1029 チャート事典

  [1029] 新値手数


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意味

右図は, 右図は1721「コムシス」を条件表No.20「平均線と順位相関」で描いたものです。(B)のあたりがピークであると判断するには多くの手法があります。

中勢モデル波動の手法からは、(A)→(d)→(e)75日線→(f)→(g)25日線→(B)の順に小波動をつけているますが、(g)から上昇を開始したときから、ピーク(B)をつけにいったと判断できます。

ピークの日をさらに絞るには足型を見ることです。例えば青色○のところで弱い足型が出ています。@初めの陰線は上下に長いヒゲを持つ「十字足」に近い足で、A2番目は新高値の陰線、B3番目は新高値の上ヒゲの長い陰線、C4番目は十字足、D5番目は新高値の陰線、E6番目は「順下がりの陰線」となって9日線を割り込みました。この間でピークではないかと判断できたはずです。

右図は、上図と同じく1721「コムシス」の過去170日分のグラフです。

最新日から過去150日間の最安値は(A)のザラバ安値727円で、最高値は(B)のザラバ高値940円で、 (B)の高値以降の最安値は(C)の755円です。

図中に「新高値24手」とか「新安値21手」と記していますが、これは(A)からピーク(B)まで上昇したとき、新高値を24回更新した、ピーク(B)から(C)へ下落したとき、新安値を21回更新した、ということです。

新高値や新安値の更新回数の勘定のしかたは次で述べますが、だいたい20手から30手でピークとなることが多いので、20手を超えたころからピークになることを警戒せねばなりません。(足型でその日がピークらしいと判断する)


規則 (新値手数)

元データ株価
副データ 
加 工過去N日間の最安値から最高値までの新高値の更新回数を勘定する。
過去N日間の最高値から最安値までの新安値の更新回数を勘定する。
パラメータ×日
1〜9999のときは新高値手数を勘定し、-999〜-1のときは新安値手数を勘定する
単 位手(回)
+1,+2,+3,+4.....
使用例・株価の150日間の新高値手数
・株価の150日間の新安値手数



計算方法

新高値手数(パラメータは150日)の勘定のしかたを説明します。

図で(A)が過去150日間の最安値727円をつけた日です。この日の高値は(x)762円です。これがスタート時の高値です。
  1. ザラバ高値が762円を超えたのは2日後のザラバ高値765円です。ここで初めて高値を更新したので、1手目(高値更新が1回目)となります。高値は765円に変わります。

  2. 翌日のザラバ高値768円は高値765円を超えたので、2手目(高値更新が2回目)となります。高値は768円に変わります。

  3. 翌日もザラバ高値775円は高値768円を超えたので、3手目(高値更新が3回目)となります。高値は775円に変わります。

  4. このようにして高値が更新されて、小波動のピーク828円のときは、新高値9手目となっていました。(小波動は8手〜11手でピーク・ボトムとなることが多い)

  5. この後小波動は下降波動になり、再び上昇してからザラバ高値が830円となって高値828円を上回ったので、10手目(高値更新が10回目)となります。高値は830円に変わります。

  6. 翌日のザラバ高値840円は高値830円を上回ったので、新高値11手目となります。

新安値手数(パラメータは150日)の勘定のしかたを説明します。

図で(B)が過去150日間の最高値940円をつけた日で、(C)がその後の最安値755円をつけた日です。(B)の日の安値は(x)925円です。これがスタート時の安値です。
  1. 翌日ザラバ安値913円となり、安値924円を更新しました。初めて安値を更新したので、1手目(安値更新が1回目)となります。安値は913円に変わります。

  2. 翌日のザラバ安値911円は安値913円を更新したので、2手目(安値更新が2回目)となります。安値は911円に変わります。

  3. こうして次々に安値を更新していき、(C)の日は新安値21手目となっていました。現在は小波動が上昇中に変わりました。


設定例@ 200日間で新高値手数が23手以上で売り、新安値手数が20手以上で買いの設定



設定のポイント
No.3線 過去200日間の新高値手数を計算する。23手以上なら売り。新高値手数はピンク色で描画する。
No.4線 手数を1日先行させ、
No.5線 当日は前日の新値手数よりも大きくなっていたら売り。
No.6線 過去200日間の新安値手数を計算する(パラメータが-200となっている)。20手以上なら買い。新安値手数は青色で描画する。
No.7線 手数を1日先行させ、
No.8線 当日は前日の新値手数よりも大きくなっていたら買い。

パラメータが+200のようにプラス値のときは「新高値手数」を計算し、-200のようにマイナス値のときは「新安値手数」を計算します。

グラフ@

設定例@グラフは図のようになります。(a)の日に新高値手数が23手になったので売マークが出ています。その後高値を更新するたびに売りマークが出て、最後の売りマーク(ピーク)は32手目でした。

下部のピンク色の線は新高値手数を表示し、青色線は新安値手数を表示しています。

(c)の日から新高値手数は32手で止まり、ピンク色線は水平になっています。一方新安値手数は(c)から増加し始め、最新日の新安値手数は15になっています。あと5手が更新されれば、そろそろ底値圏に入ります。


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