1156 チャート事典

  [1156] 日付数値


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本章の「日付数値」は、1155 日付取出 と組み合わせて利用します。

意味

図は2779「三越」のグラフです。25日回帰曲線が描かれています。

(a)で回帰曲線は下向きに転じています。この前日が回帰曲線のピークだったわけです。。

もし「回帰曲線のピークの値から株価が-25%下落になったら買い」という条件をつけるにはどうすればよいでしょうか? 

必要な数字は(a)の「前日の回帰曲線の数値」です。グラフからは(a)の前日の回帰曲線は565円でした。(b)の日の株価は424円なので、(a)から-25%下落しています。

この例では、 (b)の日に、@過去の(a)の日の、A前日の、B25日回帰曲線値 がわかっていなければ、買いマークは出せません。これを知るには「日付取り出し」と「日付数値」の2つを組み合わせます。
  1. 「日付取出」で、何かの事象が発生した日(例では回帰曲線が下向いた日)を取り出しておいて、
  2. その前日の日付を知って
  3. 「日付数値」で前日のチャートの数値(例ではピークの回帰曲線の値)を取り出す。
  4. 「日付数値」の値を加工したり比較したりして売買マークを出す(例では当日終値が回帰曲線のピークから-25%下落していれば買い)。




規則 (日付数値)

元データ株価
出来高
信用買残・売残
共通銘柄(終値)
No.1〜150線
副データ日付取出しを設定した行または日付取り出しを加工した行。
加 工副データが計算している日付の、元データの数値を取り出す。
パラメータなし。
単 位元データの単位
使用例・2線がデッドクロスした日の株価
・9日順位相関が90以上になった日の株価・9日回帰曲線が下向きになった日の回帰曲線の値



計算方法

なし。副データで指定した日付の数値を取り出す。



設定例@ 25日回帰曲線が下向きになったとき、前日の回帰曲線の値を取り出す



設定のポイント
No.3線 25日回帰曲線を計算し、紺色で描画する。
No.4線 No.3線(25日回帰曲線)の小数以下を切り捨てる(わずかなことで向きが変わらないようにするため)
No.5線 No.4線(25日回帰曲線を丸めたもの)の向き日数を計算する。
No.6線 No.5線(向き日数)が-1以上・-1以下のとき(下向きに転じたとき)の日付を取り出す。
No.7線 No.6線(取り出した日付)に+1を加えて、前日の日付にする(前日が25日回帰曲線のピークであるから)
No.8線 No.3線(25日順位相関)のNo.7線(回帰線のピークの日付)の値を取り出。
No.9線 株価とNo.8線(回帰曲線がピークの値)とのカイリ率を計算し、-25%以下なら買いとする


●「日付取出」は1行(1つのチャート)についての事象しか判断できません。2行以上にわたる事象(例えば、@9日順位相関が-90以下で、A25日平均線が上向いたとき)の日付取り出しはできません。

●日付取り出しする事象は、条件欄に「日付」を設定し、以上以下欄にその事象を設定します。

●取り出した日付(データの最新日からN日前の値)は加工できます(+1を加えるとか、取り出した日付と日付の差を計算するとか)ができます。


この条件表を使ってグラフを描画させると、図のようになります。

(a)で25日回帰曲線が下向きになっています。この日は最新日を1として47日前の日付です。

その前日が25日回帰曲線のピークなので、48日前(47日+1日)の25日回帰曲線の値がピークの値です。回帰曲線の値は、47日前は564円、48日前は565円です。

(b)の日の株価は424円だったので、565円から-25%下落しています。よって買いマークがでています。

グラフの「数値リスト」は次のようになっています。


  1. で、25日回帰曲線の向き日数が-1となって、下向きに転じました。
  2. この日は最新日から47日前のことです。
  3. この日付に1を加えると48日前になります(25日回帰曲線がピークの日)
  4. 48日前の25日回帰曲線の値は565.7円です。
  5. その後毎日、株価と565.7円とのカイリ率を計算していくと、26日前の日に-25.1%となったので、買いマークがでます。(翌日も-29.3%なので買い)



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