1143 チャート事典

  [1143] 小数切捨て


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意味

例えば75日平均線が「上向いたら買い」としたとき、平均値が565.321円から565.322 円へわずか0.001ほど増加しただけで、「上向いた」と判断されます。

だいたいが平均線の向きを0.001円の変化で「上向いた」「下向いた」と判断すること自体が神経質すぎます。最低単位の1円の桁が変化したときに「上向いた」「下向いた」と判断すればよいのです。

平均線の小数点以下を「まるめる」方法は2つあります。@小数1位で四捨五入するか、A小数以下を「切り捨てる」かです。

3者の違いを見てみましょう。 図には3種類の買いマークがでています。
  1. 赤色マークは、75日平均線そのもの数字が上向いた日に出しています。図には5か所で「上向いた」と判定されています。

  2. 緑色マークは、75日平均線を「四捨五入」した数字が上向いた日に出しています。図には3か所で「上向いた」と判定されています。

  3. 青色マークは、75日平均線を「小数切捨て」した数字が上向いた日に出しています。図には2か所で「上向いた」と判定されています。
それぞれの数値の違いから、買いマークが出た日や出た回数が異なります。




規則 (小数切捨て)

元データ株価
出来高
信用買残・売残
共通銘柄(終値)
No.1〜50線
副データなし
加 工元データの小数以下を切り捨てる
パラメータなし
単 位不明になる
使用例・株価平均を「小数切捨て」する



計算方法


@75日平均(av75)、Aそれを「四捨五入」したもの、B「小数切捨て」したもの を掲げます。

赤線の日は
  1. 75日平均は756.7円
  2. 四捨五入すると757.0円
  3. 小数切捨てすると756.0円
になり、3つの数字は異なっています。


数字がマイナスのときの「四捨五入」と「小数切捨て」の関係は、単純に考えると間違います。注意してください。

@75日平均からのカイリ(kd75)、Aそれを「四捨五入」したもの、B「小数切捨て」したもの を掲げます。

赤線の日は
  1. 75日カイリは -26.09%
  2. 四捨五入すると -26.0%
  3. 小数切捨てすると -27.0%
になります。「四捨五入」とは(.5)を堺にしてどちらの数字に近いかを判断します。-26.09 は-27.0よりも-26.0に近いので-26.0 になります。

「小数切捨て」はより小さいほうの数字にします。上の平均値756.7を切捨てると、756.0と小さい数字になりました。マイナスの場合は、-26.09より小さい数字は-27.0 なので、切捨てると-27.0になります。(-26.0はより大きい数字)



設定例@ 小数切捨ての設定のしかた



設定のポイント
No.3線 株価の75日平均を計算する。
No.9線 その平均値の小数切捨てをする。





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