条件表の設定例   (拡張8)No.27... 200日線に接近後の押し目買い

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                 ●(拡張8)条件表は《カナル24》の「アップデート」からダウンロードできます。


(01.3.27) TOPIX 1329P(-7) 日経13638(-223) 8.4億株

NYは9687ドル(+182)と続伸。ナスダックは1918P(-10)と一服。外国証券の朝方の注文は、売り3950万株・買い4040万株で、+90万株の買い越し。これで5日連続の買い越し。

配当落ちは46円〜47円のようでした。これを引けば実質150円ほど安かったことになりま。どうも昨日の大幅上昇は当面の最後の吹き値であったと思います。急調子に戻った値嵩株は利食いに押され、上伸力を失いました。その中でNTTが860千円(+15)、ドコモが2350千円(+20)、ソフトバンクが4930円(+110)と上昇。あとはカーボン(+30)、Jエナジ(+17)、石原産(+5)と材料株が出来高を伴って上昇。

TOPIXは昨日、直前の波動のピークを3つ上回り、今日もザラバで戻り新値を更新していますから、TOPIXについては底打ちしています。したがって今後の下げは押し目買いの方針です。そのためには買うだけの現金が要りますから、買っていたダブルブル(投信)の残り全部は今日で手仕舞い、これに備えました。押し目のメドは75日線(1276P)と25日線(1236P)の中ほど、深ければ25日線まで、と予定しています。

いつもいうことですが、株価が上昇に転じたとわかるのは75日線を超えたときです。ただこれだけではしばしばダマシもありますから、固くいくなら200日まで戻った銘柄を見つけることです。200日線はその銘柄の商売が時代(1年〜3年)にマッチしているかどうかを表していると思っています。株価が200日線より上にある銘柄は有卦の時期にあり、200日線より下にある銘柄は時代に取り残されているとと判断できます。そうであれば、@それまで200日線より下にあった株価が、A初めて200日線まで戻ったり、B200日線を初めて超えた銘柄は、今後の有望株になります。

東研ソフトユーザー情報の目次のページには、「 条件表の設定例とその市場環境」が用意されていますが、目につかないので、あまりご覧にならないかも知れません。この中に、昨年6月に掲げた「200日線を上抜いた後の押し目」の条件表がありますが、これは200日線を超えた後の押し目買いをしようという設定です。200日線に関してはもうひとつ条件表を作ってあり、どこかで掲げたと思っていましたが、過去のHPを捜しても見つからなかったので、掲げておきます。タイトルは「200日線に接近後押し目」です。





図のような位置で買いマークがでます。大切なことは
  1. aのように200日線まで株価が戻ったこと。

  2. aでは、直前の波動のピーク(243円)を上抜いて、波動は転換していること。

  3. aまでに、波動のボトムがきり上がっていればさらによい。(図では215円の安値の後すぐにaになったので、切り上がりはみられない)

  4. aからの反落は75日線あたりで止まりそうなこと(75日線を大きく下回ればよくない。戻り売りが強い。)

  5. aではある程度の出来高ができること(10万株20万株では不足。注目度が少ない)
などです。条件表を使って検索された銘柄は、必ずグラフをみて、以上のようなことを確かめて下さい。


(01.3.28) TOPIX 1337P(+7) 日経13765(+127) 8.7億株
NYは9947ドル(+260)と3連騰。これで+115→+182→+260と上昇幅を日ごと伸ばしてきましたが、まあ自律反発としては頭打ちとなってよいところです。ナスダックも1972P(+53)と反発。外国証券の朝方の注文は、売り3450万株・買い3490万株で、+40万株の買い越し。

そろそろ東京市場は頭打ちとなると思っていましたが、米国高を受けて、寄り付きは高く始まりました。ただ期末接近ということで、期末株価を上げたいという勢力もある一方で、見送るという態度をとる勢力もあり、高寄りの後は戻り売りに押され、一時はマイナスへ。後場は日経先物が主導してプラスになり、意外にもプラスで引けました。ただ日経先物の出来高は27000枚程度で、先の急上昇したときの半分くらいに減りました。今日の上昇は余熱というべきでしょう。

積水ハが10%程度の自社株買いをすると発表し1079円(+74)。マイカルCは三洋信販へ売却の報道があって、マイカルCは3540円(+450)。昨日から大リストラでS高をしているアイワは今日も1055円(+100)と連続S高となるなど、リストラないし過去の清算を積極的に進めるところは大いに株価が上昇。こうでなくてはいけません。


昨日の200日線の続きです。注文したのが、グラフの○の日です。買ったとたんに-10円安。翌日ザラバ安値ではさらに-10円安となって、オイオイと思っていましたが、運よくその後は上昇しています。それはどうでもよいことですが、この銘柄(TCM)を買ったのは、昨日の話に関係があります。昨日の復習がてらにこの銘柄を買ったわけを述べれば、
  1. aで200日線近辺まで戻った
  2. aの出来高は34万株とまずまず出来ている
  3. 先の高値bの水準を上回っている
  4. 安値はc→dときり上がっている
  5. aからの反落は75日線近辺まで下げている
と昨日いった条件をまず満足していたからです。もうじきこの銘柄は売ってしまうつもりですが、それは出来高が増加しないことが最大の不満であるからです。今日はaの高値を上抜き、200日線を超え、と形としては一層よくなってきましたが、出来高が不足しています。このような出来高ではあまり上値は期待できません。この後再度下落して再上昇を狙うほうがよいのでは、といまのところ思っています。(この後の下落は、そう言った以上は買いませんが)


(01.3.29) TOPIX 1285P(-52) 日経13072(-693) 7.3億株
NYは9785ドル(-162)と反落。ナスダックも1854P(-118)と大幅下落。外国証券の朝方の注文は、売り4180万株・買い3670万株で、-510万株の売り越し。

東京市場は戻りが一杯になったところへ米国の株安を受けて、寄り付きから安く始まりました。昨日高寄りして陰線となった銘柄が多かっただけに、売り急ぎが顕著になり、下げ巾を拡大し、TOPIXは1300P割れの-52P安。日経平均は今年最大の-693円安になりました。今日が下げはじめですから、来週一杯は再上昇は無理のような感じです。

3月末株価は13000円を意識したものになるのかも知れませんが、4月に入れば初旬は利食い売りで安くなって、中旬からは新年度入りする公的年金資金などの買いによって再上昇するのかと思っていますが、再上昇の巾が大きくなるかならないかは、@自民党の総裁がだれになるのか、A緊急経済対策の具体的な内容がでてくるのか、B銀行の不良債権処理は9月に向かってどのような方針で行われるのか、C株式買い上げ機構はどうきまるのか、など政治の分野が主たる要因になります。

ハイテク・通信関連・ネット関連は大幅な反動高をしていたため、今日は大幅安になりました。それにしてもドコモが1日で-160千円安の2230千円になるとは、値が軽いというか、売買が一方通行になっているというか、相当に強弱感が対立しています。野村の2月の高値2360円から3月半ばの1650円へ-30%の急下降があって、ここから→から急上昇して2490円へと51%の上昇をしたのも異常ですが、今日は-210円安とエレベータのような相場です。


当面の物色対象は300円以下の銘柄になったようで、今日の出来高上位は、オリコ230円(+31)、Jエナジ222円(-1)、洋シャッタ185円(+45)、洋エンジ332円(+32)、川重174円(+4)は活況でした。

株価と200日線との関係についての説明は、今日で終りますが、図は川重です。狙い目は図のeの75日平均線の水準ですが、これまでに述べてきた条件は、

@aで200日線に接近。
Aaではそこそこの出来高ができている。
Baは先の波動のピークのbを上抜いている。
C波動のボトムがc→dと切り上がっている。
Da→eへは急落していない。
とOKでした。

定点観測している7銘柄のうちでも、これに該当する銘柄があって、図は新日鉄ですが、200日線に接近したのは、a,b,cの3度あります。3度とも先の波動の高値を上抜いていますから、aの後のAあるいはA'、bの後のB、cの後のCは買い狙いのところです。

200日線についてややくどく述べたのは、最近になって複数の方から、どういう方針で買えばよいのかとメールでたずねられることがあったからです。先のことはわからないことに賭けるのですから悩むことが多いのは当然ですが、1つだけでも決まり手を持っていれば、それほど迷うことはありません。1件1件のメールの返事に、この3日間で述べたようなことは時間的にも到底書けないので、HPで述べさせてもらいました。

派手なやりかたではありませんが、@株価が上昇トレンドにはいってから、A押し目を買う、というのが固い方法です。200日線の利用はこれにそったものです。実際には、AやBやCで買ったものの、意に反して下落してしまうこともありますが、そうなった場合はどう対処するのかを考えておかなければなりません。うまく上昇したときは、どうなったら売却するのかも決めておかねばなりません。これらのことを決めておいて初めて売買ができます。



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