1132 チャート事典

  [1132] 小さい値


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意味

2つのデータを比較する加工として、次の加工が用意されています。
  1. 大きい値
  2. 小さい値
図は6371 椿本チェのグラフです。図には42日平均線(紺色)と75日コスト線(緑色)の2つの線と9日順位相関(紫色)が描画されています。青○で買いマークが出ていますが、これは「株価が、42日平均か75日コストのうち下位の線を下抜いてから50日以上経過し、9日順位相関が-90以下になったときに買い」の条件がつけてあります。

株価が42日平均線か75日コスト線のより下位のものを下抜いたことを判断するには、その日その日に42日平均線と75日コスト線を比べて、より下位にある方の値がわからねばなりません。「小さい値」は、2つの値を比べて、より小さいほうの値を取り出します。この例では、株価がより小さい値を下抜いたかどうかを判定させればよいのです。


規則 (小さい値)

元データ株価
出来高
信用買残・売残
共通銘柄(終値)
No.1〜50線
副データ比較するデータ(元データと同じ)
加 工元データと副データのうち、値が小さいほうのデータ値を取り出す。
パラメータなし
単 位元データと同じ
使用例・3線の最下位の値


計算方法

42日平均線と75日コスト線の「小さい値」を計算してみましょう。
  1. No.20の42日平均は206円、75日コスト線は214円なので、「小さい値」は206円。

  2. No.19の42日平均は207円、75日コスト線は213円なので、「小さい値」は439円。

  3. No.1の42日平均は214円、75日コスト線は212円なので、「小さい値」は212円。

「小さい値」は2つのデータのうち値が小さいほうの値を取り出します。どちら(平均線かコスト線か)が小さいかは判別しません。


設定例@ 株価が3つの平均線の最下位の線を下抜く設定



設定のポイント
No.3線 株価の9日平均線を計算し、紺色で描画する。
No.4線 株価の25日平均線を計算し、深緑色で描画する。
No.5線 株価の75日平均線を計算し、薄青色で描画する。
No.6線 9日平均線(No.3線)と25日平均線(No.4線)を比較し、小さい値を取り出す。
No.7線 この小さい値(No.6線)と75日平均線(No.5線)を比較し、小さい値を取り出す。(これで9日・25日・75日線の最も小さい値が取り出せる)
No.8線 株価が最も小さい(下位にある)線(No.7線)を下抜いた日に買い。
No.9線 株価が最も小さい線を下抜いた前日までは、株価が最も低い線より50日以上上位にあったときに買い。



グラフ@

図は6507 神鋼電のグラフです。9日線(紺色)、25日線(深緑色)、75日線(薄青色)の3本の平均線が描かれ、株価が3線のうち最も下位にある平均線を下抜いた日がAですが、この条件表ではそれですぐに売りとはなりません。

Aの日の前日までは株価が50日以上、最も低い線より上位にあったことが、もうひとつの条件です。



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