1075 チャート事典

  [1075] 主な高値


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意味

図は6501「日立」のグラフです。ここには「主な株価」と「主な株価」によって決定した株価の波動が黒色の折れ線で描画されています。

画面下部の緑色の線は「13日K相対力」です。ここにも空色の折れ線でK相対の波動を描画しています。このようになんらかの方法によって波動を抽出することができたならば、
  1. ピークやボトムの値を取り出すことができます。(「1075 主な高値」はピークの値を取り出し、「1076 主な安値」はボトムの値を取り出します)

  2. ピーク・ボトムが決まると、ピークとピークの差を比較することによって、ピークが切り上がっているのか切り下がっているのかを判定することができます。(ボトムとボトムの切り上がり・切り下がりも同じ)

  3. ボトムとピークの差を比較すれば、その上昇波動の大きさを計ることができます。(ピークとボトムの差で下降波動の大きさを計ることができる)

  4. 現在の株価が直前の株価のピークを上回ったかどうかを判定することができます。(現在の株価が直前の株価のボトムを下抜いたことを判断するのも同じ)

  5. ついでにいえば、「1077 主な高日」「1078 主な安日」はピークやボトムの日数を取り出すことができるので、ピークとボトムの間の日柄、ピークとピークの間の日柄、ボトムとボトムの間の日柄を計ることができます。
取り出したいピークやボトムは、現在から「何本前のピーク」だとか「何本前のボトム」(「1076 主な安値」のとき)の指定をします。上図で、H1(368円)と振ったピークが「1本前のピーク」であり、H2(378円)と振ってあるピークが「2本前のピーク」です。

Aの日の株価は、1本前のピークであるH1を上抜いています。新しいピークができたことは明らかですが、まだどこまで高くなるのかはわかっていないので、Aの日がピークであるとは決まりません。Aの日は暫定的なピークであるのです。

現在進行中の暫定的なピークを取り出すには、「0本前のピーク」と指定します。これによって、 L1(1本前のボトム)から現在(A)までの間の高値を取り出すことができます。

Aの時点での「0本前のピーク」は図の青色のH0ですが、Bの時点での「0本前のピーク」は図のピンク色のH0です。

波動(ピーク・ボトム)を決定することができる「加工」は次の5つです。
1070 主な株価・・・株価のザラバ高値・安値を含めた波動を決定する。
1074 IR高安 ・・・株価のザラバ高値・安値を含めた波動を決定する。
1106 高値波動・・・指数の波動を決定する(株価のときは終値ベースでの波動を決定する)
1107 安値波動・・・指数の波動を決定する(株価のときは終値ベースでの波動を決定する)
1085 クロス波動・・・指数の波動を決定する(株価のときは終値ベースでの波動を決定する)
以上のどれかによって波動が決定されていれば、そのピーク・ボトムの値や日柄を取り出すことができます。
1075 主な高値・・・ピークの値を取り出す
1076 主な安値・・・ボトムの値を取り出す
1077 主な高日・・・ピークから当日までの日数(何日経過しているか)を取り出す
1078 主な安日・・・ボトムから当日までの日数(何日経過しているか)を取り出す
1158 ピーク日付・・・ピークをつけた日は最新日から何日前だったかを取り出す
1159 ボトム日付・・・ボトムをつけた日は最新日から何日前だったかを取り出す

規則 (主な高値)

元データ@株価(この場合は「主な株価」が波動を決定する)
A「主な株価」を設定している行No.(「主な株価」が波動を決定する)
B「IR高安」を設定している行No.(「IR高安」が波動を決定する)
C「高値波動」を設定している行No.(「何%カギ足」が波動を決定する)
D「安値波動」を設定している行No.(「何%カギ足」が波動を決定する)
E「ゼロバランス」を設定している行No.(「主な株価」または「IR高安」が波動を決定する)
副データなし
加 工@ピークのザラバ高値を取り出す。(元データが@ABのとき)
A指数のピークの値を取り出す。(元データがCDのとき)
パラメータX本前(のピーク)。1本前〜500本前。
0本前としたときは、まだ確定していない現在進行中のピークの値を取出す。
単 位波動を決定する対象が、株価のときは(円)、指数のときは指数の単位。
使用例@1つ前のピークの値を取り出す。
A2つ前のピークの値を取り出す。
B現在進行中のピーク(まだピークと確定はしていない)の値を取り出す。



計算方法

「主な高値」は、過去の波動のピークの値を取出すだけです。図では「主な株価」によって株価の波動を決めてあるので、A,B,C,Dのピークが確定しています。重要なことはいつピークの値が決まるのかということです。

例えば最新日の「1本前の主な高値」は(A)1265円ですが、どの時点で「1本前の主な高値」が(A)の1265円であると決まったのでしょうか?
  1. (A)がピークであるとわかったのは図の青色の(a)の日でした。よって(a)以降現在まで「1本前の主な高値」はずっと(A)1265円を取り出しています。

  2. (a)の前日はまだ(A)がピークであるとはわかっていないので、(a)の前日に「1本前の主な高値」を取り出すと、(B)1403円が取り出されます。

  3. (B)がピークであるとわかったのは図の青色の(b)の日でした。よって(b)以降(a)の前日までの間の「1本前の主な高値」はずっと(B)1403円になります。

  4. (b)の前日はまだ(B)がピークであるとはわかっていないので、(b)の前日に「1本前の主な高値」を取り出すと、(C)146 3円が取り出されます。
右の表は「1本前の主な高値」の数字です。No.18 2010年6月25日が上図の(a)の日で、この日に(A)のピークが確定しました。よってこの日から「1本前の主な高値」は(A)の1265円になりますが、(a)の前日までの「1本前の主な高値」は(B)の1403円になっています。

設定例@ 直前の波動の高値を上抜いた日に買いの設定


設定のポイント
No.2線 主な株価を表示する。(元データを「4本値」にしたのは波動の折れ線も描画させるため)
No.3線 当日の株価高値(ザラバ高値)を取出す。
No.4線 1つ前の波動の高値を取出す。(パラメータは1本前)
No.5線 当日のザラバ高値(No.3線)が「1つ前の波動の高値」(No.4線)を上回った日に買い。
(クロス日数が1以上・1以下とする)

グラフ@

図のように、直前の波動の高値を上抜いた日に買いマークが打たれています。

設定例A 主な高値が連続して切り下がっているときに買いの設定



設定のポイント
No.3線 3本前の波動の高値を取出す。(パラメータは3)
No.4線 2本前の波動の高値を取出す。(パラメータは2)
No.5線 1本前の波動の高値を取出す。(パラメータは1)
No.6線 3本前の波動の高値(No.3線)引く(マイナス)2本前の波動の高値(No.4線)を計算する。差が1円以上(ということは3本前の高値のほうが2本前の高値よりも高い)あるとき買い。
No.7線 2本前の波動の高値(No.4線)引く(マイナス)1本前の波動の高値(No.5線)を計算する。差が1円以上(ということは2本前の高値のほうが1本前の高値よりも高い)あるとき買い。
No.8線 9日順位相関を計算し、紫色で描画する。1日〜0日前に-80以下になっていれば買い。
No.9線 9日順位相関(No.8線)が前日より1ポイント以上大きくなったら買い。
No.10線 9日順位相関(No.9線)の「-80」の水準に青色の水平線を描画する。(順位相関が-80以下になっているかどうかを明示するため)



グラフA

9日順位相関が-80以下から1ポイント以上上昇したのは、a,b,c,dのところです。
  1. のときの波動の高値は、H3→H2→H1へと2度ピークが切り下がっているので、買いマークがついています。

  2. のときの波動の高値は、H3→H2へ切り下がっているだけなので買いマークは出ません


設定例B 13日K相対のピークを上回ったとき買いの設定



設定のポイント
No.3線 13日K相対力を計算し、深緑色で描画する。
No.4線 13日K相対力(No.3線)について「15ポイント波動」を計算し、空色の折れ線で、13日K相対力の波動を描く
No.5線 13日K相対力の波動の波動(No.4線)から1本前のピークの値を取り出す。
No.6線 13日K相対力(No.3線)と1本前の(K相対の)ピークの値を比較し、初めてピークの値を上回った日に買い。(K相対とK相対のピーク値とでクロス日数を調べる。Gクロスした日が上回った日)


グラフB

13日K相対力は深緑色線です。空色で波動の折れ線が描画されています。

13日K相対力が直前(1本前)のピークを上抜いたのは(a)と(b)の2か所です。この位置で買いマークが出ています。


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