1509《Qエンジン》操作事典
 [1509] 注雑ファイルとは?

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注雑ファイルとは?

指示書では、4つのファイル(ないし条件表)を指定せねばなりません。
  1. 描画用の条件表
  2. 計算用の条件表
  3. 生成先の条件表
  4. 注雑ファイル
です。オートマの流れと使うファイルは、
    @注目点と雑音点を設定し、これを注雑ファイルに記憶する。(注目点を設定するときに描画用条件表を使うこともある)

    A注目点・雑音点の各チャートの数値を計算し、これを注雑ファイルに記憶する。(チャートの数値を計算するときに計算用条件ファイルを使う)

    B注目点・雑音点の各チャートの数値を比較して、条件表を生成する。(生成先の条件表No.に記憶する)
となりますが、@ABともに使われるのが注雑ファイルです。

@注・雑は別のファイル

「注雑ファイル」と呼んでいますが、これは@注目ファイルとA雑音ファイルをあわせた呼称で、注雑ファイルというものがあるわけではありません。

しかし注目点を記憶している注目ファイルと、雑音点を記憶している雑音ファイルは一対のものです。注目ファイルだけ雑音ファイルだけが独立してあっても、オートマでは役に立ちません。

注目ファイルと雑音ファイルは、No.1〜No.999の番号を与えて管理します。《カナル24》でNo.1〜No.199の条件表を区別したり、No.1〜No.999の結果ファイルがあったりするのと同じようなものです。
  1. 注目ファイルと雑音ファイルは同じ番号で管理されます。図で「注雑ファイル」のNo.を51と設定したならば、No.51の注目ファイルとNo.51の雑音ファイルが作られ、それぞれに注目点または雑音点が記憶されます。

  2. 指示書で注雑ファイルを指定するには、右横にある▼ボタンをクリックし、指定したい注雑ファイルNo.を表示させます。
オートマを実行すると、指示書に従って@注目点とA雑音点が設定されていきます。日経先物だけを対象としてオートマを実行したときには、設定される注目点の個数も100とか200とかであり、雑音点をこの5倍ほど設定したとしても500〜1000程度にしかなりません。

しかし、例えば東証1部1700銘柄を対象にしてオートマを実行すると、その記憶すべき注目点・雑音点の個数は(注目点が3000〜6000個、雑音点が15000〜30000個)という膨大なデータ量になります。

こういった膨大なデータは一度に処理できませんから、注目点・雑音点が設定される都度、注雑ファイルに記憶していくわけです。
  1. オートマの実行が終了すると、図のように指定していた注雑ファイルNo.51に、注目点・雑音点が記憶されています。

    図ではNo.51の注雑ファイルのタイトルは「51 080907 J001 B0H 3% 10D 3% 113 572B」となっています。

    右側にある113が注目点の個数で、572が雑音点の個数です。

  2. 注雑ファイルの内容を見たい(修正もできる)なら、「確認」ボタンをクリックします。

  3. まずは注目ファイルの内容が表示されます。1行が1つの注目点を表しています。

    図では23行まで表示されていますが、この場合は113行の注目点があります。

  4. 雑音ファイルの内容を見たいときは、「注雑切替」ボタンをクリックします。

A注目ファイルの内容


注目ファイルと雑音ファイルの記憶内容は、同じ形式で記憶されています。図の赤線部を例にすると、左から順に
  1. 7 (行No.)
  2. 1009 日経先物 (コードと銘柄名)
  3. 970709 (雑音点の日付)
  4. -70.00 (計算用条件表のNo.2線の計算値)
  5. -90.00 (計算用条件表のNo.3線の計算値)
  6. -77.47 (計算用条件表のNo.4線の計算値)
などとなっています。

1.〜3.の項目は、オートマが注目点を設定したときに記憶され、No.4以降の数値はオートマが「計算用条件表」にもとづいて、各チャートを計算したときに記憶されます。

図のNo.1行〜No.3行は、注目点の日付だけがあって、計算値はすべて0.00になっています。これは株価データが不足して雑音点のチャートが計算できなかったためです。(計算値が0.00となっているものは正式の注目点ではありません)

B雑音ファイルの内容


注目ファイルと雑音ファイルの記憶内容は、同じ形式で記憶されています。図の赤線部を例にすると、左から順に
  1. 9 (行No.)
  2. 1009 日経先物 (コードと銘柄名)
  3. 970306 (雑音点の日付)
  4. -70.00 (計算用条件表のNo.2線の計算値)
  5. -85.00 (計算用条件表のNo.3線の計算値)
  6. -54.53 (計算用条件表のNo.4線の計算値)
などとなっています。

1.〜3.の項目は、オートマが雑音点を設定したときに記憶され、No.4以降の数値はオートマが「計算用条件表にもとづいて、各チャートを計算したときに記憶されます。

図のNo.1行〜No.6行は、注目点の日付だけがあって、計算値はすべて0.00になっています。これは株価データが不足して雑音点のチャートが計算できなかったためです。(計算値が0.00となっているものは正式の雑音点ではありません)

C注雑ファイルは上書きされる

オートマを実行すると、注雑ファイルは上書きされます。図で注雑ファイルはNo.51を指定していますが、タイトルを見ると、No.51の注雑ファイルには113個の注目点と572個の雑音点を記憶しています。

オートマを実行すると、No.51の注雑ファイルの内容は全部抹消され、今回実行したオートマによる注目点・雑音点だけが記憶されます。以前の注雑ファイルの内容はまったく残りません。


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