No.3 利を伸ばすには

2003年12月〜1月に執筆 ・・・・  講座目次へ.

    @来るべき波動の大きさ
    Aモデル波動について
    B利を伸ばす
    C利を伸ばしやすい波動
    D「利食い水準」が応用できる波動
    E「利食い水準」をつかって利を伸ばす
    F波動はどの局面にあるのかを判断する(A)
    G波動はどの局面にあるのかを判断する(K)
    Hモデル波動の例題




@来るべき波動の大きさ



(03.12.26) TOPIX 1018P(+5) 日経 10417円(+52) 13.5億株 (6228億円)


だいたい「小波動のピーク・ボトムの判断」のしかたについては説明し終わりました。これによって「小波動」のピーク・ボトムを早めに見極めることができますが、これはあくまでも「小波動」の話です。小波動のボトムの判断ができたからといっても、大きく利益できるかどうかは別の問題です。

図に1812「鹿島」のこの1年間の「主な株価」のグラフを掲げました。大文字A〜Kが小波動のボトムで、小文字b〜jが小波動のピークです。上昇波動に限ってみると、A→bやC→d,D→e,E→fの上昇幅は小さいものです。逆に上昇幅が大きいのはB→c、F→g、G→hです。

小波動のボトムを捉えて、A,C,D,Eの直後に買ってもたいした利益にはなりませんが、F・Gのボトムを捉えたときは大きな利益がでます。ということは単に小波動のボトムを捉えるだけでは十分でなく、その後の上昇が大きいか・小さいかの予想が必要であるということです。

12月19日の「E下げ止まりから反転の判断を」の章で、「十分に利食いできるほどの上昇があるのかを検討せねばなりませんが、これはやや難しい」として、そこでは説明を保留しましたが、年内はこれについて説明していきます。

まあ図でもわかるように、基本は@株価が200日線を上回って、大勢上昇波動にあるときは、小波動のボトムを見つけたら、その後は大いに報われる。ということにつきます。F→g,G→hの上昇波動は大勢上昇波動にあるときの小波動です。


(03.12.29) TOPIX 1026P(+7) 日経 10500円(+83) 10.3億株 (6938億円)

12月12日に定点観測の4銘柄を掲げ、これに5713「住友鉱山」を加えた5銘柄が、小波動の「はらみ」になるかどうかの局面にあることをいいました。ここからいち早く「小波動のピーク・ボトムの判定」をするにはどこに留意したらよいかの連載が始まったのでした。

再び同じグラフを掲げると、1812「鹿島」は掲載の時点ではボトムがでたかどうかは不明としていましたが、昨日今日の連続陽線でどうもボトムがでたようです。

5401「新日鉄」は6分ほどの確率であると判断していましたが、順調に上昇して先のピークを上抜きました。

8411「みずほ」は5分でしたが、その後「反転か」の兆候がでて上昇し、先のピークを越えてきました。8604「野村」も5分でしたが、今日ピーク奪回に近づき、5713「住友鉱」も先のピークを上抜き、5銘柄中で3銘柄が高値を切り上げました。

やはり小波動の「はらみ」には注意しておくとよいのです。


Aモデル波動について




図はいつも掲げる「モデル波動」ですが、小波動の「はらみ」がどこに現れるかというと、図の(N→A)に(B→C)がはらんで、C→Dの上昇に転じています。あるいは(J→K)の下げ波動に(L→(C))がはらんで、(C)→(D)への上昇に転じてます。

Lからの下落がKを下回ることなく(C)で止まれば、Kは(A)になり、Lは(B)になり、新たな中勢上昇波動(C→D→E→F→G→H)が開始します。しかしLからの下落がKを下回ってしまうと、(L→M)の下降波動が下に伸びていくわけで、(L→M→N→A)の下落をすることになります。

日経平均・TOPIXを初めとして定点観測の多くの銘柄は、(J→K→L→M)となるのか、(J→K→L→(C))となるのかの分岐点にあったわけですが、よいほうの(J→K→L→(C))になりました。

さてどういう波動の局面で買えばよいかというと、図のC,E,G近辺で小波動のボトムが判断できたときです。
  1. Cあるいは(C)は波動の「はらみ」であり、
  2. Eは75日線まで「押し」が入ったところであり、
  3. Gは25日線まで「押し」が入ったところです。
  4. さらにいえば9日線まで押して、波動のボトムらしい判断ができたときは、これは短期間に大幅な上昇が期待できる局面です。
みどころは簡単なことで、@「はらみ」になりそうなボトム、A75日線近辺でのボトム、B25日線近辺でのボトム、C9日線近辺でのボトム、をいかに早く、高い確率で判断するかです。


B利を伸ばす



(04.1.5) TOPIX 1058P(+15) 日経 10825円(+148) 7.2億株 (6061億円)

昨年12月は「小波動のボトムを見切って買いましょう」ということを述べましたが、「基本的で当たり前なことなのに役にたった」というような反響のメールがいくつかあって、喜びました。 今年は「どうやって利を伸ばせばよいのか?」について、実例で説明したいと思っています。

首尾よくボトムの近辺で買いができたとして、利食い売りをするにはいくつかの方法があります。
  1. あらかじめ目標値を決めておいて、その値段で利食いする。

  2. 小波動のピークらしい兆候がでたら利食いする。

  3. 昨年4月から6月に行った「実況中継」で説明した「利食い水準」を割り込んだら利食いする。
などです。@とABはその利食い方針は大きく違います。@は利食い幅が固定されていますが、ABはそうではありません。相場の動きに従って利食いの株価水準が決まります。これから説明したいのはABのほうです。

図はNYダウとナスダックのグラフですが、前回はNYダウがfで「十字足」になったので、fの翌日の陰線の日にグラフを掲げ、F(最も終値が高い陽線の日の安値)の水準を、終値で下回ったら「反転か」と予定していました。

ところがF水準を下回る場面は現れず、gまで上昇しました。fで利食う、あるいはfの翌日で利食いするよりも、F水準を下回るのかを見届けていたほうがよかったわけです。つまりは「利を伸ばす」ことができたわけです。

さて、F水準を下回る場面がなかったので、利を伸ばすことができましたが、1月2日の足はやや悪化しています。@新高値を取ったが陰線であった(ピーク確率は4分)、A上ヒゲであった(5分)です。「反転か」と思うのは、B終値が最も高い陽線の日の安値G(10407ドル)を終値が下回るかどうかです。2日の終値は10409ドルであるのであと2ドルほどで「反転か」が決まります。そうなれば小波動がピークを出した確率は6分にはなり、目先のNYダウの上昇は期待できなくなります。


C利を伸ばしやすい波動



(04.1.6) TOPIX 1055P(-3) 日経 10813円(-11) 14.1億株 (1兆1153億円)


利食いする方法は昨日掲げたように3つありますが、最もすばらしいのは「小波動のピークで利食いする」ことです。しかしピークかどうかは後になってみなければわからない。そこで「小波動のピークらしい兆候」が出たときに、ピークらしいとして見切って利食いする。ということになります。その段階は
  1. 上げどまりの兆候がでた(5分)
  2. 「反転か」の兆候がでた(6分)
  3. 「弱い足」が出た(7分)
  4. 「主な株価」がピークの株価を表示した(10分)
となりますが、利食いはこの順に有利な株価で実行できます。ピークの確認をしていればいるほど不利になります。そこで5分か6分の確率のときに利食ってはどうでしょう。ということをいってきたわけですが、5分6分で見切るのですから、当然に間違いがあります。

6分の確率でピークらしいと思って売ったところが、その後、利食い幅の何倍もの 上昇をした。ということはよくあります。どういうときに間違うのでしょうか。原因は「小波動の勢い」の違いにあります。

上昇波動の「勢い」はいつも同じではありません。くどくモデル波動の図を掲げますが、小波動の中で最も上昇の勢いがあるのは、@G→Hの最後の上昇波動、A75日線から出発したF→Fの上昇波動、B2番底から出発したC→Dの上昇波動、の順です。(G→H)あるいは(E→F)の上昇波動では、6分の確率で「ピークらしい」と思っても裏切られることが増えてきます。

(E→F)(G→H)の波動ではピークらしさが6分の確率では利食いしないほうがよい。(特にG→Hではそうである)この上昇波動では「波動がピークらしい」ので利食いするよりも、「ピークを打った」ことを確認してから利食いしたほうがよい結果になることが多くあります。

ピークを確認する簡単な方法は「主な株価」がピークの株価を表示したことを見届けることですが、これは少し遅い。そこで昨年4月〜6月にかけて述べた「利食い水準を完全に割り込んだら利食いする」という方法を使ってはどうでしょうか。

図のモデル波動でいえば、ピンク色の波動のときは「利食い水準」を使い、緑色の波動のときは「波動のピークらしい」を使うわけです。


D「利食い水準」が応用できる波動



(04.1.7) TOPIX 1051P(-3) 日経 10757円(-56) 11.9億株 (1兆30億円)


昨年4月から6月にかけて実況中継で述べた「利食い水準」は以下の要件を満たした陰陽足(重要ポイント)から決まります。
  1. 前回の小波動のピークを上抜いていて、(図のA以上になる)

  2. この上昇波動でザラバ高値が最も高くなった日の(Bからの上昇波動の新高値である)

  3. その日の値幅(高値cと安値bの差)が終値の5%以上あること
    (前日から窓を空けたときは(前日終値aと高値c)を値幅としてもよい)

  4. 以上3要件を満たす「重要ポイント」が決まったなら、その日の安値が「利食い水準」になり、その後株価が完全にこの水準を下回った(D)で利食いする。
というものでした。@の要件に注意して下さい。株価は直前の小波動のピークの水準以上になっていなければなりません。つまりは小波動の高値は「切り上がり」でなければなりません。

昨日掲げた「モデル波動」を見ると、小波動が切り上がる局面は、(G→H)(E→F)((C→D)しかありません。ここからしても「利食い水準」が応用できる波動は限定されていることがおわかりでしょう。


E「利食い水準」をつかって利を伸ばす



(04.1.8) TOPIX 1056P(+5) 日経 10837円(+79) 14.2億株 (1兆2626億円)


昨年10月28日に、みずほFを例にして「利食い水準」で利を伸ばすことについて以下のようなことを書きました。
  1. まず重要ポイントとは、その上昇過程でもっとも楽観的になった日であり、この日の最も安い日を株価が割り込めば、楽観が否定されたことになり、その後の株価の上昇には期待できない。という意味があります。

  2. 楽観しているとは、@新高値をとる、A上昇幅が大きい(その日の値幅は株価水準の5%)ある。という現象で判断できます。

  3. 1日の値幅が5%あるかどうかは、図の陽線がピンク色、陰線が青色で表示されていますが、

  4. 新高値に注目すれば、図でvwxyz→a→b→cは新高値ですが、d,e,fは新高値ではありません。従って@値幅が5%あって、A新高値になっている最後の日はcの日であり、新高値ではないd・e・fは「利食い水準」を決定する重要ポイントではないのです。

  5. 株価上昇に最も楽観的になったときは、出来高も増加しますが、cとfの出来高を比べても、cこそが最も楽観した日であり、従ってこの日の安値を株価が下回れば、楽観人気は否定され、株価の上昇が頓挫したことは明らかです。
以上のように述べました。図の赤線2本が「利食い水準」です。


F波動はどの局面にあるのかを判断する(A)



(04.1.9) TOPIX 1065P(+8) 日経 10965円(+127) 15.8億株 (1兆4211億円)


昨年12月9日に《Qエンジン》の「オートマ」を使って、(カナル共通)No.71「HP ボリンジャ利用売買@」の条件表を作りました。

その後たまたまこの条件表が2銘柄について買いマークを出したので、12月19日にこの2銘柄(8327「西銀」と8340「九州親和」)を例にして、どこで小波動が「下げ止まり」、「反転か」と判断するかの例題としました。

12月25日に再びこの2銘柄を取り上げ、「せめて小波動のピークらしさが5分になるまでは利食いしないほうがよい」ということをいい、ここから「利を伸ばす」の連載が開始したのでした。

利を伸ばす方法は、@小波動のピークを見切ってから利食う、A「利食い水準」を完全に下回ってから利食う、の2つがあり、@かAは、「今の株価がモデル波動のどの位置にあるかによって決めるのがよい」というのが、今年になって書いていることです。


さて図は8340「九州親和」です。左のグラフで波動の局面を見てください。aが買いマークが出た日、bが最安値の日です。aに到るまでの株価の位置は、
  1. 平均線は上から順に、200日線・75日線・25日線・(9日線)・株価 の順である。

  2. 途中(p,q,r)で株価が反発しても、25日線が戻りの限界になっている。
明らかにaの位置は、モデル波動の(N→A)の局面です。つまりはaから反転上昇したならば、これはモデル波動の(A→B)の動きです。

当然にA「利食い水準を完全に下回ってから利食う」という方針をとることはできません。(「利食い水準を完全に下回ってから利食う」方針は、先の小波動のピークを上抜いてからしかできない。)

@「小波動のピークを見切ってから利食う」しかありません。実際には以下のような検討をすることになります。(右側のグラフ)
  1. cないしcの翌日に下げ止り→反転と判断して買う。

  2. その後順調に上昇をし、dで25日線にぶつかり「上ヒゲ」(「トウバ」としてもよい)となった。ここは4分から5分の確率でピークらしくなる。これまでは左側のグラフのp,q,rのように25日線が上値を抑えていたが、今回はどうかと注目するところ。もしdの安値を下回るようなら、ここで利食いせねばならない。

  3. しかし翌日はdの安値まで下落せずに続伸し、dはピークではないことが判明する。 eまで上昇。すぐ上が75日線である。モデル波動では(A→B)のBは75日線の水準であるから、ここで上昇が抑えられることは多いが、まだ「上げ止まった」とはいえない。

  4. fで3連続陰線となって「弱い足」が出たので、fで「反転か」と判断して利食いをしてもよい。(この銘柄に執着するなら、fで売却して、もしeの高値を上抜いたならば買い直せばよい)
基本的には、まだ75日線は下向きであるので、あまりこの銘柄に執着することはないと思いますが、b→c→d→eまで利食いをせずに、fで利食いをすることによって「利を伸ばす」ことができるわけです。


G波動はどの局面にあるのかを判断する(K)



(04.1.13) TOPIX 1058P(-7) 日経 10849円(-115) 13.8億株 (1兆1433億円)

昨日は8340「九州親和」を例にして、モデル波動のどの局面に当たるのかを説明しました。12月22日に「おっ、これは」と思った2銘柄(6393「油研工」と6440「JUKI」)を掲げましたが、今日は6393「油研工」を例にして、モデル波動のどの局面に当たるのかを説明します。

まずは@小波動のボトムではないかと判断する過程から。(図の右側のグラフ)
  1. の日に油研工は割安ではないかと掲げました。その後上げても下げても、「小波動のボトムらしい判断」の例になるだろうと思っていましたが、早めに上昇を開始してしまいました。

  2. でザラバ最安値。陰線で終値も最安値となりました。

  3. の終値が昨日の陰線の高値を上回ったので「反転か」となりますが、bで「下げ止まり」の顕著な足を出していないので、確率は4分か5分というところ。

  4. で上放れて寄り付き、2陽連となったので5分か6分。

  5. では3陽連となったので、どんなに慎重に判断しても、この日にはbが小波動のボトムらしいと気がつきます。(この日には「主な株価」が安値163円を表示したので、bがボトムであることが確定した)
油研工の左側のグラフで波動の局面を見てください。最安値154円のtに到るまでの株価は、
  1. pで75日線を少し下回ってからqへ反発。ここまでは75日線より上位での動きです。

  2. ところがrで75日線をより大きく下回り、その後の反発はsの75日線までで終わりました。sからは75日線を割り込んで下落の一途です。モデル波動において、75日線を戻りの頭にしてどんどん下落するのは(L→M)の動きです。

  3. (L→M)の下落の後には(M→N)の反動高がありますが、この反動高はモデル波動にあるように25日線で抑えられるのが普通です。(これ以上の上昇があれば、下降相場に転機がきたのかと思ってよい。)はたして油研工の反動高はuの25日線で止まりました。

  4. (M→N)の反動高の後、モデル波動の(N→A)へとさらに下降稼動を続けるのか、それとも小波動の安値を切り上げて上昇波動に転ずるのか。を見守るところです。

    油研工をとりあげたのは、ここまでの最安値tに近づきつつあったbの前日でしたが、小波動の安値が切り上がるのか、切り下がるのかの分かれ目にありました。

  5. その後株価はbを安値にして上昇に転じ、いまでは75日線の上位に位置していますから、現在位置はモデル波動のD近辺にあるわけです。ここでは「利食い水準」を利用するよりも「小波動のボトムか」を利用したほうがよい。モデル波動ではDの後は(D→E)へと75日線までの押しが入るのであり、75日線のEから再上昇となったときに「利食い水準」を利用すればよいのです。


Hモデル波動の例題



(04.1.23) TOPIX 1076P(+2) 日経 11069円(+68) 13.3億株 (1兆1612億円)


1月7日に「2005年3月の業績がよい銘柄で株価が低い31銘柄」(右図)を掲げました。業績がよく株価が安い(割安な)銘柄ですから、買い候補の銘柄です。

それから半月がたちましたが、これら31 銘柄は1月7日当時だけに有効な銘柄ではありません。少なくとも3月の決算が発表され来期の業績予想が出される5月までは有効です。

1月7日以来上がった銘柄もあるし、それ以来少しも上がっていない銘柄もあります。(まったく上昇していない銘柄は4銘柄ある)1月7日を基準にして上がった下がったをいうのではなく、その後の株価(グラフ)を追いかけてください。

どう追いかけるのか?

買うのは「できるだけ小波動のボトムに近いところで」というのが基本です。そのために「小波動のボトムか」の判断について何度も述べてきました。さらに大きく上昇するボトムは「モデル波動」のE点(75日線近辺)やF点(25日線近辺)であることを合わせて判断したほうがよいことも述べました。


図の3103「ユニチカ」は aで95円のボトムをつけていますが、「主な株価」が95円を表示したのはmの日です。ここがa→bの最後の買いのチャンスですが、発表したのはnの日なので、mの日には買うことはできていません。

ただ小波動の期間は平均して12日〜13日(ボトム・ピークの日も含む)であることを思い出してください。(03年10月31日の記事)nの日はaの安値から7日目であるし、先のピークの109円を上抜いているので、「順張り(追っかけ商い)」をする方はnで買う余地はあります。

現在のbはaから18日目にあります。どこで小波動のピークとなるのかを見ている場面です。bのどこかでピークとなり、この後c(75日線・25日線)あたりに下落したきたときに、「小波動のボトムではないか」を判断することになります。

5016「新日鉱H」は75日線のaでボトムとなりましたが、ボトムが確定したのはmの日で、aから4日目のことです。1月7日はnの日なので、aからはずいぶん上昇しています。

bがピークとなり、現在は下落中ですが、ここから「小波動のボトムではないか」を判断すればよいのです。cは25日線で止まるのか75日線で止まるのか。どちらにせよaよりは上位でボトムらしいことが判断できるでしょうから、@安値が切り上がっている、A25日線あるいは75日線近辺でボトムが出た。ということになればこの後の上昇に期待が持てます。

上がっている株は次の下げ波動のボトム(の近く)を捉え、下げている株は今すぐボトムらしいことを判断すればよいのです。


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株式会社 東研ソフト

執筆:坂本 正治