1168 チャート事典

  [1168] 長期金利


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意味

図は市場データです。市場データは個別銘柄の株価データとは別にあります。(市場データの仕様を参照。)

これら市場データに関係する加工を条件表に設定するには、市場データが整備されていなければなりません。(市場データはマスターネットは送信していないので、弊社HPからダウンロードするか、手入力をして下さい。)

使用市場データを利用する加工は以下のものがあります。
  1. 値上銘柄数
  2. 値下銘柄数
  3. 騰落レシオ
  4. 値付き率
  5. イールド・スプレッド
  6. イールド・レシオ
  7. 日経PER
  8. 長期金利
  9. 長期金利
  10. 日経利益
本章は「長期金利」の設定のしかたを説明します。

図は市場データの内容ですが、項目の右側に@PER、A長期金利、B長期金利があります。これら数値を取り出して、条件表で使うことができます。

長期金利は、日経新聞に「日経インデックス・長期債」として毎日掲載されている数字です。

市場データの長期金利の数値は実際の数値の100倍になっています。(データの215は、2.15%と読み替えて下さい。)






規則 (長期金利)

元データ市場データ
副データなし
加 工長期金利を取り出し、n日平均を計算する。
パラメータX日
単 位
使用例・長期金利の1日平均
・長期金利の25日平均


計算方法

「長期金利」は
  1. 市場データの中の長期金利の数値を取り出し、

  2. そのn日平均を計算します。

設定例@ 長期金利の設定



設定のポイント
No.3線 市場(データ)の長期金利を取り出し、1日平均を計算し、紺色で描画する。
No.4線 市場(データ)の長期金利を取り出し、10日平均を計算し、紫色で描画する。


グラフ@

図は日経平均の陰陽足と長期金利の1日平均(紺色)と長期金利の10日平均(紫色)です。

通常日経平均の動きは長期金利に反比例します。長期金利が上昇すれば日経平均は下落し、長期金利が下落すれば日経平均は上昇します。これはイールドスプレッドで説明したように金利と株価は逆の相関があるからです。

しかし図では株価(日経平均)と長期金利の動きは同じ歩調になっています。金利が低下するほどに株価は下落し、金利が上昇すれば株価は上昇しています。「金利と株価は逆相関」の関係にはなっていません。

株価は業績に比例するという関係もあります。通常業績が悪い(不景気)ときは金利は引き下げられ、業績が好い(好景気)のとき金利は引き上げられますから、金利が低下しているのに株価が安いとか、金利が上昇しているのに株価が高いといった状況もあります。これは金利よりも業績を重視する場合です。

現在の日本経済はデフレ下にあり、「金利と株価は逆相関」は効いていません。業績が益々悪化→金利低下→株価が下落のコースを市場が重視しているからです。

図のA(2000年8月)に長期金利が上昇したのは、日銀がゼロ金利政策を変更したためです。(その後2001年3月に再びゼロ金利も戻した)



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