1123 チャート事典

  [1123] a÷b


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意味

《カナル24》には、2つのデータを加減乗除する加工として
  1. a+b
  2. a−b
  3. a×b
  4. a÷b
の4つの加工が用意されています。

図は、一値当り出来高です。これは当日の出来高を当日の値巾で割ったもので、株価が1円動くのにどのくらいの出来高を要したかを表すものです。

一値当り出来高=出来高÷((ザラバ高値-ザラバ安値)

(ただし思いつきはよいように思われますが、このチャートはあまり役には立ちません。「a÷b」の計算の例として掲げただけです。)


規則 (a÷b)

元データ株価
出来高
信用買残・売残
共通銘柄(終値)
No.1〜50線
副データ元データと同じ
加 工元データの値を副データの値で割る(除する)。
パラメータなし
単 位不明になる
使用例・一値当り出来高



計算方法

「a÷b」は、元データの数値÷副データの数値の演算をします。図では当日の出来高を当日の値巾(高値−安値)で割って、当日の一値当り出来高を計算しています。
  1. No.12 の株価高値は89円、株価安値は83円なので、この日の値巾は6円になる。出来高28千株÷6円によって、1円当りの出来高は4.7千株になる。

  2. No.11 の株価高値は85円、株価安値は84円なので、この日の値巾は1円になる。出来高8千株÷1円によって、1円当りの出来高は8千株になる。
「a÷b」の計算で注意せねばならないことは、以下のとおりです。
  1. 元データと副データの符号(プラス・マイナス)が同じでないと、
    • (元)プラス値÷(副)プラス値=(計算値)プラス値
    • (元)プラス値÷(副)マイナス値=(計算値)マイナス値
    • (元)マイナス値÷(副)プラス値=(計算値)マイナス値
    • (元)マイナス値÷(副)マイナス値=(計算値)プラス値
    のように計算値の符号が異なるので、日によってプラス・マイナスが変わるようなデータ(例えばカイリ率や順位相関など)は「a÷b」の演算をしないほうがよい。

  2. 副データが0になるデータは、元データ÷0の計算をするときがあるので、日によって数値が0になる可能性のあるデータ(例えばカイリ率や順位相関など)は「a÷b」の演算をしないほうがよい。
    (÷0のときの計算値は本来は無限大になるが、カナルでは、計算値は0になります。)


設定例@ 一値当り出来高の設定



設定のポイント
No.3線 株価高値を取り出す。
No.4線 株価安値を取り出す。
No.5線 株価高値(No.3線)-株価安値(No.4線)の演算によって、1日の値巾を計算する。
No.6線出来高÷値巾(No.5線)の演算によって、一値当り出来高を計算し、紫色で描画する。



グラフ@

図は1801 大成建の一値当り出来高(紫色)です。

なお「a÷b」を使った設定例は、 などで利用しています。



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