1141 チャート事典

  [1141] N乗(指数)


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意味

前章の対数と本章の「N乗」(指数)は逆の関数です。 対数は、nという数値(正の数)は、底(てい)を何回掛け合わせたものかを表します。N乗は底(てい)をn回掛け合わせる計算をします。


対数には常用対数と自然対数がありますが、理解しやすいのは常用対数(じょうようたいすう)なので、これを例にすれば、右図のような関係になります。
  1. 常用対数の底(てい)は10です。

  2. 数値1のLOGは0 ですが、これは底(てい)10の0乗=1 の逆の関係です。

  3. 数値10のLOGは1 ですが、これは底(てい)10の1乗=10 の逆の関係です。

  4. 数値100のLOGは2 ですが、これは底(てい)10の2乗=100 ( 10×10) の逆の関係です。

  5. 数値1000のLOGは3 ですが、これは底(てい)10の3乗=1000 ( 10×10×10) の逆の関係です。

通常対数といえば「自然対数」のことです。自然対数は eを底(てい)とする対数です。eは2.71828284590・・・と続く無理数(限りがない)です。常用対数の例で使った同じ数値で自然対数を求めると、右図のようになります。
  1. 常用対数の底(てい)はe(2.71828284590・・・)です。

  2. 数値1のLOGは0 ですが、これはeの0乗=1 の逆の関係です。

  3. 数値10のLOGは2.3026・・・ ですが、これはeの2.3026乗=10 の逆の関係です。

  4. 数値100のLOGは4.6052・・・ ですが、これはeの4.6052乗=100 の逆の関係です。

  5. 数値1000のLOGは6.90708・・・ ですが、これはeの6.90708乗=1000 の逆の関係です。
1→10→100→1000→10000と次々に10倍ずつしていくことは「N乗」(指数関数)を使って計算できます。

前章の「LOG」や本章の「N乗」は株価についてはあまり使うことはないと思いますが、数学的な計算をするときに必要となることもあるので、「加工」に用意しました。



規則 (N乗 指数)

元データ株価
出来高
信用買残・売残
共通銘柄(終値)
No.1〜150線
副データなし
加 工元データのN乗を計算する
パラメータなし
単 位不明になる
使用例・株価をN乗する(あまりない)



計算方法


特になし。パソコンが計算してくれます。サンプルを掲げると、N乗は図のような値になります。底(てい)が2と10の2つを掲げています。


設定例@ N乗の設定のしかた



「N乗」はあまり使い道がないように思われます。数値を「N乗」して何をもとめるのか。株価チャートではまず使うことはありません。

設定のポイント
No.3線 株価の平方根(ルート)を計算する。
No.4線 その平方根を2乗して、もとの株価の数値に戻す。

この条件表は意味はありません。「N乗」の設定のしかたの例だけです。



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