1238《Qエンジン》操作事典
 [1238] B損益経過(一定金額)で株価・売買単位を使う

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B損益経過(一定金額)で株価・売買単位を「使う」「使わない」による成績の違い

一定金額(千円)で売買する際に、「使う」としたとき、1回の取引額÷(B)売買代金の計算によって仕掛ける枚数が決まるので、現実に近い成績になります。

右図のような損益経過の指示をします。
  1. 一定金額(千円)で売買する

  2. 1回の取引額は1000千円とする

  3. 実際の株価と売買単位を「使わない」と

  4. 実際の株価と売買単位を「使う」の2通り

(一定金額)で株価・売買単位を「使わない」ときの成績

「株価」欄(赤枠)の株価は「株価データ」の数字です。売買代金は(株価データ×1000株)で計算され、(1回の取引額÷売買代金)から仕掛ける枚数が決まります。したがってこの例では、株価データが1000円を超えている銘柄は1回の取引額の1000千円を超えるので、仕掛けることはできません。

(一定金額)で株価・売買単位を「使う」ときの成績

「株価」欄(赤枠)の株価は「売買単位が1000と仮定したときの株価」の数字です。 例えば5108「ブリジス」の実際の株価は3785円ですが、「検証」をするときの株価は378.5となっています。「ブリジス」の売買単位は100株であるので、売買単位が1000株としたときは378.5円としているわけです。
つまり「ブリジス」の売買代金は378.5円×1000株=378,500円です。この例では1回の取引額を1,000,000円としているので、仕掛けることができるのは2000株(=1,000,000÷378,500)です。「378.5x2」の「x2」が2単位を仕掛けることを表しています。

上図の2035「N日経IV」の実際の株価は139900円で、売買単位は1株です。もし売買単位が1000株とするならば、株価は139.9円(=139900円×1株÷1000株)とするのが妥当です。このときの売買代金は139,900円なので、7単位(=1,000,000÷139,900)を仕掛けることができます。

上図には8301「日銀」がありません。「日銀」の実際の株価は55000円で、売買単位は100株です。もし1000株単位であるとするならば、株価は5500円(=55000×100株÷1000株)が妥当です。この場合の売買代金は5,500,000円になり、1回の取引額1,000,000円を超えているので、「日銀」の売買はできません。

「使わない」「使う」の総合成績を対比すると、次のようになります。

成績項目 株価・売買単位を使わない 株価・売買単位を使う 理論金額による売買
トレード数 150回255回289回
累計損益 1477.0千円2353.6千円1888.7M
平均利益 9.8千円9.2千円6.5M
勝率 52.7%55.7%53.6%
Pファクター 1.57倍1.55倍1.29倍
ドローダウン -575.0千円-600.1千円-879.2M
PD倍率 2.57倍3.92倍2.15倍
「使わない」ときの売買代金は(株価データ×1000株)で計算されるので、株価データが1000を超える銘柄の売買はできません。トレード数は150回と少なくなります。

「使う」としたときの売買代金は(実際の株価×売買単位)で計算されるので、「1回の取引額」を1000千円としたときは、ほとんどの銘柄の売買ができますが、トレード数は255回で、理論金額によるときの289回には及びません。売買代金が1000千円を超えるものが34回(=289-255)あったことになります。。

「1回の取引額」を10,000千円のように大きくすると、売買代金が10000千円を超える銘柄はそう多くないので、ほぼ全銘柄の売買ができますが、1銘柄に10,000千円を投資するというのは現実的ではありません。(「検証」では「理論金額」を採用すべきです)


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