日経平均をどう見たか・判断したか (2020年 3月)

 日経平均をどう見たか・判断したか (2020年 3月)


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(2020. 3. 2) TOPIX 1525P(+15) +0.99% 日経平均 21344円 (+201) +0.95%
        20.3億株 (3兆5219億円)


昨日の海外は、
1)中国上海 -3.71%
2)英FT100 -3.18%
3)独DAX -3.86%
4)NYダウ -1.39%
5)ナスダック  +0.01%

アジアと欧州は大幅下げしたが、米国は安かったとはいえ当面の安値水準に到達したらしい。

ナスダックは前日終値8566Pから300Pほど安い8269Pで始まり終値は8567Pと前日終値まで戻すほどの大陽線になりました。

NYダウも前日終値25766ドルから8566Pから500ドルほど安い25270ドルで始まったが終値は25409ドルで引ける。ザラバでは24681ドルと25000ドルを割っていたが、そこから700ドルあまり上昇して、下ヒゲの長いタクリ足に近い足になったので、これも目先の安値を探ったようです。

むろん昨日の陽線での反発はショートカバー(買戻し)によるものですが、買戻しが出てきたことはパニック的な暴落は落ち着いたと思われます。

中国株は全然下げたりない。コウモリを食べて新型コロナウィルス世界中にばらまいて(コウモリがウィルスの原因であるとは結論は出ていないが...) 世界中に迷惑をかけている国の株価が、日米欧よりも下がらないというのは不可解極まる。

日本ではコロナウィルスの感染を防ぐため、政府はイベントの自粛を要請しています。その結果、1)大きなコンサートは中止され、2)プロ野球は無観客でオープン戦をし、3)東京マラソンの一般参加はできなくなり、4)大相撲の大阪春場所も無観客で開くらしい。無観客ですぞ...そのうち映画館や劇場(歌舞伎座など)も閉まるのだろう。

中国は経済的には大国であるが、国の考え方やその形は先進国に比べて未成熟です。まあ10代の威勢のよい子供が、ひところ暴走族に走ったように、中国は世界の暴走族になっているのかなという思いがする。 暴走族にも言い分はある(誰でも言い分はある)のだが、そろそろ世間に溶け込み協調して欲しい。他人に迷惑をかけるようなことは自制して欲しい。孔子を生んだ国であることを自覚して欲しい。

昨日いったように、日経平均は短期的に反発してもよかった。米国株価は、大引けが一番安いという弱い足であったので、これがいつなくなるのかを見ていました。

さすがに米国市場は大きいし、世界の相場感が集まっている。昨日の足は ナスダック・NYダウともに当面の安値はを探ったことを表現しています。

日経平均も前日比-300円安の20894円で寄り付いたが、急反発し、一時は21593円まで戻るが、21344円で終わりました。+201円高です。

今日の日経先物は始値20800円→ザラバ高値21590円→終値21170円でした。私が年初に作ったYBメーカーの(2019年)条件表も今の大波乱に翻弄されていますが、それでも2020年の年初からの成績は
  1. 10回のトレードをして6勝4敗
  2. 累計利益は900円
です。今日から先物の証拠金は1000円になりましたが、前日までは720円でした。誰もが損失を抱え、損失拡大を抑えようとアタフタしている時期に、あれこれと悩むことなく、たったの10回のトレードで利益を出している。 今日はこのことについて書くつもりでしたが、販売していないソフトについてあれこれ言っても、死んだ肉親の思い出話のようになるのでやめておきます。(その投資に向かう考え方・精神・行動・自信など、根本的に重要なことは生きているが...)


(2020. 3. 3) TOPIX 1505P(-20) -1.36% 日経平均 21082円 (-261) -1.22%
        19.6億株 (3兆0719億円)


昨日の海外は、
1)中国上海 +3.15%
2)英FT100 +1.13%
3)独DAX -0.27%
4)NYダウ +5.09%
5)ナスダック  +4.49%

凡庸な人間(私のこと)には理解できない中国は+3.15%も反発する。中国政府や人民銀行が中国経済をなんとかしてくれそうだと思っているのでしょうが、それは甘い。中国の1-3月期はマイナス成長となるという予想がでているほど悪い。

@人が集まって工場で生産することができないのだから→A生産は増えない→B労働者は働けないので収入が減る→C収入が減れば消費が減る→D無理して買った不動産のローンの返済に困る→E不動産を買う人間はいなくなり→F不動産価格は暴落する→G結果大量の不良債権が銀行に積みあがる→H不良債権が銀行で処理できなくなれば→Iいくら共産党政府の独裁経済とはいえどうにもならなくなる。

中国発の金融パニックが発生するのではないかの心配が世界の市場に出てきているのに、中国政府の対応は目先の細かなことでしかない。 経済をよくする特効薬は政府の財政出動です。需要がなくなったときに国が物を買う、あるいは仕事をバラまけば、当面の需給バランスは均衡するに違いないが、これとても短期間の目先の政策です。これからドンドン崩れ落ちていくだろう中国経済を立て直す対策ではない。

私は(上海総合を代表とする)中国株が今日から最低でも-10%は下げなければならないと思っています。そこでようやく今回の世界市場の株価暴落が終焉するのではなかろうか。

中国経済の躍進はもう終わりそうです。ひとたび作ったバブルの後始末に何年かかるのだろうか?

日本は1990年から30年間たっても経済成長(+ 2%) は戻っていない。ただ日本のバブル期に国民の生活は豊かになったし、国家的には過去に投資した株式配当や受取利子にっよって経済成長がなくても何とかやっていける体制にはなっています。まあ、働かなくても食っていけるという、ご隠居さん的な日本です。 こういう日本で成長する企業は極めて少ない。投資できる物件はナカナカ見つからない。株式投資をするには逆風がキツすぎる。

日経平均は昨日の反発で当面(2〜5日間)の安値を出したと思っていました。今日は300円高で寄り付き、約+370円高の31700円まで戻ったが、そこからは急反落する。結局は-260円安の21082円と終値ベースでは最安値で終わる。

ショートカバーの買戻しも1日で終わりました。今日も大引けが最安値であるので、まだ下げ止まったとはいえませんが、ここまで暴落したのであるから、さらなる下げの可能性はそう大きくはないのではないか。20000円割れはないのではないか。と思っています。


(2020. 3. 3) TOPIX 1505P(-20) -1.36% 日経平均 21082円 (-261) -1.22%
        19.6億株 (3兆0719億円)


昨日の海外は、
1)中国上海 +3.15%
2)英FT100 +1.13%
3)独DAX -0.27%
4)NYダウ +5.09%
5)ナスダック  +4.49%

凡庸な人間(私のこと)には理解できない中国は+3.15%も反発する。中国政府や人民銀行が中国経済をなんとかしてくれそうだと思っているのでしょうが、それは甘い。中国の1-3月期はマイナス成長となるという予想がでているほど悪い。

@人が集まって工場で生産することができないのだから→A生産は増えない→B労働者は働けないので収入が減る→C収入が減れば消費が減る→D無理して買った不動産のローンの返済に困る→E不動産を買う人間はいなくなり→F不動産価格は暴落する→G結果大量の不良債権が銀行に積みあがる→H不良債権が銀行で処理できなくなれば→Iいくら共産党政府の独裁経済とはいえどうにもならなくなる。

中国発の金融パニックが発生するのではないかの心配が世界の市場に出てきているのに、中国政府の対応は目先の細かなことでしかない。 経済をよくする特効薬は政府の財政出動です。需要がなくなったときに国が物を買う、あるいは仕事をバラまけば、当面の需給バランスは均衡するに違いないが、これとても短期間の目先の政策です。これからドンドン崩れ落ちていくだろう中国経済を立て直す対策ではない。

私は(上海総合を代表とする)中国株が今日から最低でも-10%は下げなければならないと思っています。そこでようやく今回の世界市場の株価暴落が終焉するのではなかろうか。

中国経済の躍進はもう終わりそうです。ひとたび作ったバブルの後始末に何年かかるのだろうか?

日本は1990年から30年間たっても経済成長(+ 2%) は戻っていない。ただ日本のバブル期に国民の生活は豊かになったし、国家的には過去に投資した株式配当や受取利子にっよって経済成長がなくても何とかやっていける体制にはなっています。まあ、働かなくても食っていけるという、ご隠居さん的な日本です。 こういう日本で成長する企業は極めて少ない。投資できる物件はナカナカ見つからない。株式投資をするには逆風がキツすぎる。

日経平均は昨日の反発で当面(2〜5日間)の安値を出したと思っていました。今日は300円高で寄り付き、約+370円高の31700円まで戻ったが、そこからは急反落する。結局は-260円安の21082円と終値ベースでは最安値で終わる。

ショートカバーの買戻しも1日で終わりました。今日も大引けが最安値であるので、まだ下げ止まったとはいえませんが、ここまで暴落したのであるから、さらなる下げの可能性はそう大きくはないのではないか。20000円割れはないのではないか。と思っています。


(2020. 3. 4) TOPIX 1502P(-2) -0.17% 日経平均 21100円 (+17) +0.08%
        15.0億株 (2兆5244億円)


昨日の海外は、
1)中国上海 +0.74%
2)英FT100 +0.94%
3)独DAX +1.08%
4)NYダウ -2.94%
5)ナスダック  -2.99%

FRBは昨日、緊急に政策金利を0.5%引き下げると発表。それまでの金利誘導目標は1.50〜1.75%でしたが、1.0〜1.25%にしました。

米国の現地時間は午前10時ころのことでしたが、NYダウは瞬間300ドルほど上昇したものの、すぐに反転急落。昨日のザラバ高値から1300ドルほど下げて-785ドル安となりました。FRBの0.5%引き下げは株価にとってはなんの支援材料にもならなかった。市場はこんな程度では景気後退の懸念が振り払えるはずはないと判断しました。

実際のところ世界の景気がマイナスになるかも、という疑念の原因はコロナウィルスの拡大によって、生産・流通・交易・人の移動の急低下にあるのあるのだから。低金利を大盤ぶるまいしたところで、株価は反発しない。米国長期金利は0.996%と1%を割り込む。

日米ともに株価は激しく変動していますが、当面の底値圏にいると思っています。

この底値圏は少なくとも25日順位相関が-80以下になるまでは続くでしょうが、2月下旬のように日経平均が-2000円も下げるということはない。

東証1部の出来高を見ても、最大の出来高は2月28日の24.2億株です。ここで投げるべきものは投げた。翌日3月2日は20.3億株と大きな出来高になったけれど、これはショートカバーの買いによるものです。下値の大波乱はこの2日間で見切るれたと思います。


(2020. 3. 5) TOPIX 1515P(+13) +0.88% 日経平均 21309円 (+229) +1.09%
        13.8億株 (2兆5255億円)


昨日の海外は、
1)中国上海 +0.63%
2)英FT100 +1.45%
3)独DAX +1.19%
4)NYダウ +4.53%
5)ナスダック  +3.85%

米国は大幅な反発をする。FRBが緊急に金利引き下げをしたにもかかわらず、翌日は大幅下げをしていましたが、昨日はこの反省があったのか、逆に大幅上昇。

一日で評価がごろりと変化する。何が正しいのか、何が予想されるのか、どう対処すればよいのか、米国は定見が出来てきません。

ナスダック・NYダウともに9日線まで戻りました。9日線はショートカバー(買戻し)の限界です。9日線の上位に2〜3日間株価が位置すれば、4線の最上位の平均線まで上昇する可能性がありますが、今はまさに9日線の水準です。 ここまでで大反発は終わり上昇へ向かうのか? あるいは大反落して先の安値近くまで下げるのか?

日経平均(21329円)は9日線(21818円)よりも500円ほど下位にあるので、ショートカバーが進んだとはいえません。なお再下落の可能性があります。

《デンドラ24》はが下値メドを表示したのは1月30日のことでした。上から順に、
  1. 22638円
  2. 22156円
  3. 21916円
  4. 21193円
でした。だいたい22000円(=21916)くらいでボトムが出るのではないかと思っていましたが、ザラバ(20894円)、終値(21082円)まで下げました。米国株の暴落を見てさすがに最も安い(d)の21193円も下回ったわけですが、下値メドの21193円よりもわずか200〜300円の違いです。

《デンドラ》が12か月前にこの下値メドを表示していたことは価値があります。だいたいこの4つの値段の水準でボトムらしさの兆候(ポイント)が出れば、相場の判断ができやすくなるからです。地図を持っているのと、地図なしで山中をさまようのとの違いです。人は何故、地図なして相場に参加できると思っているのか?よくわからない。


(2020. 3. 6) TOPIX 1471P(+44) -2.92% 日経平均 20740円 -579) -2.72%
        17.4億株 (2兆8335億円)


昨日の海外は、
1)中国上海 +1.99%
2)英FT100 -1.62%
3)独DAX -1.51%
4)NYダウ -3.58%
5)ナスダック  -3.10%

米国NYダウは-969ドル安と大幅安。やはり金融緩和では米国の実体経済はよくならないという考えが強いようです。これは正しい。

株価が長期的に上昇するのは米国経済が成長するからです。だが現実のFRBの金融政策は実体経済の成長にさほどの影響は与えません。

米国FRBの目標は、1)最大の雇用を維持する、2)物価を安定させさせる、です。その手段として金融政策があります。具体的には、@金利を上下する、Aマネーの増減を操作する、の2つです。

だが金融政策だけでは経済を拡大させるにはチカラ不足です。日本はマイナス金利にし、国債を大量に購入しているが、経済成長はしない。だが失業率は低いし、物価は定位安定しているので、十分にFRB的な目標は達している。金融政策だけでは経済を成長させることはできません。

(金利引き下げ→好景気)と短絡して、錯覚したのが先日の米国株価の急騰ですが、昨日は反省したというところです。

ナスダック・NYダウともにショートカバーによる戻りの限界である9日線を上回ることはできなかった。

今後、株価が反転するには少なくとも9日間は株価が低迷tせねばなりません。(そうなれば9日線が低下して、株価がこれを上抜きやすくなる)

遅かれ早かれいずれ9日線を上回ることになりますが、そのときの上値の目安は、ナスダックは75日線、NYダウは200日線で頭打ちだと思います。

ロンドンFTの戻りの目安は75日線ですが、75日線はまだまだ上位にあるので、すぐの上値の目標にはなりません。次に 上海総合は4平均線より上位にあるとおいう特異稀な市場です。金融政策によって中国経済が復活すると思うはなはだしく錯覚している市場です。上海総合が暴落してようやく世界の株式市場が落ち着くのではないかと思っています。


(2020. 3. 9) TOPIX 1388P(-82) -5.61% 日経平均 19698円 (-1050) -5.07%
        25.1億株 (3兆4646億円)


昨日の海外は、
1)中国上海 -1.21%
2)英FT100 -3.62%
3)独DAX -3.37%
4)NYダウ -0.98%
5)ナスダック  -1.87%

米国NYダウは-256ドル安と大きくは下げなかった。何とか先のザラバ安値25226ドルを下回ることは避けられそうでしたが、コロナウィルスの拡大次第ではグラフを見て下した結論は吹っ飛びます。

ウィルス拡大の予想までせねばならないというのでは、世界の株式市場は身を縮めざるをえません。カメは「蔵六(ぞうろく)」とも呼ばれます、@頭、A2本の手、B2本の足、C尻尾。6つのものをカメの甲羅にひっこめて外敵から身をまもる。いまや世界は中国を除いて「蔵六」状態にあります。

「蔵六」といえば長州の村田蔵六がすぐに浮かんできますが、これは司馬さんの「花神」を読まねば彼のテクノクラートとしてのすごさはわからない。村田蔵六は自分が学習した知恵によって、幕府の長州征伐を完膚なきまでに撃退し、幕臣集団が立てこもって抵抗していた上野の寛永寺をったったの半日で落とした。(私が尊敬する技術者(テクノクラート)の第一等の人物です)

村田蔵六はのちに大村益次郎と改名し、いまでは靖国神社に立派な銅製の記念塔が立っているが、益次郎が面白かったのは維新までであっただろう。維新に なってからは政治に組み込まれ面白くなかったと思う。京都木屋町で遭難したのは大村益次郎の人生の輝ける最後の足跡であった。

日経平均は大幅安(-1050円)。日経先物は行き過ぎて(-1300円)まで下げる。

昨日の米国株価はNYダウ(-0.98%)、ナスダック(-1.87%)で、そうは下げていなかったが、今日9日の米国先物市場は急落する。先物取引のミニダウ先物、ミニナスダック(100)は-5%i近く下げ一時ストップ安になったとか。

これを見て日経平均と日経先物は-1000円を超える(先物は-1300円安とより下げ幅は大きい) まあパニック的な状況になっていますが、パニックは2〜3日で終わります。冷静になって先の相場を見直しす気運が出てきます。

このとき、今日3月9日に行動したことは果たして正しかったのかどうか? 反省するはずです。今日の-1050円幅の暴落によって、PERは13.3倍程度、PBRは1.00倍までになったと思われます。私からすればこの水準の株価は安い。ここで買っておけば、目先の1〜3か月間はさらに安くなるなろうとも、1年後には1.2〜1.5倍の株価になっているのではないかと思っています。


(2020. 3.10) TOPIX 1406P(+17) +1.28% 日経平均 19867円 (+168) +0.85%
        25.7億株 (3兆8120億円)


昨日の海外は、
1)中国上海 -3.01%
2)英FT100 -7.69%
3)独DAX -7.94%
4)NYダウ -7.79%
5)ナスダック  -7.29%

欧米市場は軒並み-7%を超える暴落となりました。昨日の日経平均は-5.07%下げてビックリしましたが、米国にはもっとビックリ。NYダウは1日で-2013ドルも下落する。

SP&500の下落が-7%を超えるとサーキットブレーカーが発動され15分間は取引を停止するらしいが、-7%と定められた2013年以来で初めてのことであった。

それほど米国市場はパニックというか、冷静さを完全喪失してしまい、考えることもなくヒステリックにブン投げました。その際の行動指針は他人と同じことをするということです。自分が判断することはなく、恐怖感から他人と同じ行動をしてしまう。そのうち昨日のブン投げは大きな過ちであったことに気づくはずですが、そのときに後悔しても遅い。誤った原因は自分の付和雷同的な投資態度(性格)にあるのだから、それを矯正しないことには何度でも同じ失敗をするのだろう。

昨日の日経平均は日本で立ち合い中に米先物が急落しているのを見て-1050円(-5.07%)の大幅安でした。米国は先物下落を引き継いで昨夜のNYダウは市場最大の2013ドル安(-7.79%)につながっていったのですが、日本が米国先物に引きずられて-1050円安したことには違和感がありました。

日本市場は米国株価に追随するしかないのだが、ものには適正な価格があります。価格とはものの値打ちと同じものです。昨日の下げで東証1部PERは13.28倍になり、PBRは1.0倍になりました。

PER水準は時代の経済政策・風潮や・来季の業績の変化の程度によるので固定的な基準ではありません。そこで過去20年間くらいのPERの平均値を計算して、妥当なPER水準としてます。米国は16倍、日本は14倍、欧州は13倍といったところでしょう。私は日本のPER13〜15倍が許容範囲だと思っていますが、昨日の下げによって13倍という下限に近づきました。

PBRは基準がはっきりしています。自己資産は何円であるのかは決算書で明らかです。本来であれば株価の時価総額は自己資産以上であるべきものです。この場合PBRは1.0倍以上になります。

ところがPBR 1.0倍にしか買われていない銘柄が多くある。それは業績が悪く、いずれ資産の売却をしなければならないだろうと思われる企業です。資産を売却すればその分企業の解散価値は減り、PBRをもとにした株価は下落しますが、少なくとも過去3年間の平均業績が悪くない企業のPBRが1.0倍を下回るというのは異常です。

滅多には起こらぬことだけれど、人が思考力を失ってパニックになったときはPBRが1.0倍を下回ってしまいます。 これは株式投資家にとって絶好の投資のチャンスなんだけれど、皆と行動を共にしている人にはわからない。

上図のピンク色の折れ線は《デンドラ》で使っている4%波動です。直近の4%波動のボトムは20261円(終値)です。この水準を下抜くかどうかは重大な注目点でしたが、昨日の終値19698円はこれを下回りました。次にあるボトム水準は18948円です。今日の日経平均はザラ場で18891円まで下げたが終値では下回ることはなかった。18948円は下値支持の重要な水準です。


(2020. 3.11) TOPIX 1385P(-21) -1.53% 日経平均 19416円 (-451) -2.27%
        19.9億株 (3兆1263億円)


昨日の海外は、
1)中国上海 +1.82%
2)英FT100 -1.41%
3)独DAX -1.41%
4)NYダウ +4.89%
5)ナスダック  +4.95%

米国市場は金融政策だけでは株価の下落を食い止めることはできまいとあきらめていたところへ、トランプが給与減税を検討しているとの報道があって急騰する。

今年は急騰・急落が日替わりに繰り返されているので驚くことはなくなったが、1日に株価指数が4%以上変化するのは異常事態です。

トランプ発言が遅かったためか独国・英国株価は下げたが、ア明日米国株価にサヤ寄せしてくるのは日本と同じです。(今は欧州の株価はあてにならない)とにかく世界の株価を米国が支配している。米国に追随するほかはない。これがグローバリズムであったのか? 各国の投資があれこれ考えて売買しようとしても、NY証券取引所の株価しだいで簡単に否定されてしまう。将来を予想して株式を買う・買わないという選択ではなく、米国株価の変動が基準になってしまっているという情けなさです。

《デンドラ24》でNYダウの下値メドをみると、
(a)の日に4%波動が下降転換しました。@波動が転換したり、A波動パターンが変化すると、次の上昇メドや下降メドが変わります。

NYダウは2月24日に-3.56%の大幅下落をし、次の下値メドをだしました。
  1. 下値メドの最上位@は27778ドル
  2. AB位は27187ドル
  3. 最下位25709ドル
まずは27187ドルまで下げるのかと思っていましたが、(a)の翌日は-1000ドルの暴落となり、次の日(b)には-880ドルの続落となって終値は27081ドル。あっさりと《デンドラ》の並みの下値メド(上からAB番目)を下回りました。(a)から4日目の(c)の日に-1190ドルの暴落があって終値は25766ドル。ここでは下げ止まるだろうと思っていました。

翌日(d)はこの下値メドを少し下回ったものの、下ヒゲ足の小陽線→+1293ドル高の大陽線→-785ドル安の大陰線→+1173ドル高の27090ドル(e)となって、どうやらNYダウの暴落はいったん止まったようでした。

だが米国市場がFRBの金融緩和・あふれるマネーをもとにして株式を買い上げたバブルの整理はつかなかった。3月4日(e)のザラバ高値は27102ドルで当初の下値メドのBC番目の27187ドル近くまで戻りましたが、翌日から2段目の暴落が始まりました。(f)の3月6日には新たな下値メドの@25465、AB24923、C23568ドルが出ました。

NYダウはこの下値メドに向かって暴落を再開しました。目下のところの安値は3月9日6日(f)のザラバ安値23706ドルで、Cの23706ドルを下回っていません。

通常は、一度出た下値メドが切り下がり、2度目の下値メドがでたときはその下値メドまで下げることは多くない。だからNYダウの下値は23706ドルではないか?この水準から連続の大陽線がでるならば米国株は当面(1〜2か月間)の安値をだすのではないか? と思っています。

日経平均は米国株の動きを強烈に受けているので、グラフからの判断はナカナカ難しいが、小波動のポイントらしさは、
  1. 新安値の
  2. 陽線(下ヒゲが長い)となった。(ただし昨日の足)
  3. 9日順位相関が-80以下
  4. 25日順位相関が-80以下
  5. 条件表No.1が買いマークを出した。
  6. 25日騰落レシオが買いマーク
  7. 25日投資マインド指数が買いマーク
とすでに7ポイントです。グラフ以外のポイントは
  1. デンドラの2度目の下値メドの4番目の19266円を瞬間でながら下回った(3月10日のザラバ安値18891円)。
  2. PERが13倍に接近している。
と満点に近い達成です。米国がヒステリックになっているので、これ以上の下げがあるとは言い切れないが、まともに考えればこの暴落の下値は出ていると思います。


(2020. 3.12) TOPIX 1327P(-57) -5.21% 日経平均 18559円 (-856) -4.41%
        25.8億株 (3兆7853億円)


昨日の海外は、
1)中国上海 -0.94%
2)英FT100 -1.40%
3)独DAX -0.35%
4)NYダウ -5.86%
5)ナスダック  -4.70%

米国市場は暴落。NYダウは前日比-1464ドル安( -5.86%)の23553ドルで終わりました。前日のザラバ安値は23690ドルであったので、安値を大きく更新をしたわけではないが、前日は+1167ドル高で終わっていたため、-1464ドル安と下げ幅が大きく見えたのでした。実際は前日のザラバ安値23690ドルから-362ドルほど下げただけです。

昨日の下げの原因は、WHOが新型ウィルスによる肺炎はパンデミックであると思われるといったことですが、コロナウィルスくらいでこんなに短期間に株価が大きく下げるのはおかしい。一番大きな原因は超過剰なマネーの供給による株価バブルが破裂しようとしていることです。

NYダウは昨日、48月線(23432ドル)を下回る(23328ドル)になりました。どっしりと重く容易には動かない大勢波動が下降に変わるかもしれない瀬戸際にやってきました。


波動は小波動の連続から成り立っています。小さい波動からいうと以下のようになります。
  1. 小波動・・・・4〜30日くらい(だいたい10日間が目安)。
    転換の判断は主な株価を基準にする。
    図のA→B、B→C、C→Dの折れ線の1つひとつが小波動

  2. 中勢波動・・・・2か月〜12か月くらい(だいたい9か月が目安)。
    転換の判断は200日平均線を基準にする。
    上昇中勢波動は(A→B→C→D→E→F→G→H)、下降中勢波動は(H→I→J→K→L→M→N→A)の小波動をまとめたもの

  3. 大勢波動・・・・2年〜6年(景気循環に対応する。だいたい3年が目安)。
    転換の判断は48月平均線を基準にする。
    上昇大勢波動は(A→1→A→2→A→3)、下降大勢波動(3→1→d→2→d→3)。中勢波動を2つ以上まとめたもの
米国株式(NYダウ)はいまや大勢波動が転落しようとしているのではないか? ひとたび下降しだせば、まずは最低でも2年間は株価が新安値を更新し、反動高があっても大きく上昇することは難しい。

日経平均の月足の48月線は20572円です。3月6日の終値は20749円でこの水準の上にあったので、私は中勢波動の底値がいつ出るのかばかりを気にしていました。

だが、翌日3月9日の終値は19698円となって48月線を割り込んでしまいました。そして今日は18559円と48月線の20749円より2000円も安い。まあ日経平均の大勢波動は完全に下降波動に変わった。

ここ20年間月足のピーク・ボトムは(X→A→B→C→?)です。図には@18月線、A36月線、B48月線の3本が描かれていますが、
  1. 株価が3線の最上位に出たときに上昇開始

  2. 株価が3線の最下位を割り切んだときに下降開始
と判断すれば、現在の日経平均はまさに下降を始めたといえます。


(2020. 3.13) TOPIX 1261P(-66) -4.98% 日経平均 17431円 (-1128) -6.08%
        34.5億株 (4兆89233億円)


昨日の海外は、
1)中国上海 -1.52%
2)英FT100 -10.87%
3)独DAX -12.24%
4)NYダウ -9.99%
5)ナスダック  -9.43%

海外市場は-10%ほどの暴落。NYダウは前日比-2352ドル安(-9.99)の2120ドルで終わりました。

1日で-10%下げるということがどれほど異常なことか。1日で米国民が所有する株式資産は10%減った。さすがにこれは下げすぎだろうとして、ショートカバーの買いが入り一時は反発したが、圧倒的な売りに押し戻され上ヒゲの陰線で終わる。ただ25日順位相関がようやく-80以下になってきたので、目先(10日間くらい)の株価の下げは終わりに近づいてきたのではないか。

世界の株価暴落は株式バブルがはじけたためです。コロナウイルスは株式バブル崩壊のきっかけであったに過ぎない、と思っています。

株式バブルとは株価が株式価値よりはるかに高い値段になることですが、そのバブルを生みだす原因は、将来の企業収益の増加の期待です。

例えばPERはその企業の1株利益の何倍まで買われているかを表す数字です。PER15倍とはこの先15年間の収益を現在の株価に織り込んだものです。 今の世だから今後15年間もその企業が存続する保証はないし、現在は時代にあった商売をしているからといっても15年先も時代にあった商売が続けられているわけはない。

数字的な裏付けがないと株を買いにくいので投資家はPERを割安割高の基準にしていますが、PERが5倍なれば正しいのか?10倍なのか、15倍なのか、20倍なのか?の判断基準はありません。
  1. PERの規準は時代の風潮で決まります。経済が発展している時期なら15倍〜20倍が基準になることもあるが、経済が後退している時期には10倍〜15倍が妥当であるとされるでしょう。その時代の企業の成長力を考えればPERの基準は当然に違ってきます。

  2. 経済が停滞ないし後退しているのにPER基準が上昇することがあります。それは金利ないしマネーの供給量が原因です。金利が1%であれば、個人はローンを組んで欲しいものを買うし、投資家は株式などのリスク資産を買っても1%を超える利益はでるだろうとして株式を買う。結果PERは16倍・17倍へ上昇する。
企業の成長を期待しての株価上昇はそれほど問題はありませんが、マネーによる株価上昇は問題です。バブルが崩壊することは確実です。そして今や世界の株式市場でそれが始まったと思います。

日経平均はNYダウの-2352ドル安にひきずられて、-1128円下げる。ただ今日の出来高は注目すべきです。今日は20年3月限のSQであったのでボリュームは膨れていますが、出来高は34.5億株とこの2年間では突出しています。2015年以降ではベスト10位です。

ベスト10位は2015年7〜8月に3度、16年1〜2月に4度。これ以外の年は昨日の20年3月13日が1度あるだけです。15年16年の大出来高はどれも暴落した後の底値近辺です。セリングクライマックスの日です。

売買代金は4.9兆円になりました。2015年以降ではベスト5位です。1位は2018年2月6日の5.6兆円、2位16年11月4日の5.35兆円。ここからも今日の売買代金は突出していることがわかります。出来高・売買代金から見て今回の暴落のセリングマックスになったと思っていますが、何しろ米国株価があんな滅茶苦茶な無定見の乱高下をしていてはなあ。日本だけが底を出したとはいえないし...


(2020. 3.16) TOPIX 1236P(-25) -2.01% 日経平均 17002円 (-429) -2.46%
        23.4億株 (3兆3191億円)>


昨日の海外は、
1)中国上海 -1.23%
2)英FT100 +1.28%
3)独DAX +0.77%
4)NYダウ +9.36%
5)ナスダック  +9.35%

海外市場は一昨日-10%暴落をしたが昨日は+9%以上の上昇をする。原因はFRBが緊急に1.0%の金利引下げをしたからです。3月10日(米国日時)にも緊急利下げとして0.5%の金利引き下げをしていますが、1週間もたたないうちに1.0%を 上乗せしたわけです。

いまのFRBはダメだ。何がダメかというと 1)株価に振り回されている、2)金融政策の限界を知っていない。株価の下落を防ぐとか、景気をよくすることはFRBの仕事ではないし、FRBはそれができるチカラを持っていません。

パウエルは馬鹿ですな。金融緩和をすれば株価上昇の手助けになると思っている。株価に振り回される金融政策をしている。株価がパニックになっているのと同様にFRBもヒステリック状態に陥っている。

ゼロ金利や量的緩和で株価が上昇するのは実体経済とかけ離れた割高なバブル状態を引き起こすことであり、バブルは必ず崩壊します。パウエルは無理に無理を重ねて株価を維持しようとしているが、これは将来に大きな禍根を残し、史上最悪のFRB議長であったといわれかねません。

前イエレン議長(2004年〜2018年)が10度にわたって金利を0.25%ずつ引き上げて、ようやく2.50%にしたのに、これをわずか1週間で取り崩してしまった。この1週間で政策金利はゼロ金利(0〜0.25%)へ戻ってしまった。ゼロ金利は2008年末から2015年まで7年間も続きました。2016年からイエレンが金利引き上げに着手しましたが、そのとき出てきた大統領が悪かった。

2016年11月にトランプが大統領選に勝ちました。株価を上げることが米国のためになると考えるトランプとは対立しながら2017年〜2018年は金利を小刻みに上げていったのだけれど、2018年に任期が終わった。普通なら議長職は2期は続けるのだが、1期で終わったのはよほどトランプと対立したのでしょうか。トランプは御しやすいあるいは同じ見識を持つパウエルを議長にしたので、FRBは金利を引下げの方向を向き、今やゼロ金利です。

日経平均はNYダウの+1985ドル高にも関わらず、わずかに+155円高の17586円で寄り付く。そこから200円ほど上昇して17785円になったが、売り込まれて17002円で終わる。前日比-429円安。

ザラバ高値から780円も下げたのは、米国の24時間取引の米国先物が大きく下げたからです。パウエルがゼロ金利に戻しても米国市場は落ち着くどころか、ゼロ金利政策の効果を疑って下げている。

日本市場は米国市場の動きに追随せざるを得ないのだからなんともならない。つまらんのう。


(2020. 3.17) TOPIX 1268P(+32) +2.60% 日経平均 17011円 (+9) +0.06%
        30.6億株 (4兆3713億円)>


昨日の海外は、
1)中国上海 -3.40%
2)英FT100 -4.01%
3)独DAX -5.31%
4)NYダウ -12.93%
5)ナスダック  -12.32%

FRBは3月15日の日曜日に1.0%の緊急利下げをし、16日月曜日の立ち合いが開始したのですが、史上最大の暴落幅(-2997ドル)となる。

3月10日にも-0.5%の緊急利下げをしてNYダウ株価は+1167ドル高くなりましたが、翌日(3月11日)-1690ドル下げて、緊急利下げは株価的には少しも響かなかった。どころか3月12日は前日比-2128ドル安の暴落となりました。

パウエルは-0.5%の金利引き下げでは市場にインパクトを与えることはできないと思ったのか、日曜日に緊急に-1.0%の引き下げを発表。実質ゼロ金利とした翌日はさすがに+1985ドル高になりましたが、昨日3月16日は-2997ドル安。率でいうと-12.93%の大幅安です。

1日で-12%も株式が下げれば危機的状況です。NYダウは2月12日の高値(終値ベース29551ドル)から昨日の終値20188ドルまで-31.68%も株価は下落しています。株式資産は2/3になりました。米国GDPの70%は個人消費です。個人消費が大きい背景には、もちろん雇用状況がよいということもあるけれど、ファンドを保有することによって自然に自己の資産が増加した面はもっと大きい。 今後はこれが成長のマイナス要因になっていきます。

日本は米国の混乱から一歩身を引いて株式市場をみることができるようになったのではないか。

昨日の東証1部PERは11.85倍です。私は13倍以下になればOKだと思っていましたが、なんと12倍を割れてしまった。

PBRは0.89倍まで低下する。 PBR=株価÷1株純資産で計算されますが、いくら今後の収益がマイナスになろうとも1株利益あたり純資産はそう減るはずはありません。日本には割安株がゴロゴロとでてきた。米国のヒステリックな株式のブン投げのお陰です。

ここまで日本株が売られ、滅多にない割安水準になるのだから株式を買ってみようという動きがでてきました。今日のTOPIXは+2.60%上昇する。海外がトレードのターゲットにしている日経平均はたったの+0.06%です。株式の本来の価値(バリュー)に注目した投資家(メインはGPISでしょう)がでてきたことは嬉しい。


(2020. 3.18) TOPIX 1270P(+2) +0.190% 日経平均 16726円 (-284) -1.62%
        27.1億株 (4兆1106億円)>


昨日の海外は、
1)中国上海 -0.74%
2)英FT100 +2.79%
3)独DAX +2.25%
4)NYダウ +5.203%
5)ナスダック  +6.23%

米国は1兆ドル(約100兆円)規模の経済対策を検討していると報じられた。FRBもCP(コマーシャルペーパー)の買い入れを10年ぶりに再開するとか。

これを受けてNYダウは+1048ドル(+5.20%)と急反発となったが、前日の-2997ドルの下落の1/3の戻りでしかない。

100兆円規模の経済対策は、リーマンショック」後に中国が行った40兆円規模の対策をはるかに凌駕するものです。ところが今日の日中のCMEのNYダウ先物は-800ドル安となって、経済対策の有効性が認められていません。

日経平均はNYダウの反発を見て+142円高で始まり、ザラバでは+385円高の17320円まで上昇したものの2時過ぎからはCMEの先物が急落し始めたため-284円安の16726円で終わる。2016年11月以来の17000円割れです。


米国株式は2000ドル高・3000ドル高したかと思えば、2000ドル安するといった按配で、明日の予想ができず、コロナウィルスと世界的な景気後退のリスク、中銀の金融緩和と政府の財政支出の材料によって振り回されています。こんなに度外れた乱高下は滅多に遭遇できるものではありません。

市場のほぼ全員がボラティリテイの大きさに身を縮込めて、株式から撤退しています。当然に利益を上げた者はわずかでしょう。だが寄り引け売買では、リスクが小さい(そのかわりリターンも小さい)ためにトレードすることができます。

ナスダックは2020年2月19日の9817P(終値)から3月16日の6904p(終値)まで-2913p(-30%)の下落をしました。株式を保有することでリターンを上げようとする投資家が株式をブン投げたのは当然です。

だが寄引売買というたった1日のトレードをするだけで、この暴落期間中に利益がでています。ナスダックの先物はナスダック100ミニといってナスダックと同じ動きではないし値段も違うので、ナスダックそのものの寄引売買をしたとするなら、2月19日から3月16日の1か月間で984pの利益がでています。下落幅2913pの約1/3の利益です。

先の小波動のボトム9088pを下回った2月25日の終値8965pからカラ売りしておけばよかったのではないか? とか陽線が出るたびにカラ売りすればよかったのに、というのは後講釈です。なんとでも言えます。重要なことは現にありある条件表がどれだけの成績を上げたかということです。その意味では私が年初に作ったYB条件表(2019)は大きな成果をだしています。

YB条件表(2019)は日経先物においても利益を出しています。年初からの利益は440円にとどまっていますが、暴落途中までは1190円の利益がでていました。米国市場の乱高下が顕著になってからは、「当たるも八卦、当たらぬも八卦」の状態になっていますが、それでも今日現在では+440円の利益です。

今日は(L)買いマークがでていますが果たして陽線になるかどうか? 下放れて寄り付く(16200円以下)なら陽線になる可能性が高いでしょうが、高寄り(16500円近く)すると難しい。

まあ何にしても全員が撤退するなかでトレードができているのだから、寄引売買もたいしたものです。(撤退してしまえば利益を出すことはできないのだから)

■■ 講座集成について ■■

3月10日だったと思うが、日経先物の寄引売買で大きな利益がでた。というメールがありました。前日にもどういう方法であるのかは知らないが、お陰で日経レバレッジで8連勝をしています。というメールもありました。YBメーカーが作る条件表は勝率55%程度、1回トレードすれば60円〜100円の利益がでるはずです。(個人が作る条件表によって異なるが、正しく作れば同じ条件表ができます。そのためのYBメーカーであるのです)

短期的に異常に儲かることもあれば、意外な損失がでることもあるでしょう。一喜一憂していては精神安定上よくありません。 で、メールをよこした方によると、講座を読み直そうとしたが講座はなくなっている。なんとかなりませんか。ということでした。ようやく講座の値打ちがわかってもらえたらしい。現在は基本的な12本の講座だけがHPで閲覧できますが、そのうち基本的な5講座くらいに減らすつもりです。

無料で読める状況が与えられると、その値打ちがわからなくなります。人は値段で価値があるかどうかを評価します。無料の講座は週刊誌と同じように、読み捨ててよいくらいの内容だと思っておられる。あるいは講座内容の内容は読んだことで記憶していると勘違いをしている。

冗談ではない。私が1つの講座を書くためには、統計をとり、条件表を最適化し、オートマでよりよい条件表を作り、という長い時間を」かけての1つの講座ができているのです。新たな条件表の生成し→それを検証し→だめならば新しい条件表を作成し→の繰り返しをして、1つの講座が完結しています。1つの講座を書くために、どれだけ私が時間を費やしてきたの。まあ物事の価値がわからぬ人には何をいっても意味がないのだからしょうがないが、そういう人とはまともに話をしたくはない。

そこでこれまでに記述した講座のすべてをCD-ROMにまとめ、真に読みたい方だけに販売しようと思ったのです。これまでに書いた講座は48講座に上ります。HPに掲げることのなかった講座もいくつかあります。なにしろ2003年から講座を書き始めてすでに17年もたっています。形式を統一し、誤字脱字を補正し、わかりやすい表現に変え、という作業を始めたのですが、私自身が記述した講座なのについ引き込まれて全文を読むことになりました。たいしたものだ。これほどまでに統計をとり、検証をし、条件表の成績を上げるために最適化やオートマをかけたのか! その経過と手順、成績の一部始終を書いているのです。まるで学者の研究室・研究の目的・研究の方法論・その結果を公開しているようなものです。これほど明らさまな実験・検証の現場は投資ファンドに聞いても絶対に教えてくれません。それが彼らのノウハウだからです。

当初メールの方には、講座全集成CD-ROMができるには1週間ほどかかりますと返事しましたが、1日に16時間かけても3講座ほどしか整理できません。いま10講座が手つかずですが、今週中にはなんとか完成しそうです。


(2020. 3.19) TOPIX 1283P(+12) +0.97% 日経平均 16552円 (-173) -1.04%
        30.1億株 (4兆6853億円)>


昨日の海外は、
1)中国上海 -1.83%
2)英FT100 -4.05%
3)独DAX -5.56%
4)NYダウ -6.30%
5)ナスダック  -4.70%

ECB(欧州中銀)は朝方、2020年末までに7500億ユーロ(90兆円)の資産買い入れをすると決議。これまでは1か月に200億ユーロの買い入れをして年に2400億ユーロの資金供給をしてきました が、一気に3倍の規模にした。

そこまで欧州は金融がひっ迫しているのか? マネーを出したところで実体経済がよくなるとは思えないが、経済情勢は深刻化しているの判断であるようです。

それもこれもここ10年間は一人勝ちしていると思われていた米国株式市場がパニックに陥っているからですが、どうもコロナに対する過剰な反応ではなかろうか。もちろん世界経済の後退は誰もが思うところで、現に経済状態を表すWTI原油は2020年1月の63.27ドルから昨日は20.37ドルまで下落しています。3か月足らずで価格は1/3です。

原油価格は1/3になろうとも、工業製品や、化学製品、電力を使う多くの産業がコスト高になることはないし、なにもかもがマイナスになるわけではないが、マイナス要因ばかりがクローズアップされているので、人はどうしても浮足立つ。

日経平均はECBが大規模な資産買い入れ方針を打ち出したものだから、+269円高で寄り付きました。NYダウが-13338ドル(-6.30%)下げた翌日というのに気が早い。やはりその後は-434円安まで下げて、-173円安で終わる。

気が早いといったが、株価が高寄りしたのは、それだけ事態が収拾されるのではないかの期待が強くなってきている表れです。ナスダックは下げたとはいえ2日連続の陽線で、2日続けて長い下ヒゲになりました。日経平均は、2日連続の陰線ではあるが、陰線の幅は小さくなり、4日連続して窓を空けての下げにはなっていません。 ヒステリックな株式のブン投げのピークは終わったのではなかろうか。


(2020. 3.23) TOPIX 1292P(+8) +0.68% 日経平均 1887円 (+334) +2.02%
        56.9億株 (4兆 152億円)>


昨日の海外は、
1)中国上海 +1.61%
2)英FT100 +0.76%
3)独DAX -3.79%
4)NYダウ -4.55%
5)ナスダック  -3.79%

米国はコロナウィルスを封じ込めようとして米国人の海外渡航や外国人の入国を厳しくし、まるで江戸期の長崎の出島のような鎖国に近い状況に陥っています。

鎖国をしていては世界の経済は動きません。米国は鎖国(短期的ではあるが)のマイナスを埋めるために思い切った経済対策を打ち出しました。2兆ドル(220兆円)の経済対策を打つとか。

その内容がすごい。@コロナウィルスの影響によって打撃をうけている業界に支援金をだす。まだ決まってはいないが、航空、飛行機メーカー、ホテル業界、飲食業界などがそうであるらしい。飲食業界は早くも4500億ドル(50兆円)を要求しているとか。

A仕事がなくなった中小企業に金融的な援助をするが、雇用を維持すれば貸付金の返済はしなくてよいとか。この規模は3000億ドル(33兆円)。

B極めつけは金のバラマキです。大人1人あたり1200ドル(13万円)、子供1人あたり500ドル。子が2人いれば1000ドル(11万円)です。

C医療・研究機関への支援は、病床の拡大、検査体制の拡大、研究費用の拡大などの費用。(まだ内容ははっきりしていない)

ゴールドマンSによると、米国の4〜6月期のGDPは年率換算して-24%のマイナスになるそうだから、コロナウィルスが沈静化するまで、トランプはこの超ビッグな財政出動をやるらしい。

NYダウは先週末は-900ドル安の19173ドル。終値ベースではこの下げの新安値を出していますが、財政出動の内容が明らかになれば株価は大反発するのでしょう。

なにしろ日本の国家予算の2倍の金額を一斉投入するのだから、これで株価が上がらないはずはありません。

だが根本はコロナウィルスです。拡大がストップするかどうかは未知数です。リーマンのように信用危機であれば、金融機関を救い、市中に金を大量供給すれば収まるが、相手はウィルスです。金をバラまいたとしても沈静化するとは言えないだけに、この相場はタチが悪い。

日経平均は週末のNYダウ安をみてCMEの日経先物は-1500円ほどマイナスだったけれど、今日は週末(木曜日)の16552円とほぼ同じ水準で寄り付く。 ザラバでは+500円高まであって+334円高で終わったのは、米国の財政出動の評価をしたためでしょうか。何にしても今夜の米国市場が@トランプの超ビッグな財政出動や、Aその出動の実現性(民主党の反対もある)をどう評価するかです。


(2020. 3.24) TOPIX 1333P(+41) +3.18% 日経平均 18092円 (+1204)+7.13%
        25.5億株 (3兆6191億円)>


昨日の海外は、
1)中国上海 -3.11%
2)英FT100 -.370%
3)独DAX -2.10%
4)NYダウ -3.04%
5)ナスダック  -0.27%

NYダウは-3.04%下げ新安値を更新。しかしナスはナスダックは-0.27%安の十字足となっています。この5日間の足をみると下ヒゲがある日は4日間あります。超弱気の米国市場にも株価の値ごろ感がでてきたのではないか。

ましてや220兆円の経済対策が打たれるとあっては、空売りで儲けようとする投資家は少なくなったのではないか。ブン投げる投資家は株式をブン投げてしまって、あらたに投げるべき株式は少なくなったのではないか。 コロナウィルスの感染状況に依存していることに違いはないが、株式の需給という面ではここ5日くらいに当面の底値をだしそうな感じです。

日経平均はこの2日間は米国株価とは違う動きをしています。昨日はNYダウが-4.55%安(-913ドル)であったのに日経平均は+2.02%(+334円)高となりました。

何事が起きたのかと驚きました。日本の財政出動規模がよほど巨額であることが洩れてきたのだろうか? しかしこれは30兆円規模であり、個人に商品券を配るというのが目玉であることがわかりました。 米国の財政出動の規模にくらべると見劣りします。それが日経平均を逆行高させる原因であったのだろうか? 

今日の日経平均は+319円高で寄り付き17000円を回復。その後の上昇への弾みはすごかった。なんと18100円(+1212円)まで上昇し、終値は18092円です。

日経新聞(電子版)によると、@日銀のETF買いが倍増し、しかも従来ならばTOPIXの前引けを見て後場に買うという方針であったがいつ(午前中でも)買ってくるのか。また購入金額を倍増させさらに増やす可能性もある。AGPIFが-30%安になった株式の購入をしているらしい。Bこれをみて短期の空売りしていたファンドが急速にショートカバーをした。のが原因であるらしい。

本来は@Aは積極的に買い上がることはないので株価の下落を買い支えるだけです。だが株価が当面は下げないという予測が投資家の投資方針を変えました。今日の日経平均の+1200円高はBのショートカバーによるものが半分以上、8割方はそれが原因でしょう。買い戻しによる株価反発はグラフの9日線までと思っていますが、今日は9日線を大きく上回りました。いかに買戻しが急激に行われたかの現われです。

では買戻しは終わったのかといえば、今日の日経先物は18270円の高値引け、日経平均もほぼ高値引けであるので買戻しが終わったとは言えません。明日になれば買戻しは終了し、買い戻しを原因にする反発力は終わるのだろうが、その後はたして株価に上昇のトレンドが生まれてくるのでしょうか?(上昇トレンドが発生しない限り株価は買われない)今週はその見極めをするときです。


(2020. 3.25) TOPIX 1424P(+91) +6.81% 日経平均 19546円 (+1454)+8.04%
        22.5億株 (3兆7364億円)>


昨日の海外は、
1)中国上海 +2.34%
2)英FT100 +.9.05%
3)独DAX +10.98%
4)NYダウ +11.37%
5)ナスダック  +8.12%

米国は2兆ドルの経済対策が合意しそうだの予想で+2112ドルと大幅高となる。史上最大の上げ幅です。

ナスダックはショートカバーによる戻りの目安の9日線をほぼ完全に上回り、NYダウは9日線まで反発する。ここでショートカバーは終わってしまうのか、あるいはカバーは完了したのかといえば、昨日の大陽線はほぼ寄り引け坊主です。すなわち寄り付きから下げることなく一気に上昇し、途中での売り物を全部飲み込んでしまい、高値引けで終わっていいます。なお買い戻しが残っている感じです。

日経平均は米国の超大幅上昇を見て、+354円高(18446円)で始まった。寄りつきが+354円高でしかなかったのは、昨日世界の株価の下落に逆らって日経平均は史上第9位の大幅上昇(+1204円高、+7.13%)の上昇をしていたためです。

米国の経済対策が25日中に出ることはほぼ確実なので寄り付き後すぐに19000円台を回復し、その後はもみ合っていましたが、後場に米国の経済対策が合意したとのニュースでさらに上昇し19546円で引ける。(これは史上第5位の上昇幅であるとか」)

ショートカバーによる反発は今日一杯はあるだろうと思っていましたが、NYダウの+11.37%の上昇に追随して日経平均も8.04%も上げるとは思わなかった。通常なら昨日の+7.13%高の嵩上げがあったのだから、よくても+5%程度の上昇でよかったのではなかろうか。

その意味では日経平均の上昇は目を見張るべきものでした。図の(a)は初めての新安値の陽線でした。この日の小波動のボトムらしさのポイントは、@新安値の、A陽線、BNo.1条件表が買い、C9日順ももちろん買い、F25日問マインド指数はわずか2.3でしかなく、25日騰落レシオは44.7でした。ポイントが7になればほぼ確実に底値圏内にあると思っていますが、(a)の日は8ポイントでした。

6ポイントになれば、今までの考えを変え、7ポイントでその方向に向いた投資を実行する。 私が提唱する「ピーク・ボトムの判断」の基準は間違っていない。「小波動のピーク・ボトムの判断」の規準は大いに役立つものです。


(2020. 3.26) TOPIX 1399P(-25) +-1.78% 日経平均 18664円 (-882)-4.51%
        20.4億株 (3兆3049億円)>


昨日の海外は、
1)中国上海 +2.17%
2)英FT100 +4.45%
3)独DAX +1.79%
4)NYダウ +2.39%
5)ナスダック  -0.45%

米国は2兆ドルの経済対策が上院で可決され、あとは共和党が過半数を占める下院に送られるだけなので、経済対策は打たれました。

しかし戦う相手はコロナウィルスです。感染がいつ止まるかです。ウィルス感染者は米国では4月が感染者のピークになるといわれていますが、もし沈静化しなければ2兆ドルに上乗せして追加経済対策が打てるのかどうか。もうできないでしょうな。米国は背水の陣をひいた。

世界のウィルス感染者は40万人を超え、死亡者は2万人を超えていると報道されていますが、米国では毎年4〜5万人がインフルエンザで死亡するらしい。この人数よりも少ないコロナウィルスをあたかもインフルエンザよりも怖いとする意見にはあまり耳を傾けていないので、コロナウィルスの脅威については知識はないけれど、外国人の入国を許さない、といった鎖国的な措置は過剰な反応ではなかろうか。

日経平均はNYダウやナスダックが早くも上ヒゲ足になるのを見て、ちょっと警戒心がでる。

そのうえ小池東京都知事が都民は週末は外出しないようにとの発言をしたものだから、日本も第二の米国状態にまるのではないかの憶測もでて、下落する。

目下のところ日経平均は3陽連でしかも窓空け、比べてNYダウは2本連続陽線になったとはいえ2本目は早くも上ヒゲの長い足になり、ナスダックに至っては上ヒゲの陰線です。ロンドンFT100は大きな値幅の2連続陽線となっていますが、所詮は米国株価に引っ張られているだけです。

ここへきて世界の市場とは異なる動きをしている日経平均の動きが注目されるところです。


(2020. 3.27) TOPIX 1459P(-25) +4.30% 日経平均 19389円 (+724)+3.88%
        23.6億株 (3兆9093億円)>


昨日の海外は、
1)中国上海 -0.60%
2)英FT100 +2.24%
3)独DAX +1.28%
4)NYダウ +6.38%
5)ナスダック  +5.60%

米国は2兆ドルの経済対策の執行を期待して大幅上昇となる。なにしろ米国のGDPの10%をぶち込むのである。ほとんどは実弾である。コロナウィルスで営業不振になった業界には支援金をだす。航空機メーカーには資金を提供する。仕事がなくなった中小企業には雇用者の賃金を代わりに出す。国民には一人あたま13万円を与える。

壮大なバラマキです。戦前のことは知らないが政府が税金を徴収するのではなく、国民に金を与えるのだから世の中はひっくり返るほどの経済政策です。これで株価が上がらないわけはありません。ただ経済の後退は食い止められたとしても復旧の道はまだ見えない。当面は25日線まで戻って、一度は反落し、そこから将来のことを考えて上昇か下落かのトレンドが定まっていくのでしょう。日本も今度の経済対策規模の50兆円はGDPの10%近くになるが、米国のような経済対策に比べてインパクトにかける。

■■ 講座全集と2008年10月のリーマンショック暴落について@ ■■ 

今回のコロナショックでこの1か月間株価は暴落しています。この先どうなるのかは誰にもわかりませんが、2008年の10月のリーマンショックがとりあえずの手本となっています。HPをご覧になっている方は2008年当時の「過去の記事」を読んでおられるらしい。過去の記事(記録)を残しておくことは非常にすばらしい。過去の記事は毎日私がその日に思っていることを綴ったものだから、値打ちがあります。どこのHPに2008年当時の1年間の毎日の出来事・株価の判断・株価の予想を掲載しているものがあろうか。私はこれだけでもHPを書き続けてきた価値があると納得しています。

いま私は過去に書いた講座を「講座全集」にするべく、編集作業をしています。編集とは@誤字脱字の訂正、A講座の様式の統一、B書き足りなかったことの追加です。過去に記述した48講座の全文を読むわけだから、思わず引き込まれてしまうことがあります。@よくこんなに大胆な結論を出したな、Aここまで統計を取り検証をしていたのか、Bそして次の解決すべきことを見つけていたのか...自画自賛ながら感心しているところです。

リーマンショックは米国金融機関が作り出したサブプライム・ローンを世界中に販売したのが原因です。ローンは様々な仕組みによって安全とされていたがそうではないことがわかった。

それは2007年7月に言われ出しました。株価(日経平均)は@2007年7月9日の18261円から(X)2007年8月17日の15273円まで、1か月間で-16%下げました。

それ以来日経平均は景気循環の規準である200日線を下回り、大勢波動は下降トレンドになります。途中で(Y)200日線まで戻ることもあったが2008年3月17日は11787円となって、(a)ピーク18261円から35.5%との下落となっていました。

経済拡大が続いていた時期です。投資家は株価が200日線・75日線・25日線を割り込んだ今は絶好の買い場だと思い、そこから6月6日まで買い上げて安値11787円から6月6日のピーク14489円まで+23.2%の反発をしました。ちょうど200日線の水準に戻ったのです。だが200日線を上抜くことはできなかった。景気循環が好転(拡大)するとは判断できなかった。が、市場は楽観視していました。再び大勢波動が上昇トレンドに復活するであろうという期待は大きかった。

結論を先にいえば、2008年10月27日に7162円まで下げました。(a)18261円から-42%の下げです。(a)のピークの日(2007年7月9日)から1年半で株価は約-40%となりました。2008年9月から下降トレンド入りしたことがわかったが、9月中はまだ楽観気分にありました。しかしムードはは続くものではない。それを大変だと受け止めた10月から暴落となりました。リーマンを救済するかどうかはFRB次第でしたがFRBは、サブプライムローンを抱えたリーマンを救済しないと切り捨てた。それが株価暴落を引き起こしました。2008年10月初旬からのことです。

ちょうど2008年5月2日から、「私の相場感による短期売買」の方針で日経先物(ミニ)トレードを始めており、2008年6月に講座No.16「なぜ日経先物の値トレードで勝てないのか?」(2008年6月〉、講座No17.「私の相場感の根拠」(2008年8月〉、No.19「日経先物のトレードで上昇するための工夫」(2009年3月〉の3部作を執筆中でした。とにかく私が日経先物(ミニ)のトレードをしてその売買譜をHpで公表しよう。それをユーザーの参考にしてもらえればよかろうと思ったからです。

懸念はありました。もしボロボロにまけてしまったら私の信用はなくなり、東研ソフトがいってきたことは絵空事になる。東研フトの命脈は終わりです。このような無謀な挑戦はしないほうがよいのです。だがまあ日足ベースの相場の判断では利益がでることをHPでは言っているので先物でも大きな間違いはしないだろう。そういう自信があって始めたのです。



ところが、先物の売買は細かかった。例えば株価が200円動くと先物で20〜50円はとれる。日中の値動きの幅が500円もあれば100円〜200円はとれる。当初は目先の動きに品弄されましたが、しだいに方針(目先の判断)の基準が決まってきました。

この戸惑いは右図の(A)〜(B)にかけての経験です。右図の(a)7月15日までに294,410e円(手数料を入れての純損益額)になりました。当初際入れた証拠金は3000円(金額では300,000円)ですからたったの1か月半で証拠金が倍増(55.9万円)になったわけです。

2008年の先物のトレードについてはまだまだ書くことがありますが、気がつけば時計は深夜2:40になっているので、きょうの記事は終わります。続きは明日から書きますが、たったの1日の記事でもあれこれと考えて5時間も 6時間もかけることがしばしばです。読み手はラクでよいのう。だからもっと真剣にHPを読んでもらいたい。そのうちHPの記事はなくなります。過去の記事もなくなります。



(2020. 3.30) TOPIX 1435P(-23) -1.64% 日経平均 19081円 (-304)-1.57%
        19.2億株 (3兆1480億円)>


昨日の海外は、
1)中国上海 +0.26%
2)英FT100 -5.25%
3)独DAX -3.68%
4)NYダウ -4.06%
5)ナスダック  -3.79%

米国はコロナウィル感染者が10万人を超え、死亡者も2000人をこえた。米国は4月末まで国民の行動制限をするようだ。国立アレルギー・感染症研究所のダファウチ所長は死者が10万人〜20万人になる可能性がありあるといったそうで、4月中は世界経済が復活することはない。

なにしろ、5日や3日経つと感染者が倍増している。ウィルス拡大をを防ぐには世界の人的流通を止めるしかない。国内でも人と接触することを制限する。人が集まるイベントはみとめないし、人が集う飲食店・ホテルなどは営業できない。観光地も人的交流がトップしているので、繁華街は閑散とし道路にはタクシーも走らない。

米国は4月一杯の経済はボロボロでしょう。日本は感染者が少ないのでまだましでしたが、どうもここへきて感染者が急増する様子となり、予断を許さなくなりました。日本人は清潔好きだし、健康には異常なほどの注意をはらっているので、米国のような爆発的な感染者増はないと思っていますがどうなるか。

日経平均は昨日は+727円高をしていました、その夜のNYダウは-915ドルの大幅下げとなりとしました。果たして今日の日経平均はどうなるのか?

今日は-505円安の18884円で寄り付き、-811円の18578円まで下落したもののそこから500円ほど戻し19081円と19000円台を維持しておわりました。

NYダウが-4.06%下げても日経平均は-1.57%しか下げなかった。 日本株は下値に強い。そういうことを表現しました。今や株式を買おうとするならば、日本株しかありません。



(2020. 3.31) TOPIX 1403P(-32) -2.26% 日経平均 18917円 (-167)-0.88%
        18.6億株 (3兆0802億円)>


昨日の海外は、
1)中国上海 -0.90%
2)英FT100 +0.97%
3)独DAX +1.90%
4)NYダウ +3.19%
5)ナスダック  +3.62%

米国は上昇したが、なんといってもコロナウィル感染者の拡大スピードが緩やかになるまでは危機モードが続きます。

コロナコロナと騒いでもセンないので、今日はナスダックとNYダウの寄引売買をしていたら、どうなったのかを書いておきます。正しくはCMEのNYダウ先物やナスダック100先物で確認するのが本筋ですが、あいにくこの先物のデータは持っていないので、指数そのものを売買したとしての成績です。

今年になってからのナスダックの寄引売買の成績は、@15勝8敗(勝率65.2%)で、A累計損益は1775Pです。昨年末のナスダックは8972Pで3月20日の終値は6879Pであったので、2093P下げたわけですが、寄引売買ではこの下落幅の約85%を取っている勘定です。

NYダウの寄引売買の成績は、@14勝8敗(勝率63.6%)で、A累計損益は2357Pです。昨年末のNYダウは28256ドルで3月23日の終値は18591ドルだったので、9665ドル下げたわけですが、寄引売買ではこの下落幅の約24%を取っている勘定です。利益は小さいがともかく取っている。これはいくら株価が暴落し、乱高下しても今の暴落相場でさえも翌日1日間の動きは、過去10年間の統計数値の範囲内にあるということを表明しています。

日経平均は25日線を目前に見ながら下落する。TOPIXは日銀のETF買いやGPISの買いが入ったのか、この戻りでは日経平均よりも強い戻りをみせました。

だが25日線の上位にいることは持続できなかった。25日線を戻り一杯にして反落するらしい。TOPIXの戻りの勢いが強かったのは、日銀とGPIFの買いが入ったからでしょう。

日銀の3月のETF買1000億円の買いが6度、1200億円が1度、その後は3月19日から2000億円に倍増しました。

翌3月23日からTOPIXは急速に戻り足になります。3 月23日の終値1292Pから4日後の3月27日には1459Pとまで上昇し、3月16日の終値1236Pから+18%の上昇です。海外の短期筋が日銀やGPIFGがどれほど日本株を買うのかを恐れ、売り玉のショートカバーを急いだのがTOPIXが勢いよく反発した原因でしょう。

で、今はどうなったかというと、海外勢も賢い。日銀やGPIFは日中の立ち合い中にしかETFを買えないのだと気づいた。ならばETFが取引されない時間外では日銀・GPIFの買いはでない。売るのは15:00を過ぎてからだと悟ったのでしょう。最近は日経先物の板を見ていると、15:00から日経先物は空隙をついて売られる傾向にあります。日銀のETF買いの方針はこうも固定せず、フリーハンドを与えたらどうか。YBメーカーが作る条件表のほうが 日銀のETF買いの固定的な方針よりもよほどすぐれています。 日銀も海外の短期取引勢に負けないような柔軟性が欲しいものです。



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