1271《Qエンジン》操作事典
 [1271] 検証結果を結合する

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メニューの「検証結果の結合」では以下の機能があります。
  1. 1270 検証結果の内容を見る
  2. 1271 検証結果を結合する (本章)
  3. 1272 検証結果を複写する
  4. 1273 検証結果を抹消する
  5. 1274 検証結果の統合テスト

検証結果の結合の意味

例えば(標準3)の条件表No.15を使って「検証」をすると、売買の内容は BTa3015D.prm という検証結果ファイルに記憶されます。(条件表ごとに記憶される)

いま、右図のように条件表No.Aと条件表No.Bの検証結果ファイルがあるとすれば、メニューの「検証結果」を使ってその成績を知ることができます。

また本章の「検証結果を結合する」を使って、条件表Aの検証結果と条件表Bの検証結果を1本のファイルにまとめておき、メニューの「検証結果」を使うと、条件表No.AとNo.Bをあわせた成績を知ることができます。

どのようなときに「検証結果の結合」が必要になるかの例を掲げると次のものです。
  1. 同じ条件表の内容の条件表Aと条件表Bを使って、同じ売買ルールで検証したが、条件表Aは1996年1月1日〜2008年12月31日までの検証結果、条件表Bは2009年1月1日〜2013年12月31日までの検証結果であるとき、AとBを結合したなら1996年1月1日〜2013年12月31日までの18年間の成績を知ることができる。

  2. 条件表Aまたは条件表Bのどちらかが売買マークを出したときにトレードするとしたときの成績は、条件表Aの検証結果と条件表Bの検証結果を結合したものを用意すれば、調べることができる。

  3. いくつの条件表(検証結果)でも結合することができるが、32500行以上になるときは結合できない。

@2つの検証結果(検証リスト)の結合の例

右図で選択されている4つの条件表について、
  1. 2001年1月1日〜2013年12月31日までの13年間

  2. 日経225の銘柄を対象にして「買い」だけの検証をする。

  3. このときの売買ルールは

    @翌日の始値で仕掛け、
    A10日が経過したら翌日の始値で決済する。

    B同じ日に複数の銘柄が売買マークを出したときは、株価が最も高い銘柄1つに絞って仕掛ける。
という検証がされています。

1254 成績対比表を使って4つ条件表の成績をまとめたものが次図です。

  1. トレード数が最多は条件表No.10「3点チャージ」で551回。
  2. 累計損益が最大は条件表No.10「3点チャージ」で8935M。
  3. 平均利益が最大は条件表No.11「短期大幅上昇」で179.4M。
  4. 勝率が最高は条件表No.11「短期大幅上昇」で100.0%。
  5. Pファクタが最高は条件表No.11「短期大幅上昇」で100.0倍。
効率のよいは条件表No.11ですが、トレード数が5回と極端にすくないので、累計損益も897.1Mと最小です。よい条件表の基準は、@平均利益が3.0%以上、A勝率が60%以上、BPFが1.5倍以上、だと考えています(一般銘柄の場合)。

トレード数(と累計利益)の小さい条件表No.11を除くと、条件表の成績は以下の順になります。
  1. No.12「逆張りの買い」・・・@平均利益(3.73%)、A勝率(62.6%)、BPF(2.15倍)ともに合格
  2. No. 9「大底買い・吹き値売り」・・・@平均利益(3.89%)、BPF(1.99倍)は合格。A勝率(58.8%)はわずかに不足
  3. No.10「3点チャージ」・・・@平均利益(1.26%)、A勝率(55.9%)、BPF(1.33倍)は全部不合格。
No.12のトレード数は13年間で139回です。だいたい1年に10回のトレードをしている勘定です。トレード数を増やすには、条件表No.9との併用をするとよいでしょう。

No.9とNo.12を併用したときの成績を調べるために、No.9の検証結果ファイルとNo.12の検証結果ファイルを「結合」してみます。

A検証結果の結合のしかた

  1. No.9とNo.12の2つの条件表をクリックして紺色にします。([Ctrl]キーを押したまま、No.9とNo.12をクリックする)

  2. 2つを結合した検証結果をどこに記憶させるのかを入力します。ここでは条件表No.22 には何も設定されていないので、「22」と入力した。

  3. 「結合」ボタンをクリック。

  4. 「はい」をクリック。

  5. 「条件表No.22に結合した検証リスト=214行」と表示されます。No.9の検証結果とNo.12の検証結果は合わせて214行になったことがわかります。

  6. 結合された検証リストが表示されています。

  7. No.9+No.12の検証結果はNo.16に記憶されたので、「終了」ボタンをクリック。

  8. この後は、スタート画面のメニューの「検証」→「検証結果」→「損益経過」でNo.16の成績を見ればよいのです。

1243 検証結果を使って、条件表No.22の検証結果の「損益経過」を表示させると、次のようになっています。

  1. トレード数は230回  (No.9とNo.12の単純な合計は250回)
  2. 累計損益は9312.1M  (No.9とNo.12の単純な合計は9623.1M)
  3. 平均利益は40.5M(4.05%)  (No.9とNo.12の平均は、38.5M(3.85%)
  4. 勝率は61.3%  (No.9とNo.12の勝率は、61.6%)
  5. PFは2.18倍)
となっており、@平均利益、A勝率、BPF は合格です。この場合はNo.9とNo.12を併用することによって、よりい成績になっています。

1254 成績対比表を使って4つ条件表とNo.22の成績を一覧表にしたものが次図です。

トレード数の少ないNO.11を除き、No.9、No.10、No.12、No.22(No.9+No.12の併用)の成績をを比べると
  1. トレード数が最多は条件表No.10。
  2. 累計損益が最大は条件表No.22。
  3. 平均利益が最大は条件表No.22。
  4. 勝率が最高は条件表No.12。
  5. PFが最大は条件表No.22。
となっており、No.9とNo.12を併用すれば、累計損益が大きく、リスクが小さく、効率のよいトレードができることがわかります。


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