条件表の設定例   (拡張8)No.30... 円相場と連動している銘柄(月足)

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                 ●(拡張8)条件表は《カナル24》の「アップデート」からダウンロードできます。


(02.1.22) TOPIX 985P(-20) 日経10050円(-227) 7.2億株
NYは休場。外国証券の朝方の注文は、売り2520万株、買い3130万株で、610万株の買い越し。買い越しは継続。

ダイエーは一転して上昇し、139円(+24)。出来高も1900万株と膨らみました。今日の高値が155円であったように市場は冷静さを取り戻し、まともな株価評価をしました。

米国が休場とあって、見送り気分が支配的で、前場は小安く推移していましたが、後場になって、かねてより経営危機が報じられていた米国第2位のディスカウント・ショップのKマートが倒産の報道があったようで、先物から急落。エンロンに続く大型の破綻です。今夜のNY市場が注目されますが、NY株は先週までに戻り高値から5%の調整をしていますから、それほどの影響はないのではなかろうか。(-100ドルまでの下げであって欲しいところです。)

やはり企業の破綻というのは市場にショックを与えます。信用リスクの発生から、Kマートのように商品の納入業者から納品をストップされれば、ダイエーはピンチになるところでしたが、ダイエーの再建策がでたことによって、第一番の大物の信用リスクはなくなりました。残る大物は丸紅ですが、これがどのような決着になるのか、今後の市場の注目点です。

今のところ明るい希望は円安メリットを受ける企業です。今日は住友鉱483円(+8)、三菱マテ196円(+7)と金関連の株式が上昇しましたが、@金相場の高止まり、A預金から金現物への選好、B円安などをその理由にしていますが、円安が最も大きな原因でしょう。

日本の国力が低下しているのですから、当然に円相場は円安になり、結果として輸出競争力のある企業をエースとして現状の不景気を乗り切ることにならざるを得ません。

去年の10月にホンダは円相場に強くリンクしている( 01年10月23日)としてグラフを掲げましたが、ホンダの株価は今でも円と密接な連動をしています。そこで円に連動(円安→株高。円高→株安)している銘柄を検索する条件表を掲げます。(月足の条件表です。)




  1. No.2線のC1007は共通銘柄の「1007 円相場」です。
  2. No.3線では「ある銘柄」と「円相場」の36か月(3年間)の相関係数を計算し、
  3. No.4線で(最近3年間の)相関係数が+30以上のときに買い
  4. No.5線で、ただし過去3年間に相関係数が0以下になったことがあればダメ、としています。

    (たまたま最近3年間が株価と円相場の連動があっても、その前は動きが逆のときは必ずしも円相場に連動しないと思われるからです。)

この条件を使って検索をしたところ、意外な銘柄がピックアップされました。富士写・ホンダは妥当な因果関係がありますが、JR東日。JR西日はどういう因果関係があるのでしょうか。円高→海外旅行、円安→国内旅行ということが原因かも。

アサヒ、クレセゾン、ユニーについては因果関係があるようには思えませんが、円が安くなれば株価が上昇しているという現象はでています。




JR東日のグラフを掲げます。データは少ないのですが、確かにJR東日の株価と円相場は同一の歩調で動いています。この動きがたまたま偶然の一致であるのかどうかはわかりませんが、円安による株価高の理由(国内旅行の増加か?)があるのであれば、信用不安もないことでもあるし、JR株は狙い目であることになります。



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