1146 チャート事典

  [1146] G買い利用・G売り利用


目次へ.. 前頁へ.. 次頁へ..

意味

「G買い利用・G売り利用」とは、指定したグループの売買マークを別のグループでも使うという意味です。


右図には3種類の売買マークが表示されています。この条件表にはABCの3グループの売買条件が設定されているからです。

Aグループ(赤色)、Bグループ(緑色)、Cグループ(青色)の売買条件は次のようになっています。
  1. グループ(赤色)
    買いは、株価が9日線より下、9日線が25日線より下、25日線が75日線より下、75日線が200日線より下にあって、株価と9日線のカイリ率が過去3日間のうちに-5%以下であれば「買い」。

    にあるとき売り条件表の内容は次図のものです。

    売りは、株価が9日線より上、9日線が25日線より上、25日線が75日線より上、75日線が200日線より上にあって、株価と9日線のカイリ率が過去3日間のうちに+5%以上のとき「売り」。

  2. グループ(緑色)
    買いは、Aグループの買い条件に加えて、9日順位相関がはじめて-90以上になったら「買い」
    売りは、Aグループの売り条件に加えて、9日順位相関がはじめて+90以下になったら「売り」

  3. グループ(青色)
    買いは、Aグループの買い条件に加えて、9日VL相対がはじめて+20以上になったら「買い」
    売りは、Aグループの売り条件に加えて、9日VL相対がはじめて+80以下になったら「売り」
このような売買マークを出すためには、BグループとCグループに、Aグループと同じ条件行を設定する必要があります。Aグループの売買条件は次の図のNo.3行〜No.16行に設定されています。このNo.3行〜No.16行の14行分をBグループ、Cグループに設定しなければならないわけです。



しかし上の条件表のBグループにはNo.3行〜No.16行の設定はせずに、No.18行でAグループの「G買い利用」をする。No.19行でAグループの「G売り利用」をする。の設定をして、No.3行〜No.16行と同じ結果を出すようにしています。CグループもNo.26行とNo.27行に「G買い利用」「G売り利用」の設定をしてNo.3行〜No.16行の設定に代えています。 「G買い利用」「G売り利用」とは指定したグループの売買条件を、そのグループでも使うということです。

この例ではABCグループの売買マークが表示されますが、BグループやCグループの売買マークが出るときは必ずAグループの売買マーク(赤色)が出ます。Aグループの売買マークは不要なわけです。このとき、Aグループに「G買い無効」や「G売り無効」の設定をしておくと、Aグループの売買マークは表示されません。


規則 (G買い利用・G売り利用)

元データ株価に固定
副データなし
加 工指定したグループの売買条件(つまりは売買マーク)をそのグループでも使う。
パラメータグループを数字で指定する。1=Aグループの売買マーク、2=Bグループの売買マーク、3=Cグループの売買マーク・・・・20=Tグループの売買マークを対象にする。
0=設定されている行より上にある全グループの売買マークを対象にする。
単 位不明になる
使用上の注意@そのグループの先頭に設定すること。その下にそのグループの売買条件を設定する。
A「印字」「印字タイトル」「売買条件」「注目日」「以上・以下」の設定はできない。
使用例・Aグループが買いマークを出していて、Bグループでさらに別の買い条件が買いとなれば「買い」
・Bグループが売りマークを出していて、Cグループでさらに別の売り条件が売りとなれば「売り」



計算方法


指定したグループが買いマークや売りマークを出しているのかをチェックします。

右図は上に掲げたグラフの(B)の日の「条件合否」の画面です。

(A)欄を見ると、この日にAグループは5つの売り条件のすべてで「売」となっているので、売りマークが出ます。(B)欄を見ると買い条件は「XB」があるので買いマークはでません。

(C)欄の「G買い利用」の計算値が「0」になっているのは、この日Aグループは買いマークを出していないことを表しています。「G売り利用」の計算値は「1」になっています。Aグループは売りマークを出していることをあらわしています。

(D)欄を見ると、このBグループの売り条件は「XS」となっているので、Bグループは売りマークを出しません。

(E)欄の「G売り利用」の計算値は「1」になっています。Aグループは売りマークを出していることをあらわしています。

(F)欄を見ると、このCグループの売り条件は「売り」となっています。Aグループで売りマークがでていて、なおかつCグループでも売りなので、Cグループの売りマークが出ます。

設定例@ Aグループの売買マークを、BCグループで利用する設定



設定のポイント
No.3線〜16線 Aグループの売買条件が設定してある。
No.17線 Aグループの買いマークはグラフに表示させない。
No.18線 Aグループの売りマークはグラフに表示させない。
No.19線 この行の上はAグループ。この行の下はBグループ。
No.20線 Aグループの買いマーク(買い条件)を利用する。
No.21線 Aグループの売りマーク(売り条件)を利用する。
No.22線〜26線 Bグループの売買条件が設定してある。Aグループの売買条件とBグループの売買条件をすべて満足したとき、Bグループの売買マークが出る。
No.27線 この行の上はBグループ。この行の下はCグループ。
No.28線 Aグループの買いマーク(買い条件)を利用する。
No.29線 Aグループの売りマーク(売り条件)を利用する。
No.30線〜34線 Cグループの売買条件が設定してある。Aグループの売買条件とCグループの売買条件をすべて満足したとき、Cグループの売買マークが出る。




グラフ@

図は2914「JT」のグラフです。冒頭に掲げたグラフと同じものですが、上の条件表のAグループのNo.17行・No.18行に「G買い無効」「G売り無効」の設定がしてあるので、Aグループの売買マーク(赤色)は表示されていません。


目次へ.. 前頁へ.. 次頁へ..