1119 チャート事典

  [1119] 行順位値


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意味

「行順位値」は、いくつかの行のデータを日ごとに大きい順に並べ替え、大きいほうからn番目のデータ値を取り出します。

右図は、@25日平均線、A75日平均線、B125日線、C200日線 の4本の平均線を描画しています。 売買マークがa,b,cで出ています。

買いマークは4本の平均線のうちで上から3番目(下から2番目)の平均線を終値が上回った日に出ています。

売りマークは4本の平均線のうちで上から2番目(下から3番目)の平均線を終値が下回った日に出ています。

(b)の買いマークの日の上から3番目(下から2番目)の平均線は200日線ですが、(c)の日の上から3番目(下から2番目)の平均線は75日線です。

このような売買マークを出すためには、上から3番目(下から2番目)の平均線がXX日平均線であることは必要はありませんが、上から3番目(下から2番目)の平均線の数値を取り出しておく必要があります。

「行順位値」は上からn番目の数値を取り出すことができます。

規則 (行順位値)

元データ行No.(開始行)
副データ行No.(終了行)
加 工元データで指定した開始行〜副データで指定した終了行までのデータを大きい順に並べ替え、大きいほうからn番目の数値を取り出す。
パラメータなし
単 位元データと同じ
使用例・4本の平均線の大きいほうから2番目の平均線を終値が下回ったら売り
・順位相関が他の3本の順位相関の最も高いものを下抜いたら売り



計算方法

図では、25日平均(av25欄)、75日平均(av75欄)、125日平均(av125欄)、、200日平均(av200欄)の4つの平均値を計算しています。

「2番目」欄は、「行順位値」によって、同じ日の平均値の大きいほうから2番目の数字が取り出されています。

「3番目」欄には大きいほうから3番目の数字が取り出されています。



設定例@ 株価と4本の平均線のクロスの設定



設定のポイント
No.3線 株価の25日平均を計算し、紺色で描画する。
No.4線 株価の75日平均を計算し、深緑色で描画する。
No.5線 株価の125日平均を計算し、紫色で描画する。
No.6線 株価の200日平均を計算し、黄色で描画する。
No.7線 No.3線〜No.6線の「行順位値」を計算する。この例では2番目に大きい数字を取り出す。(No.3線は25日線、No.4線は75日線、No.5線は125日線、No.6線は200日線)
No.8線 No.3線〜No.6線の「行順位値」を計算する。この例では3番目に大きい数字を取り出す。
No.9線 株価とNo.7線(2番目に大きい平均値)がデッドクロスしたら売り。
No.10線 株価とNo.8線(3番目に大きい平均値)がゴールデンクロスしたら買い。



グラフ@

(A)の日に上から3番目の平均線を上回ったので買い。(この日は2番目も上回っている)

(B)の日に上から2番目の平均線を下回ったので売り。



設定例A 順位相関と3本の順位相関のクロスの設定



設定のポイント
No.3線 9日順位相関を計算し、紫色で描画する。
No.4線 17日順位相関を計算し、深緑色で描画する。
No.5線 25日順位相関を計算し、紺色で描画する。
No.6線 42日順位相関を計算し、黄色で描画する。
No.7線 No.4線〜No.6線の「行順位値」を計算し、1番目に大きい数字を取り出す。(No.4線は17日、No.5線は25日、No.6線は42日)
No.8線 No.4線〜No.6線の「行順位値」を計算し、3番目に大きい数字(3本のうちで最も小さい数字)を取り出す。
No.9線 No.3線(9日順位相関)がNo.8線(3番目に大きい順位相関)を下回ったら売り。
No.10線 No.3線(9日順位相関)がNo.7線(1番目に大きい順位相関)を上回ったら買い。
No.11線 No.7線(1番目に大きい順位相関)の前日の値が+85以上なら売り。
No.12線 No.8線(3番目に大きい順位相関)の前日の値が-85以下なら買い。



グラフA

(a)の日に9日順位相関(紫色)が最も高い順位相関(黄色)を上回った。この時最も低い順位相関(紺色)は-87.5だったので、買いマークが出た。

(b)の日に9日順位相関(紫色)が最も低い順位相関(黄色)を下回った。この時最も高い順位相関(深緑色)は+97.9だったので、売りマークが出た。


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