1078 チャート事典

  [1078] 主な安日(ボトムからの日数)


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意味

図は6501「日立」のグラフです。ここには「主な株価」と「主な株価」によって決定した株価の波動が黒色の折れ線で描画されています。

画面下部の緑色の線は「13日K相対力」です。ここにも空色の折れ線でK相対の波動を描画しています。このようになんらかの方法によって波動を抽出することができたならば、
  1. 1075 主な高値によってピークの値を取り出し、1076 主な安値によってボトムの値を取り出すことができます。

  2. また本章の「主な安日」や1077 主な高日によってピークやボトムの日数を取り出すことで、@ピークとボトムの間の日柄、Aピークとピークの間の日柄、Bボトムとボトムの間の日柄を計ることができます。
「主な安日」は、「波動のボトムからの日数」の意味で、ボトムをつけた日は当日から何日前であったのかを取出します。「主な高日」は、「波動のピークからの日数」の意味で、ピークをつけた日は当日から何日前であったのかを取出します。

取り出したいピークやボトムは、現在から「何本前のボトム」だとか「何本前のピーク」(「1077 主な高日」のとき)の指定をします。上図で、L1(313円)と振ったボトムが「1本前のボトム」であり、L2(334円)と振ってあるボトムが「2本前のボトム」です。

上図の最新日の日を基準にするならば、
  1. 直前(1本前)の安値(L1)は最新日から何日前だったのかを取出す。
  2. 2本前の安値(L2)は最新日から何日前だったのかを取出す。
  3. 3本前の安値(L3)は最新日から何日前だったのかを取出す。
  4. 4本前の安値(L4)は最新日から何日前だったのかを取出す。
のように、「X本前の主な安日」と指定すれば、当日から数えてX本前の安値からの日数を取出すことができます。


右図の(A)の日を基準にするならば、直前(1本前)の安値は図の(L3)であり、2本前の安値は図の(L4)がそれに当たります。
  1. 直前(1本前)の安値(L3)はAの日から何日前だったのかを取出す。例では8日となっています。(L3の日と(A)の日は日数にカウントされる)。

  2. 2本前の安値(L4)はAの日から何日前だったのかを取出す。例では80日となっています。(L4の日と(A)の日は日数にカウントされる)。
ということになります。

波動(ピーク・ボトム)を決定することができる「加工」は次の5つです。
1070 主な株価・・・株価のザラバ高値・安値を含めた波動を決定する。
1074 IR高安 ・・・株価のザラバ高値・安値を含めた波動を決定する。
1106 高値波動・・・指数の波動を決定する(株価のときは終値ベースでの波動を決定する)
1107 安値波動・・・指数の波動を決定する(株価のときは終値ベースでの波動を決定する)
1085 クロス波動・・・指数の波動を決定する(株価のときは終値ベースでの波動を決定する)
以上のどれかによって波動が決定されていれば、そのピーク・ボトムの値や日柄を取り出すことができます。
1075 主な高値・・・ピークの値を取り出す
1076 主な安値・・・ボトムの値を取り出す
1077 主な高日・・・ピークから当日までの日数(何日経過しているか)を取り出す
1078 主な安日・・・ボトムから当日までの日数(何日経過しているか)を取り出す
1158 ピーク日付・・・ピークをつけた日は最新日から何日前だったかを取り出す
1159 ボトム日付・・・ボトムをつけた日は最新日から何日前だったかを取り出す

規則 (主な安日)

元データ@株価(この場合は「主な株価」が波動を決定する)
A「主な株価」を設定している行No.(「主な株価」が波動を決定する)
B「IR高安」を設定している行No.(「IR高安」が波動を決定する)
C「高値波動」を設定している行No.(「何%カギ足」が波動を決定する)
D「安値波動」を設定している行No.(「何%カギ足」が波動を決定する)
副データなし
加 工過去のボトムをつけた日から当日までの日数を取り出す(ボトムの日と当日の日もカウントされる)。
パラメータX本前(の安値)。1本前〜500本前。
0つ前としたときは、まだ確定していない現在進行中のボトムからの日数を取出す。
単 位日(日数)
使用例・1本前のボトムからの日数・2本前のボトムからの日数
・現在進行中のボトム(まだボトムと確定していない)からの日数


計算方法

「主な安値」は、過去の波動のボトムの値を取出すだけです。図では「主な株価」によって株価の波動を決めてあるので、A,B,C,Dのボトムが確定しています。重要なことはいつボトムの値が決まるのかということです。

例えば最新日の「1本前の主な安値」は(A)313円ですが、どの時点で「1本前の主な安値」が(A)の313円であると決まったのでしょうか?
  1. (A)がボトムであるとわかったのは図の青色の(a)の日でした。よって(a)から「1本前の主な安日」は(A)の日から何日たっているかを取り出します。

  2. (a)の前日はまだ(A)がボトムであるとはわかっていないので、(a)の前日に「1本前の主な安日」を取り出すと、(B)をボトムとして(B)の日から何日たっているかを取り出します。

  3. (B)がボトムであるとわかったのは図の青色の(b)の日でした。よって(b)以降(a)の前日までの間の「1本前の主な安日」は(B)からの日数を取り出します。

  4. (b)の前日はまだ(B)がピークであるとはわかっていないので、(b)の前日に「1本前の主な安日」を取り出すと、(C)からの日数が取り出されます。
右の表は「1本前の主な安値」と「1本前の主な安日」の数字です。2010年7月7日が上図の(a)の日で、この日に(A)のボトムが確定しました。

よってこの日から「1本前の主な安値」は(A)の313円になりますが、(a)の前日までの「1本前の主な安値」は(B)の334円になっています。

「1本前の主な安日」は(a)の日から(A)のボトムからの日数をカウントしていきます。(a)の日には(A)から5日目であるので主な安日は「4」になり、翌日からは1日ずつ日数が増加していきます。

(a)の前日は「20」になっていますが、これはボトム(B)からの日数です。


設定例@ 直前のボトムから40日以上経過しているとき売りの設定



設定のポイント
No.3線 1本前の波動の安日を取出す。(パラメータは1)当日まで40日以上経過していれば売り。
No.4線 0本前(進行中)の波動の高値を取出す。(パラメータは0)
No.5線 1本前の波動の安値を取出す。(パラメータは1)
No.6線 0本前(進行中)の波動の高値(No.4線)÷1本前の波動の安値(No.5線)を計算する。
1.3倍(30%高)以上あるとき売り。
No.7線 株価の前日比較をする。-1円以上マイナス(前日比で安い)のとき売り。
No.8線 昨日前日比較をする。-1円以上マイナス(前日比で安い)のとき売り。(注目日が1〜1になっている)
(No.7線とNo.8線で、2日続けて株価が安くなったら売りとなる)

グラフ@

図のような買いマークが打たれます。

売りマークが出た日は、1本前のボトムから60日目でした。また2日連続して終値が安くなった日に売りマークが出ます。

設定例A K相対のボトムとボトムの期間以上に上昇したら売りの設定



設定のポイント
No.3線 0本前(進行中)の波動の高値を取り出す。進行中の高値が1円以上のとき売り。
(株価がボトムをつけて上昇しているとき0本前の主な高値の値はあるが、株価がまだボトムをつけていないとき0本前の主な高値の値は「0」になっている。そこで(進行中)の波動の高値が1円以上であるときは、株価が上昇中であることがわかる。)
No.4線 13日K相対力を計算し、深緑色で描画する。70以上のとき売り。
No.5線 13日K相対力(No.4線)の15ポイント波動を決定する。
No.6線 13日K相対力(の波動)の2本前のボトムからの日数を取り出す。
No.7線 13日K相対力(の波動)の1本前のボトムからの日数を取り出す。
No.8線 2本前のボトム(L2)からの日数から1本前のボトム(L1)からの日数を引く(マイナス)
(L2)と(L1)の間の日数が計算できる。これが30日以上あれば売り。
No.9線 1本前のボトム(L1)からの日数からボトム間(L2-L1)の日数(No.8線で計算している)を引く(マイナス)
L2とL1の期間とL1から当日までの日数を比較し、L1から当日までの日数が(L2-L1)以上であれば売り。

グラフA

(a)で売りマークが出ています。
  1. (a)の日の数値を調べると、L1から(a)までは37日、L2から(a)までは74日になっています。

  2. L2〜L1の間の日数は(74-37)=37日と計算できます。

  3. つまり(L2→L1)の日数と同じだけ(L1→a)まで時間がかかっていることがわかります。

  4. このとき13日K相対が70以上になった(a)の日に売りマークが出されました。



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