再び上抜いたときの買い。(黄色↑)
B75日線を下回ってから9日以内に75日線を再び上抜いたときの買い。(緑色↑)





上の条件表はA,B,Cの3通りの買いマークがでますが、Aは9日線を基準にしているので、押しが浅い段階で出ます。急上昇した後の余韻さめやらぬときに出るのでここでダマシに会うこともあるでしょう。

Bは25日線、Cは75日線を基準にしているので、ある程度調整をした後の出直りですが、最低でも75日線が上向きであることが必要でしょう。

5713 住友鉱を例にすると、
  1. Cの買いマークはどんぴしゃ。
  2. Bの買いマークもよい。
  3. Aの買いマークのうち、赤丸で囲っていないものは、急上昇後の余韻で、この買いマークはやや不安があります。
  4. 赤丸で囲んだAは、その直前にCの買いマークやBの買いマークを出しているので、ここで調整が済んでいると思われ、このAの買いマークはいよいよ本調子の上昇開始か、というサインでしょう。

(03.10.17) TOPIX 1094P(+3) 日経 11037円(+12) 14.9億株 1兆4898億円)

NYダウは9791ドル(-11)と小幅ながら続落。ナスダックは1950P(+11)と小反発して新高値。東京市場は、政治がらみの材料が2つあって、おおむね見送り気味。2つとは、@ブッシュ大統領の来日にからむ為替がどうなるか、A道路公団総裁の聴聞会でスキャンダルがでるか。

日経平均は終値で新高値をとったので、《デンドラ》の4%波動は新しい波動パターンに変わり、これにつれて上値メドも上方にシフトしました。上値メドは低いほうから、@11241円、A11445円、B11650円、C12161円。

昨日、調整が終わって上昇を開始した銘柄を検索する条件表を掲げましたが、定点観測の8銘柄は最近では図のような位置で買いマークを出しています。

2図掲げていますが、上図はどれもよい位置で買いマークを出しています。特に5713 住友鉱は(Bグループの買い)・6758 ソニーは(Cグループの買い)。

下図の7203 トヨタ(Bグループの買い)・8604 野村(Bグループの買い)・9432 NTT(Cグループの買い)で、この後Aグループの買いが期待できるので、B・Cグループの買いは買いやすいといえます。

もちろん(うまくいけば)1812 鹿島・5401 新日鉄・8411 みずほのように、Aグループの買いが最もハデな上昇をするのですが(9日線から反発するのは、押し目を待つことなく買いたいという楽観人気のあらわれ)、これはうまくいけばの話で、リスクも相当に大きいと考えておかねばなりません。

昨日、条件表No.63「平均線割れからすぐに反発」で買いマークが出たときに、最低の必要な条件として、「75日線が上向いていること」であるといっておきましたが、41銘柄を掲げた9月12日時点で、75日平均線が下降している銘柄がありました。2578 コカW・4502 武田・7233 ブレーキ・7976 菱鉛筆 の4銘柄です。これらは75日線が下降中に買いマークを出しても買いにくい。

その後、7261 マツダは75日線が下降に転じ、どうしたことかと思っていましたが、今日は業績の上方修正の期待で買われ、75日線と同じ水準まで復帰。

この土日曜に、41銘柄について、昨日の条件表がどのような位置で売買マークを出したのかを見られるとよいでしょう。ナルホドこういうときを待って買えばよいのだ。ということがおわかりになると思います。


(03.10.20) TOPIX 1105P(+11) 日経 11161円(+123) 18.0億株 (1兆4920億円)

NYダウは9721ドル(-69)と小幅ながら3日連続安。ナスダックは1912P(-37)と反落。東京市場は、寄り付きは円高とNY安から下落していましたが、すぐに押し目買いが優勢になって、円が109円台半ばまで戻してきたことから次第高となりました。

日経平均はザラバでも新高値をとり、TOPIXは連日の新高値。銀行株は利食い先行となったものの、代わって証券株が大幅上昇。鉄鋼も続伸。

TOPIXは5日前の10月14日に新高値になったので、この日に《デンドラ》の4%波動は新しい波動パタンになりました。それに伴い上限線は上方にシフトしています。 低いほうから、 です。前回の波動の高値はCの今波動1/4位まで到達しているので、今回もそうなれば、TOPIXはいよいよ1200P台ということになります。

先週、No.63「平均線割れからすぐに反発」の条件表を掲げましたが、これには注意点があって、「最低75日線が上向いていること」を条件にしていました。無論この条件は条件表に設定できます。

後で75日線が上向きの注意を忘れてもよいように、この条件をはめ込んだのが次の条件表です。(赤枠部分を追加した)



今日は証券株が急伸しましたが、結果ファイルNo.178の「業績を増額修正をした銘柄でPERの低い」41銘柄に証券株は6銘柄含まれていました。

この6銘柄について今日掲げた条件表No.63「平均線割れからすぐに反発」を使ってグラフにすると、図のような位置で買いマークがでています。

まだ41銘柄の全てが上昇したわけではありません。チャンスはいくらでもあります。



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