最近の日経平均の動き ―― 《カナル24》は語る (最近日の1日分の記事)

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(2018.4.25) TOPIX 1767P (-2) 日経平均 22215円 (-62) 14.2億株 2兆4679億)


昨日の海外株は、

(1)中国上海  +1.99%
(2)英FT100  +0.36%
(3)独DAX    -0.17%
(5)NYダウ    -1.74%
(6)ナスダック    -1.70%

米国はこの先の業績に楽観的ではなくなってきたようです。1-3月の業績が絶好調のところが多くあったが、4-6以降の業績は伸びが持続しないのではないか、の心配が出てきました。

すでにナスダックは、アップル・アマゾン・フェイスブックの手法に疑問がもたれ、これまでにこれまでのような成長期待はしぼみつつあるあります。さらにAIがすぐにでも活躍するかと思われたのに、現実の社会で実験してみると、いろいろな問題が起きてきた。

自動運転で人身事故が起きたことはAIのレベルはまだ信頼にたえるものではばないということでししょう。

いまのところAIは全てのことができるのではなく、分野ごとにAI技術を発展させるしかありません。このため今日の米国の個別銘柄は、アマゾン-3.81%、アップル-1.39%、フェイスブック-3.71%、グーグル-4.79%の大幅な下落です。


最近の米国株式の動きで象徴的なのが、昨日のキャタピラーの決算会見です。

キャタピラーの1-3月期決算は前期比8倍の利益をだしていたため決算決発表後は+4% の株価上昇があったといいます。

しかし途中になって、1-3月の業績は今年のピークである。それはすでに鉄鋼価格は前年の5割高になっているが、3月の鉄鋼とアルミの関税引き上げによって原材料費はさらに高まるため、利益は減少する、という幹部の発言がありました。

キャタピラー株は高値の+4%高から-6.2%まで下落する。1日で10%の下落をしたわけです。同じ資本財部門のボーイング株も-7.8%下落しました。ここはトランプ大統領の鉄鋼アルミの関税の追加引き上げが裏目にでました。中国を牽制するつもりであったのに逆に自国の企業を苦しめています。

米国は、 これまで素晴らしい未来を語ってきたテクノロジ−株がへたり気味な上に鉄鋼・アルミを多用する資本財銘柄(キャタピラー、ボーイング)の業績向上が望めない。さらには米国長期金利は3.0%を超えましたが、企業にとって金利高はマイナス材料です。一段の株価上昇は望み薄です。

日本株は、米国にとっての金利高は円安を招くのでプラス。企業業績もこれまでの円高が修正されてきたのでプラス。日経平均は、朝方は米国の株価下落に合わせて-200円安まであったが、そこから戻して-62円安で終わりました。日本株は買いだというコンセンサスができています。

株価は75日線(これが最も高い平均線)を2日連続しいて上回っています。75日線を頭にして株価は伸び悩んでいる格好ですが、あと2日ほどこの水準で揉み合えば、次の上昇が期待できます。

ただ9日順位相関と25日順位相関はともに+80以上になり、小波動の上昇日数も22日になっているので、目下は過熱感がでています。このまま上昇して小波動のピークをつけるのか、一度小幅な調整をして再度の上昇をするのかはわかりませんが、ポイントは2つ前のピーク22502円を上抜くかどうかです。



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株式会社 東研ソフト・・・ 執筆:坂本 正治

              
2012.4.10 から...