1133 チャート事典

  [1133] 絶対値


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意味

図は4534 持田薬のグラフです。図のA,Bで買いマークが出ていますが、これは陰陽足の実体(始値と終値の巾)が、その当時の株価の10%以上の長さであるところです。

Aは陽線でBは陰線です。実体が長いということは、寄り付きから引けまでドンドンと一方通行的に株価が動いたということです。長い実体になるのは、@上昇または下落が始まったとき、A最後の上昇あるいは最後の下落、B上昇中段の加速(下落中段の加速)が考えられます。

いずれにせよ、この実体の方向につくことが必要です。(陽線であれば買い、陰線であれば売る)

実体の長さは、陽線のときは(終値−始値)で、陰線のときは(始値−終値)で計算できますが、この例では実体の巾だけが問題なので、(始値−終値)を計算し、その「絶対値」を計算します。こうすれば(始値−終値)の値がマイナスになっていても、絶対値を計算することでプラスの値になるからです。


規則 (絶対値)

元データ株価
出来高
信用買残・売残
共通銘柄(終値)
No.1〜50線
副データなし
加 工元データがマイナス値のときは、符号を+(プラス)に変更する。
パラメータなし
単 位元データと同じ
使用例・値巾の絶対値



計算方法

「絶対値」は、マイナス値のデータがあれば、これをプラス値に変えるだけです。もとからプラス値のものは何の変更もされません。
  1. No.20の始値484円−終値481=+3円なので、絶対値は+3のまま。

  2. No.19の始値482円−終値486=-4円なので、絶対値は+4となる。

  3. No.18の始値481円−終値488=-7円なので、絶対値は+7となる。


設定例@ 陰陽足の実体が株価の10%以上の長さがある設定



設定のポイント
No.3線 株価の始値を取り出す。
No.4線 始値(No.3線)−株価(終値)の引き算をする。
No.5線 始値−終値(No.4線)の値の「絶対値」をとる。(これが実体の長さ)
No.6線 実体の長さ(No.5線)÷株価、を計算する。
No.7線 これ(No.6線)を100倍する。実体の長さが株価水準の何%かがわかる。10%以上のとき買い。



グラフ@

図は7222 日産車のグラフです。実体の長さが10%以上あるのはAとBの日です。Aは陰線、Bは陽線ですが、以下の点が今後の注目点になります。
  1. A(陰線)。株価がこの陰線の安値以下になったときは売り。この陰線の高値以上になったときは買い。

  2. B(陽線)。株価がこの陽線の安値以下になったときは売り。この陽線の高値以上になったときは買い。



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