1505《Qエンジン》操作事典
 [1505] 注目点の決め方

目次へ.. 前頁へ.. 次頁へ..

@注目点の条件

オートマ指示書のうち最も重要なものは「注目点の条件」です。注目点とは「売買マークを出したい日(位置)」ですが、どういう位置に注目点を設定するかによって、生成される条件表は異なってきます。

オートマでは「注目点の条件」で指示したとおりに、注目点を設定していきますが、この注目点は機械的に決められるので、「ここの位置は注目点としたくない。」という位置が注目点とされることもあります。

このようなときは後述の 「注目点・雑音点を個別設定」の機能(1601 グラフ上で注雑点を見る)を使って、グラフを見ながら注目点を自由に設定したり削除したりすることができます。

「注目点の条件」を指示するとき、図の青枠の「描画用条件表」が重要な意味を持つことがあります。

A注目点の条件は2段構え

「注目点の条件」欄は2段階になっています。
  1. 赤枠の部分は「注目点の候補」というべきもので、一定の条件に合致した日(位置)を注目点の候補とします。

    しかし、これら位置をすべて注目点とすると、例えば「買い」の条件を作るとき、

    @ある注目点からは株価は大いに上昇するが、
    Aある注目点からはほとんど株価が上昇していない、

    という質の悪い注目点が混じってくると困ります。(たいして株価が上昇しないのに売買マークを出そうとする)

  2. そこで図の青枠の部分で、実際にXX日間に株価がXX%上昇したときだけ、正式の注目点とする。という2段構えの条件になっています。

B注目点の候補

どういう位置を注目点の候補とするかは、 上図のAに「注目点の設定のルール」欄がありますが、ここでは次の4通りから選択できます。( さらに詳しいことは次頁で述べています。)
  1. は、描画に使う条件表は無視し、波動のピーク・ボトムを注目点とする。

    上図で「ピーク・ボトムは3%波動」としています。この意味は、図のように3%で上昇・下降が転換する波動を描き、そのボトムを「買い」の注目点(売りの場合はピークが注目点になる)とするものです。

    これを使うと、右図のabcdefgが買いの注目点(買いマークを出したい位置)の候補となります。

    この場合は「描画用条件表」は注目点の設定には何の影響も与えませんから、どのような条件表No.でもよいのです。

  2. は、描画に使う条件表の売買マークが出た日で、波動のピーク・ボトムを注目点とする。

    図には75日線(緑色)が描画されています。Aの例(abcdefgが注目点)のうち、「株価が75日平均線より下位にある」という条件をつけると、図のaefgだけが注目点の候補になります。

    この場合には一番上の図の「描画用条件表」欄には、「株価が75日平均線より下位にあるとき買い」という条件が設定されている条件表を指示しておきます。

    Bを指示するときは「描画用条件表」欄の条件表が意味を持ちます。例えば「75日線が上向き中」とか「75日線が下向き中」とか、「波動が切り上がり中(切り下がり中)」など、ある局面に限定した条件表を生成するときに使います。

  3. は、描画に使う条件表の売買マークが出た日を注目点とする。(波動のピーク・ボトムは無視する)

    これは波動(図の例は3%波動)のピーク・ボトムには関係なく、一番上の図の「描画用条件表」欄に指示した条件表の売買条件に合致した日のすべてを注目点の候補とするものです。

    右図は「描画用条件表」欄に、「5日順位相関が-80以下のとき買い」という売買条件を設定してある条件表を指示しておいたものです。abcdef・・・のように波動のピーク・ボトムには関係なく、ただただ5日順位相関が-80以下をつけた日を注目点(の候補)とします。

    当然のことながら「描画用条件表」欄に指示する条件表には売買条件が設定されていなければなりません。

  4. は、描画に使う条件表と波動のピーク・ボトムは無視する。

    これは注目点の候補としては何の制限もありません。「注目点の条件」欄の下半分の「その後株価が10日間に+3%以上上昇し、-2%以上下落していない」位置はすべて注目点にします。

    図では、要するに10日間のうちに株価が+3%上昇した(かつ10日間のうちに-2%下落していない)日は注目点になります。a,b,c,d,eのあたりの数日間がこれに該当するでしょう。

C真の(正式)注目点

注目点(の候補)を決めるには4通りある。ということがわかりました。これらはまだ「注目点の候補」であって、「注目点」ではありません。注目点となるには、右図の青枠部分Aの条件が満足されていなくてはなりません。その条件とは、
  1. 注目点の候補の日から、「株価が10日以内に+3%以上上昇すること。」

    (これは買いのための条件表の場合。売りのための条件表のときは、「株価が10日以内に-3%以上下落すること。」 となります。)

  2. かつ、株価が10日以内に-2%以上下落していないこと。

    (これは買いのための条件表の場合。売りのための条件表のときは、「株価が10日以内に+2%以上上昇していないこと。」 となります。)

    この2つ目の条件は、-2%下落してヒヤッとした後に+3%以上上昇した。といった乱高下の時期を排除したいからです。特にこの乱高下を排除したくないなら、「10日間に+3%以上上昇し、-99%以上下落していないこと」のように、通常は起こりえない下落%を設定しておけばよいのです。

    (売りの条件のときは、「10日間に-3%以上下落し、+99%以上上昇していないこと」のように、通常は起こりえない上昇%を設定する)


目次へ.. 前頁へ.. 次頁へ..