1248《Qエンジン》操作事典
 [1248] 注目点を追加してみる

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注目点を追加する

前々章1561 雑音点の追加では、@条件表No.6(拡張4ファイル)の売買検証をし、A「時間切れ」と「損切りZ」になった仕掛けの日を雑音点として追加し、B新しい条件表No.7を生成しました。

ここでは、「利食いA」となった仕掛けの日を注目点として追加し、新しい条件表を生成してみます。
1520 (日経)@買いの条件表を作る では「オートマ指示書No.80」を使って、(拡張4)の条件表No.1に「事典1523(日経)(B)」を生成しました。次図は、これをほぼ同じ内容の「オートマ指示書No.94」です。

記憶する注雑ファイルがNo.8(元はNo.1)になり、生成先条件表がNo.8(元はNo.1)になっただけで、ほかの指示はまったく同じです。

生成される条件表の内容は、同じものになります。(単に条件表No.1に生成するか、No.8に生成するかの違いだけです。)

生成した(拡張4)条件ファイルの条件表No.8「事典1563(日経)(B)注追加前」の検証をしてみます。
  1. No.8を指定すると、

  2. 条件表No.6の内容が表示されますが、これは条件表No.1やNo.6と同じものです。

  3. 検証期間は、1524 (日経)D買い条件の売買検証をすると同じ期間です。

  4. 売買ルールも同じにします。
売買ルールは1524 (日経)D買い条件の売買検証をすると同じものです。すなわち
  1. 仕掛けは、買いマークが出た「翌日の始値」で買う。

  2. 時間切れは、買ってから5日が経過したら、「翌日の始値」で売却する

  3. 利食いは「当日のザラバ値で行う」
  4. 利食いAは、買値から3%の利益が出たとき、ザラバで売却する。

  5. 損切りは「当日のザラバ値で行う」
    損切りZは、買値から-3%の損失になったとき、ザラバで売却する。
条件表No.8の「売買成績」を見ると次図のようになっていました。当然ながら条件表No.1と同じ成績です。(1524 (日経)D買い条件の売買検証をする)

  1. 決済種別は
    • 利食いAは18件
    • 時間切れが 9件
    • 損切りZが 7件

  2. トレード数は 34件
  3. 累計利益率は 32%
  4. 平均利益率は 0.93%
  5. 勝率は 64.7%
  6. プロフィット・ファクターは 1.89倍
売買結果リストは以下のようになっています。

34回の売買があります。仕掛けた日には必ず買いマークが出されています。ただし買いマークは、当初注目点として設定した日に必ず出ているとは限りません。
    @注目点と設定した日と同じ日に出たときはたいていは「利食いA」ができているはずです。
    A雑音点と設定した日と同じ日に出たときはたいていは「時間切れ」とか「損切り」になっているでしょう。
    B注目点でも雑音点でもない日に買いマークがついたときは、あるときは「利食い」となり、あるときは「損切り」になります。
「損切り」になった仕掛けは間違い(の買いマーク)であるので、この日を雑音点に加えて、新しい条件表を作るというのが、前々章1561 雑音点の追加の意味でした。 逆に「利食い」になった仕掛けは、結果的に正しい買いマークなので、この日を注目点に加えて、新しい条件表を作るというのが、本章の「注目点を追加する」の意味です。

当初注目点としていなかったのに「利食いA」となった仕掛けは売買結果リストのAの日です。
No.8を生成するときに、どのような位置を注目点とし、どのような位置を雑音点としていたのかを見ると、次図のようになっていました。(このグラフは、「注雑個別設定」(1601 グラフ上で注雑点を見るを参照)を使って表示しました。)

(次図)ピンク色の縦線が注目点の位置で、緑色の縦線が雑音点の位置です。これを見ると、
  1. は、注目点でないところで買いマークを出し、「◎利食いA」となった。

  2. は、注目点で買いマークを出し、「◎利食いA」となった。
Aの買いマークは注目点ではない日に買いマークを出してしますが、結果は成功です。Aの仕掛けは「利食い」できた仕掛けであるので、この日を注目点として追加してみましょう。

「利食いA」となった仕掛けの日が注目点として追加されます。(すでに同じ日が注目点としてあるならば、二重には設定されません)

メニューの「注雑追加」をクリックします。


(次図)「注目点・雑音点の自動追加」の画面が現れます。

@追加する注雑点を指定する


以下のように指定しました。
  1. 記憶している注雑ファイルとは、オートマを使って条件表No.8を生成したときに「オートマ指示書」で指定していた注雑ファイルNo.です。(生成先条件表と同じNo.8としていました。)図のタイトルの右端を見ると、96個の注目点と378個の雑音点を記憶しています。

  2. 「買い条件」を選択。
    >
  3. 「追加する注目点」欄では「利食いA」をチェックしました。
    「注目点の位置」は「当日だけ」をチェックしました。
  4. 「追加する雑音点」欄では「損切りZ」をチェックしました。

    「雑音点の位置」は「当日だけ」をチェックしました。
    雑音点は追加する必要はないが、(この例では)注目点だけを追加したときは、新たな条件表が生成されなかった。元の条件表と同じものしかできなかったので、ここでは雑音点を追加することにしました。

  5. 「追加(P)」ボタンをクリックすれば開始です。

  6. 「追加終了」と出ました。これで注目点および雑音点の追加は終っています。

    念のため、どのような注目点・雑音点が追加されたのかを見てみましょう。

  7. もう一度「注雑追加(Z)」をクリックして下さい。
  8. No.8の注雑ファイルのタイトルの右の数字が「101 384B」になっています。101は注目点の個数、384は雑音点の個数です。

    当初の注目点は96個から101個へ追加され、雑音点は378個から384個へ追加されたわけです。

  9. 「キャンセル」で確認を終了し、売買検証の画面も終わります。

Aオートマの引継ぎ実行をする

  1. 1009 日経平均を選択して、「オートマ」に進んで下さい。

  2. オートマ指示書は、条件表No.8を生成したときに使ったものを選択します。ここではNo.94の指示書です。
    前回使ったオートマ指示書が表示されます。(買い条件の指示がしてある)

  3. 記憶する注雑ファイルはNo.8にします。(タイトルの注目点の個数が101、雑音点の個数が384になっています。)

  4. 生成先条件表はNo.9にします。前回生成したNo.8は残しておきたいからです。

  5. 以上の指示を確認したら「引継実行」ボタンをクリックします。

    (「新規実行」をすると、せっかく記憶させた注目点が最初から設定されるので、「注雑追加」をした意味がなくなります。注意して下さい。)
  6. 「注雑計算から開始」を選択します。

    「判別後の最小注目数」は「1個」以上にして下さい。(この数字は生成した条件表が買いマークを出す最低限度の個数です。1個としていれば、その条件表では必ず1個以上の買いマークがでます。)
  7. オートマは、
    注目点・雑音点の計算をし→
    要因分析をし→
    条件表を生成します。

  8. 条件表No.9に新しい条件表が生成されました。3行の設定がしてあるようです。



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