条件表の設定例   (拡張8)No.36... 下ヒゲの測定(足型)

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(02.10.10) TOPIX 835P(-8) 日経 8439円(-99) 8.8億株

NYは7286ドル(-215)と一転下落し新安値。ナスダックも1114P(-15)と下落して新安値。外国証券の寄り付きの成り行き注文は、売りが3880万株とさらにさらに増加し、買いが1510万株と減少したために、差し引き2370万株の売り越し。

この下げの要因は、不良債権処理の加速によるデフレ対策をどうするかが見えてこないというのが50%、外国人がNY安・欧州安によって、換金売りを出しているのが50%といった感じですが、今日の3880万株の売りはそろそろ売りのピークになったのではなかろうか。

東京市場の寄り付き直後は、ややパニック的な感じでした。セブンイレブンがザラバ安値3200円、富士通が410円、ソフトバンクが861円。みずほが150円(150千円)、UFJが153円。あっと驚く株価がいとも簡単についてしまいました。

日経平均はザラバ安値が8197円、TOPIXが814Pです。TOPIXは昨日いった下値のメドの822Pをオーバーしましたから、だいたい今日が当面の底値となるのではないか。

TOPIXはザラバ安値814Pから引けは835Pへと、21P戻して引けました。今日の動きは「タクリ足」となりました。このタクリは結構長いものです。

そこで「下ヒゲ率」の計算をしてみました。下ヒゲ率とは、@その日の下ヒゲの長さを、Aその日の安値で割って、100倍して%で表示するものです。

図のような足になったとき、@この日の下ヒゲの長さは10円。A株価安値は302円なので、B下ヒゲ率は、10÷302X100=3.3%、となります。

「下ヒゲが長い」のは、売られに売られて、株価が下落したが、ここから評価が一転して、買いに買われたということを表します。まあ「買いに買われた」という内容は、@カラ売りの買戻しがでて、A株価が反転したので、Bこれを見て次々に買い戻しが続いた。ということであって、本格的な強気の買いではありませんが、上昇トレンドに変化するためには、まずはこのような現象が出なければなりません。

以下のような条件表を設定しました。




No.8線が下ヒゲ率を計算しています。ここには「下ヒゲ率が、2%以上のとき買い」の条件がつけてあります。これは日経平均とTOPIXの下ヒゲ率が大きい日を検索したかったので、「2%以上」と設定しましたが、一般銘柄を検索するときは、2%ではなく、4倍した「8%以上で買い」とされればよいと思います。


さて、この条件表を使ってTOPIXのグラフを描くと、図のようになります。このグラフは《Qエンジン》を使って描きました。(999日分のグラフが描けるので)

99年6月以来、下ヒゲ率が2.0%以上になった日は6回あります。@〜Eは下ヒゲ率の大きい順です。@位のbは2000年4月17日です。このときはネットバブルが崩壊するときで、同時に日経225銘柄の大幅な入れ替えが発表されたときです。大変動となりましたが、それでもここからは反発しています。

今日の下ヒゲ率はA番目の大きさになりました。これだけでもただならぬ変化の兆しです。同時に、出来高もこれまでいってきた8.3億株を上回る8.8億株となったので、過剰な反応は、今日で終ったのではないかと思っています。


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