No.18 「統計」と「検証」を繰り返せば成績がよい条件表ができる

2014年6月に執筆 ・・・・  講座目次へ...ユーザー講座へ...

2014年4月に《カナル24》はVer.5になりました。Ver.5で変わったことは、以下のものです。
  1. 「インストーラー」を使ってのダウンロードは廃止し、《カナル24》から直接、各種のファイルやデータをダウンロードできるようになった。
  2. データを連結することによって、最大で5000日分の株価データを扱えるようになった。
  3. 1つの条件表に設定できる行数は150行だったが、これを300行まで設定できるようにした。
  4. 《Qエンジン24》にある「検証」機能を簡略化して、《カナル24》でも検証が行えるようにした。
  5. 「統計」の「散布図」に「2×2分割表」の機能を追加した。

この講座では「統計」と「検証の機能を使って、よい条件表を設定する方法の説明をします。


[ 1 ] トリガーと局面



トリガーというのは、売買マークを出すときのキッカケのことです。この日が仕掛ける日だということがわかるチャートのある一点です。例えば、「75日線が上向いた日」というのは何十日間に一度しかないのでトリガーですが、「75日線が上向いている日」は何日間も続くので、この日が買いだとは決めることができません。これはトリガーではなく「局面」です。

9日順位相関が「初めて-80以下になった日」はトリガーですが、「-80以下の日」はトリガーではなく局面です。トリガーは何日間かに1度だけ出るもので、局面はその状態が何日間か続くものをいいます。
次の条件表を設定してみました。


この設定例のトリガーは行No.3 の足型(3陽連)です。3陽連が出たら 買い」としています。
行No.4〜No.9は、局面を判断するためのチャートですが、まだ「買い」の条件はつけていません。どういう局面で出た3陽連がよいのかがわかっていないからです。

3陽連が出たときに「買い」とすると、右図の(a)〜(g)の7か所で買いマークが出ます。

(a)(b)は大きな利益は出ていませんが、(c)(d)(e)はある程度の利益が出ています。

(a,b)と(c,d,e)の違いは、「3陽連」というトリガー以外のチャート(局面)の違いであると思われます。

例えば、買マークが出た日の株価と4本の平均線(9日、25日、75日、200日)の関係を見ると、@(a)(c)(d)(e)は株価が4平均線の上にあるが、(b)は4平均線の下にあります。


買いマークがでた日の25日順位相関の数値を調べると、A(a)は-49、(b)は-82と25日順位相関は低い位置にあるが、(c)は-2、(d)は+18、(e)は+80と比較的高い位置にある。


あるいは買いマークが出た日の9日順位相関が上向きになった日数に注目すると、B(a)は10日目、(b)は6日目と長いが、(c)は2日目、(d)は3日目、(e)は1日目と3日以内であることがわかります。

以上3つの局面の分類をしましたが、
  1. 株価が4平均線より上にあるとするならば、買ってよいのは、a,c,d,eとなりますが、aは間違います。

  2. 25日順位相関の数値が-10以上とするならば、買ってよいのは、c,d,eとなり、この例ではすべて正解です。

  3. 9日順位相関の上向き日数が3日以内とするならば、買ってよいのは、c,d,eとなり、この例ではすべて正解です。
トリーガーだけでは勝率の高い条件表を設定することはできません。統計をとって局面を正しく判断できるチャートを見つけ、検証によって勝率を確かめる。これがよい条件表を設定する手順です。


[ 2 ] 役立つトリガーかどうかを検証する



トリガーの例として「3陽連」を取り上げましたが、「3陽連」はトリガーとして役立つのかの検証をしてみましょう。

  1. 結果ファイルNo.980「日経225銘柄」を使って、225銘柄を選択し、

  2. メニューの「検証」→「新規検証」をクリック。

    「検証のしかた」の画面が現れるので、

  3. (拡張8)の条件表No.199「トリガー例(3陽連)」を選択し、
    検証期間を (010101〜131231) と入力。

  4. (買いだけ)を選択し、

  5. 売買ルールを決めます。


売買ルールはシンプルなものにします。
  1. 翌日の始値で仕掛ける

  2. 売買マークがでて5日が経過したら、

  3. 翌日の始値で決済する
「3陽連」がでたときに買って、5日後に利益がどのくらいでるのか、勝率はどれほどなのかを調べるわけです。


検証が終わりました。要した時間は5分9秒ほどです。
  1. 225銘柄で、13年間に22604件ありました。

    1銘柄当たり約100件、13年で割ると、1年間に平均して7〜8回、3陽連が出ていることになります。

  2. 「売買成績」ボタンをクリック。

売買成績は次のようになっていました。


  1. 22604件あって、勝ちが10913件、負けが11691件。
  2. 累計損益は-411%。勝ちの累計が42024%、負けの累計が42434%。
  3. 平均損益%は-0.02%。
  4. 勝率は 48.3%。
  5. プロフィットファクターは 0.99倍
だいたい5分5分です。3陽連が出たというだけでは買えません。


利益率の高い順にソートしてみます。
  1. 検証リストの画面のメニューの「ソート」をクリック。

  2. キーを「最終%」と指定し、

  3. 「大→小」の順に並べ替えます。


利益率の最も高いのは、6796「クラリオン」の67.02%です。たったの5日間で、これだけあげたのだから暴騰です。

10%以上の利益が出たのは678件でした。

逆に利益率がマイナス(損失)のものを見ると、最低は2501「サッポロ」の-38.23%です。-10%以上の損失になったのは609件でした。

こうしてみると、勝率は50%を少し下回るとはいえ、大敗するよりも大勝することのほうが多いことがわかります。3陽連はトリガーとして使えます。


[ 3 ] トリガーの成績



9個のチャートについて、トリガーになりうるかどうかを調べてみました。

@9日順位相関が-80以下になった



図のように9日順位相関が3日間以上-80より高い位置にあったものが、はじめて-80以下になったときをトリガーとすると、その成績は次のようになります。
  1. トレード数は、23080件
  2. 累積損益%は、6957%
  3. 平均損益%は、0.30%
  4. 勝率は、50.5%
  5. Pファクターは、1.15倍
9日順位相関が-80まで下落しているということは、株価が相当下落しているということです。すでにある種の局面を織り込んだトリガーです。

このため「3陽連」よりも成績がよくなっています。

A9日順位相関が-80以上になった



図のように9日順位相関が-80以下にあったものが、はじめて-80以上になったときをトリガーとすると、その成績は次のようになります。
  1. トレード数は、23377件
  2. 累積損益%は、368%
  3. 平均損益%は、0.02%
  4. 勝率は、48.4%
  5. Pファクターは、1.01倍
9日順位相関が少し上昇して-80以上になるということは、株価が直近の安値から少し上昇しているということです。このため「-80以下になった」よりも成績は少し悪くなります。

また順位相関が一度は-80以下になっていたのだから、すでにある種の局面を織り込んだトリガーです。その割にはあまりたいした成績ではありません。

B9日順位相関と25日順位相関がともにが-80以下になった



図のように9日順位相関と25日順位相関がともに-80以下になったときをトリガーとすると、その成績は次のようになります。
  1. トレード数は、6094件
  2. 累積損益%は、4759%
  3. 平均損益%は、0.78%
  4. 勝率は、52.8%
  5. Pファクターは、1.37倍
例@と例Aは9日順位相関をトリガーとしましたが、ここでは25日順位相関を追加しています。

(9日順位相関が先に-80以下になっていて、後から25日順位相関が-80以下になる場合と、25日順位相関が先に-80以下になっていて後から9日順位相関が-80以下になる場合があるので、条件表は少し複雑になっています。)

9日順位相関は9日間の株価の動きを計り、25日順位相関は25日程度の株価の動きをはかります。25日順位相関はひとつの局面を表現しています。局面を限定すると成績はよくなります。

C株価が9日平均線を上抜いた



図のように株価が9平均線よりも5日間以上下位にあったものが、はじめて9日平均線を上抜いたときをトリガーとすると、その成績は次のようになります。
  1. トレード数は、26605件
  2. 累積損益%は、-552%
  3. 平均損益%は、-0.02%
  4. 勝率は、48.1%
  5. Pファクターは、0.99倍
株価が9日平均線を上抜くということは、株価が直近の安値から少し上昇しているということです。このため成績は少し悪くなります。

ただ、ここには局面の判断は入っていません。局面を絞ればよい成績になる可能性があります。

D主な株価のボトムが確定した



図のように「主な株価」が表示されたときは、小波動は上昇転換したと判断できます。主な株価のピークが表示されてから5日以上経過していて、ボトムの株価が表示されたときをトリガーとすると、その成績は次のようになります。
  1. トレード数は、22167件
  2. 累積損益%は、616%
  3. 平均損益%は、0.03%
  4. 勝率は、49.5%
  5. Pファクターは、1.01倍
「主な株価」は「3日H&L」が転換したときに表示されますボトムが表示されたときは株価が直近の安値から少し上昇しています。このため成績は少し悪くなるはずですが、勝敗はほぼ5分5分になっています。ここに局面の判断を入れるとよい成績になる可能性があります。

Eパラボリックが買いマークを出した



図のようにパラボリックが売りマークを出して5日以上経過した後に、買いマークを出したときをトリガーとすると、その成績は次のようになります。
  1. トレード数は、18889件
  2. 累積損益%は、898%
  3. 平均損益%は、0.05%
  4. 勝率は、49.0%
  5. Pファクターは、1.03倍
パラボリックの曲線は機械的に計算した傾向線であるといえます。この傾向線を上抜いたときに買いマークが出るので、買いマークが出たときは株価が直近の安値から少し上昇しています。このため成績は少し悪くなります。

F直近9日間のザラバ高値を終値が上回った



図のように株価終値が直近9日間のザラバ高値を上抜いた(これまで5日間以上は上抜いていない)ときをトリガーとすると、その成績は次のようになります。
  1. トレード数は、27269件
  2. 累積損益%は、2521%
  3. 平均損益%は、0.09%
  4. 勝率は、49.4%
  5. Pファクターは、1.05倍
過去9日間の高値を上回ってはじめて買いとするのだから、当然に勝率は悪くなります。ただ図の(a)のように大幅上昇のスタートを捕らえることができます。

G直近9日間のザラバ安値を終値が下回った



図のように株価終値が直近9日間のザラバ安値を下抜いた(これまで5日間以上は下抜いていない)ときをトリガーとすると、その成績は次のようになります。
  1. トレード数は、25647件
  2. 累積損益%は、6089%
  3. 平均損益%は、0.24%
  4. 勝率は、50.3%
  5. Pファクターは、1.12倍
F「過去9日間の高値を上回った」は株価が上昇して買いとなります。これは順張りです。G「過去9日間の安値を下回った」は株価が下落して買いとなります。逆張りです。

Gの逆張りのほうがFの順張りよりすこし成績がよくなっています。

H3陽連が出た



図のように、3陽連が出た(過去5日間は3陽連は出ていない)ときをトリガーとすると、その成績は次のようになります。
  1. トレード数は、21809件
  2. 累積損益%は、-51%
  3. 平均損益%は、0.00%
  4. 勝率は、48.5%
  5. Pファクターは、1.00倍

9つのトリガーの成績を調べましたが、最もよかったのは@「9日順位相関が-80以下になった」です。累計損益%は6957%、勝率50.5%、PFが1.15倍でした。これは株価が下落したときに買いマークが出るので「逆張り」のトリガーです。

逆張りのトリガーは@「9日順位相関が-80以下」、B「9日と25日順位相関が-80以下」、G「直近9日間のザラバ安値を下回った」の3つです。そのほかのトリガーは順張りです。

株価が上昇したときに買いマークが出る「順張り」のトリガーのうちで、最も成績がよいのはF「直近9日間のザラバ高値を終値が上回った」で、その成績は、累計損益%は2521%、勝率49.4%、PFが1.05倍でした。ほとんどの順張りのトリガーは勝率は49.0%以上あり、PFも1.00倍以上あります。どのトリガーも似たような成績であるので、どれを採用してもよいと思いますが、一度はトリガーの検証をして、@勝率が悪くないか? Aトレード数が少なくないか? のチェックをしてください。


[ 4 ] 成績がよい局面をどうやって見つけるのか



トリガーが買いマークを出したとき、どういう局面にあるときに成績がよいのかを調べるために、次のような条件表を設定しました。


  1. 上表のNo.1行〜No.5行はトリガーです。この例では「9日順位相関が-80以下になったとき(過去3日間には-80以下になっていない)をトリガーとしています。別のトリガーについて調べたいときは、紺色枠の部分を先に掲げたトリガーに変更してください。

  2. No.6行〜No.25行は、局面を調べるためのチャートです。実際にはピンク色枠の数値を表示させるチャートがどのどのようなときに成績がよいのかを調べます。全部で16個のチャートを設定しています。これらはトリガーが買いマークを出したときにどのような数値であったかを表示します。16個のチャートは次のものです。

    1. 「 9rci]・・・ 9日順位相関の値
    2. 「25rci]・・・25日順位相関の値
    3. 「 25kd]・・・株価と25日線のカイリ率
    4. 「 75kd]・・・株価と75日線のカイリ率
    5. 「200kd]・・・株価と200日線のカイリ率
    6. 「m25kd]・・・株価と25日線のカイリ率の最近10日間の最小値
    7. 「m75kd]・・・株価と75日線のカイリ率の最近10日間の最小値
    8. 「m2xkd]・・・株価と200日線のカイリ率の最近10日間の最小値
    9. 「25crs]・・・株価と25線のクロス日数
    10. 「75crs]・・・株価と75線のクロス日数
    11. 「200crs]・・・株価と200線のクロス日数
    12. 「 9hen]・・・9日変動率
    13. 「25hen]・・・25日変動率
    14. 「5kako]・・・株価の5日前からの過去比率
    15. 「9kako]・・・株価の9日前からの過去比率
    16. 「25kako]・・・株価の25日前からの過去比率


  3. No.26行〜No.29行は、トリガーが買いマークを出した翌日の始値(No.27行)と買いマークが出てから6日目の始値(No.28行)を取り出し、No.29行で利益率を計算しています。これは売買ルール(翌日の始値で仕掛け、5日が経過したらその翌日の始値で決済する)を条件表に組み込んだものです。

    この条件表を使って《カナル24》で「統計」をとると、@トリガーによる利益率と、Aそのときのチャートの値の2つを知ることができます。


  1. 日経225銘柄を選択し、

  2. 「計算」→「統計」をクリック。

  3. 上記の条件表((拡張8)のNo.181)を選び、

  4. 検索期間を010101〜131231 と指定して、「実行」ボタンをクリック。

  5. 統計を取った結果(統計リスト)が表示されます。データ数は23113件となっています。

    225銘柄が過去13年間に「9日順位相関が-80以下になって買い」となったのは延べ23113件ありました。

  6. 「散布図」ボタンをクリック。

  7. 散布図の画面が現れます。散布図とは2つの項目の数値を2次元平面の打点したものです。

    当初はY軸(縦軸)は条件表のNo.2行目の「9rci(9日順位相関)になり、X軸(横軸)は条件表のNo.10行目の「9rci(9日順位相関)になっています。それぞれの項目の個数・平均値・SD・最大値・最小値などが表示されています。

  8. Y軸もX軸も同じ「9rci」が選ばれているので、例えば順位相関の値が+65であれば、Y軸の65の位置で、X軸の65の位置にピンク色の○が打点されています。

    この場合はY軸とX軸が同じ項目なので、図のように打点は直線になっています。

  9. 目的は、23113件あった買いのときの、利益率と他の項目の数値との関係を調べることです。
    利益率は条件表のNo.29行に「rieki%」として表示されています。Y軸の空色の欄をクリックして、

  10. No.2の「rieki%」をクリックします。

  11. Y軸は「rieki%」に変更されます。図の上部に「Y=rieki%」と表示され、その下に利益率の統計値が表示されます。

    利益率の平均値は0.30%で、最大値は79.40%、最小値は-42.9%、中央値は0.01%であることがわかります。

    「9日順位相関が-80以下になったら買い」とすると、5日間で、79.40%の利益がでることもあるし、-42.9%の損失が出ることもありますが平均して+0.03%の利益がでています。

  12. 次にX軸の項目を指定します。「X=」とある黄色の欄をクリックし、

  13. No.11の「25rci」(25日順位相関)を指定します。

  14. 図の上部に「X=25rci」と表示され、その下に(買いマークが出たときの)25日順位相関の統計値が表示されます。

    25日順位相関の平均値は-11.21で、最大値は91.20、最小値は-98.70、中央値は-14.80であることがわかります。

    買いマークが出たとき、25日順位相関はおおむね-11.21〜-14.80よりも低い数値になっています。

  15. Y軸は利益率の値、X軸は25日順位相関の値を打点したとき、図のピンク色のようになります。Y軸が0の位置に青色の水平線を引きましたが、25日順位相関がどれくらいの値になったら利益率がプラスのものが多いとは判断できません。

    25日順位相関が-80以下の(a)のあたりは利益率がプラスになっている件数が(b)のマイナスになっている件数よりも多いのかなという感じはしますが、その他は25日順位相関の値が大きかるが小さかろうが、利益率はプラス・マイナスがほぼ拮抗しているようです。

  16. 散布図を見てもY軸とX軸の関係がよくわからないので、数値で比較してみます。

    「2×2分割表」をクリック。

  17. 「2×2分割表」が現れます。

    「2×2」というのは、Y軸をある値を基準にして大きいものと小さいものに分け、それぞれの件数を勘定します。

    またX軸もある値を基準にして大きいものと小さいものに分け、それぞれの件数を勘定します。

    すると全体のデータは4つに分類されます。(「田」の字型の4つに分類される)

@2×2分割表の見方

上図の「2×2分割表」の部分を拡大(原寸大)にして掲げます。

  1. はY軸の「シキイ値」です。0.10となっているのはY軸の中央値です。

  2. はX軸の「シキイ値」です。-14.80となっているのはX軸の中央値です。

  3. はY軸(利益率)が0.01以下で、X軸(25日順位相関)が-14.80以下の件数です。5744件あります。

  4. はY軸(利益率)が0.01超で、X軸(25日順位相関)が-14.80以下の件数です。5817件あります。

  5. はX軸(25日順位相関)が-14.80以下の件数です。11561件あります。これは(c)の5744件と(d)の5817件を合計したものです。

  6. はY軸(利益率)が0.01以下で、X軸(25日順位相関)が-14.80超の件数です。5837件あります。

  7. はY軸(利益率)が0.01超で、X軸(25日順位相関)が-14.80超の件数です。5715件あります。

  8. はX軸(25日順位相関)が-14.80超の件数です。11552件あります。これは(f)の5837件と(g)の5715件を合計したものです。

  9. はY軸(利益率)が0.01以下の件数です。11581件あります。これは(c)の5744件と(f)の5837件を合計したものです。

  10. はY軸(利益率)が0.01超の件数です。11532件あります。これは(d)の5817件と(g)の5715件を合計したものです。

  11. は全体の件数で、23113件あります。(e)+(h)の合計値でもあり、(i)+(j)の合計値でもあります。

  12. は、(a)と(b)のシキイ値によって、全体を4つに分類したとき、その分類に有意差があるかないかを判定する「X2乗値」です(カイジジョウと読む)。この分類がよい(有意である)ときは、3.841あるいは6.635以上の値をとらねばなりません。3.841以上なら、この分類が95%の確率で有意であるといえ、6.635以上なた99%の確率で有意であるといえます。

    この例では「X2値」が1.646しかないので、この分類は正しい(分類に差が見出せない)とはいえません。

Aシキイ値を変更する

売買の手数料が往復で0.2%かかるとするならば、利益率は最低でも0.2%なければなりません。Y軸(利益率)のシキイ値を0.2%とすれば、0.2%以下は負け、0.2%超は勝ちとなります。

  1. のY軸のシキ値の欄をクリックして、0.2と入力し、

  2. 「X2検定」ボタンをクリックすると、

  3. 新しい2×2分割表が表示されます。

    X軸(25日順位相関)が-14.80以下で、利益率が0.2%以下のものは5841件あり、X軸(25日順位相関)が-14.80以下で、利益率が0.2%超のものは5720件あります。0.2%超の件数がやや少ないいがだいたい勝敗の件数は拮抗しています。

  4. Y軸のシキイ値を0.2、X軸のシキイ値を-14.80としたときのX2値は2.234となっています。これは先ほどの1.646よりも大きくなって、この分類は少しましになっていますが、まだ有意ではありません。

  5. もし勝率(負け率)を数字で知りたいなら、「割合」ボタンをクリックします。

B割合(勝率)を知る


  1. は、X軸(25日順位相関)が-14.80以下のもので、Y軸(利益率)が0.2%以下のものは50.5%の件数があることを意味しています。(X軸が-14.80以下の全件数11561件に対する割合)

  2. は、X軸(25日順位相関)が-14.80以下のもので、Y軸(利益率)が0.2%超のものは49.5%の件数があることを意味しています。(X軸が-14.80以下の全件数11561件に対する割合)

  3. は、Y軸(利益率)が0.2超のもので、X軸(25日順位相関)が-14.80以下のものは、50.5%の件数があることを意味しています。(Y軸が0.2超の全件数11322件に対する割合)

  4. は、Y軸(利益率)が0.2超のもので、X軸(25日順位相関)が-14.80超のものは、49.5%の件数があることを意味しています。(Y軸が0.2超の全件数11322件に対する割合)

    図のようにX軸のシキイ値を-14.80としているので、これは「買いマークが出た日の25日順位相関が-14.80以下なら買い」ということに該当します。この場合0.2%超の利益率が出るのは49.5%で、0.2%以下の利益率になるのは50.5%あることを意味しています。

    X軸のシキイ値が-14.80では、勝率は49.5%にしかなりません。またX2値も2.234で有意ではありません。勝率が高くなり、X2値が有意になるようなX軸のシキイ値を求めることができます。

C最適なX軸のシキイ値を知る


  1. 「X軸最適シキイ値」ボタンをクリックすると、

  2. 最もX2値が大きくなるようなX軸のシキイ値を見つけてくれます。例では-81.00となっています。X軸(25日順位相関)が-81以下と-80超に分ければ、X2値が最も大きくなります。

  3. このときのX2値は39.870です。1%水準で有意です。

  4. このとき、2×2分割表ではX軸が-81以下の件数は3601件あり、Y軸(利益率)が0.2%以上であるのは1938件あります。

    勝率は(1938÷3601×100)で計算できますが、この計算をさせるには「割合」ボタンをクリックsます。

    X軸(25日順位相関)が-81以下の3601件のうち、Y軸(利益率)が0.2%超のものは1938件ありましたが、その割合は53.8%です。つまり勝率は53.8%であるわけです。

    散布図を見たとき、X軸が-80以下のところは利益率がやや高そうだと見えたのは正しかったのです。

    といってもその勝率は53.8%でしかないので、X軸(25日順位相関)を局面を判断するためのチャートとしてもたいした成果はでません。もっと有効なチャートがあるのではないか?

DX軸の項目を変えて、よりX2値の大きいものを見つける


  1. X軸の項目を「25kd」(株価の25日線からのカイリ)に変更してみました。

    散布図を見ると、Y軸(利益率)が0超でX軸(25日線カイリ)が-15%以下の(A)の件数は、Y軸(利益率)が0以下でX軸(25日線カイリ)が-15%以下の(B)の件数よりも多いように見てとれます。

  2. そこで「2×2分割表」ボタンをクリックして、


  1. Y軸のシキイ値を0.2%にして、

  2. 「X軸最適シキイ値」ボタンをクリックすると、

  3. 最適なX軸のシキイ値は-21%と表示されます。

  4. このとき、Y軸(利益率)が0.2%以上で、X軸(25日線カイリ)が-21%以下のものは197件あります。25日線カイリが-21%以下の全件数は261件なので、かなりの割合です。

  5. このシキイ値による分類のX2値は74.146で、1%水準で有意です。

  6. 「割合」ボタンをクリックして勝率を確かめると、

  7. X軸(25日線カイリ)が-21%以下の件数の261件のうち、Y軸(利益率)が0.2%超のものは75.5%あることがわかります。

    つまり買いマークが出たとき、25日カイリが-21以下のときに仕掛けるならば、75.5%は0.2%以上の利益が出るということです。4回に1回は勝てる。4回に1回しか負けない。ということです。

    ただしX軸(25日線カイリ)が-21%以下の件数が261件というのは、件数として少な過ぎます。例えば大震災の直後なら225銘柄のうち50件〜100件が同じ日に25日線カイリが-21%以下になっていた可能性があります。

    あまり件数が少ないものは、ある特定の日に絞られている可能性があります。このときは勝率はよいが、限られた局面でしか買えないということになります。満遍なく買いができるためには、225銘柄の4〜5倍の900〜1100件数程度があったほうがよいでしょう。


[ 5 ] 局面を絞って勝率を高める(Aルート)



2×2分割表で、最適なX軸のシキイ値がよい成績を出すことができることがわかりました。この例ではX軸になる項目は16個を取り上げています。これら16個について、
  1. X2値が最大になるときのシキイ値と、件数、勝率(利益率が0.2%超で勝ち)
  2. 件数が900以上でX2値が最も大きいときのシキイ値と、件数、勝率(利益率が0.2%超で勝ち)
を調べ、一覧表にして掲げます。

(表1) トリガーが「9日順位相関が-80以下で買い」のときの局面
No. 略字 項目 Aシキイ値 X 2値 件数 勝率 Bシキイ値 X 2値 件数 勝率
2 25rci 25日順位相関 -81以下 39.9 1938/3601 53.8% -81以下 39.9 1938/3601 53.8%
3 25kd 25日線からのカイリ率 -21以下 74.1 197/261 75.5% - - - -
4 75kd 75日線からのカイリ率 -21以下 38.5 735/1280 57.4% -21以下 38.5 735/1280 57.4%
5 200kd 200日線からのカイリ率 -52以下 19.3 143/225 63.6% - - - -
6 m25kd 25日線カイリ率最小値 -20以下 80.9 309/440 70.2% - - - -
7 m75kd 75日線カイリ率最小値 -44以下 35.0 88/115 76.5% - - - -
8 m2xkd 200日線カイリ率最小値 -57以下 17.7 94/141 66.7% - - - -
9 25crs 株価と25日線クロス -16以下 45.8 2337/4360 53.6% -16以下 45.8 2337/4360 53.6%
10 75crs 株価と75日線クロス 43超 8.4 1616/3144 51.4% 43超 8.4 1616/3144 51.4%
11 200crs 株価と200日線クロス 90以下 8.6 9516/19256 49.4% 90以下 8.6 9516/19256 49.4%
12 9hen 9日変動率 27超 37.4 195/292 66.8% - - - -
13 25hen 25日変動率 22超 51.5 1791/3268 54.8% 22超 51.5 1791/3268 54.8%
14 5kako 5日前過去比率 -14以下 17.0 537/968 55.5% -14以下 17.0 537/968 55.5%
15 9kako 9日前過去比率 -15以下 42.0 344/549 - - - -
*16 25kako 25日前過去比率 -19以下 97.2 915/1492 61.3% -19以下 97.2 915/1492 61.3%

上表の右端の「勝率」欄の数字は件数が900件以上あるときの勝率です。X2値が97.2と大きいNo.16「25kako」を局面としましょう。すると、次のような売買条件をつけることになります。
  1. 9日順位相関が-80以下になったら買い(トリガー)
  2. 「25kako」25日前過去比率が-19以下ならば買い(局面@)
この2つの売買条件をつけることによって、今後対象とする検証リストは1492個になります(表1)のNo.16の件数(915/1492) を参照)。この1492個以外のものを統計リストから抹消します。

@ 局面@にない統計リストを抹消する。


「散布図」を終了して、統計リストの画面に戻ります。
  1. メニューの「行選択」→「条件をつけて選択」をクリック。

  2. 「条件項目」の画面が現れるので、「ka25 kako」を選択し、

  3. (-19)以下と入力して、

  4. 「実行」ボタンをクリック。

  5. 「25kako」が-19以下の1492行が選択されます。

  6. メニューの「行選択」→「選択行を反転させる」をクリック。

  7. 「25kako」が-19以下でない行が選択されます。

  8. メニューの「行抹消」をクリックすれば、選択している行が抹消されます。

  9. 「25kako」が-19以下でない行が抹消され、「25kako」が-19以下の行だけが残ります。

  10. ふたたび「散布図」をクリックして、残った1492行についての検討をします。

A局面@の条件に合致した統計リストを分析する

「散布図」の画面を出します。

  1. Y軸は「reieki」(利益率)を、X軸は「25rci」(25日順位相関)を指定すると、

  2. Y軸とX軸の統計値が表示されます。Y軸の個数は1492件となっています。

    Y軸の平均値は2.49%です。「25日前過去比率が-19以下」の局面の条件を加えたことで、平均して2.49%の利益が出ています。最大値は79.40%の利益、最小値は-42.90%の損失が含まれています。

  3. 「2×2分割表」ボタンをクリック。


  1. Y軸のシキイ値を0.2(%)にして、

  2. 「X軸最適シキイ値」ボタンをクリックすると、

  3. X軸の最適なシキイ値は-91と表示されます。

    X軸(25日順位相関)が-91以下のとき、Y軸(利益率)が0.2%以下のものは179件で、0.2%超のものは335件あります。

  4. 勝率を知るために「割合」ボタンをクリック。

  5. 勝率は65.2%とあります。もともとの勝率は(表1)にあるように61.3%あったので、新たに25日順位相関が-91以下で買い」の条件をつけたとき、勝率は+3.9%アップしています。

  6. またX2値が4.896と低いのはよくありません。5%水準では有意ですが、1%水準では有意ではありません。

X軸を他の項目に変更して、「25日前過去比率が-19%以下なら買い」に続く局面について調べました。
  1. X2値が最大になるときのシキイ値と、件数、勝率(利益率が0.2%超で勝ち)
  2. 件数が450以上でX2値が最も大きいときのシキイ値と、件数、勝率(利益率が0.2%超で勝ち)
(先ほどは件数を900件以上としていましたが、今回は「25kako」の条件で絞られているので、その半分の450件としています。)

(表2) 「9日順位相関が-80以下で、25日過去比率が-19%以下なら買い」のときの局面
No. 略字 項目 Aシキイ値 X 2値 件数 勝率 Bシキイ値 X 2値 件数 勝率
2 25rci 25日順位相関 -91以下 4.8 335/514 65.2% -91以下 4.8 335/514 65.2%
3 25kd 25日線からのカイリ率 -21以下 27.7 194/256 75.8% - - - -
4 75kd 75日線からのカイリ率 -44以下 12.8 74/94 78.7% - - - -
5 200kd 200日線からのカイリ率 -12超 18.7 214/296 72.3% - - - -
6 m25kd 25日線カイリ率最小値 -21以下 21.3 256/357 71.7% - - - -
7 m75kd 75日線カイリ率最小値 -44以下 12.7 85/110 77.3% - - - -
8 m2xkd 200日線カイリ率最小値 -12超 18.9 207/285 72.6% - - - -
9 25crs 株価と25日線クロス -22超 7.8 458/704 65.1% -22超 7.8 458/704 65.1%
10 75crs 株価と75日線クロス -19超 29.0 318/443 71.8% - - - -
11 200crs 株価と200日線クロス -20超 28.7 360/509 70.7% -20超 28.7 360/509 70.7%
12 9hen 9日変動率 27超 8.2 167/240 69.6% - - - -
13 25hen 25日変動率 46超 15.3 129/172 75.0% - - - -
14 5kako 5日前過去比率 -23以下 4.0 80/114 70.2% - - - -
15 9kako 9日前過去比率 -16以下 15.3 222/313 70.9% - - - -
16 25kako 25日前過去比率 -38以下 8.3 83/112 74.1% - - - -

上表の右端の「勝率」欄の数字は件数が450件以上あるときの勝率です。X2値がよいのはNo.11の「200crs] です。「200crs」を局面Aとしましょう。すると、次のような売買条件をつけることになります。
  1. 9日順位相関が-80以下になったら買い(トリガー)
  2. 「25kako」25日前過去比率が-19以下ならば買い(局面@)
  3. 「200crs」株価と200日線のクロス日数が-20超(-19以上)ならば買い(局面A)
この2つの売買条件をつけることによって、今後対象とする検証リストは509個になります(表2)のNo.11の件数(360/509) を参照)。この509個以外のものを統計リストから抹消します。

B局面@と局面Aの条件に合致した統計リストを分析する

「散布図」の画面を出します。

  1. Y軸は「reieki」(利益率)を、X軸は「25rci」(25日順位相関)を指定すると、

  2. Y軸とX軸の統計値が表示されます。Y軸の個数は509件となっています。

    Y軸の平均値は4.00%です。「200日線クロスが-20超(-19以上)」の局面の条件を加えたことで、平均利益は2.49%→4.00%へアップしています。最大値は51.90%の利益、最小値は-32.70%の損失が含まれています。

  3. 「2×2分割表」ボタンをクリック。


  1. Y軸のシキイ値を0.2(%)にして、

  2. 「X軸最適シキイ値」ボタンをクリックすると、

  3. X軸の最適なシキイ値は-82と表示されます。

    X軸(25日順位相関)が-82以下のとき、Y軸(利益率)が0.2%以下のものは106件で、0.2%超のものは224件あります。

  4. しかしX2値は3.677で、5%水準の3.841に足りません。この分類は有効ではありません。25日順位相関はここでは役立ちません。

X軸を他の項目に変更して、局面Aの「200線のクロス日数が-20日超(-19日以上)なら買い」に続く局面Bについて調べました。
  1. X2値が最大になるときのシキイ値と、件数、勝率(利益率が0.2%超で勝ち)
  2. 件数が225以上でX2値が最も大きいときのシキイ値と、件数、勝率(利益率が0.2%超で勝ち)
(先ほどは件数を450件以上としていましたが、今回は局面@の「25kako」と局面Aの「200crs」の2つの売買条件によって絞られているので、その半分の225件としています。)


(表3) 「9日順位相関が-80以下、25日過去比率が-19%以下、200日線クロス日数が-20超なら買い」のときの局面
No. 略字 項目 Aシキイ値 X 2値 件数 勝率 Bシキイ値 X 2値 件数 勝率
2 25rci 25日順位相関 - - - - - - - -
3 25kd 25日線からのカイリ率 -21以下 14.8 71/80 88.8% - - - -
4 75kd 75日線からのカイリ率 6超 4.8 360/507 71.0% 6超 4.8 360/507 71.0%
5 200kd 200日線からのカイリ率 - - - - - - - -
6 m25kd 25日線カイリ率最小値 -19以下 9.1 121/151 80.1% - - - -
7 m75kd 75日線カイリ率最小値 6以下 4.8 360/507 71.0 6以下 4.8 360/507 71.0%
8 m2xkd 200日線カイリ率最小値 - - - - - - - -
9 25crs 株価と25日線クロス - - - - - - - -
10 75crs 株価と75日線クロス -33超 7.4 346/480 72.1% -33超 7.4 346/480 72.1%
11 200crs 株価と200日線クロス - - - - - - - -
12 9hen 9日変動率 27超 6.0 68/83 81.9% - - - -
13 25hen 25日変動率 30超 4.4 157/207 75.8% - - - -
14 5kako 5日前過去比率 -23以下 7.8 40/45 88.9% - - - -
15 9kako 9日前過去比率 -19以下 12.8 70/80 87.5% - - - -
16 25kako 25日前過去比率 -26以下 5.8 105/133 78.9% - - - -

上表の右端の「勝率」欄の数字は件数が225件以上あるときの勝率です。勝率が最も高いのは、No.10「75crs」の72.1%です。 No.10「75crs」を採用することにします。すると、次のような売買条件をつけることになります。
  1. 9日順位相関が-80以下になったら買い(トリガー)
  2. 「25kako」25日前過去比率が-19以下ならば買い(局面@)
  3. 「200crs」株価と200日線のクロス日数が-20超(-19以上)ならば買い(局面A)
  4. 「75crs」株価と75日線のクロス日数が-33超(-32以上)ならば買い(局面B)
たぶん次の局面Cを検討しても有意な統計値は出ないと思われるので、局面Bまでで検討を打ち切ります。この結果次のような条件表ができます。

(表4)9日順位相関(逆)をトリガーとした買いの条件表(Aルート)



[ 6 ] できた条件表を検証する



「統計」の「分布表」→「2×2分割表」を使って、買いの局面を絞り、(表4)の条件表ができました。さてこの条件表はちゃんとよい成績を出すのかどうか? 局面Bまで絞った(表3)のNo.10「75crs」(75日線クロス日数)の件数や勝率を見ると、@480件が検索され、A勝率は72.1%(手数料が0.2%)になっていました。

先走っていうと、この数字は「統計リスト」の数字から導いたものです。統計リストの数字は小数点第1位までしかないので、概算した数字です。実際に検証したときの数字は少し違ってきます。(例えば統計リストで、20.0と表示されていても、実際の細かな数字は20.04のこともあれば19.95のこともある)


  1. 日経225銘柄を選択しておいて、

  2. メニューの「検証」→「新規検証」をクリック。

  3. 設定した条件表No.171「局面例(9日順位相関/逆)」を選択して、

  4. 検証期間を(010101〜131231)とします。これは「統計」をとったときと同じ期間です。

  5. 売買ルールは次図のようにします。これも「統計」をとったものと同じです。


  1. 売買マークが出たら翌日の始値で仕掛ける

  2. 売買ルールが出て5日が経過したら、その翌日の始値で決済する

  3. 利食いはしない
  4. 損切りはしない


  1. 検証が終わりました。検証した件数は460件となっています(統計による480件より減っています)

  2. 「損益経過」をクリック。


「損益経過の指示」の画面が現れるので、次のように指示します。
  1. 理論金額(千M)で売買する

  2. 片道手数料は(0.1%)

  3. 初期資金は無制限

  4. 仕掛け日の制限なし

  5. 仕掛ける銘柄数の制限なし


「損益経過」の数字が表示されます。図が小さいので次に拡大したものを掲げます。

(表5) @全部トレードしたときの成績


  1. トレード数は、460回。(統計では480件だった)
  2. 累計利益は、19013M(1901.3%)
  3. 平均利益は、41.3M(4.13%)
  4. 勝率は、72.2%。(統計では72.1%だった)
  5. Pファクタは、3.74倍
この条件表は「統計」→「散布図」→「2×2分割表」から導いたものですが、さきほどいった統計の有効桁が少ないので、トレード数は少し減っているが、勝率はほぼ同じになっています。

メニューの「年別成績」をクリックすると、次の年別成績が表示されます。



トレード数が多いのは、2011年、2013年、2006年、2008年、2001年です。2011年は3月11日の大震災直後の暴落、2013年は5月23日からの暴落、2008年はリーマンショックによる暴落、など暴落した年に買いマークが多く出ているようです。

暴落時には諸株がいっせいに下落するので、同じ日に買いマークを出した銘柄が多くあるはずです。同じ日に10銘柄が買いマークを出しても買えるものではありません。せいぜいが1銘柄か2銘柄です。すると残りの8〜9銘柄のトレードによる損益は実態のないもので、成績は水増しされていることになります。

(表6) A1銘柄限定でトレードしたときの成績

そこで「損益経過の指示」で、右図のように「仕掛ける銘柄数の制限」を「銘柄数は( 1 )銘柄まで」とし、仕掛ける銘柄は「株価が最も高い銘柄」と指示します。

こうすると、同じ日に10銘柄が買いマークを出したとき、1銘柄だけを仕掛け→決済したものが成績になります。残りの9銘柄の成績は入り込まないので、現実的な成績を知ることができます。

同じ日に複数銘柄が買いマークを出しても、1銘柄しか仕掛けないときの成績は次のようになります。


(全部トレード)の成績を( )内に表示しています。
  1. トレード数は、228回 (460回)
  2. 累計利益は、4579M(457.9%) (19013M(1901.3%))
  3. 平均利益は、20.1M(2.01%)  (41.3M(4.13%))
  4. 勝率は  、61.4%   (72.2%)
  5. Pファクタは、 2.10倍  (3.74倍)
トレード数は460回から228回に減っています。その差238回は同じ日にことなる銘柄が買いマークを出していたわけです。この238回のまぼろしのトレードを除くと勝率が低下したということは何を意味するのでしょうか? 

それは、「同じ日に複数の銘柄が買いマークを出していたときの勝率は、1銘柄だけが買いマークを出していたときの勝率よりも高い」ということです。つまり同じ日に1銘柄し買いマークを出したときはトレードせずに、2銘柄以上が買いマークを出したときだけ(そのつちの1銘柄に絞って)トレードすればよいのです。

(表7) B同一日に2銘柄以上買いがでたとき、1銘柄限定でトレードしたときの成績

これを確かめるには「損益経過の指示」を右図のようにします。
  1. 「仕掛け日の制限」は「同一日に( 2 )銘柄以上の買いマークがでたときだけ仕掛ける。

  2. 仕掛ける銘柄数の制限」は「銘柄数は( 1 )銘柄まで」で

  3. 株価が最も高いものを仕掛ける。
このやりかたによる成績は次のようになります。



(全部トレード)の成績を( )内に表示しています。
  1. トレード数は、65回 (460回)
  2. 累計利益は、2129M(212.9%) (19013M(1901.3%))
  3. 平均利益は、32.8M(3.28%)  (41.3M(4.13%))
  4. 勝率は  、75.4%   (72.2%)
  5. Pファクタは、 2.94倍  (3.74倍)
トレード数は少なくなりますが、勝率は一番よくなっています。


[ 7 ] 局面を絞って勝率を高める(Bルート)



[ 5 ] 「局面を絞って勝率を高める(Aルート)」では、(表1)で検討したところ、No.16「25kako」(25日前過去比率)が-19%以下の局面を第一の局面@としました。当初の統計リストは23113件ありましたが、局面@では1492件に絞りました。その結果、局面@ABの3つの局面に絞った(表4)の条件表ができました。

21621件(=23113-1492)の統計リストは削除したわけですが、逆に この21621件の統計リストをもとにして局面を絞っていくとどうなるのでしょうか? (表5)とは異なる局面が見つかるはずです。


まず統計リストから「k25kako」が-19以下のものを抹消します。
  1. 統計リスト(23113件)を表示させておいて、

  2. 「行選択」→「条件をつけて選択」をクリック。

  3. 「25kako」を選択し、

  4. (-19 以下)と入力して、

  5. 「実行」ボタンをクリック。

  6. 「25kako」が-19以下の1492件が選択されるので、

  7. 「行抹消」をクリック。

  8. 「25kako」が-19超の21621件が残るので、

  9. 「散布図」をクリックして、局面の検討を始めます。

局面の絞りかたは、 [ 5 ] 「局面を絞って勝率を高める(Aルート)」でしたのと同じですから、ここでは図は省略し、局面ごとの成績表だけを掲げます。

[ 5 ] では局面を絞るときに一定の件数があることを要求しました。局面@では900件以上→局面Aでは450件以上→局面Bでは225件以上としましたが、これは便宜的なものです。

例えばある局面の1/5以上の件数があること、と決めてもかまいません。21621件からスタートするのであれば、局面@では4324件(=21621÷5)以上あることとし→局面@で5000件あれば、次の局面Aでは1000件(=5000÷5)以上あることとし→局面Aで1500件あれば、次の局面Bでは300件(=1500÷5)以上あることとしてもよいでしょう。


ただし、最後の局面での件数はできれば100件以上あるようにしてください。というのは件数が少なければ少ないほど、その勝率は信頼性が低下するからです。

ある局面の件数が100で、そのうち72件が勝ちであったときの勝率は72%(確率0.72)しますが、正しくはある幅の信頼区間があるのです。右の式はデータが100個以上ある場合の信頼区間を計算します。

この式に「100件で72件の勝ち」を当てはめると、
    P =0.72 (72%)
    Q =0.28 (28% =100-72)
    n =100
    z =2.58(1%水準)
なので、上限は0.72+2.58√0.72*0.28/100 =0.72+0.116=.836=83.6% となります。
下限は0.72-2.58√0.72*0.28/100 =0.72-0.116=.604=60.4%です。

72%の勝率だと単純にいっていますが、1%水準(100回に99回は信頼できる)では、60.4%〜83.6%の幅があります。勝率72%を中心にして11.6%ほど上下にブレているわけです。

もし「300件で216件の勝ち」の場合、勝率は同じ72%ですが、nが300に変わるので、Pu=0.72+0.067=0.787、Pl=0.72-0.067=0.653になります。300件あるときの信頼区間は65.3%〜78.7%です。ブレは上下6.7%でしかありません。

このように局面の件数が少ないほど勝率のブレが大きくなるので、高い勝率を求めて、ある局面の件数が20になったということはしてはなりません。最低100件は必要です。



ここでは局面の決め方は、
  1. 各局面の件数は、ひとつ前の局面の件数の1/5以上あること
  2. そのうちでX2値が最大のものを適切な局面とする。
  3. すべての項目の件数が100件未満になったら打ち切る。
  4. すべての項目のX2値が3.841未満になったら打ち切る。
  5. 勝ちトレード数がスタート時の件数の1/100未満になったら打ち切る。
というルールにします。


(表8) スタート時 「9日順位相関が-80以下になったら買い」
  (21621件のデータがあるので、新局面とするには1/5の4324件(約4300)以上の件数が必要)
No. 略字 項目 Aシキイ値 X 2値 件数 勝率 Bシキイ値 X 2値 件数 勝率
2 25rci 25日順位相関 -81以下 8.3 1327/2613 50.8% - - - -
3 25kd 25日線からのカイリ率 - - - - - - - -
4 75kd 75日線からのカイリ率 9超 20.6 779/1445 53.9% - - - -
5 200kd 200日線からのカイリ率 7.0超 10.3 2611/5214 50.1% 7.0超 10.3 2611/5214 50.1%
6 m25kd 25日線カイリ率最小値 4.9 101/179 56.4% - - - -
7 m75kd 75日線カイリ率最小値 9.0超 24.7 708/1291 54.8% - - - -
8 m2xkd 200日線カイリ率最小値 6.0超 5.1 2721/5433 50.1% 6.0超 5.1 2721/5433 50.1%
9 25crs 株価と25日線クロス 34超 13.4 204/353 57.8% - - - -
10 75crs 株価と75日線クロス 43超 15.5 1612/3137 51.4% - - - -
11 200crs 株価と200日線クロス -231超 9.8 10128/20959 48.3% -231超 9.8 10128/20959 48.3%
12 9hen 9日変動率 16.5以下 11.9 10015/20700 48.4% - - - -
13 25hen 25日変動率 12.0超 9.6 5490/11169 49.2% 12.0超 9.6 5490/11169 49.2%
14 5kako 5日前過去比率 -3.0以下 4.0 8001/16491 48.5% -3.0以下 4.0 8001/16491 48.5%
15 9kako 9日前過去比率 - - - - - - - -
*16 25kako 25日前過去比率 1.0超 13.5 3087/6160 50.1% 1.0超 13.5 3087/6160 50.1%

X2値が最大のNo.16「25kako」(25日前過去比率)を局面@と決める。検証リストから「25kako」が1.0以下のものを削除する。


(表9) 局面@「25kako」が+1.0%超なら買い
  (6160件のデータがあるので、新局面とするには1/5の1232件(約1200)以上の件数が必要)
No. 略字 項目 Aシキイ値 X 2値 件数 勝率 Bシキイ値 X 2値 件数 勝率
2 25rci 25日順位相関 -48以下 6.0 23/32 71.9% - - - -
3 25kd 25日線からのカイリ率 -6.8超 5.9 3037/6033 50.3% -6.8超 5.9 3037/6033 50.3%
4 75kd 75日線からのカイリ率 9.0超 8.3 689/1283 53.7% 9.0超 8.3 689/1283 53.7%
5 200kd 200日線からのカイリ率 -35.0超 8.1 3048/6053 50.4% -35.0超 8.1 3048/6053 50.4%
6 m25kd 25日線カイリ率最小値 -8.6超 4.4 3062/6093 50.3% -8.6超 4.4 3062/6093 50.3%
7 m75kd 75日線カイリ率最小値 9.0超 11.5 634/1161 54.6% - - - -
8 m2xkd 200日線カイリ率最小値 -34.0超 9.3 3043/6039 50.4% -34.0超 9.3 3043/6039 50.4%
9 25crs 株価と25日線クロス 34超 9.1 204/352 58.0% - - - -
10 75crs 株価と75日線クロス -43超 7.5 2881/5692 50.6% -43超 7.5 2881/5692 50.6%
11 200crs 株価と200日線クロス 19超 5.2 1642/3187 51.5% 19超 5.2 1642/3187 51.5%
*12 9hen 9日変動率 14.6以下 29.5 2941/5810 51.0% 14.6以下 29.5 2941/5810 51.0%
13 25hen 25日変動率 9.0超 4.0 2531/4989 50.7% 9.0超 4.0 2531/4989 50.7%
14 5kako 5日前過去比率 -3.4以下 6.2 1922/3740 51.4% -3.4以下 6.2 1922/3740 51.4%
15 9kako 9日前過去比率 - - - - - - - -
16 25kako 25日前過去比率 - - - - - - - -

X2値が29.5と最大のNo.12「9hen」(9日変動率)を局面Aと決める。検証リストから「9hen」が14.6超のものを削除する。


(表10) 局面A「9hen」が14.6以下なら買い
  (5810件のデータがあるので、新局面とするには1/5の1162件(約1100)以上の件数が必要)
No. 略字 項目 Aシキイ値 X 2値 件数 勝率 Bシキイ値 X 2値 件数 勝率
2 25rci 25日順位相関 -48以下 6.7 23/31 74.2% - - - -
3 25kd 25日線からのカイリ率 4.3以下 12.2 225/377 59.7% - - - -
4 75kd 75日線からのカイリ率 9.0超 9.0 636/1158 54.9% 9.0超 9.0 636/1158 54.9%
5 200kd 200日線からのカイリ率 4.0超 5.2 1563/2981 52.4% 4.0超 5.2 1563/2981 52.4%
6 m25kd 25日線カイリ率最小値 3.9以下 5.6 374/677 55.2% - - - -
7 m75kd 75日線カイリ率最小値 9.0超 12.0 584/1046 55.8% - - - -
8 m2xkd 200日線カイリ率最小値 6.0超 6.4 1349/2553 52.8% 6.0超 6.4 1349/2553 52.8%
9 25crs 株価と25日線クロス 34超 7.9 198/339 58.4% - - - -
10 75crs 株価と75日線クロス -43超 5.6 2767/5383 51.4% -43超 5.6 2767/5383 51.4%
11 200crs 株価と200日線クロス -126以下 8.1 317/559 56.7% - - - -
12 9hen 9日変動率 5.9超 9.1 1820/3460 52.6% 5.9超 9.1 1820/3460 52.6%
*13 25hen 25日変動率 16.0超 14.29 1025/1879 54.6% 16.0超 14.2 1025/1879 54.6%
14 5kako 5日前過去比率 -7.9以下 12.5 309/503 58.3% - - - -
15 9kako 9日前過去比率 -5.0以下 7.1 668/1229 24.4% -5.0以下 7.1 668/1229 24.4%
16 25kako 25日前過去比率 9.0超 4.5 758/1409 53.4 9.0超 4.5 758/1409 53.4%

X2値が14.2と最大のNo.13「25hen」(25日変動率)を局面Bと決める。検証リストから「25hen」が16.0超のものを削除する。


(表11) 局面B 「25hen」が16.0超なら買い
  (1879件のデータがあるので、新局面とするには1/5の375件(約370)以上の件数が必要)
No. 略字 項目 Aシキイ値 X 2値 件数 勝率 Bシキイ値 X 2値 件数 勝率
2 25rci 25日順位相関 - - - - - - - -
3 25kd 25日線からのカイリ率 0.7以下 5.2 569/998 57.0% 0.7以下 5.2 569/998 57.0%
4 75kd 75日線からのカイリ率 6.0超 4.9 569/999 57.0% 6.0超 4.9 569/999 57.0%
5 200kd 200日線からのカイリ率 29.0以下 5.5 869/1558 55.8% 29.0以下 5.5 869/1558 55.8%
6 m25kd 25日線カイリ率最小値 -0.3以下 6.5 513/890 57.6% -0.3以下 6.5 513/890 57.6%
7 m75kd 75日線カイリ率最小値 4.0超 5.2 631/1112 56.7% 4.0超 5.2 631/1112 56.7%
8 m2xkd 200日線カイリ率最小値 16.0以下 5.4 695/1290 56.5% 16.0以下 5.4 695/1290 56.5%
9 25crs 株価と25日線クロス 2.0以下 5.0 536/938 57.1% 2.0以下 5.0 536/938 57.1%
10 75crs 株価と75日線クロス 108以下 7.0 976/1764 55.3% -43超 7.0 976/1764 55.3%
*11 200crs 株価と200日線クロス 86以下 12.9 820/1443 56.8% 86以下 12.9 820/1443 56.8%
12 9hen 9日変動率 - - - - - - - -
13 25hen 25日変動率 - - - - - - - -
14 5kako 5日前過去比率 -8.1以下 4.4 203/340 59.7% - - - -
15 9kako 9日前過去比率 -1.0以下 867/1553 -1.0以下 5.8 867/1553 55.8%
16 25kako 25日前過去比率 - - - - - - - -

X2値が12.9と最大のNo.11「200crs」(200日線クロス日数)を局面Cと決める。検証リストから「200crs」が86超のものを削除する。


(表12) 局面C 「200crs」が86.0以下なら買い
  (1443件のデータがあるので、新局面とするには1/5の288件(約280)以上の件数が必要)
No. 略字 項目 Aシキイ値 X 2値 件数 勝率 Bシキイ値 X 2値 件数 勝率
2 25rci 25日順位相関 83.0以上 4.3 108/168 64.3% - - - -
3 25kd 25日線からのカイリ率 10.1以下 4.4 818/1434 57.0% 10.1以下 4.4 818/1434 57.0%
*4 75kd 75日線からのカイリ率 3.0超 13.6 544/898 60.6% 3.0超 13.6 544/898 60.6%
5 200kd 200日線からのカイリ率 8.0超 6.0 309/505 61.2% 8.0超 6.0 309/505 61.2%
6 m25kd 25日線カイリ率最小値 -9.9超 5.1 819/1436 57.0% -9.9超 5.1 819/1436 57.0%
7 m75kd 75日線カイリ率最小値 3.0超 12.7 520/857 60.7% 3.0超 12.7 520/857 60.7%
8 m2xkd 200日線カイリ率最小値 10.0超 7.9 264/422 56.5% 8.9超 7.1 279/450 62.0%
9 25crs 株価と25日線クロス 21.0超 7.1 820/1443 63.2% 21.0超 7.1 820/1443 63.2%
10 75crs 株価と75日線クロス 28.0超 11.3 305/484 63.0% 28.0超 11.3 305/484 63.0%
11 200crs 株価と200日線クロス 16超 7.6 339/552 61.4% 16超 7.6 339/552 61.4%
12 9hen 9日変動率 3.50以下 4.1 11/13 84.6% - - - -
13 25hen 25日変動率 - - - - - - - -
14 5kako 5日前過去比率 -12.8以下 4.5 6/6 100% - - - -
15 9kako 9日前過去比率 - - - - - - - -
16 25kako 25日前過去比率 - - - - - - - -

X2値が13.6と最大のNo.4「75kd」(75日線カイリ)を局面Dと決める。検証リストから「75kd」が3.0以下のものを削除する。


(表13) 局面D 「75kd」が3.0超なら買い
  (898件のデータがあるので、新局面とするには1/5の180件以上の件数が必要)
No. 略字 項目 Aシキイ値 X 2値 件数 勝率 Bシキイ値 X 2値 件数 勝率
2 25rci 25日順位相関 - - - - - - - -
3 25kd 25日線からのカイリ率 7.3以下 6.4 534/871 57.0% 7.3以下 6.4 534/871 57.0%
4 75kd 75日線からのカイリ率 - - - - - - - -
5 200kd 200日線からのカイリ率 - - - - - - - -
6 m25kd 25日線カイリ率最小値 -9.9超 4.6 544/895 60.8% -9.9超 4.6 544/895 60.8%
7 m75kd 75日線カイリ率最小値 24.0超 4.8 37/49 75.5% - - - -
8 m2xkd 200日線カイリ率最小値 - - - - - - - -
9 25crs 株価と25日線クロス - - - - - - - -
10 75crs 株価と75日線クロス 71超 5.3 64/89 71.9% - - - -
11 200crs 株価と200日線クロス - - - - - - - -
12 9hen 9日変動率 - - - - - - - -
13 25hen 25日変動率 - - - - - - - -
14 5kako 5日前過去比率 - - - - - - - -
*15 9kako 9日前過去比率 -1.0以下 8.7 454/721 63.0% -1.0以下 8.7 454/721 63.0%
16 25kako 25日前過去比率 - - - - - - - -

X2値が8.7と最大のNo.15「9lkako」(9日変動率)を局面Eと決める。検証リストから「9kako」が-0.1超のものを削除する。


(表14) 局面E 「9kako」が-1.0以下なら買い
  (721件のデータがあるので、新局面とするには1/5の144件以上の件数が必要)
No. 略字 項目 Aシキイ値 X 2値 件数 勝率 Bシキイ値 X 2値 件数 勝率
2 25rci 25日順位相関 86.0以上 6.2 59/35 82.9% - - - -
*3 25kd 25日線からのカイリ率 -9.4超 5.1 454/718 63.2% -9.4超 5.1 454/718 63.2%
4 75kd 75日線からのカイリ率 29.6超 4.3 11/12 91.7% - - - -
5 200kd 200日線からのカイリ率 - - - - - - - -
6 m25kd 25日線カイリ率最小値 -9.9超 5.1 454/718 63.2% -9.9超 5.1 454/718 63.2%
7 m75kd 75日線カイリ率最小値 22.5超 4.3 30/38 78.9% - - - -
8 m2xkd 200日線カイリ率最小値 - - - - - - - -
9 25crs 株価と25日線クロス - - - - - - - -
10 75crs 株価と75日線クロス 79超 4.1 34/44 77.3% - - - -
11 200crs 株価と200日線クロス - - - - - - - -
12 9hen 9日変動率 5.1以下 7.2 31/37 83.8 - - - -
13 25hen 25日変動率 23.9以下 4.5 346/530 65.3% 23.9以下 4.5 346/530 65.3%
14 5kako 5日前過去比率 - - - - - - - -
15 9kako 9日前過去比率 -2.1超 5.9 82/112 73.2% - - - -
16 25kako 25日前過去比率 - - - - - - - -

X2値が5.1と最大のNo.3「25kd」(25日線カイリ率)を局面Fと決める。検証リストから「25kd」が-9.4以下のものを削除する。


(表15) 局面F 「25kd」が-9.4超なら買い
  (718件のデータがあるので、新局面とするには1/5の144件以上の件数が必要)
No. 略字 項目 Aシキイ値 X 2値 件数 勝率 Bシキイ値 X 2値 件数 勝率
2 25rci 25日順位相関 86.0以上 6.0 29/35 82.9% - - - -
3 25kd 25日線からのカイリ率 - - - - - - - -
4 75kd 75日線からのカイリ率 29.6超 4.2 11/12 91.7% - - - -
5 200kd 200日線からのカイリ率 - - - - - - - -
6 m25kd 25日線カイリ率最小値 - - - - - - - -
7 m75kd 75日線カイリ率最小値 22.5超 5.3 30/37 81.1% - - - -
8 m2xkd 200日線カイリ率最小値 - - - - - - - -
9 25crs 株価と25日線クロス - - - - - - - -
10 75crs 株価と75日線クロス 78超 4.7 36/46 78.3% - - - -
11 200crs 株価と200日線クロス - - - - - - - -
12 9hen 9日変動率 5.1以下 7.0 31/37 83.8% - - - -
13 25hen 25日変動率 - - - - - - - -
14 5kako 5日前過去比率 - - - - - - - -
15 9kako 9日前過去比率 -2.1超 5.6 82/112 73.2% - - - -
16 25kako 25日前過去比率 - - - - - - - -

すべての項目のX2値が3.841未満になったので、局面の追加を打ち切る。(No.15「9kako」の 件数は112件あるので、No.15「9kako」を追加してもよい)ここまでの局面の決定は以下のようになっていました。
  1. トリガーは「9日順位相関が-80以下になったら買い」
  2. 局面@は、「25kako」(25日前過去比率)が+1.0超なら買い
  3. 局面Aは、「9hen」(9日変動率)が14.6以下なら買い
  4. 局面Bは、「25hen」(25日変動率)が16.0超なら買い
  5. 局面Cは、「200crs」(200日線クロス日数)が86以下なら買い
  6. 局面Dは、「75kd」(75日線カイリ率)が+3.0%超なら買い
  7. 局面Eは、「9kako」(9日前過去比率)が-1.0%以下なら買い
  8. 局面Fは、「25kd」(25日線カイリ率)が-9.4%超なら買い
これを条件表に設定すると次のようになります。


(表16)9日順位相関(逆)をトリガーとした買いの条件表(Bルート)



この条件表の検証をすると、次のような成績になりました。

(表17) 全部トレードしたときの成績(Bルート)
 @全部トレードしたときの成績



  1. トレード数は、711回。(統計では721件だった)
  2. 累計利益は、12973M(1297.3%)
  3. 平均利益は、18.2M(1.84%)
  4. 勝率は、63.0%。(統計では63.0%だった)
  5. Pファクタは、2.22倍
この条件表は「統計」→「散布図」→「2×2分割表」から導いたものですが、さきほどいった統計の有効桁が少ないので、トレード数は少し減っているが、勝率は同じになっています。


 A1銘柄限定でトレードしたときの成績



 B2銘柄以上が買いマークをだしたとき、1銘柄限定でトレードしたときの成績



(全部トレードしたとき)の年別成績は次のようになっています。



先に設定した条件表(Aルート)でトレード数が多いのは、2011年、2013年、2006年、2008年、2001年でしたが、今回の条件表(Bルート)では、2009年、2003年、2002年、2001年、2013年が多のトレードをしています。(Bルート)の条件表は(Aルート)の条件表を補完しています。


[ 8 ] あらかじめ局面を分けておく



[ 5 ] の「局面を絞って勝率を高める(Aルート)」では、(表1)によって、No.16「25kako」(25日前過去比率)が-19%以下の1492件を局面@とし、それ以外の21621件を削除しました。そして [ 7 ] の「局面を絞って勝率を高める(Bルート)」では、Aルートから削除した21621件の統計リストについて局面を絞っていきました。

すると(Aルート)によってできた条件表と(Bルート)から作った条件表は、互いに補完し合っていることがわかりました。この例では(Aルート)は1492件であったので、局面Bまで絞ったときに勝率は72.1%になりましたが、(Bルート)は21621件もあったので、局面Fまで絞っても勝率は63.2%止まりでした。

では最初から例えば3つの局面に分けておけばよいのではないかと思われる方がいるでしょう。そのとおりです。


図は条件表No.187「局面例(9日高値)」で統計をとったときの「75kd」(75日線カイリ率)のヒストグラム(度数分布図)です。

「75kd」で局面をA、B、Cの3つのグループに分けてみました。
  1. は「75kd」が0%未満の局面で、件数は7962件。

  2. は「75kd」が0%以上12%未満の局面で、件数は13543件。

  3. は「75kd」が12%以上の局面で、件数は5756件。


図は条件表No.187「局面例(9日高値)」のグラフです。abcdeの5か所で買いマークが出ていますが、買いマークがでた日の75日線からのカイリ率は、
  1. は-9.7%なのでA
  2. は-0.6%なのでA
  3. は+9.6%なのでB
  4. は+8.9%なのでB
  5. は+12.5%なのでC
になります。

条件表No.187「局面例(9日高値)」を次に掲げます。


No.13行目の「75kd」のところを、0以下としているので、「計算」→「統計」をしたなら、上図のAの局面のものだけが集められます。Bの局面を調べたいときは「0以上 12以下」に書き換え、Cの局面を調べたいときは「12以下」とすればよいのです。

A局面(25日線カイリ率が0%以下)の統計

「75kdが0以下」を設定した条件表No.187で、225銘柄について「統計」をとったら、件数は8016件ありました。これを局面@として、 「散布図」→「2×2分割表」で、次々に局面を絞ってくと次表のようになりました。

(表18) Aの局面を絞った過程
局面 件数 必要 略字 項目 シキイ値 X2値 件数 勝率
局面@ - - 75kd 75日線カイリ率 0以下 - /8016 45.0%
局面A 8016 1600 m25kd 25日線カイリ率最小値 -9.0超 39.1 2417/5070 47.7%
局面B 5070 1000 25hen 25日変動率 28.0以下 14.7 2401/5004 48.0%
局面C 5004 1000 75crs 75日線クロス -67以下 14.9 577/1085 53.2%
局面D 1085 210 9rci 9日順位相関 24以下 22.3 172/261 65.9%
局面E 261 100 9kako 9日前過去比率 4.39以下 7.5 117/162 72.2%

Aの局面(75日線カイリ率が0%以下)の条件表を設定すると、次ののようになります。

(表19) A局面の条件表 No.173



この条件表の検証をすると、以下のようになりました。

(表20) A局面の成績

 @全部トレードしたときの成績



 A1銘柄限定でトレードしたときの成績



 B2銘柄以上が買いマークをだしたとき、1銘柄限定でトレードしたときの成績



B局面(25日線カイリ率が0%以上・12%以下)の統計

「75kdが0以上で12以下」を設定した条件表No.187で、225銘柄について「統計」をとったら、件数は13474件ありました。これを局面@として、 「散布図」→「2×2分割表」で、次々に局面を絞ってくと次表のようになりました。

(表21) Bの局面を絞った過程
局面 件数 必要 略字 項目 シキイ値 X2値 件数 勝率
局面@ - - 75kd 75日線カイリ率 0以上・12以下 - /13474 49.6%
局面A 13474 2690 9kako 9日前過去比率 8.79以下 28.8 6139/12181 50.4%
局面B 12181 2430 2crs 25日線クロス -9超 16.8 6026/11888 50.7%
局面C 11888 2300 25rci 25日順位相関 83以下 16.6 5284/10274 51.4%
局面D 10274 2050 25rci 25日順位相関 -20超 13.3 3588/6806 52.7%
局面E 6806 1360 9krci 9日順位相関 92以下 9.2 3409/6411 53.2%
局面F 6411 1340 9kako 9日前過去比率 1.7超 6.3 3007/5592 53.8%
局面G 5592 1100 5kako 5日前過去比率 15.8以下 4.0 3004/5580 53.8%
局面H 5580 1100 m2xkd 200線カイリ最小値 -21以下 9.2 124/192 64.6%


Bの局面(25日線カイリ率が0%以上〜12%以下)の条件表を設定すると、次のようになります。

(表22) B局面の条件表 No.173



この条件表の検証をすると、以下のようになりました。

(表23) B局面の成績

 @全部トレードしたときの成績



 A1銘柄限定でトレードしたときの成績



 B2銘柄以上が買いマークをだしたとき、1銘柄限定でトレードしたときの成績




C局面(25日線カイリ率が12%以上)の統計

「75kdが12以上」を設定した条件表No.187で、225銘柄について「統計」をとったら、件数は5720件ありました。これを局面@として、 「散布図」→「2×2分割表」で、次々に局面を絞ってくと次表のようになりました。

(表24) Cの局面を絞った過程
局面 件数 必要 略字 項目 シキイ値 X2値 件数 勝率
局面@ - - 75kd 75日線カイリ率 12以上 - /5720 47.1%
局面A 5720 1140 25rci 25日順位相関 6.0超 15.0 2432/4994 48.7%
局面B 4994 990 75kd 75日線カイリ 27以下 10.4 2115/4260 49.6%
局面C 4260 850 m25kd 25日線カイリ最小値 9.0以下 4.9 2083/4175 49.9%
局面D 4175 830 200kd 200日線カイリ 65以下 4.8 2076/4150 50.0%
局面E 4150 830 75crs 75日線クロス日数 85超 4.3 335/622 53.9%
局面F 622 120 9kako 9日前過去比率 7.19以下 7.5 252/439 57.4%
局面G 439 100 9kako 9日前過去比率 2.89超 11.8 208/336 61.9%
局面H 336 110 9rci 9日順位相関 55超 4.8 107/157 68.2%


Cの局面(25日線カイリ率が12%以上)の条件表を設定すると、次ののようになります。

(表26) C局面の条件表 No.173

この条件表の検証をすると、以下のようになりました。

(表26) C局面の成績

 @全部トレードしたときの成績



 A1銘柄限定でトレードしたときの成績



 B2銘柄以上が買いマークをだしたとき、1銘柄限定でトレードしたときの成績



ABCの3局面を1つの条件表にまとめると、次のようになります。

(表27) ABC局面の条件表 No.176



この条件表の検証をすると、以下のようになりました。

(表28) ABC局面の成績

 @全部トレードしたときの成績



 A1銘柄限定でトレードしたときの成績



 B2銘柄以上が買いマークをだしたとき、1銘柄限定でトレードしたときの成績



 C1銘柄限定でトレードしたときの年別成績


13年間で334件のトレードをしています。平均すれば1年に25〜26件のトレードをすることになります。件数が多い年は2009年の37件、2005年と2013年の32件で、件数が少ない年は2004年の15件、2011年の18件、2006年の19件です。だいたい満遍なくトレードができていることがわかります。

各年はA局面・B局面・C局面のどれかに該当しているからです。あらかじめ局面を3つか4つに分けておいて、その局面でよい成績が出るように条件表を決めていけば、全体として毎年コンスタントにトレードできる条件表ができます。


[ 9 ] さらに成績を上げるには、局面を判断できるチャートを増やす



よい成績が出る条件表を設定するためには、以下の工夫が必要です。
  1. 適切なトリガーを使う
  2. 適当な局面をあらかじめ分けておく
  3. 局面を判断するチャートを多く用意しておく
  4. 仕掛けて決済するまでの期間(時間切れ)を変えてみる

(表29) 統計をとるための条件表


上の統計をとるための条件表No.188は、
  1. トリガーは「終値が過去9日間の安値を下回ったら買い」としています。
  2. あらかじめ分けておく局面は「75日線カイリ率が0%以上」としています。
  3. 局面を判断するチャートとして「5Dbai」(5日出来高倍率)と「25Dbai」(25日出来高倍率)の2つを追加しています。
  4. 利益率は、買いマークが出た翌日の始値で仕掛け、仕掛けた日から11日目の始値で決済したときの利益率を計算しています(10日で時間切れ)
この条件表で「統計」をとれば、 [ 8 ] 「あらかじめ局面をわけておく」で設定した条件表とは違う条件表ができるし、その成績も違ってきます。ユーザーは工夫して、よい条件表を設定してください。

最後に上記の条件表を使って、ABCの3局面で有効な条件表を設定しました。
  1. トリガーは「終値が過去9日間のザラバ安値を下回った日に買い」

  2. 決済は買いマークがでて11日目の始値で行う。

  3. (A局面)は75日線カイリ率が-8%以下の局面

  4. (B局面)は75日線カイリ率が-8%以上 0以下の局面

  5. (C局面)は75日線カイリ率が 0%以上の局面

以下のような条件表No.180「(9日安値)ABC10日決済」ができました。

(表30) ABC局面の買い(10日決済)の条件表


(表31) ABC局面の買い(10日決済)の成績

 @全部トレードしたときの成績



 A1銘柄限定でトレードしたときの成績



 B2銘柄以上が買いマークをだしたとき、1銘柄限定でトレードしたときの成績



 C1銘柄限定でトレードしたときの年別成績


13年間で253件のトレードをしています。平均すれば1年に20件のトレードをすることになります。件数が多い年は2009年の31件、件数が少ない年は2005 年の8件。だいたい満遍なくトレードができており、13年間で年別の損益がマイナスになった年はありません。


[ 10 ] 条件表のダウンロードについて




[ 8 ] 「あらかじめ局面を分けておく」で設定した条件表と [ 9 ] 「さらに成績を上げるには・・・」で設定した条件表を、No.176とNo .177として(標準3)条件ファイルにまとめました。この2つの条件表ははダウンロードすることができます。

ダウンロードのしかたは、次に説明していますが、その前にNO.176とNo.177の条件表の違いを整理しておきます。

条件表No.176「HP(9日高値)ABC 5日決済」は以下の特色があります。
  1. 買いマークが出たら、翌日の始値で仕掛け、仕掛けて5日が経過したら6日目の始値で決済する。 つまり建て玉するのは5日間です。

  2. トリガーは「(当日を含まない)過去9日間のザラバ高値を終値が上回ったら買い」とする。株価が上昇して買いになるので、順張り的な仕掛けです。

  3. 局面はABCの3つの局面に分けています。
    (A局面)は75日線カイリ率が 0%以下
    (B局面)は75日線カイリ率が 0%〜12%の間
    (C局面)は75日線カイリ率が 12%以上

  4. この3局面を総合した売買成績は(表26)に掲げています。

条件表No.177 「HP(9日安値)ABC10日決済」は以下の特色があります。
  1. 買いマークが出たら、翌日の始値で仕掛け、仕掛けて10日が経過したら11日目の始値で決済する。 つまり建て玉するのは10日間です。

  2. トリガーは「(当日を含まない)過去9日間のザラバ安値を終値が下回ったら買い」とする。株価が下落して買いになるので、逆張り的な仕掛けです。

  3. 局面はABCの3つの局面に分けています。
    (A局面)は75日線カイリ率が -8%以下
    (B局面)は75日線カイリ率が -8%〜0%の間
    (C局面)は75日線カイリ率が 0%以上

  4. この3局面を総合した売買成績は(表31)に掲げています。

@条件表のダウンロード

  1. 《カナル24》Ver.5のスタート画面のメニューの「アップデート」をクリックし、

  2. 「条件表をダウンロード」をクリックすると、右の画面が現れます。

    ここで(a)「(標準3)日足用条件ファイル」または(b)「(サンプル0) 日足用条件ファイル」を選択します。

    ユーザーのパソコンの(標準3)条件ファイルには、常日ごろ使っている条件表No.1〜No.199が入っています。

    もしユーザーが(標準3)に独自の条件表を設定しているなら、(a)を選択してはいけません。(a)をダウンロードすると、独自に設定した条件表は上書きされて消えてしまします。(b)の(サンプル0)をダウンロードしてください。この場合には以下に述べている「条件表の複写」をしてください。

    ユーザーが(標準3)に独自の条件表を設定していないなら、(a)を選択してください。この場合は、私が日常使っている(標準3)条件ファイルがダウンロードされます。(標準3)をダウンロードしたときは、以下の処理は不要です。すぐに(標準3)のNo.176とNo.177の条件表を使うことができます。

  3. (a)か(b)を選択したら、「ダウンロードする」をクリック。
    瞬時に(標準3)か(サンプル0)の条件ファイルがダウンロードされます。

A条件表の複写

    (b)の(サンプル0)条件ファイルをダウンロードしたときは、(サンプル0)の条件表はそのままでは使えないので「表を複写」する必要があります。

  1. どの銘柄のどの条件表を使ってもよいので、とにかくグラフを描画します。

    グラフ画面のメニューの「条件」→「この条件表を修正」をクリック。


  2. 「条件表の内容」の画面が現れたら、メニューの「表を複写」をクリックすると、

    「条件表の複写」の画面が現れます。画面は左半分が「送り側」、右半分が「受け側」です。

  3. 送り側を(サンプル)に変更して、(サンプル)の文字をクリックすると、ダウンロードしていた(サンプル0)に入っている条件表No.1〜No.199が表示されます。

  4. 受け側を(標準3)に変更して、(標準3)の文字をクリックすると、現在使っている(標準3)に入っている条件表No.1〜No.199が表示されます。

  5. 送り側の条件表No.176「HP(9日高値)ABC 5日決済」をクリックして選択し、

  6. 受け側の条件表No.176(適当に空いているNo.を選んでもよい)をクリックして選択し、

  7. 「複写」ボタンをクリックすると、(サンプル0)のNo.176の条件表が(標準3)の条件表No.176(または指定したNo.)に複写されます。

    同じようにして(サンプル)のNo.177を(標準3)に複写してください。

B「検証」するときの売買ルール

条件表No.176は「5日で決済」、No .177は「10日で決済」としているので、「検証」をする際には、「売買ルール」の「時間切れ」の期間を(5)または(10)に変更してください。
  1. 買いマークが出たら「翌日の始値」で仕掛ける

  2. 手仕舞いは「5日」(または「10日」とする。

  3. 利食いはしない

  4. 損切りはしない
とします。


2014年6月に執筆 ・・・・  講座目次へ...ユーザー講座へ...

株式会社 東研ソフト

執筆:坂本 正治