1237《Qエンジン》操作事典
 [1237] A損益経過(一定株数)で株価・売買単位を使う

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A損益経過(一定株数)で株価・売買単位を「使う」「使わない」による成績の違い

一定株数(千株)で売買する際に、「使う」としたとき、(B)「売買代金」または(C)「1000株と仮定した株価」×1000株を使うので、現実に近い成績になります。
右図のような損益経過の指示をします。
  1. 一定株数(千株)で売買する

  2. 実際の株価と売買単位を「使わない」と

  3. 実際の株価と売買単位を「使う」の2通り

(一定株数)で株価・売買単位を「使わない」ときの成績

「株価」欄(赤枠)の株価は「株価データ」の数字です。売買代金は(株価データ×1000株)で計算され、この売買代金を使って損益額を計算します。

上図の5108「ブリジス」の(記憶している)株価データは3395円なので、3395円で1000株仕掛けたものとします。2035「N日経IV」の実際の株価は139800円ですが、(記憶している)株価データは13980円なので、13980円で1000株仕掛けたものとします。8301「日銀」の実際の株価は55000円ですが、(記憶している)株価データは5500円なので、5500円で1000株仕掛けたものとします。

(一定株数)で株価・売買単位を「使う」ときの成績

「株価」欄(赤枠)の株価は「売買単位が1000と仮定したときの株価」の数字です。 例えば5108「ブリジス」の実際の株価は3395円ですが、「検証」をするときの株価は339.5となっています。「ブリジス」の売買単位は100株であるので、売買単位が1000株としたときは339.5円としているわけです。

上図の2035「N日経IV」の実際の株価は139900円で、売買単位は1株です。もし売買単位が1000株とするならば、株価は139.9円(=139900円×1株÷1000株)とするのが妥当です。

8301「日銀」の実際の株価は55000円で、売買単位は100株です。もし1000株単位であるとするならば、株価は5500円(=55000×100株÷1000株)が妥当です。

「使わない」「使う」の総合成績を対比すると、次のようになります。

成績項目 株価・売買単位を使わない 株価・売買単位を使う
トレード数 289回289回
累計損益 -1703.0千円-3115.1千円
平均利益 -5.9千円-10.8千円
勝率 53.6%53.6%
Pファクター 0.90倍0.67倍
ドローダウン -5317.0千円-4756.8千円
PD倍率 -0.32倍-0.65倍
株価・売買単位を「使わない」としたときの売買代金は(株価データ×1000株)とするので、株価データの数字が大きい銘柄の成績がウェートを持ちます。

「使う」としたときの売買代金は、(実際の株価×売買単位)とするので、売買代金が大きい銘柄の成績がウェートを持ちます。

例えば図の3101「東洋紡」の売買代金は168,700円(=168×1000株)なので10%の利益を出しても利益額は+16,870円でしかありません。一方8301「日銀」の売買代金は5,500,000円(=5500×1000株)なので10%の利益を出したときは550,000円の利益額になります。総合成績は損益額を元にして計算されるので、全体の成績は売買代金が大きい銘柄の成績が色濃く出ます。

「一定株数で売買」は「使う」「使わない」のどちらにしても、全体の成績を正しく表現しません。(「検証」では「理論金額」を採用すべきです)



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