1104 チャート事典

  [1104] 最小日数


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意味

図は1332 日水のグラフです。紫色が9日順位相関、紺色の直線的な線が「最小日数」です。順位相関が-80あたりにまで下げたときは、株価は安く、その後長く・大きく株価が上昇するかどうかはわかりませんが、目先的にはよい買い場を提供してくれます。

図で順位相関が-80以下になった日はa,b,cの3か所です。a,bともに、順位相関がこのように低下した後、株価は目先は反発しています。ただし短期・小巾です。一方cの後は上昇期間・上昇巾ともにある程度満足できるものになっています。

a,bの後の反発が小さかったのは、まだこの株は下げ途中であり、戻り売りが強かったためです。株価が大きく上昇するためには、それまでに株価がトコトン下げていなければなりません。トコトン下げるとは、それまでこの株を買っていた者が、@長期間の下げで、戻り売りを諦めた。A大巾に下落したので、少々の株価上昇では、売っても大きな損失となるので売りを諦めた。ということです。

「最小日数」は、一定期間の最小値から当日まで、何日が経過しているかを計算します。図は150日間の株価の最小日数ですが、最小日数は、その日が最小値であるとき0、翌日は+1、その次は+2という値になります。cの日の最小日数は0で、翌日が最小値でなければ+1、その次も最小値でなければ+2になります。(翌日が最小値になったときは、+1ではなく0になる)

cのところは、まず9日順位相関が-80以下になっていて、その後150日間の最安値をだした(最小日数が0になった)わけです。つまり当日が150日間の新安値で、当日あるいは前日に順位相関が-80以下である、というのがcのチャート上の位置です。 最小日数を考慮することによって、a,bとcの違いを見分けることができます。 このように最小日数をつかんでいれば、いつ新安値になったのか、新安値から何日経過しているのか、を知ることができます。

ここでは株価の最小日数を計算したので、株価の最小値は新安値ということになりましたが、出来高の最小日数であれば、出来高が最低の日から何日たっているかを知ることができるわけです。(最小日数の逆の 最大日数があります。)


規則 (最小日数)

元データ株価(ザラバ高値)
出来高
信用買残・売残
共通銘柄(終値)
No.1〜50線
副データなし
加 工ある期間の最小値(最安値)からの日数を示す
パラメータ×日間の最小値・最小値からの日数
単 位日・週・月(日数)
使用例・株価の50日間の最小日数
・出来高の150日間の最小日数



計算方法

「最小日数」は、元データが×日のうちの最小値になった日を0とし、そうでないときは+1,+2,+3と日数を増加させるという単純な計算です。

ただし元データが「株価」のときはザラバ安値の最小値をみつけ、そうでないときは元データの最小値を見つけます。(例えば株価の1日平均のときは、平均値の最小値を見つける)出来高はもともと1つの値しかもっていないので、出来高の最小値を見つけます。株価の15日間最小日数を例にします。
  1. No.6の株価(ザラバ安値)は143円で、これは過去15日間(No.20〜No.6)の最安値でした。この日の最小日数は0になります。
  2. 翌日No.5の株価も143円だったので、この日の最小日数も0になります。
  3. No.4の株価は144円で、新値更新をしなかったので、この日の最小日数は+1になります。
  4. No.3の株価は146円で、新値更新をしなかったので、この日の最小日数は+2になります。
  5. No.2は143円とこれまでと同じ安値になったので、この日の最小日数は0になります。


設定例@ 株価が150日間の新安値のとき買いの設定



設定のポイント
No.3線 100日最小日数を計算し、紺色で描画する。最小日数が0〜1のとき買い。
No.4線 9日順位相関を計算し、紫色で描画する。順位相関が当日を含めて3日間に-80以下であれば買い。(当日を含めて3日間に、という条件は注目日を2〜0とする)

XX日数の値は0,+1,+2,+3,+4....という日数を表す数値です。また注目日の指定は0〜0が当日、1〜0が昨日と当日、0〜2が2日前・昨日・当日といったふうに、同じく日数を表しますから、上の設定のNo.3行は、次図のような設定をしても同じことになります。


もとのNo.3行は、当日(注目日が0〜0)に最小日数が0または1であれば買い、の設定。この条件表のNo.3行は、昨日または当日(注目日が1〜0)に最小日数が0になったら買い、の設定で同じことを設定しています。


グラフ@

上記の条件表で、買いとなるのは、
  1. 株価が当日または昨日に新安値になっている。(aの日に新安値であれば買い、翌日も買いと2か所で買いの条件が満足される)

  2. 2日前・昨日・当日のいずれかの順位相関が-80以下であれば買い
1.2.が共に満足された日に買いマークがついています。



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