1154 チャート事典

  [1154] 売り個数


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意味

次の条件表には4種類の「K相対力指数」を売り条件として設定してあります。

  1. 9日相対力が70以上で売り。
  2. 25日相対力が70以上で売り。
  3. 50日相対力が70以上で売り。
  4. 75日相対力が70以上で売り。
この4つの売り条件が全部そろった(満足した)日に売りマークが出されます。


5631「日製鋼」は図のaの位置で売りマークがでています。4種類のK相対力指数が全部70以上になった日は、この日以外にはありません。

4つの売り条件が全部満足される日というのはそうありません。そこで 4つの売り条件のうち3つが売り条件を満足していたら「売りマーク」を出したい、2つが売り条件を満足していたら「売りマーク」を出したい。という要望があるでしょう。

「売り個数」の加工はこれに応えます。

「売り個数」は次のような設定をします。

  1. No.2行〜5行は上図の設定と同じものです。これだけだと4つの売り条件が満足した日に売りマークがでます。

  2. No.6行に「売り個数」を設定することで、この行(6行目)より上に設定してある売り条件は、1つ1つが売りマークを出すか出さないかの決定権を持たず、全体として何個の売り条件が満足されたかの要素のひとつになります。

  3. 6行目の「売り個数」は(3以上で売り)と設定してあるので、No.2行〜No.5行までの4つの売り条件のうち2つ以上が満足された日に売りマークがつきます。

4つの売り条件のうち(どれでもよいから)2つが売り条件を満足すれば売りマークがでるので、さきほどの5631「日製鋼」の売りマークは、図のように多くなります。

規則 (売り個数)

元データ株価(形式上設定するだけで、実際に株価の数値を利用するわけではない)
副データなし
加 工その行より上位に設定してある「売り条件」を満足した個数を調べ、X個以上あれば「売り」とする。
(×個以上あれば「買い」の設定はできない。このときは「買い個数」を使う)
パラメータX個 (売り条件を満足した個数)
単 位不明 (個)
使用例・売り条件を満足した個数が2個以上で売り
・満足した個数が2個以上4個以上で売り


計算方法

なし。「売り個数」を設定している行より上位に設定してある売り条件について満足した個数をチェックします。「売り個数」の行より下位に設定している売り条件はチェックしません。


上図では、
  1. 6行目に「売り個数」が設定されているので、
  2. No.1行〜No.5行までの「売り」を満足した個数をチェックする。これが2個以上あれば、No.6行の「売り個数」が「売り」となる。
  3. No.7行に(9日順位相関が80以上で売り)の条件があるが、これは「売り個数」の対象にならない。独立した売り条件となる。
  4. この条件表全体として売りマークを出すのは、@No.6行に「売り個数」がOKで、ANo.7行の9日順位相関がOKのときとなる。

設定例@ 8つの売り条件を要素とする「売り個数」の設定



設定のポイント
No.2線 株価の9日K相対力を計算し、紺色で描画する。80以上で売り(ただし「売り個数」の要素)
No.3線 株価の25日K相対力を計算し、深緑色で描画する。70以上で売り(ただし「売り個数」の要素)
No.4線 株価の50日K相対力を計算し、紫色で描画する。70以上で売り(ただし「売り個数」の要素)
No.5線 株価の75日K相対力を計算し、薄紫色で描画する。70以上で売り(ただし「売り個数」の要素)
No.6線 株価の9日順位相関を計算しする。90以上で売り((ただし「売り個数」の要素)
No.7線 株価の17日順位相関を計算しする。80以上で売り((ただし「売り個数」の要素)
No.8線 株価の25日順位相関を計算しする。80以上で売り((ただし「売り個数」の要素)
No.9線 株価の42日順位相関を計算しする。70以上で売り((ただし「売り個数」の要素)
No.10線 No.1行〜No.9行までの売り条件が満足された個数をチェックする。「売り個数」が5個以上あれば売り。

No.10行目に「売り個数」が設定されているので、No.1行〜No.9行までの「売り条件」は売り個数の要素となります。

グラフ@

5631「日製鋼」は図のAの日でも売りマークを出していますが、この日、売り条件を満足しているものは、
  1. 9日K相対力= 87.7 (○)
  2. 25日K相対力= 72.1 (○)
  3. 50日K相対力= 62.3 (×)
  4. 75日K相対力= 65.5 (×)
  5. 9日順位相関= 96.3 (○)
  6. 17日順位相関= 98.4 (○)
  7. 25日順位相関= 70.1 (×)
  8. 42日順位相関= 70.1 (○)
となって、売り個数が5個以上あるので売りマークがついています。

設定例A グループ化してあるときの「売り個数」の設定



条件表がグループ化されているとき、売り個数は各グループ内で有効です。

設定のポイント
No.2線 株価の9日K相対力を計算し、紺色で描画する。80以上で売り(ただし「売り個数」の要素)
No.3線 株価の25日K相対力を計算し、深緑色で描画する。70以上で売り(ただし「売り個数」の要素)
No.4線 株価の50日K相対力を計算し、紫色で描画する。70以上で売り(ただし「売り個数」の要素)
No.5線 株価の75日K相対力を計算し、薄紫色で描画する。70以上で売り(ただし「売り個数」の要素)
No.6線 No.1行〜No.5行までの売り条件が満足された個数をチェックする。「売り個数」が3個以上あれば売り。
No.7線 グループ化(ここまでがAグループの売買条件)
No.8線 株価の9日順位相関を計算しする。90以上で売り((ただし「売り個数」の要素)
No.9線 株価の17日順位相関を計算しする。80以上で売り((ただし「売り個数」の要素)
No.10線 株価の25日順位相関を計算しする。80以上で売り((ただし「売り個数」の要素)
No.11線 株価の42日順位相関を計算しする。70以上で売り((ただし「売り個数」の要素)
No.12線 No.8行〜No.11行までの売り条件が満足された個数をチェックする。「売り個数」が3個以上あれば売り。(Bグループの売りが決まる)

ABCDなどのグループ化をしているときは、各グループごとに「売り個数」を設定することができます。

グラフA

5631「日製鋼」の売りマークです。
  1. は、AグループとBグループの売り(Aグループの売り個数が3つ以上あり、Bグループの売り個数が3つ以上ある)

  2. は、Bグループの売り(bグループの売り個数が3つ以上ある)



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