1034 チャート事典

  [1034] カギ足肩抜本数


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意味

株式投資において最も重要なことは、@株価は上昇トレンドにあるか、下降トレンドにあるかの判断と、A将来どの程度の上昇・下落(時間と値巾)があると予想するか、の2つにつきます。

トレンドの転換を端的に知るための加工の1つに「カギ足」と「カギ足肩抜き」があります。ともにカギ足を作図します。カギ足は@カギ足が「転換してからの日数」を計算し、Aカギ足肩抜きは、カギ足が直前のカギ足の高値を上抜いたとき、あるいは直前のカギ足の安値を下抜いたときからの日数(「肩抜き日数」)を計算します。

カギ足についての説明は、前章のカギ足肩抜きと同じものですから、合わせてお読み下さい。

上図は日経先物3分足 のグラフですが、ここには「カギ足肩抜き」が描かれています。カギ足肩抜きは、
  1. 直前のカギ足の高値の水準を、今度のカギ足が上抜いたときから陽転し、
  2. 直前のカギ足の安値の水準を、今度のカギ足が下抜いたときから陰転します。
上図のbで、先のカギ足の高値aを上抜いたので、bの日に陽転します。さらにcでは先の高値bをも上抜いたので、「カギ足肩抜き」の2本目になります。さらにdはcの高値を上抜いたので、「カギ足肩抜き」の3本目になります。

よく上昇は3波動といわれますが、これは「カギ足肩抜き」の2本目あるいは「カギ足肩抜き」の3本目であるということです。


規則 (カギ足肩抜き本数)

元データ株価
No.1〜No.150線
副データ 
加 工X%(またはX円)カギ足を作成し、肩抜き転換してからの本数を計算する。ただしグラフは本数ではなく、カギ足を描く。
パラメータ×%またはX円(転換の基準)
単 位日(0〜999)
陽転中は、+1,+2,+3,+4.....
陰転中は、-1,-2,-3,-4.....
使用例・株価の5%カギ足肩抜
・株価の30円カギ足肩抜
・株価の5日平均の10%カギ足肩抜
・株価の1日平均の10円カギ足肩抜

カギ足の作り方は前章の1032 カギ足と同じものですから、合わせてお読み下さい。「カギ足肩抜き」の場合は転換のしかたが違います。

計算方法

株価の5円カギ足を作り、肩抜き日数を計算してみましょう。通常のカギ足は「カギ足陽転」・「カギ足陰転」と呼び、カギ足肩抜きでは「肩抜き陽転」・「肩抜き陰転」の用語を使いますから注意して下さい。

図のような24日間の株価があります。(「株価」の場合は終値ベースです。ザラバの高値・安値は使いません。)
  1. No.24の247円をスタートします。スタートなので247円はそれまでの高値でもあり安値でもあるとします。247円の5円高い252円以上になればカギ足は陽転、5円安い242円以下になれば,カギ足陰転が確定します。

  2. No.23では241円になり、カギ足は陰線になります。この日に前のカギ足の陽線の高値は247円が決まります。No.22には安値が240円に更新されます。

  3. No.21では、安値240を5円以上上抜く246円になったので、カギ足は陽線になり、高値は246円となります。同時にこの日に前のカギ足の陰線の安値は240円であることが決まります。

  4. No.20は249円となり、高値は249に更新されます。またこの日の249円は前のカギ足の陽線の高値247円を上抜いたので、カギ足陽転となり、肩抜き日数は+1になります。同時に肩抜き本数は+1になります。

  5. No.19の株価は248円でカギ足の陽転・陰転には無関係でしたが、肩抜き日数は+2になります。(肩抜き本数は+1まま)

  6. No.18の株価は241円に反落し、カギ足は陰線になります。この日に前のカギ足の陽線の高値は249円が決まります。まだ肩抜きが発生していないので、肩抜き日数は+3になります。(肩抜き本数は+1のまま)

  7. No.15には安値が236円に更新されます。同時に前の陰線カギ足の安値240円を下抜いたので、この日にカギ足陰転となり、肩抜き日数は-1になります。肩抜き本数は-1になります。

  8. No.14では、安値236を5円以上上抜く243円になったので、カギ足は陽線になり、高値は243円となります。同時にこの日に前のカギ足の陰線の安値は236円であることが決まります。

  9. その後No.2でカギ足は陰転し、株価が226円と先の安値の236円を回ったので、肩抜き本数は-2になります。
このように、

設定例@ カギ足肩抜きが陽転してから1〜2本目の押し目買いの設定(カナル24用)



設定のポイント
No.3線 株価の1日平均線を計算する。
No.4線 その(株価の1日平均線)(No.3線)の8%カギ足を作り、ピンク(陽線の色。陰線の色は灰色に固定されている)で描画する。肩抜き本数が1以上 2以下(肩抜き陽転してから1本目から2本目)のとき買い。
No.5線 9日順位相関を計算し、紫色で描画する。9日順位相関が-80以下のとき買い。
No.6線 9日順位相関(No.5線)の小数以下を切り捨てて数字を丸めるる。
No.7線 数字を丸めた9日順位相関(No.6線)が上向いた日に買い。


(No.3線)でわざわざ株価の1日平均線を計算し、(No.4線)で、この新値日数を描画する、としたのは陰陽足とカギ足の時間を合わせるためです。(カギ足を参照。)

この設定は新値日数で説明した設定例@「3本新値足が陽転して25日以内の押し目買いの設定」と考え方は同じです。要は陽転したばかりのときの「初押し買い」、あるいは2段目の上昇をしたのときの「押し目買い」の設定です。



グラフ@

グラフは図のようになります。

株式を買う場合に最も安全で値巾がとれるのは、@株価(トレンド)が上昇し始めたときの、A押し目買い、です。(c)の位置で買いマークがついています。










設定例A カギ足肩抜きが陽転してから1本目の押し目買いの設定(リアル24用)



設定のポイント
No.3線 株価の1日平均線を計算する。
No.4線 その(株価の1日平均線)(No.3線)の-50(50円)カギ足を作り、ピンク(陽線の色。陰線の色は灰色に固定されている)で描画する。肩抜き本数が1以上 1以下(肩抜き陽転してから1本目)のとき買い。
No.5線 9日順位相関を計算し、赤色で描画する。9日順位相関が-70以下のとき買い。
No.6線 9日順位相関(No.5線)が上向いた日に買い。


(No.3線)でわざわざ株価の1日平均線を計算し、(No.4線)で、この新値日数を描画する、としたのは陰陽足とカギ足の時間を合わせるためです。(カギ足を参照。)

この設定は新値日数で説明した設定例@「3本新値足が陽転して25以内の押し目買いの設定」と考え方は同じです。要は陽転したばかりのときの「初押し買い」の設定です。


グラフ@

設定例A「カギ足肩抜きが陽転して1本目の押し目買いの設定」のグラフは図のようになります。

株式を買う場合に最も安全で値巾がとれるのは、@株価(トレンド)が上昇し始めたときの、A押し目買い、です。図のような位置で買いマークがついています。



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