1113 チャート事典

  [1113] 株価安値


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意味

株価データには@始値、A高値、B安値、C終値の4つの値段がありますから、終値ばかりではなく、他の3つの値段を使ってチャートを計算することができます。このために、カナルの条件表では、
  1. 株価始値
  2. 株価高値
  3. 株価安値
を取り出して、条件表の中で加工することができます。 (終値を使うときは、元データの「株価」を使います。)

図は、下ヒゲの長い日に買いマークをつけています。下ヒゲの長さは、@陽線のときは(始値-安値)、A陰線のときは(終値-安値)で計算できますが、このためには「株価始値」と「株価安値」を取り出す必要があります。

株価が下落してきた後に、下ヒゲの長い足(タクリ足という)を出したときは、下げ止りを表しています。長い下ヒゲがついたのは、@投げものがでたが、A買い戻しが入って、B株価は最悪時より上昇した、ということです。あるいは@市場全般の悪材料で連れ安したが、A押し目買いが入った、ということです。

この後さらに上昇していくかどうかは不明ながら、この水準ではこれ以上の売りは出てこない、ということはわかります。右図のグラフでは、タクリ足を出した後、うまく上昇しています。


規則 (株価安値)

元データ4本値
副データなし
加 工株価の高値を取り出す。
パラメータなし
単 位円(株価)
使用例・株価安値を取り出す。
・安値の3日平均線
・高値と安値のボックス


計算方法

「株価安値」は、単に4本値のなかの安値を取り出すだけです。


設定例@ タクリ足で買い・トウバ足で売りの設定



設定のポイント
No.3線 株価の始値を取り出す。
No.4線 株価始値(No.3線)と株価(終値)を比べて、小さい(安い)ほうの株価を取り出す。(陰陽足の実体の下の値段である)
No.5線 株価の安値を取り出す。
No.6線 実体の下の値段(No.4線)から安値を引く。(下ヒゲの長さが計算できる)
No.7線 下ヒゲの長さを株価(終値)で割る。
No.8線 No.7線を100倍して、当日株価に対する当日の下ヒゲの率を計算する。10%以上であれば買い。
No.9線 株価始値(No.3線)と株価(終値)を比べて、大きい(高い)ほうの株価を取り出す。(陰陽足の実体の上の値段である)
No.10線 株価の高値を取り出す。
No.11線 高値(No.10線)から実体の上の値段(No.9線)を引く。(上ヒゲの長さが計算できる)
No.12線 上ヒゲの長さを株価(終値)で割る。
No.13線 No.12線を100倍して、当日株価に対する当日の上ヒゲの率を計算する。10%以上であれば売り。


タクリ足であれば買い、トウバ足であれば売りの設定をしました。


グラフ@

図は8013 ナイガイです。Aはタクリ足、Bはトウバ足です。



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