1087 チャート事典

  [1087] 均衡日柄


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意味

図は7203「トヨタ」の波動と波動の日柄です。これは1072 主な日柄によって描画したものです。日柄以下の4段に分けて表示されています。

@安値―高値(b-cは21日)
A高値―安値(a-bは8日)
B高値―高値(a-cは28日)
C安値―安値(b-dは41日)

この図の中にもトヨタにとって重要な日柄が含まれています。例えば
  1. (b→c)は21日間の上昇でしたが、(c→d)は21日間下落しました。(x→y)の上昇も21日間です。21日は重要な日柄であるといえます。 そうであればボトム(d)から先の21日目には、ピークあるいはボトムを出すかも知れないと見当をつけることができます。実際のところ(d→e)は20日間の上昇をしました。

  2. 2波動の日柄を見てみましょう。(b→d)はボトム→ピーク→ボトムの2波動からなっています。この日柄は41日です。(d)から41日先にボトムあるいはピークを出すかも知れません。

  3. 3波動は(ボトム→ピーク→ボトム→ピーク)あるいは(ピーク→ボトム→ピーク→ボトム)からなっています。株価の波動は2段上げして大きなピークを出したり、2段下げして大きなボトムを出すことが多いので、3波動の日柄も重要です。(a→d)の日柄は48日です。(d)から48日先にボトムあるいはピークを出すかも知れません。

右図は「均衡日柄」のグラフです。この日柄は1波動の日柄だけを表示しています。
  1. のピークから(z')まで青色水平線が引かれています。(a→z')の長さはピーク(a)に至る(z→a)の日柄(4日)です。

  2. のボトムから(a')まで青色水平線が引かれています。(b→a')の長さはボトム(b)に至る(a→b)の日柄(8日)です。

  3. のピークから(b')まで青色水平線が引かれています。(c→b')の長さはピーク(c)に至る(b→c)の日柄(21日)です。

  4. のボトムから(c')まで青色水平線が引かれています。(d→c')の長さはボトム(d)に至る(c→d)の日柄(21日)です。

  5. のピークから(d')まで青色水平線が引かれています。(e→d')の長さはピーク(e)に至る(d→e)の日柄(20日)ですが、(e)から20日目はグラフの右端よりも右になるので描き切れていません。
これら水平線の右端にあたる日が波動の転換点になるのではないかと見当をつけることになるので、この右端の日を「予想転換日」と呼ぶことにします。

右図は1波動の日柄(青色線)と2波動の日柄(ピンク色線)を表示しています。
  1. のピークから(y')までピンク色水平線が引かれています。(a→y')の長さはピーク(a)に至る(y→z→a)の2波動の日柄(16日)です。

  2. のボトムから(z')までピンク色水平線が引かれています。(b→z')の長さはボトム(b)に至る(z→a→b)の2波動の日柄(11日)です。

  3. のピークから(a')までピンク色水平線が引かれています。(c→a')の長さはピーク(c)に至る(a→b→c)の2波動の日柄(28日)です。

  4. のボトムから(b')まで青色水平線が引かれています。(d→b')の長さはボトム(d)に至る(b→c→d)の2波動の日柄(41日)ですが、(d)から41日目はグラフの右端よりも右になるので描き切れていません。
これら水平線の右端にあたる日(予想転換日)の株価がどうなるかを注目するわけです。

株価の波動(ピーク・ボトム)を決定することができる「加工」は次の2つです。
1070 主な株価・・・株価のザラバ高値・安値を含めた波動を決定する。
1074 IR高安 ・・・株価のザラバ高値・安値を含めた波動を決定する。
以上のどれかによって波動が決定されていれば、その日柄を利用して売買マークを出すことができます。
1086 固定日柄・・・株価波動のピークやボトムから転換日の見当をつける
1087 均衡日柄・・・株価波動のピークやボトムから転換日の見当をつける
1088 ラリーW日柄・・・ラリー・ウィリアムズの日柄(波動間の日柄の1.28倍)
1089 フィボナッチ日柄・・・波動間の日柄の1.618倍

規則 (均衡日柄)

元データ@「主な株価」を設定している行No.
A「IR高安」を設定している行No.
副データ 
加 工予想転換日をグラフに表示する。

日柄のスタート日であるピーク・ボトムの日には日柄(日数)を記憶し、予想転換日にあたる日には「5000」という数値を記憶する。
パラメータ×本前 (日柄の対象となる波動の数(1波動〜9波動)を指定する)
「3本前」と指定すると、ピーク・ボトムから3波動分の日柄を取り出し、ピーク・ボトムからこの3波動分の日柄を先に置いて予想転換日とする。

「3.1本前」と小数点(0.1)を加えたときは、ピーク・ボトムから3波動分の日柄を取り出し、ピーク・ボトムからこの3波動分の日柄を先に置いて予想転換日とするが、予想転換日を挟んで前後1日も予想転換日とする(予想転換日は3日あることになる)

「3.2本前」と小数点(0.2)を加えたときは、予想転換日の前後2日間も予想転換日となる。(0.3以上の指定はできない)
単 位@日柄のスタート日であるピーク・ボトムの日には日柄(日数)を記憶する。
A予想転換日にあたる日には「5000」という数値を記憶する(同じ日に予想転換日が重なるときは10000(2つ重なったとき)、15000(3つ重なったとき)のように5000ずつ数値が増加する。)
Bスタート日と予想転換日が重なるときは、日柄+5000(例えば5024)の数値を記憶する。
使用例「1070 主な株価」による波動の日柄を表示する
「1074 IR高安」による波動の日柄を表示する
「買い」「売り」などの売買条件を設定することができる。


計算方法

主な日柄は以下のルールによって決定されます。
  1. 元データに「主な株価」を設定している行No.を設定しているときは、「主な株価」が波動のピーク・ボトムを決める

  2. 元データに「IR高安」を設定している行No.を設定しているときは、「IR高安」が波動のピーク・ボトムを決める

  3. 決定した波動から日柄を取り出し、ピーク・ボトムの日にその日柄(日数)を記憶する。

  4. ピーク・ボトムから日柄を先にずらせて、予想転換日に「5000」という数値を記憶する。
「均衡日柄」は、該当する日に数値(5000とか10000とか)を記憶するので、これを利用して売買マークを出させることができます。したがって検索することもできます。

上に2つの「均衡日柄」のグラフを掲げました。このグラフの数値表示は右表のようになっています。ピンク色は2波動の均衡日柄」、青色は1波動の均衡日柄です。ここでは1波動の均衡日柄を例にして説明します。
  1. No.292(2009年5月18日)がボトム(b)の日です。この日から1波動の日柄を調べると「8日」でした。(b)の日には「8日」を記憶します。また (b)の日から8日先の(a')の日に「5000」を記憶します。

  2. No.272(2009年6月15日)がピーク(c)の日です。この日から1波動の日柄を調べると「21日」でした。(b)の日には「21日」を記憶します。また (b)の日から21日先の(b')の日に「5000」を記憶します。(この日は(d)のボトムの日でもある)

  3. No.252(2009年7月13日)のボトム(d)の日から1波動の日柄を調べると「21日」でした。(d)から21日先に「5000」を記憶させます。

    (d)の日は予想転換日である「5000」も記憶せねばならないし、日柄の「21日」も記憶せねばなりません。そこで5000+21を加えて「5021」という数値を記憶します。

  4. なお2波動の日柄でNo.284(2009年5 月28日)には「10000」という数値が記憶されていますが、これは(y')と(w')の予想転換日が重なったためです。50000+5000=10000 を記憶しています。
「均衡日柄」が記憶している数字は、@ピーク・ボトムの日に日柄(日数)を、A予想転換日に5000とか10000とか、(ピーク・ボトムと重なったときは5021とか)の数字を記憶し、Bそれ以外の日は「0」を記憶しています。これらの数字を利用すると売買マークを出すことができます。

設定例@ 均衡日柄が重なった日に売買マークを出す設定



設定のポイント
No.2線 元データを「4本値」としているので「主な株価」が決定した波動を折れ線で描画する。
元データを「株価」としたときは「主な株価」だけを表示する。
No.3線 元データは「主な株価」または「IR高安」を設定している行No.に限られる。
パラメータを「3.1本」としたので、3波動の日柄を取り出し、日柄を先にずらした日とその前後1日が予想転換日(「5000」が記憶される)になる。
10000以上なら買い。10000になるのは同じ日(この場合は予想日+前後1日の3日間)に2つの予想転換日が重なったとき。
No.4線 「1本前の主な高値」(ピーク)の日を取り出す。
No.5線 「1本前の主な安値」(ボトム)の日を取り出す。
No.6線 「1本前の主な安日」マイナス「1本前の主な高日」を計算する。もしボトム(No.5線)→ピーク(No.4線)の順にあるときは計算値は+1以上になり、ピーク(No.4線)→ボトム(No.5線)の順にあるときは計算値は-1以下になる。
「+1以上なら買い」はボトム(No.5線)→ピーク(No.4線)→ボトム進行中 の順番になっていると推測されるから「買い」とする。
No.7線 元データのNO.3線は「均衡日柄」の数値。10000以上なら売り(予想転換日が重なっている)。
No.8線 No.6線は、「1本前の主な安日」マイナス「1本前の主な高日」を計算している。 「-1以下なら売り」はピーク(No.4線)→ボトム(No.5線)→ピーク進行中 の順番になっていると推測されるから「売り」とする。

グラフ@

上の設定例@では、右図のように「主な日柄」と波動の折れ線が描かれます。

「均衡日柄」の予想転換日が重なっているのは図の(aとa')と(bとb')の位置。

ピークが手前にあるので、どちらも買いマークが出ています。

設定例A 均衡日柄の予想転換日にK相対力の水準で売買マークを出す設定



設定のポイント
No.2線 元データを「4本値」としているので「主な株価」が決定した波動を折れ線で描画する。
No.3線 パラメータを「3.1本」としたので、3波動の日柄を取り出し、日柄を先にずらした日とその前後1日が予想転換日(「5000」が記憶される)になる。
No.4線 パラメータを「2.1本」としたので、2波動の日柄を取り出し、日柄を先にずらした日とその前後1日が予想転換日(「5000」が記憶される)になる。
No.5線 3波動の均衡日柄(No.3線)と2波動の均衡日柄(No.4線)を加える。
どちらかが「5000」以上なら買い。
No.6線 13日K相対力を計算し、深緑色で描画する。
(1日前〜0日前)に25以下なら買い。
No.7線 株価(終値)が前日より上昇したら買い。
No.8線 元データのNo.5線は2波動と3波動の「均衡日柄」の数値。5000以上なら売り(2波動か3波動の予想転換日なら売り)。
No.9線 No.6線は、K相対力を計算している。 (1日前〜0日前)に75以上なら売り。
No.10線 No.7線は、株価の前日比較(過去増減)を計算している。株価(終値)が前日より下落したら売り。

グラフA

図のような位置で売買マークがでます。


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