1508《Qエンジン》操作事典
 [1508] 雑音点の位置

目次へ.. 前頁へ.. 次頁へ..

雑音点の位置

オートマは、
@注目点の各チャートの数値と雑音点の各チャートの数値を比較し、
A役に立つチャートを順次選んで、
B条件表を生成する。

という仕事をするものですから、「注目点」が重要なのは当然として、これと比較する「雑音点」も同じほど重要です。

@雑音点の入れ方

図は「雑音点の位置」欄です。雑音点の入れ方は、図のように「,」(カンマ)で区切った数値(日)で指定します。

(雑音点の位置欄に何も設定しないこともできます。この頁のB「雑音点の欄を空白にしたとき」を参照。)
  1. 注目点を中心にして、それより前の日(グラフでは左側の日)を指定する。
    (図の例では、注目点の日より2日前と4日前と6日前を雑音点としています。)

  2. 注目点を中心にして、それより後の日(グラフでは右側の日)を指定する。
    (図の例では、注目点の日より2日後と4日後と6日後を雑音点としています。)

  3. 上図では、注目点の前後を同じ数値(2,4,6)にしていますが、同じである必要はありません。注目点の(2,4,6)日前と(3,6,9)日後のようにしてもよいのです。

  4. また上図では、注目点の前後に同じ個数(2,4,6の3か所)の雑音点を与えていますが、同じ個数である必要はありません。注目点の(2,4,6)日前と(3,6,9,12)日後のように違った個数にしてもよいのです。

  5. 入力できる雑音点は、カンマを含めて24文字までです。右図の下の欄では、(3,6,9,12,15,18,21,24,27)と9個の雑音点の位置を決めていますが、これで23文字です。上欄も24文字が入力できるので、1つの注目点に対して、18個〜22個程度の雑音点を指定することができます。

    1つの注目点に対してあまりにも多くの雑音点をいれると、雑音点の個数が多くなりすぎて、《Qエンジン24》の雑音点の個数の制限(注目点の個数とあわせて60000個以内でなければならない)を超えることもありますから、1つの注目点に対して1〜5個程度の雑音点を設定すればよいのです。

    なお数字とカンマは半角英数で入力して下さい。漢字モードの半角ではダメです。

A雑音点の設定例

図のように、注目点の@2日・4日・6日前と、A3日・5日・7日・9日後を雑音点としてみましょう。1つの注目点について、前に3か所、後に4か所の合計7か所です。

雑音点は注目点を中心にしてその前後に置かれますから、注目点の位置によって雑音点の位置は異なってきます。以下にいくつかの注目点と雑音点の位置の例を掲げます。

図のピンク色縦線は注目点で、緑色の縦線は雑音点です。
  1. aの注目点の前(左側)には3本の緑色縦線があります。注目点より2日前・4日前・6日前の3本です。

    aの注目点の後(右側)には4本の緑色縦線があります。注目点より3日後・5日後・7日後・9日後の4本です。

  2. bの注目点の前に3本、後に4本の雑音点が置かれています。cの注目点の前に3本、後に4本の雑音点が置かれていますが、bの後ろ(右)の3本目と4本目の雑音点とcの前(左)の2本目と3本目の雑音点はダブっています。雑音点がダブっているときは、その雑音点は2本分になるということはありません。
図のように注目点が連続していたときはどうなるのでしょうか?

例えばaの注目点から前(左)へ2日・4日・6日前の雑音点を入れようとすると、そこには別の注目点があります。aの後(右)へ3日・5日・7日・9日後の雑音点を入れようとしても、同じように多くの注目点がすでにあります。

杓子定規に雑音点を配置していくと、ある日は注目点でありながら雑音点でもあるということになってしまいます。売買マークを出したい注目点と出したくない雑音点が同じ日になるというのは矛盾しています。

しかし「オートマ」はうまくやってくれます。図のようにちゃんと矛盾しないように雑音点が配置されます。
  1. a〜bのように注目点が密集しているときは、最も左側にあるaを起点にして、前(左側)へ2日・4日・6日前の雑音点が配置され、最も右側にあるbを起点にして、後(右側)へ3日・5日・7日・9日後の雑音点が配置されます。

  2. d〜eのように間隔があいている注目点があるときでも、お互いの雑音点は他の注目点に影響のない範囲内で配置されます。

B雑音点の欄を空白にしたとき

右図の「雑音点の位置」欄は上下の欄ともに「空白」にしています。この欄が空白のときは、雑音点の入れ方が特別なものになります。(排他的雑音点という)

図では注目点の条件としては、
  1. (赤枠から)3%波動のボトム(売りのときはピーク)が注目点の候補となり、

  2. (青枠から)その候補のうち、5日間で5%以上上昇し、-2%以上下落していないものが、真の注目点になります。

  3. 3%波動のボトムだからといって、全部が注目点になるわけではありません。2.の制約によって注目点になりそこねるボトムも出てきます。
「雑音点の位置」欄が上下欄ともに「空白」にしておくと、2.の制約で注目点になりそこねたボトムが雑音点として設定されます。

図を見て下さい。ピンク色は注目点です。緑色は雑音点です。

図中のa,b,cは3%波動のボトムだけれど、上記の2.によって注目点になりえなかった位置です。これは買いマークを出してはならないボトムであるので、「雑音点」として設定されました。

注目点の位置で「前日+当日」に注目点を設定するように指示しているときは、雑音点になったボトムの「前日+当日」が雑音点となります。

図で注目点のピンク色は2つがセットになっていますが、これに対応して緑色の雑音点も2つがセットになっています。


目次へ.. 前頁へ.. 次頁へ..