1242《Qエンジン》操作事典
 [1242] 仕掛け中の評価をするか

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売買成績とは?

「売買検証」では、@一定の期間(のデータ)について、A売買ルールにもとづき、B売買を繰り返した結果を調べます。通常はこの期間中に仕掛けて→手仕舞い(決済)できたものが成績になります。

期間中に仕掛けて、データの最新日になっても手仕舞いできていない売買は、成績には入っていません。

手仕舞いできていない売買は、今後の株価によって、利食いできたり、損切りしたり、時間切れになるなど、その成績はまだ決まっていないからです。

「売買検証」をするときに、右図の「検証期間中の仕掛けは全部評価する」の欄は「空白」にしておくのが普通です。

しかし手仕舞いできていないものを、最終の日で時価評価した売買成績を見たいという要望もあるでしょう。このときは、「検証期間中の仕掛けは全部評価する」の欄をチェックして検証して下さい。

@仕掛け中の評価をしない例

次図は(標準3)条件表No.14「75日線売買A(50日以上)」の損益経過を調べたときのものです。 手仕舞いできたものだけを売買成績としています。

ここで検証した期間は、010101(2001年1月1日)〜131231(2013年12月31日)までの約13年間です。損益経過の最後の2行は、6472「NTN」で、131108B(2013年11月8日)に買い仕掛けをし、131122(2013年11月22日)に「◎利食いA」で手仕舞っています。売買は完結しています。このときの売買成績は次図のようになっています。

  1. 利食いAは211件、利食いBは208件、時間切れは81件、損切りZは225件
  2. トレード数は 725件(勝ちトレードは444件、負けトレードは281件)
  3. 累計損益% 1838%
  4. 平均利益率は 2.53%
  5. 勝率は 61.2%
  6. プロフィット・ファクターは 1.49倍


A仕掛け中の評価をする例

検証期間の最終日になっても手仕舞いできなかったものは、最後の日に評価損益を計算し、これを含めて売買成績とする例です。

「売買検証」のとき、右図のように、「検証期間中の仕掛けは全部評価する」の欄をクリックしてチェックマークをつけて下さい。

ここで検証した期間は、010101(2001年1月1日)〜131231(2013年12月31日)までの約13年間です。損益経過の最後の2行は、6753「シャープ」で、131202(2013年12月2日)の350円で売り仕掛けをしています。最後の1行はまだ決着がついていないので、131230(2013年12月30日)現在の終値334円で損益を評価しています。この場合の決済は「時間切れ」となります。

次図の「売買成績」は、6753「シャープ」の売り(の評価)が加わった成績になります。

  1. 利食いAは211件→211件(変わらず)
    利食いBは208件→208件(変わらず)
    時間切れは81件→82件(1件増加)
    損切りZは225件→225件(変わらず)

  2. トレード数は 725件→726件(1件増加)
  3. 累計利益は 1838→1842% (ほとんど変わらず)
  4. 利益率は 2.53%→2.54% (ほとんど変わらず)
  5. 勝率は 61.2%→61.3% (ほとんど変わらず)
  6. プロフィット・ファクターは 1.49倍→1.49倍(変わらず)
となっています。この例では、仕掛け中のものが1件しかなかったので、売買成績の数字は大きな変化はありませんが、仕掛け中の銘柄が多いときは成績に違いがでてきます。


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