1097 チャート事典

  [1097] 帯下値


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意味

2つの線がセットになったチャートには
  1. 抵抗帯
  2. ピボット
  3. 定数帯
  4. %巾帯
  5. 偏差帯
  6. ハイロー帯
があります。このチャートはグラフ上には2つの線を描画しますが、数値表示では上限線(上にある線)の値しか表示できません。

図は、4004 昭和電の25日偏差帯を描画していますが、以下のような条件表では、偏差帯の上限の値しか表示させることしかできないし、別の条件行で、偏差帯を利用したときは、上限線の値が使われます。


上記設定では、No.3行で、
  1. 株価の25日偏差帯を「描画する」としているので、偏差帯の上限線・下限線の2本が描画される。
  2. 株価の25日偏差帯を「印字する」では、上限線の値が表示される。
  3. もし下限値を表示させたいときは、「帯下値」の設定をしなければならない。
ということです。


規則 (帯下値)

元データ××帯を設定しているNo.線株価
副データなし
加 工×帯の安値を記憶あるいは表示する。
パラメータなし
単 位××帯と同じ(主に株価の単位)
使用例・抵抗帯の帯下値を表示
・ハイ&ローの帯下値を表示



計算方法

「帯下値」は、すでにあるXX帯の下限値を取り出したり、表示するだけなので、特に計算方法はありません。


設定例@ 偏差帯の下限値を表示する設定



設定のポイント
No.3線 株価の25日偏差帯を計算し、紫色で描画する。偏差帯の上限線を表示する。
No.4線 偏差帯(No.3線)の下限線を表示する。


帯下値を使うときは、@その行より上でXX帯を計算しておくこと、A帯下値の元データは、XX帯を設定した行のNo.を設定する。という2点に注意して下さい。


グラフ@

図は、25日偏差帯が紫色で描画されています。通常、株価は上限線と下限線の間に収まります。(上限線より上に出る確率は2.5%、下限線より下にでる確率は2.5%、上限線と下限線の間にある確率は95%です。)

図の数値表示で、最新日の上限線の値は217円、下限線の値は173円と表示されています。


設定例A 上限線・下限線の向きを利用する設定



設定のポイント
No.3線 株価の25日偏差帯を計算し、紫色で描画する。偏差帯の上限線を表示する。
No.4線 偏差帯(No.3線)の下限線を表示する。
No.5線 株価が偏差帯(No.3線)の上限線と下限線の間にあるとき、買いの条件をつける。(帯の間にある設定は、-0.999以上 0.999以下 とする。)
No.6線 偏差帯(No.3線)の上限線が上向いているときに買い、の条件をつける。(No.3線のXX帯の「向き日数」は、上限線の向き日数を計算する)
No.7線 偏差帯の帯下値(No.4線ということは下限線)が上向いているときに買い、の条件をつける。



グラフA

株価が急に上昇したとき、@平均線は上向き、A偏差帯の上限線は上向きの角度を強め、B偏差帯の下限線は下向きます。株価が急に下落したとき、@平均線は下向き、A偏差帯の上限線は下向き、B偏差帯の下限線は下向きの角度を強めます。

買いは、株価が急上昇した後に買っていては遅いし、急下落したばかりのものを買っては、さらに下落するリスクがあります。そこで上記の条件表のとうに、上限線・下限線ともに上昇しているときに、買い場をしぼりました。

図の青○のところは株価が急上昇しているか、または株価がジリジリと下落しているとこころです。ここでは買いマークはでません。



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