条件表の設定例   (拡張8)No. 4...  PBR

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                 ●(拡張8)条件表は《カナル24》の「アップデート」からダウンロードできます。


(98.9.2) 14376円 (+6) 4.8億株
NYは7400ドルまで下げた後、急反発して+288ドル高の7827ドルとなり、連鎖安が止まりました。日本は昨日、ザラバ安値から700円の急上昇をしていただけに、寄り付きには戻り待ちの売り物がでて小安くなっていましたが、野党の一部から「銀行に対して破綻前に公的資金を投入する」仕組みの提案があったため、銀行株は全面高となりました。

ザラバ高値14589円は、直近の下げ波動(15445円→13664円)の1781円に対する半値戻し水準の14554円をわずかに上抜けました。しかしここは9日線の水準でもあり、これをすんなり突き抜けることは難しく、大引けにかけて値を下げ、半値戻しは明日に持ち越されました。

ザラバ安値13664円が当面の底値であるとするには、まず終値で半値戻しの14554円になることですが、その後、先の波動のボトムである14655円に達し、さらには75日平均線まで戻るということになると、当面の底値から、年内の底値になってきます。


銀行・建設・商社・不動産や財テクに失敗した企業を除けば、多くの銘柄はまったくの割安な株価になっています。図はPBRをメインにした割安株の検索の条件表です。

2行目はPBRが1.2倍以下
3行目は1株利益が20円以上
4行目は額面が50円
5行目は1株純資産が300円以上

ここれによって検索された銘柄のうち、借入金が少ないものまたは金融収支がプラスのものを選べばよいでしょう。


(99.6.18) 17431 (−39) 6.1億株
外国証券の寄り付き前の注文は売り2150万株:買い5800万株と3650万株の買い越しとなりました。いよいよ外国証券の買いは確固としたものになってきましたが、国内勢はおよび腰です。

6月2週の投資主体別売買動向が発表されました。買い越しは自己が4430億円と回転をきかせたのが目立ちましたが、他では外国人が969億円とダントツで、投信も39億円の買い越し。

個人は店頭株へ流れて小幅売り越しだし、信託銀行にいたっては1152億の売り越しです。生保・損保・銀行・信託銀・事業法人の売りに、ひとり外国人が買い向かっている(いまは自己もそれに乗っている)という構図ですが、最後は外国人のひとり勝ちになりそうです。

生保は大量の解約で株式を売ってこれに当てているようだし、銀行・事業法人は持ち合い株式の解消の売りをせねばならず、唯一公的年金資金10兆円を運用する信託銀が、何を思ってか、上昇波動の始まりのこの段階で、利食い売りに走っているようでは勝てません。個人投資家が、売り圧力のない店頭株や2部株に流れるのも、むべなるかなです。


6月に入り来期の業績予想は出そろいました。いまは連結決算が続々と発表されていますが、残念なことに《カナル》の業績データはまだ単独決算です。来期からは連結決算がメインになりますから、実態を表す数値が手に入るようになります。

図のようにPERとPBRの条件表を設定し、検索すると、1部2部2300銘柄のうち、@PER20倍以下のものは436銘柄、APER20倍以下でPBR2倍以下のものは388銘柄、ありました。安値に放置されている銘柄はまだまだ多くあります。



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