1120 チャート事典

  [1120] a+b


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意味

《カナル24》には、2つのデータを加減乗除する加工として
  1. a+b
  2. a−b
  3. a×b
  4. a÷b
の4つの加工が用意されています。

図は、TOPIXの25日平均線(紺色)と75日平均線(緑色)です。この2線の中間に赤色の線がありますが、これは25平均線と75日平均線を平均したものです。算式では、(25平均線+75日平均線)÷2で計算されています。

(25平均線+75日平均線)のように2つのデータを加えるには「a+b」の加工を使います。(÷2の計算は、÷定数を使います。) 25平均線と75日平均線の平均値を計算しても、特に役立つことはありませんが、図のように株価が25日線以上まで戻ったが、75日線までは戻らなかったようなとき、案外その中間(25日線と75日線の平均)で止まっていることも多いのです。1つの目安です。


規則 (a+b)

元データ株価
出来高
信用買残・売残
共通銘柄(終値)
No.1〜50線
副データ元データと同じ
加 工元データと副データの値を加える。
パラメータなし
単 位元データの単位
使用例・25日平均線と75日平均線を加える
・高値と安値を加える
・9日順位相関と25日順位相関を加える


計算方法

「a+b」は、元データの数値+副データの数値の演算をします。図では25日平均値と75日平均値が計算されていますが、25日平均を元データとし、75日平均を副データとして「a+b」の演算を行えば、25日平均と75日平均の加算が行えます。
  1. No.12 の25日平均値は1264円、75日平均値は1310円なので、「a+b」は2574円である。

  2. No.1 の25日平均値は1229円、75日平均値は1283円なので、「a+b」は2513円である。

設定例@ 25日平均と75日平均の平均値を計算する設定



設定のポイント
No.3線 株価の25日平均を計算し、紺色で描画する。
No.4線 株価の75日平均を計算し、深緑色で描画する。
No.5線 25日平均(No.3線)と75日平均(No.4線)を加える。
No.6線 25日平均(No.3線)と75日平均(No.4線)の合計値を2で割る。これを赤色で描画する。(25日平均と75日平均の平均値が計算される)


No.5線で、No.3線とNo.4線の「a+b」を計算していますが、このとき単位に注意して下さい。No.3線の単位は「円」で、No.4線の単位も「円」になっています。これは株価の25日平均・75日平均なので、単位は当然に「円」であったのですが、No.5線でa+bの演算をしたとき、単位欄は「円」ではなく「==」になっています。この場合は25日平均・75日平均ともに単位が「円」でしたが、設定によっては同じ単位の元データと副データの演算をするとは限りません。例えば順位相関とカイリ率のa+bを計算することもできます。このとき単位は順位相関の単位かカイリ率の単位か、とややこしくなるので、a+b,a-b,axb,a÷bなどの演算をすると、単位は不明を意味する「==」に変わります。

No.6線はNo.5線(単位は「==」)を2で割ったのですから、No.6線に単位は当然に「==」となります。しかし単位が「==」では、株価の陰陽足(単位は「円」)と同じ目盛りのグラフにはなりません。そこで「単位」欄を「円」に設定しています。


グラフ@

図は1801 大成建です。25日平均線(紺色)と75日平均線(緑色)、25日線と75日線の平均線(赤色)が描画されています。

図のa,bは押し目になっていますが、いずれも25日線は下回るものの75日線までは下げずに反発しています。この押し目の限界は25日線と75日線の平均線(赤色)でした。

なお「a+b」を使った設定例は、 にもあります。



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