1088 チャート事典

  [1088] ラリーW日柄


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意味

図は1812「鹿島」の波動と「ラリーWの日柄」です。波動の折れ線は1072 主な日柄によって描画したものです。

ピークとボトムが決定されると、(ピークとボトム)(ピークとピーク)(ボトムとボトム)などの日柄を取り出すことが可能になります。

開発者の名前をとって、ここでは「ラリーWの日柄」と呼びますが、ラリー・ウィリアムズの日柄は次のようにして決まります。
  1. ピークとピークの日柄に1.28倍した日柄をボトムから先に延ばす。その先端の日が予想転換日(ボトムになることが多い)

  2. ボトムとボトムの日柄に1.28倍した日柄をピークから先に延ばす。その先端の日が予想転換日(ピークになることが多い)
図の青色の水平線が「ラリーWの日柄」です。図の符号を使って説明します。
  1. 図の(a)と(c)がピークです。この間の日柄は88日(aとcの日を含む)あります。これを1.28倍すると112.6日になります。四捨五入すると113日です。(a)と(c)の間にあるボトム(b)から113日目が赤色の(B)の日です。ピーク(i)の4日後に当たります。

  2. (b)と(d)がボトムです。この間の日柄は66日(bとdの日を含む)あります。これを1.28倍すると84.48日になります( 四捨五入して84日)。(b)と(d)の間にあるピーク(c)から84日目が赤色の(C)の日です。まだ(C)に当たる日はありませんが、(C)に当たる日にピークまたはボトムがでる可能性があります。

  3. 図の(c)と(e)がピークです。この間の日柄は22日。1.28倍すると28.16日(四捨五入して28日)。(c)と(e)の間にあるボトム(d)から28日目が赤色の(D)の日です。ボトム(h)のわずか1日後に当たります。

  4. (d)と(f)のボトムの間の日柄は11日。1.28倍すると14.08日(四捨五入して14日)。(d)と(f)の間にあるピーク(e)から14日目が赤色の(E)の日です。ピーク(g)のわずか1日後に当たります。
なぜ1.28倍するのかは、多くの事例に当たって発見したのでしょうが、転換日をうまく予想していることが多いようです。

株価の波動(ピーク・ボトム)を決定することができる「加工」は次の2つです。
1070 主な株価・・・株価のザラバ高値・安値を含めた波動を決定する。
1074 IR高安 ・・・株価のザラバ高値・安値を含めた波動を決定する。
以上のどれかによって波動が決定されていれば、その日柄を利用して売買マークを出すことができます。
1086 固定日柄・・・株価波動のピークやボトムから転換日の見当をつける
1087 均衡日柄・・・株価波動のピークやボトムから転換日の見当をつける
1088 ラリーW日柄・・・ラリー・ウィリアムズの日柄(波動間の日柄の1.28倍)
1089 フィボナッチ日柄・・・波動間の日柄の1.618倍

規則 (ラリーW日柄)

元データ@「主な株価」を設定している行No.
A「IR高安」を設定している行No.
副データ 
加 工予想転換日をグラフに表示する。

日柄のスタート日であるピーク・ボトムの日には日柄(日数)を記憶し、予想転換日にあたる日には「5000」という数値を記憶する。
パラメータ×倍 (日柄を何倍するか)
「0倍」と指定すると、デフォルトの1.28倍になる。
「2.15倍」といった数字を設定すると、その倍率(2.15倍)が日柄に掛けられる。
単 位@日柄のスタート日であるピーク・ボトムの日には日柄(日数)を記憶する。
A予想転換日にあたる日には「5000」という数値を記憶する(同じ日に予想転換日が重なるときは10000(2つ重なったとき)、15000(3つ重なったとき)のように5000ずつ数値が増加する。)
Bスタート日と予想転換日が重なるときは、日柄+5000(例えば5024)の数値を記憶する。
使用例「1070 主な株価」による波動を使って「ラリーWの日柄」を表示する
「1074 IR高安」による波動を使って「ラリーWの日柄」を表示する
「買い」「売り」などの売買条件を設定することができる。


計算方法

主な日柄は以下のルールによって決定されます。
  1. 元データに「主な株価」を設定している行No.を設定しているときは、「主な株価」が波動のピーク・ボトムを決める

  2. 元データに「IR高安」を設定している行No.を設定しているときは、「IR高安」が波動のピーク・ボトムを決める

  3. 決定した波動から日柄を取り出し、1.28倍(または任意の数)して予想転換日までの日柄を決める。ピーク・ボトムの日にその日柄(日数)を記憶する。

  4. ピーク・ボトムから日柄を先にずらせて、予想転換日に「5000」という数値を記憶する。
「ラリーW日柄」は、該当する日に数値(5000)を記憶するので、これを利用して売買マークを出させることができます。したがって検索することもできます。

上に「日柄」のグラフを掲げました。このグラフの数値表示は右表のようになっています。
  1. No.275(2009年6月10日)がボトム(d)の日です。この日から予想転換日の日柄を調べると「28日」でした。(d)の日には「28日」を記憶します。また (d)の日から28日先の(D)の日に「5000」を記憶します。

  2. No.272(2009年6月15日)がピーク(e)の日です。この日から予想転換日の日柄を調べると「14日」でした。(e)の日には「14日」を記憶します。また (e)の日から14日先の(E)の日に「5000」を記憶します。

  3. No.265(2009年6月24日)のボトム(f)の日から予想転換日を調べると「17日」でした。(f)から17日先の(F)に「5000」を記憶させます。
「ラリーW日柄」が記憶している数字は、@ピーク・ボトムの日に日柄(日数)を、A予想転換日に5000とか10000とか、(ピーク・ボトムと重なったときは5021とか)の数字を記憶し、Bそれ以外の日は「0」を記憶しています。これらの数字を利用すると売買マークを出すことができます。

設定例@ ラリーW日柄の予想転換日に売買マークを出す設定



設定のポイント
No.2線 元データを「4本値」としているので「主な株価」が決定した波動を折れ線で描画する。
元データを「株価」としたときは「主な株価」だけを表示する。
No.3線 元データは「主な株価」または「IR高安」を設定している行No.に限られる。
パラメータを「0」としたので、日柄は(デフォルトの)1.28倍される。
5000以上のとき買い(5000以上の数値があるのは予想転換日に当たる日)。
No.4線 「1本前の主な高値」(ピーク)の日を取り出す。
No.5線 「1本前の主な安値」(ボトム)の日を取り出す。
No.6線 「1本前の主な安日」マイナス「1本前の主な高日」を計算する。もしボトム(No.5線)→ピーク(No.4線)の順にあるときは計算値は+1以上になり、ピーク(No.4線)→ボトム(No.5線)の順にあるときは計算値は-1以下になる。
「+1以上なら買い」はボトム(No.5線)→ピーク(No.4線)→ボトム進行中 の順番になっていると推測されるから「買い」とする。
No.7線 元データのNo.3線は「ラリーW日柄」の数値。5000以上なら売り。
No.8線 No.6線は、「1本前の主な安日」マイナス「1本前の主な高日」を計算している。 「-1以下なら売り」はピーク(No.4線)→ボトム(No.5線)→ピーク進行中 の順番になっていると推測されるから「売り」とする。

グラフ@

上の設定例@では、右図のように「主な日柄」と波動の折れ線が描かれます。

図のような位置に売買マークが出ています。

設定例A ラリーW日柄の予想転換日にK相対力の水準で売買マークを出す設定



設定のポイント
No.2線 元データを「4本値」としているので「主な株価」が決定した波動を折れ線で描画する。
No.3線 パラメータを「1.28」としたので、日柄は1.28倍される(デフォルトの値と同じ数字)。
過去3日以内に(注目日を2〜0としている)、5000以上のとき買い(5000以上の数値があるのは予想転換日に当たる日)。
No.4線 13日K相対力を計算し、深緑色で描画する。
(1日前〜0日前)に25以下なら買い。
No.5線 No.3線は、ラリーW日柄を計算している。 (2日前〜0日前)に5000以上なら売り。
No.6線 No.4線は、K相対力を計算している。 (1日前〜0日前)に75以上なら売り。
No.7線 13日K相対力(No.4線)の「25」の水準に青色の水平線を描画する。(K相対が25以下になっているかどうかを明示するため)
No.8線 13日K相対力(No.4線)の「75」の水準にピンク色の水平線を描画する。(K相対が75以上になっているかどうかを明示するため)

グラフA

図のような位置で売買マークがでます。

細かな波動のピーク・ボトムは捕らえていませんが、13日K相対の条件によって大きな波動のピークとボトムを捕らえています。


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