1305《Qエンジン》操作事典
 [1305] 評価基準を変更する

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総合評価とは?

前章までで条件表No.16(X日上昇率とY日下落率)の最適パラメータは(No.2線=1日、No.3線=7日)の組み合わせであることがわかりました。 最高の評価になったパラメータの行は次図のように紺色になります。

パラメータが(No.2線=1日、No.3線=7日)のときの成績は、@23回の売買があって、A1回当りの利益率が1.30%で、B勝率は73.9%、Cプロフィット・ファクターは2.13倍でした。この4項目はあるウェイトづけをして1つの評価得点にまとめられています。青枠の部分が評価得点です。

(No.2線=1日、No.3線=7日)の評価得点は73.8点になっています。ほかのパラメータの評価得点を見ると、36.0,54.2,47.3,53.6,50.4....といったふうで、73.8が最高の得点です。ここから(No.2線=1日、No.3線=7日)が最適なパラメータであると判断されたわけです。

@評価得点の計算方法

4つの項目(@件数、A利益率、B勝率、Cプロフィット・ファクター)の数字は単位が違いますから、単純に4項目を合計しただけでは評価得点にはなりません。単位が違う項目を比べるときは「偏差値」を計算し、それを合計するのがよいのです。以下のような手順で評価得点を計算しています。(この説明は重要ではない)
  1. 各項目について、偏差値を計算する。偏差値は理論上は0〜100の数字になるが、20以下のものは20に、80以上のものは80と足切りをしています。(また件数が10件未満のものは勘定にいれない)

  2. 4つの項目はそれぞれ(20〜80)の数字になるので、項目ごとに異なるウェートを掛けて、その数字の合計を出す。これを100点満点に直したものが評価得点になる。

    (4項目のウェートが全部1であるとすれば、最高の評価得点は80+80+80+80=320点になり、ウェートの合計が4(=1+1+1+1)なので、80点(=320÷4)となる。最低の評価得点は20+20+20+20=80点なので、100点満点に直せば20点(=80÷4)になります。
ウェートを確認したり変更したいなら、上図の「評価基準」ボタンをクリックして下さい。

A初期のウェート

各項目のウェートが表示されています。これが初期値です。4項目のウェートをみると
  1. 売買回数は0.0で、評価していません。
  2. 平均利益率は2.0で、1.0にくらべて2倍高く評価しています。
  3. 勝率は1.0で、普通の評価。
  4. プロフィット・ファクターは1.5で、1.0にくらべて0.5だけ高く評価しています。
このウェートに従えば、
  1. 各項目で最高の数値になったとき、単純な合計得点は、80X0+80X2.0+80X1.0+80X1.5=360点になります。これをウェートの合計4.5(=0+2+1+1.5)で割ったものが評価得点です。80点(=360÷4.5)になります。、

  2. 平均的な評価得点は、(50X0+50X2.0+50X1.0+50X1.5)/4.5=225/4.5=50点になり、

  3. 最低の評価得点は、(20X0.5+20X1.5+20X1.0+20X1.5)/4.5=90/4.5=20点になります。

Bウェートを変更してみる

「売買回数」のウェートを0.0倍から3.0倍に変更してみます。

当然のことながら、売買回数が多いものほど評価得点が大きくなります。

新しいウェートを使って評価得点が計算され、(No.2線=3 日、No.3線=25日)の組み合わせが最適であると表示しています。

(No.2線=1日、No.3線=7日)の組み合わせの売買件数は37件あり、この項目が利益率に比べて1.5倍、勝率に比べて3倍、プロフィット・ファクターに比べて2倍に評価されたためです。

なお初期のウェートで最も評価得点が高かった(No.2線=1 日、No.3線=7日)の組み合わせは、売買件数が23件と少なかったので、評価得点は61.7点に低下しました。


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