1619《カナル24》操作事典
 [1619] 株価や出来高の変換単位を変更する

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権利落ち(株式分割と併合)があったとき

2788「アップル」は2014年3月27日に1:100の株式分割をしました。

それまでの売買単位は1株でしたが、分割後は100株単位になりました。

データゲットから変換をすると、次のことが書き換えられます。
  1. 2014年3月27日の「権利落ち調整係数」に(0.01)が書き加えられる。

    株価データを読み込んだとき、2014年3月26日以前の株価は全部0.01倍(=1/100)されるので、株価の連続性が保たれる。

  2. 売買単位は1株単位であったので、出来高はありのままの出来高が記憶されていたが、100株単位になって出来高が100倍になるので、0.01倍(=1/100)して記憶される。
    すると14年3月26日の出来高199(株)と14年3月27日の出来高215(百株)は連続性をもつ。
@は株価の連続性にかかわることなので、2788「アップル」の株価データの「権利落ち調整係数」が書き込まれます。

Aは出来高の連続性にかかわることなので、「変換単位ファイル」が書き換えられます。
データゲットから日々の株価データをダウンロードする際にはは、右図の3つのものをダウンロードするようにしてください。
  1. 株価データ
  2. 銘柄情報データ
  3. 分割併合データ
銘柄情報データには、全銘柄の売買単位(100株とか1000株とか)が含まれています。また分割併合データには、権利落ちをした年月日と権利落ち調整係数(1:2の場合は0.5、1:100の場合は0.01など)が含まれています。
「データゲットから変換」をすると、
  1. 分割併合データを見て、権利落ちがあった銘柄を知り、その株価データの権利落ち調整係数を知ります。

  2. 次にその銘柄の銘柄情報データを見て、売買単位を知り、「変換単位ファイル」に売買単位を書き込みます。
    またグラフや計算で使う「株価・売買単位ファイル」を書き換えます。

  3. 最後に株価データを読み込んで、「変換単位ファイル」を参照しながら、株価の桁数を調整したり、出来高の数字を調整し、@の権利落ち調整係数とともに、その銘柄の(カナル用の)株価データを書き込みます。
以上のように、毎日上記の3つのデータをダウンロードしているなら、基本的に「変換単位ファイル」を修正する必要はありません。ただ1株単位のものは株価が65000円を超えることが多いので、株価単位の調整をする必要があります。

なお「オンラインデータ」→「HPから株価データをダウンロード」→「データゲットから変換に必要なファイルをダウンロード」をすると、「変換単位ファイル」も一緒にダウンロードされるので、ユーザーが「変換単位」を変更する必要性はほとんどありません。 (1041 データゲットから変換に必要なファリルをダウンロードを参照)

@変換単位ファイルの内容

変換単位ファイルの内容を見たり、修正したりするには、メニューの「変換単位の個別設定」をクリックします。
  1. DTEX50 の変換単位ファイルの内容が表示されます。

  2. 2788「アップル」を見ると、

  3. 株価は(X1倍)、

  4. 出来高は(X10倍)になっています。

A出来高の変換単位

出来高欄が、
  1. X1または空白 のときは1000株単位
  2. X10 のときは100株単位
  3. X100 のときは10株単位
  4. X1000 のときは1株単位
です。
2014年4月4日のデータゲットの2788「アップル」の株価データを見ると、次の数字になっています。

20140404,2784,t1,6490,6580,6450,6480,138000
20140404,2786,t2,1308,1320,1308,1320,1200
20140404,2788,m,144,145,140,144,28100
20140404,2789,q,380,383,378,383,2200

2788「アップル」の出来高は 28100株になっていますが、アップルは100株単位なので、出来高は281(百)株として記憶されます。このため出来高欄には「X10」が記憶されています。

出来高の基準は1000株です。458000株とデータが送信されてきたときは、基本的には1/1000倍した458(千株)が書き込まれますが、出来高が(X10倍)になっているときは、1/1000倍ではなく1/100倍で書き込まれます。

B株価の変換単位

右図の銘柄名の先頭に「R」がついていつ銘柄はREIT(不動産投信)です。

2014年4月から一般銘柄のほとんどは取引単位が、1000株か100株になりましたが、REITの多くは1株単位のままです。(出来高欄が「X1000」となっている)

1株単位の銘柄の株価は高くなりがちです。《カナル24》の株価データは65000円以上のものを記憶することはできないので、65000円以上の株価のものはX0.1 とかX0.01とかを掛けて、株価が65000円以内に収まるようにする必要があります。

株価欄がX0.1 とかX0.01 とかになっているのは、このためです。

2014年4月4日のデータゲットのコード8982〜8986の株価データを見ると、次の数字になっています。

20140404,8982,t1,464000,466000,462500,462500,277
20140404,8984,t1,412000,415500,411500,411500,428
20140404,8985,t1,47800,48200,47750,47800,4701
20140404,8986,t1,63200,63300,62800,62800,2706

8982「Rトップ」の株価は464000円です。1桁落としても46400円で、もう少し値上がりすれば65000円を超える可能性があります。そこで8982「Rトップ」の株価の変換単位は「X0.01」としています。

8985「Rホテル」の株価は47800円です。1桁落とせば4780円になるので株価の変換単位は「X0.1」としています。

C変換単位の変更のしかた

変換単位の変更のしかたは簡単です。
  1. コード8421を打ち込んで「OK」をクリックするか、

  2. リストから8421「信金中金」をクリックして選択して、

  3. 株価単位から「X0.01」をクリック

  4. 出来高単位から「X1000」をクリックし、

  5. 「記憶」ボタンをクリック。(いくつかの銘柄を修正したあとで「記憶」すればよい)

  6. 最後に「終了」ボタンで変換単位の変更を終わります。


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