1126 チャート事典

  [1126] ×定数


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意味

《カナル24》には、元データにある決まった数値を加減乗除する加工として
  1. +定数
  2. −定数
  3. ×定数
  4. ÷定数
の4つの加工が用意されています。

「×定数」は、計算結果を%単位にするとき「X100」をするなど、よく利用されます。

図は1801 大成建の配当利回り(紫色)です。配当利回りは、1株当り配当金÷株価×100で計算できます。1株当り配当金は各銘柄ごとに「業績データ」の一部として記憶されていますから、これを日々の株価で割って、×100倍すれば、そのときどきの配当利回りが計算できます。

x100倍するときに「×定数」を使います。


規則 (×定数)

元データ株価
出来高
信用買残・売残
共通銘柄(終値)
No.1〜50線
副データなし
加 工元データにある数値を掛ける(乗じる)。
パラメータ減じる数値
単 位元データと同じ単位
使用例・×100


計算方法

「×定数」は、元データの数値に一定の数値を掛ける(乗じる)だけです。図では配当利回りを計算しています。

@1株当り配当金(予想)をその日の株価で割り、A引これを100倍したものが「配当利回り」です。
  1. No.10 の1株配当金は5円(そう変化はしない)を当日株価249円で割ると、0.020になります。これを100倍した2.0%が配当利回りです。

  2. No.1 の1株配当金5円を当日株価237円で割ると、0.021になります。これを100倍した2.1%が配当利回りです。


設定例@ 配当利回りを計算する設定



設定のポイント
No.3線 業績データのうち「一株配当」を取り出す。(パラメータの0期前は予想配当)
No.4線 一株配当(No.3線)を当日の株価(終値)で割る。
No.5線 これをx100倍して、配当利回りを計算し、紫色で描画する。配当利回りが2%以上のとき買い。
No.6線 業績データのうち「一株利益」を取り出す。一株利益が10円以上なら買い。(パラメータの0期前は予想利益)
No.7線 No.6線(一株利益)−No.3線(一株配当)を計算する。0以上なら買い。(利益のほうが配当金よりも大きいとき買い)
No.8線 業績データのうち「額面」を取り出す。額面が50円のときだけ買い。(50以上 50以下としている)



グラフ@

図は1518 三井松島の配当利回りです。配当利回りが2%以上の日に買いマークがついています。

10年物の国債利回りが1.2%以下(2001年3月)という環境下で、配当利回りが2%を超えるというのは、国債のリスクと株式のリスクを考慮しても、株式の割安が際立っています。




検索@

下図は2001年3月19日現在で、配当利回りが2%以上に回っている銘柄を検索したものです。(使った条件表は上で設定したもの)

3月の25日ころに買って、配当の権利を得て、3月末に売却すれば、わずか5〜6日で配当を得ることができます。1年預金して1%に満たない利子を得ることに比べればは何10倍も有利な投資対象になりますが、市場のムードというのは恐ろしいもので、配当利回りが2%以上の銘柄がゴロゴロしています。これは後日、「こんなに割安であったのか」と反省されることでしょう。




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