日経平均をどう見たか・判断したか (2018年10月)

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(2018.10.1) TOPIX 1817(+0) 日経平均 24245円 (+125) 12.1億株 (2兆4411億円)


昨日の海外株は、

(1)中国上海 +1.06%
(2)英FT100 -0.47%
(3)独DAX   -1.52%
(4)NYダウ   +0.07%
(5)ナスダック    +0.05%

NYダウは史上最高値の26769ドルを5日間上回れていません。ナスダックは8133Pの高値を20日間も上回れず。米国株は明らかに調整をしています。

米国がブイブイいわせていた時期はひと段落した感じです。今年3回目の政策金利を引き上げたFRBは12月にも4回目を行い、2019年には3回の金利引き上げをするようですが、金利が上昇すれば経済活動はどうしてもセーブされます。

米国長期金利は3.061%であり、3%台を固めたようですが、これほどの高金利で経済が回っているのは米国だけです。米国経済は強いとして6月末の24117ドルから9月21日の26743ドルまで、NYダウは+10.8%の上昇をしました。 だが株価に好材料が織り込まれてしまえば、さらに買い上がる投資家はいなくなります。今は織り込まれてしまった材料以上の好材料がでてくるかどうかを眺めているのが米国株の状況です。


米国株上昇のバトンを引き受けたのが日経平均です。日経平均は8月中は5月のピーク23002円を上回ることはありませんでした。

4か月間高値圏で保ち合いをした後、23000円を上抜いたのは9月14日の終値23094円です。翌日からの上昇は加速し、今や24200円台まで上昇しています。

この小波動のスタートである9月7日の終22307円から今日の終値24245円まで、立ち合い日数15日間で、+8.6%の上昇となりました。

小波動のピークらしさのポイントは、@9日順位相関が+80以上、A条件表No.1が売りマーク、B25日騰落レシオが売り、C25日投資マインド指数が売り、の4ポイントでしかありません。

今後、D新高値の陰線がでても、E25日順位相関が+80になっても、6ポイントです。9日順位相関が+80を超えて、9日間天井圏を横這いしていますが、これは長い上昇期間がまだ続くことを暗示しています。(今年4月9日〜5月8日までの19日間、2017年10月5日〜11月10日までの25日間の上昇がその例。)


9月18日にデンドラによる上値メドを書きました。この日は23000円の上値抵抗線を抜いた翌日に大陽線を出した日です。これほどの大陽線は今年になってありませんでした。

この大陽線は、これまで売ってきた海外勢のショートカバーをしたこととを表現したのだろうと思っていたので、買い戻しがダラダラと続くことはないから一番下の上値メド23606円に達すれば十分であろうと思っていました。

しかし米国株から日本株に乗り換える動きは治まらず、続伸を続け、今日は下から2番目の上値メドの24480円に迫ってきました。いつもいう下から2番目(24480円)と下から3番目(24698円)のどちらかまで日経平均は上昇する可能性が高い。すると、だいたい24500円〜24700円がその水準なので、ここで-1000円〜1500円ほど調整してくれるとわかりやすい。


(2018.10.2) TOPIX 1824(+6) 日経平均 24270円 (+24) 14.7億株 (3兆 653億円)


昨日の海外株は、

(1)中国上海 -
(2)英FT100  -0.19%
(3)独DAX   +0.75%
(4)NYダウ   +0.73%
(5)ナスダック    -0.11%

WTI原油は+2.05ドル高の75.30ドルと急伸し、2014年11月25日の終値74.09ドル以来約4年ぶりの高値をつける。

2014年11月は、2014年6月22日の終値107.26ドルをピークにして、2015年1月29日の終値43.58ドルまで-60%の下落をしましたが、その下落過程の値段です。

74.09ドルは特に意味があるわけではありません。単に原油価格が戻ってきたことを表すだけのことです。原油価格はその後2016年2月11日の終値26.21ドルまで、2014年6月から-75%下落しました。

商品(コモディティ)相場は債券市場や株式市場に較べればはるかに市場は小さいので乱高下します。それにしても、@2008年7月の高値146.6ドル→2008年12月の安値32.40ドルは-78%の下落。A2008年12月の32.40ドル→2011年5月の高値114.83ドルへは+454%の上昇。B最近の2014年6月の高値107.73ドル→2016年10月の26.05ドルまでは-76%の下落です。

Aの上昇率+454%(=114.89÷32.40)というのは、安値32.40ドルを基準にしたものですが、逆に114.83ドルを基準にすれば、114.83→32.40は+72%の上昇(32.40÷114.83=28.2%=+72%の逆上昇)と同じ変動率です。今回の2016年10月安値26.05ドル→今日の高値75.77ドルの上昇率は390%(=75.77÷26.05=2.90=+290%=390%)になりますが、今日の高値75.77ドルを基準にするならば、26.05÷75.77 =0.343=66%の逆上昇)になります。この10年間のWTI原油の変動率はだいたい価格が1/4になるか4倍になるかです。2016年2月の安値26.05ドルの4倍は104.2ドルです。おそらく今のWTI価格の75.30ドルは通過点であり、100ドル台に上がるのではないか。


米国9月のISM製造業の景況指数は8月の61.3→59.8へ少し低下しました。米国経済の伸びは頭を 打ったのではないか。

としてもそれはこれまでのような経済の勢いが少し鈍化したということに過ぎず、米国経済は伸び続けることに変わりはありません。

米国経済の好調は2018年7月から市場はあらためて評価しなおし、株式投資は米国株以外にはない、と判断していましたが、米国株の動きがユルユルとしてきて投資の利益 が上がらなくなりました。良いことは米国株に織りこまれてしまいました。

一方では円安が続き、企業の業績がアップしそうで、為替が円安方向にある日本株が世界の投資家の注目を集めています。 東証1部のPERは15.46倍です。PBRも1.37倍にしか過ぎません。海外勢は、日本企業は成長力を失っていると判断してきましたが、ここへきて日本株の見直しがされています。

今や世界の流動性のある市場で、1)米国は高くなりすぎ、2)英国はEU離脱のリスクがあり、3)EUはイタリアが財政赤字を容認するなどユーロ相場は不安定です。

4)新興国は米国金利が上昇しているので、為替は安くなる一方です。そうなると消去法的にリスクの少ない日本株を買おうという動きがでてきます。日経平均の値は世界の投資家が参入する限り下がることはありません。日本株を買わなくなるのは、現在のPER15.46倍が16.0倍になるころだろうと思います。PER16倍は日経平均で25000円を超える水準です。


(2018.10.3) TOPIX 1802(-21) 日経平均 24110円 (-159) 14.6億株 (2兆6993億円)


昨日の海外株は、

(1)中国上海 -
(2)英FT100  -0.28%
(3)独DAX   -0.42%
(4)NYダウ   +0.46%
(5)ナスダック    -0.47%

米国は特に材料はなかったが、NYダウは最高値を更新する。WTI原油の高騰があるとはいえ、楽観人気に支配されています。今のところは株価は4平均線の最上位にあり、快調に上昇しています。

株価が快調に上昇中しているときに、何ドルがピークになるとはいえませんが、《デンドラ24》の上値メドは下から2番目が27011ドルです。

ナスダックは8月30日のザラバ高値8133Pを22日間上回ることができていません。9日線と25日はほぼ同じ水準であるのでジリジリとした小動きが続いています。 昨日の株価は9日線と25日線を下回り、足も「新高値の陰線」→「順下りの陰線」になり、目先はちょっとした下落をして一服するのではないかと思いますが、75日線までの下落はしないのではなかろうか。

《デンドラ24》の最も低い上値メドは8115Pでが、これは8月30日にすでにクリアしています。では下から2番目の上値メド8413Pを目指すのかということになりますが、このメドを取ることは難しい。ナスダック銘柄(特にFANG)は買われ過ぎています。


日経平均の足は「新高値の陰線」→「順下りの陰線」で、ナスダックと同じ足ですが、ナスダックは9日線・25日線を下回ったのに日経平均は9日線さえ下回っていません。この違いは大きい。

日経平均は9月7日の終値22307円から昨日10月2日の終値24270円まで15日間で約+2000円・+8.8%の上昇をしました。1か月も経たないのに+8%の上昇があれば、当然に日経平均に連動するETFには利食いの売りがでてきます。

こういった急騰をしたがための下落調整はありますが、@東証1部のPERは15.50倍になっていない(人気化すれば16.0倍まであってもよい)、A最も株価が上昇する材料をもつ米国株はおおかたの好材料を織り込んでしまって割高な水準にある、B米国金利が3.0%を超えてきたので後進国から資金の引き上げが始まっているようだが、引き上げた資金の投資先は、先進国では日本市場しか投資先は見当たらない。といったグローバルな追い風が日本市場に吹いています。

2018年1月の小波動のピークでは、日経平均・TOPIXは歩調をあわせてピークを打ちました。問題はその後で、日経平均は10月2日に24448円の戻り高値をつけましたが、TOPIXは10月2日のザラバ高値1838Pで終りました。2018年1月23日のザラバ高値1911Pは更新できていません。

日経平均は2018年1月の高値を上抜いたのに、TOPIXは1911Pを上抜けず5%も下の位置にある。日経225の上昇はTOPIXを上回っています。このことを思っても、この大反発は日経先物が主導したことがわかります。日経先物が主導した上昇です。

ただ原因がどうあれ、最近に今年1月の高値を上抜きました。27年ぶりの高値であると新聞ではいわれていますが、波動からは@バブルのピークの38950円、そこから暴落した後のA1991年3月の戻り高値は27270円。B次の低いピークは2018年1月の23492円です。今年は無理にしても、日経平均はは2019年か2020年には27000円の水準にいくのではないかと期待しています。


(2018.10.4) TOPIX 1801(-1) 日経平均 23975円 (-135) 15.9億株 (3兆1077億円)


昨日の海外株は、

(1)中国上海 -
(2)英FT100  +0.32%
(3)独DAX   -0.42%
(4)NYダウ   +0.20%
(5)ナスダック    +0.32%

米国は調査会社ADPの9月の雇用の数字がよかったため、インフレ警戒が出て、長期金利は3.186% (+0.122)と大幅上昇。

日本の長期金利も0.155% (+0.020)と連れ高したが、米国金利ほどに上がるはずはなく、日米の金利差の拡大から円レートは114円台前半まで上昇(円安)する。

米国の金利3.18%は7年3か月ぶり、日本の金利0.155%は日銀が2016年1月にマイナス金利という奇矯な金利政策を打ち出して以来の高金利となる。2年8か月ぶりであるらしい。

米国が高金利になったのは、雇用者数の増加→インフレ率の上昇のコースを予想したためですが、これは短絡的な判断です。 @米国景気が好調→A雇用者の増加→B賃金の上昇→C消費の拡大→Dインフレ率のアップが辿るべきコースです。インフレ率が上昇しない原因として、@インターネット通販による販売価格の低下、AAIによる人的労働のコストの低下、Bカーシェアが代表するように物の所有欲が薄れている、ことなどがいわれています。

経済が活況であっても、その活況のもとを考えれば、従来の経済学が言ってきたような結論にはたどり着きません。経済活況が直ちにインフレ率が上がる時代ではなくなっていることを思えば、昨日の米国市場のインフレ率上昇の予想は早すぎるのではなかろうか。


日経平均は9月7日に終値22307円をつけ、14日後の10月2日に終値24270円への上昇となりました。上昇率は+8.8%です。株式投資の期間は長ければ長いほうがよい、というのは真理です。

毎日仕掛けて小幅でもよいから稼ぎたいというのは、株価の変動をまったく理解していない。だから労多くして役少なし、どころか損失になりがちです。

今どき日本の国債をもっていても年率1.0%になることは絶対にありません。せいぜいが+0.2%です。しかし株式投資というリスクを受け入れるならば、たったの14日間で+8.8%のリターンを得るチャンスがあるわけです。 だがそれは1年間に2度か3度のチャンスがあるだけです。株式を毎日仕掛て、年率で5%以上の果実を得ることは難しい。

チャンスは少ないが、毎日グラフを見て、あれこれ予想し、その根拠があるのかにのか、自分だけの偏った予測ではないのか、をチェックしていない人間はチャンスを掴むことはできません。


日経平均のグラフは、14日間の急騰の後、@ピークが新高値の陰線(しかし小幅)→A順下がりの陰線→B今日は260円幅の陰線となって、株価は調整をしています。

この3日間の陰線を 1)下落の始まりと見るのか、2)単に14日間の急騰の調整(戻り売りがでる)と見るのか、ここが投資態度の分かれ目です。

私はこの3日間の陰線は株価の調整であると見ていますが、日経平均だけを見るのではなく、個別の銘柄はどういう状態にあるのかをチェックすれば、その傍証になります。

注目9銘柄のグラフを掲げましたが、見るべきものは、
  1. 株価は75日線の上にあるのか、下にあるのか

  2. 75日線は上昇しているのか、下降しているのか

  3. 株価は4平均線(9日・25日・75日・200日)のどの位置にあるのか
です。@の75日線の上下関係においては、1)住友鉱、2)ソニー、3)三菱UFJ、4)野村、5)ソフトバンク の5銘柄が75日線を上回っています。

Aの75日線の向きは75日前よりも株価が高いということを表しています。1)新日鉄、2)ソニー、3)三菱UFJ、4)ソフトバンク の4銘柄は75日線が上向きです。

Bの株価と4線の位置関係は、株価の上昇が快調であるのか、最悪であるのかをを表しています。快調に上昇しているのは、1)ソニー、2)ソフトバンク の2柄です。

@は5銘柄、Aは4銘柄、Bは2銘柄ですが、これからよくなる状況にあると思われます。ここから日経平均はこのまま下落することはないと判断できます。

(2018.10.5) TOPIX 1792(-8) 日経平均 2783円 (-191) 14.8億株 (2兆7769億円)


昨日の海外株は、

(1)中国上海 -
(2)英FT100  -1.22%
(3)独DAX   -0.35%
(4)NYダウ   -0.75%
(5)ナスダック    -1.81%

米国の長期金利は一時3.23%へ上げたため、金利上昇を嫌がって株価は下げる。

NYダウは-0.75%の下落をし、上ヒゲ陰線の翌日(昨日)にそこそこ長い陰線を出したが、9日線を割りこむことはなく、下ヒゲも長いので、相場が崩れたとはいえません。

ナスダックはこの1か月間は、NYダウに比べて上昇力がなくなってきていますが昨日は大陰線となって、先のボトムのザラバ安値7873P、終値の7902Pを下回り、小幅ながら第2弾目の下げ波動に入ったようです。 昨日は長期金利が上昇したことは、米国経済が順調であるとして米国株価は上昇しました、昨日はさらに金利が上昇したのに、今度は逆に金利上昇を嫌って株価は下落しました。このように金利上昇は株価に対して好材料にもなるし、昨日のように悪材料にもなります。

2日前は、金利が上昇したのは債券よりも株式を選考したため株価はさらに上昇するというのが好材料とされました。しかし昨日は金利が上昇すれば高い金利を払って借り入れは減る(設備投資・住宅ローンなどのローン)ので金利上昇は悪材料とされたわけです。

株価と長期金利の相関関係はそうはっきりしたものではありません。高金利を経済の活性化とみるか将来の経済の沈滞と見るのか? 同じ長期金利でありながら株式に与える影響は真逆になります。


日経平均は米国株安と円安修正から-193円安で寄りつくが、下落が加速することはなかった。だいたい下値を探った感じです。

9月の投資主体別売買動向が発表されましたが、海外勢は-1500億円の売り越しでした。9月全体では海外勢は売り越しでした。これは意外な結果でした。

しかし週別にみると、9月1週は売り越しであったが、9月2週・3週・4週は買い越しに転じています。

いったん海外勢が買い越しに転じると、3か月程度は買ってくる傾向があるので、今週の調整安は大したことはないと思っています。

(2018.10.9) TOPIX 1761(-31) 日経平均 23469円 (-314) 15.6億株 (3兆 380億円)


昨日の海外株は、

(1)中国上海 -3.72%
(2)英FT100  -1.16%
(3)独DAX   -1.36%
(4)NYダウ   +0.15%
(5)ナスダック    -0.67%

中国人民銀行は預金準備率を1ポイント引き下げ、金融緩和に踏み切ったことを明らかにする。このため元安となり、上海総合も-3.72%と大きく下げる。

いよいよ中国経済の後退が現実的になってきました。ナスダックは8日に長い陰線で25日線を割り込み、ザラバで75日線まで下げましたが、長い下ヒゲで下値探りをしました。

9日は中国経済に弱さの兆候がでたのでザラバで一層の下げをみせましたが、小陰線の十字足に近い足になりました。 ナスダックの9日順位相関は-71.7まで低下したので、-80以下になればそれなりの反発がある感じです。

日経平均は米国経済・中国経済が悪化すれば下落する運命です。10月2日にバブル崩壊以来の高値24448円まで戻りましたが、そこからは下落。9月後半に買った海外勢の買いは小さくなり、国内機関投資家の利食い売りに押されています。だが終値ベースではピークから800円の調整をしたにすぎません。9月18日の大陽線の始値23042円を下回るまでは、なお上昇トレンドにあると思います。


過去の統計(大和証券調べ)では、1年間のうち日経平均が上昇し始めるのは11月からです。

11月から来年の6月までは上昇し、7・8・9・10月と下げています。10月に株式を手当てするのがよいという統計の結論です。

今年9月は海外勢の買い戻しによって大幅上昇をし、10月からの上昇は遅れています。

この10月の下げは例年のように絶好の買い場を提供することになるのでしょう。実際に右図の2016年・2017年の10月は大きな上昇をしています。


(2018.10.10) TOPIX 1763(+2) 日経平均 23506円 (+36) 13.4億株 (2兆6330億円)


昨日の海外株は、

(1)中国上海 +0.17%
(2)英FT100  +0.06%
(3)独DAX   +0.25%
(4)NYダウ   -0.21%
(5)ナスダック    +0.03%

世界の株価は小動き。ナスダックは2日続けて下ヒゲの長い陰線をつけた後、昨日は実体は小幅ながら、上ヒゲの長い陽線で終わる。

上ヒゲとなったのは戻り売りが強い、もしくは買い戻しの勢いがないことを表現していますが、9日順位相関が-80以下になったので目先は幾分かの反発がありそう。

日経平均は小幅ながら下ヒゲ足をだし、ザラバ安値は25日線で止まる。だいたい値幅は下値水準に届いた感じです。 明日は9日順位相関が-80以下になるので、ナスダックと同様に幾分かの反発がありそうです。


(2018.10.11) TOPIX 1701(-62) 日経平均 22590円 (-915) 19.5億株 (3兆7587億円)


昨日の海外株は、

(1)中国上海 +0.18%
(2)英FT100  -1.27%
(3)独DAX   -2.21%
(4)NYダウ   -3.15%
(5)ナスダック    -4.08%

米国株価は大幅な下落となる。特にハプニング的な材料はでていないが、@米国金利がジリジリと上昇し、3.20%になっていること、A米中の貿易摩擦が解決しそうにないこと、B英国のEU離脱がうまくいっていないことなどの背景があります。

これらのことは誰しもがわかっていたことです。昨日になって急にNYダウが-3.15%m、ナスダックが-4.08%の急落をするのはおかしいのですが、根本は米国株は楽観人気が支配して花見酒に酔って投資したものの、気を落ち着けて周りを見ると買われ過ぎている、の反省がでたということでしょう。

ナスダックは暴落し、ほぼ寄り引け坊主の足で終わっているので、明日もなお下値探りをするかと思いますが、だいたい下値は出たのではないか。としても200日線を割り込んだのはナスダックのFANG銘柄が上昇できなくなったことを表しています。ナスダックの力強い上昇は望めません。


日経平均は米国株安を受けて-462円安で寄り付きましたが、その後600円ほど下げて、一時は-1047円安となりました。引けは130円ほど反発して-915円安。

今日は9日順位相関が-80以下になるので、目先は小反発するだろうと思っていましたが、米国株安と円高のマイナス材料には抵抗できず、世界株安の渦に巻き込まれる。

条件表No.1「日経平均用2012」は買いマークを出しています。前回買いマークがでたのは、今年の2月6日の-21610円安、3月23日の-974円安です。いずれも米国金利高によって米国株式が大幅安になったときです。

今回10月11日も基本は米国金利高が原因です。安全資産である米国10年債の利回りが3.20%で、株式の益回りが5.50%である現在、巨額の投資をする投資家は、株式の益回りの低さに不満をもち米国債を買っているようです。

リスクのある株式(益回り5.50%)とリスクのない米国債(利回り3.20%)のどちらを選考するかといえば、当然に米国債です。株式は米国債よりも見劣りがする投資対象になりつつあります。(まあそのうち資金は株式市場に戻ってくるのだが)


今回の日経平均の大幅下落は、私はあまり深刻に受け止めてはいません。

《デンドラ24》の上値メドは昨日までは@23605円、A24480円、B24698円でした。日経平均の高値は24480円〜24690円(24500円〜24700円)の間でピークを打つであろうと思っていましたが、24480円には少し届かぬ24448円がピークになりました。

今日の大幅下落によって、4%波動は下降転換しました。下値は高い方から@22814円、AB22328円、C21358円 です。

すでに株価は@22814円は下回っているので、次はABが同値の22328円になります。おそらく22328円は堅い下値であると思われます。



(2018.10.12) TOPIX 1702(+0) 日経平均 22694円 (+103) 16.8億株 (3兆3416億円)


昨日の海外株は、

(1)中国上海 -5.22%
(2)英FT100  -1.94%
(3)独DAX   -1.48%
(4)NYダウ   -2.13%
(5)ナスダック    -1.25%

米国株価は急落に驚いた向きの売りがでたのか続落する。NYダウはこの2日間で-5.2%の下落。ナスダックも-5.2%と歩調をあわせて下落する。

日足ではNYダウは景気循環を表す200日線を少し下回り、ナスダックは2日連続して下回りましたが、週足・月足を見れば大勢波動は揺るぎもしていません。

一応これだけの下落をしたので、すぐに急反発して75日線を上回るとは思われませんが、直前の小波動のピーク(終値べース・10/3)からNYダウは-6.8%の下落、ナスダックは(8/29) の8108Pから-9.6%の下落をしているので、下値は探ったようです。米国もだいたい下値に届いたのではなかろうか。


昨日は世界同時株安となりましたが、世界経済の後退を思っての下げであるなら、各国の株価の下落率は同じになってもおかしくありません。だが各国の下落率は異なりました。

世界経済がダメだということになれば、各国の弱点に目が向き、米国株価以上に下げるはずです。

しかしFT100はこの2日間の下落率は-3.2%でした。先のピーク(9/27)からの下落率は-7.1%です。

上海総合は2日間で-5.2%、だが先のピーク(10/2)からは-8.4%の下落です。 この2日間だけを見ていれば、@FT100-3.2%、A日経平均-4.1%、BNYダウ-5.2%、Bナスダック-5.2%、B上海総合-5.2%、です。FT100と日経平均は米国に比べて下落率は低かった。


なぜこの2日間の下落に差がでたのかですが、この2日間だけを虫メガネで見てもわかりません。

各国株価の先の小波動のピーク(終値ベース)からの下落率をみると、@NYダウ-6.8%、A日経平均-6.9%、BFT100-7.1%、C上海総合-8.4%、Dナスダック-9.6%。割高になっていたものから下げています。

その点からは日経平均は割高ではありません。9月11日の東証1部PERは14.46倍です。これは世界の株価のバリューからも安い。

日経平均は昨日いった《デンドラ24》の下値メドの22328円を今日のザラバ安値22323円でクリアしたので、これ以上の下げはあまり考えなくてもよいでしょう。やはり10月は株を買う時期であろうと思います。


(2018.10.15) TOPIX 1675(-27) 日経平均 22271円 (-423) 14.0億株 (2兆5945億円)


昨日の海外株は、

(1)中国上海 +0.91%
(2)英FT100  -0.16%
(3)独DAX   -0.13%
(4)NYダウ   +1.15%
(5)ナスダック    +2.29%

米国は高い。だいたい世界同時株安は治まったと思ったが、日経平均は下げる。

海外と日経平均のどちらが正しいのかと言われればそれは海外「(米国株)の動きが正しいに決まっていますが、なぜ日経平均が-200円も安く寄り付いたのか、さらに続落して-723円安で終わったの理由がはよくわかりません。

東証1部のPERは14.45倍、PBRは1.28倍と海外に比べて割安です。ここまで売られるのはおかしい。


(2018.10.16) TOPIX 1687(+12) 日経平均 22549円 (+277) 12.6億株 (2兆4823億円)


昨日の海外株は、

(1)中国上海 -1.49%
(2)英FT100  +0.48%
(3)独DAX   +0.78%
(4)NYダウ   -0.35%
(5)ナスダック    -0.88%

米国は小幅に下げたが、ナスダックの足は長い下ヒゲに続いて小幅な陰線となって新安値を更新していないことから、だいたいは下値探りは終わったようです。

日経平均は一昨日長い陽線をだし、新安値の陽線になったものの昨日は新安値の陰線になりガッカリさせましたが、今日はそれを上回る陽線を出しました。

景気循環を表現する200日線を昨日は割り込んでいましたが、今日はすぐに上回り、日本の景気はそんなに悪くはない。東証1部のPERは14.21倍と割安であるので、200日線を割り込んで下げることにはならないだろうと思います。


(2018.10.17) TOPIX 1713(+12) 日経平均 22841円 (+291) 12.6億株 (2兆5140億円)


昨日の海外株は、

(1)中国上海 -0.85%
(2)英FT100  +0.43%
(3)独DAX   +1.40%
(4)NYダウ   +2.17%
(5)ナスダック    +2.89%

米国は大幅上昇。ナスダックは4日連続して200日線を下回ったが5日目に大陽線となって、200日線・9日線を上抜く。

9日線までの戻りはショートカバーの買い戻しに過ぎませんが、小波動のボトムはでたものと思われます。

日経平均は米国株の急上昇をうけて+291円高と上昇。前日に+277円高をしていたので昨日は+1.29%高でしかなかったが、米国株より一早く上昇を開始しているのは頼もしい。

株価は200日線と75日線を上回り着実に急落を取り戻す様相です。


(2018.10.18) TOPIX 1704(-9) 日経平均 22658円 (-182) 12.2億株 (2兆2700億円)


昨日の海外株は、

(1)中国上海 -0.60%
(2)英FT100  -0.07%
(3)独DAX   -0.52%
(4)NYダウ   -0.36%
(5)ナスダック    -0.04%

米国は小幅に下落。ナスダックは10月10日に200日線を下回りましたが一昨日は大陽線で200日線と9日線を上回り、昨日は陰線であったものの、下ヒゲが長く、しかも9日線を割り込むことはなかった。

日経平均は昨日は9日線に近づいたが今日は反落する。


(2018.10.19) TOPIX 1692(-11) 日経平均 22532円 (-126) 12.8億株 (2兆3989億円)


昨日の海外株は、

(1)中国上海 -2.94%
(2)英FT100  -0.39%
(3)独DAX   -1.07%
(4)NYダウ   -1.27%
(5)ナスダック    -2.06%

米国は中国の景気後退を懸念して下落する。ナスダックはそこそこ長い陰線で下げて200日線・9日線を下回る。

ナスダックが200日線を下回ったのは2016年6月29日以来のことです。約2年3か月は米国景気の拡大を背景にして、4574Pから2018年8月の8133Pまで約+80%の上昇をしました。

NYダウは結構200日線を下回ることが多く、直近では2018年7月3日まで7日連続して200日線を下回って、ザラバ安値23997ドルをつけました。そこから2018年10月3日の26951ドルまで+12%の上昇をしましたが、ナスダックほどの上昇はできなかった。

米国はナスダックの継続的な上昇があったための上昇であったわけですが、いよいよナスダックのFANG銘柄も買われ過ぎてしまい、上昇の余地は限られてきています。

(上図)上海総合は昨日2486Pまで下落し2014年11月21日の終値2486Pに並びました。前回200日線を割り込んだのは2018年3月14日で終値は3291Pでした。そこから-24%も下げたのが昨日です。

9日順位相関はすでに-80以下になっているので、25日順位相関が-80以下になれば反発しそうです。昨日の足は大陽線の包み上げです。図の(a)よりも強力な足を出しています。あと3〜4日間はモタモタと底値を探るのかもしれませんが、だいたい上海総合の下落は終わったのではないか。

日経平均は下げれば買うという方向性がでてきました。今日の寄り付は-316円安で、すぐに-445円安まで下げたもののそこから約+320円高をして-126円安で引けました。米国株価次第ですが、世界同時株安は収束しつつあります。

小波動のボトムのポイントは、@9日順位相関が-80以下(10月15日)、A新安値の、B陽線(10月19日)、C条件表No.1が買いマーク(10月11日)、D25日騰落レシオが15以下(10月12日)と次第にポイントを貯めています。

あとはE25日順位相関が-80以下になればボトムらしさの確率が60%に高まります。グラフからは悲観することはないのではなかろうか。


(2018.10.22) TOPIX 1952(+2) 日経平均 22614円 (+82) 11.3億株 (2兆10099億円)


昨日の海外株は、

(1)中国上海 +2.58%
(2)英FT100  +0.32%
(3)独DAX   -0.31%
(4)NYダウ   +0.26%
(5)ナスダック    -0.48%

米国はまちまち。上海総合は大幅上昇する。 ナスダック3陰蓮になり、再び200日線を下回ったが9日順位相関は下降している25日順位相関を10月17日に突き抜けているので目先は上昇すると思われます。

今や世界株価は中国経済の後退に目が向いていますが、中国は市場経済ではありません。経済が悪化するようであればいくらでもてこ入れをします。いけないのは関が相手の為替です。

日経平均は-157円安で寄り付く。なんでここまで日本株に悲観的なのかが納得できませんでしたが、中国株がプラスで持続したことから反発する。

だいたい日本株は売られるところまで売られて下値は探ったようです。

9日と25日の順位相関のクロスを見ても、25日順位相関が-50程度のときのクロスは株価の反発を表現しています。

細かくいうと@25日順位相関が-50以下で、A25日順位相関が下降している、Bそのとき9順位相関はが25日順位相関を位上抜く。というのが理想です。図では
  1. は25日順位相関は少し上がり目だが-50以下にある
  2. は全部合格
  3. も全部合格
  4. も全部合格
  5. も全部合格
全部合格したからといって、その後の上昇の大きさが保証されることはありませんが、目先的には小波動のボトムをだしたとみて差し支えないでしょう。


(2018.10.23) TOPIX 1650(-44) 日経平均 22010円 (-604) 14.0億株 (2兆5925億円)


昨日の海外株は、

(1)中国上海 +4.09%
(2)英FT100  -0.10%
(3)独DAX   -0.26%
(4)NYダウ   -0.50%
(5)ナスダック    +0.26%

中国は大幅に反発したが先進国は小幅安だった。

まあこんなものかと思っていましたが、今日の日経平均は思いもよらぬ-600安の下落となりました。

昨日の新安値の陽線に続いて順上がりの陽線がでていたので今日は+300円高はあるとの見込みでした。

@9日順位相関が下降している25日順位相関を上抜いていた。

A条件表No.1は22590円で買いマークを出していた(今日の下落で再度の買いマークをだした)。

B25日投資マインド指数は10月12日から3日連続して買いマークを出していた(今日の下落で再度の買いマークをだした)。

私のグラフからの判断では、今日は日経平均が上がることは当然であり、下がるというということは考えもしていませんでした。しかし現実は-600円安となりました。

これまでの経験からして、これ以上の下落はないと思いますが、今の投資の方針は「リスクパリティ」です。株価の変動率は大きくなれば株を売る。売ることによってさらに株価変動率が拡大するので、翌日もまた売る。という付和雷同の投資のしかたです。

《デンドラ》は1995年以来の株価の動きの統計をとっています。約23年間の株価の動きを1000パターンに分類して、どのパターンの時はどれほど上げるのか、どれほど下げるのかを掴んでいます。

基本的には4つの上値・下値メドを表示させ、@変動が小さい時は株価に一番近いのが下値メド、A株価変動が大きいときは2番目と3番目を下値メド、B10年に1度の変動があれば4番目のメド、D20年30年に1度の変動には対応できない(リーマンショックなど)とか思っています。

圧倒的に多いのは@とAです。3番目の下値メドを下回ったのは2016年2月2月9日(16085円)以来のことですが、2日目には底値(14952円)をだしました。ただ英国のEU離脱の決定があったので株価は4か月間は上昇できませんでした。

まことに将来を予測する事は難しい。


(2018.10.24) TOPIX 1652(+1) 日経平均 22091円 (+80) 14.1億株 (2兆7273億円)


昨日の海外株は、

(1)中国上海 -2.26%
(2)英FT100  -1.24%
(3)独DAX   -2.08%
(4)NYダウ   -0.50%
(5)ナスダック    +0.42%

昨日の日経平均は-2.67%でしたが、→上海総合-2.26%の下→独DAXは-2.08%→英国FTは-1.24%→NYダウ-0.50%→ナスダック-0.42%と次第に下げ率が小さくなる。

今日の日経平均は+80円高(+0.37%) と小幅に反発。上海総合も+0.33%と小幅反発。

日本株が最も大きく下げましたが、一体昨日の下げの原因は何であったのか。基本的には中国経済の伸びの鈍化の予測が理由でしょうが、上海総合は22日に+4.09%上昇しており、23日は日本より下げ率は小さい-2.26%で止まっている。今回の下落は中国発ではなく、日本発であったといわざるをえない。

だが日本には急落するような原因はなかった。何がどうなっているのか。2016年11月の大統領選でトランプが勝って以来2年間は、相場の見通しができない。


(2018.10.25) TOPIX 1600(+51) 日経平均 21268円 (-872) 16.4億株 (2兆9813億円)


昨日の海外株は、

(1)中国上海 +0.33%
(2)英FT100  +0.11%
(3)独DAX   -0.73%
(4)NYダウ   -2.41%
(5)ナスダック    -4.43%

NYダウは-608ドル安(-2.41%)だったがナスダックは-4.43%と暴落に近い下げとなる。

昨日の大幅な新安値の陽線は一日にして否定され、下値探りはまだ終わらず。

日経平均は米国株安を受けて-414円安で寄り付き、-886円安迄さげる。

今日25日の上海総合は寄り付きこそ-63P(-2.4%)と安く始まったが引けにかけて急上昇し、前日比変わらずで引ける。

日経平均の止まるところを知らぬ下げに比べて、中国株は戻りが強い。これも不思議です。

昨日の東証1部PERは14.09倍でしたから、今日は13.5倍くらいまで低下したと推測します。

今年2月〜3月にかけて、日経平均24124円から20617円まで-3500円幅の下落をしましたが、この安値のときでもPERは14.28倍でした。なにゆえに13倍台のPERを割安と思わないのか?不思議です。


(2018.10.26) TOPIX 1596(-4) 日経平均 21184円 (-84) 16.9億株 (3兆1857億円)


昨日の海外株は、

(1)中国上海 +0.02%
(2)英FT100  +0.59%
(3)独DAX   +1.03%
(4)NYダウ   +1.63%
(5)ナスダック    +2.95%

海外はリバウンドで反発する。NYダウは前日の-2.41%安から+1.63%高へ戻り、ナスダックは前日の-4.43%安から+2.95%の反発となる。

米国株は昨日の大陰線に孕む陽線がでて、下げ止まりの兆候がでてきました。これで今夜も陽線となれば米国株は下値を探ったといってよいでしょう。

中国の今日(26日)も+0.19%高となり、中国株安をきっかけとした世界株安は当分はないと思われます。

実際のところ日経平均が第2弾の下落を始めた10月23日は、前日比で-604円の下落。10月25日には21268円まで下げ-823円の下落をしました。

この暴落の原因はは追証が発生した買い玉をぶん投げたためのようです。追証が発生しては建玉の維持はできません。ぶん投げて投資は失敗に終わったが、当面はさらに処分する建玉はなくなりました。

昨日の東証1部のPERは13.65倍でした。これほどPERが下落したことは2016年6月の13.50倍以来ありません。

さらに遡るとPERが14倍を割り込んだのは2012年11月(アベノミクスの開始)からです。(それ以前は2012年6月に11.09倍の日もあった)

当時の日銀の金融政策の大失敗によって円レートは77円〜78円の動きでしたので11倍台のPERはしかたがないと容認されたと思いますが、2012年11月からの日本経済は強くなりました。 それでも現在のPER13.67倍を割安と見ていない向きはなにを思っているのか理解できません。


(2018.10.29) TOPIX 1589(-6) 日経平均 21149円 (-34) 13.7億株 2兆7332億円)


昨日の海外株は、

(1)中国上海 +0.19
(2)英FT100  -0.92%
(3)独DAX   -0.94%
(4)NYダウ   -1.19%
(5)ナスダック    -2.06%

海外は安い。米国株は足元の業績は良いが来年のことを思って手仕舞い売りにい押されています。

まあPERが18倍まで買われていたのだから16倍まで調整するならピークから10%ほど下げてもおかしくはありません。

NYダウのピークは26882ドルです。10%下げるとなると24193ドル。3日前の終値は24533ドル、昨日の終値は26882ドルなのでだいたい下値に届いたかと思いますが、日経平均はPERがあてになっていない。すでに13.6倍まで下落しているのに陽線がでない。

いったいどうなっているのか。わけがわからない。


(2018.10.30) TOPIX 1611(+21) 日経平均 21457円 (+307) 22.0億株 (4兆 406億円)


昨日の海外株は、

(1)中国上海 -2.18%
(2)英FT100  +1.25%
(3)独DAX   +1.20%
(4)NYダウ   -0.99%
(5)ナスダック    -1.63%

NYダウは350ドルほど上昇していたが米中貿易摩擦の協議が不調に終ったことや、ボーイング墜落事故があって、急速に値をさげる。

ナスダックはアマゾンが-6.33%安。グーグルが-4.5%安、エヌビディアが-6.39%と大幅に下げる。

だがそろそろ世界の株価は下値に届いたようです。ナスダックは9日順位相関と25日順位相関はともに-80 以下になり、長大陰線で下ヒゲの長い足になり、FTSEも同じく9日順位相関と25日順位相関がともに-80 以下になり、7000P近辺で陽線を連続してだしています。

《デンドラ24》Ver.5による下値メド(最も低いものは)21358円でした。上から順にC番目の下値メドです。C番目の下値メドは10年に1回くらいの確率で現れると思っていますが、21358円は10月25日にクリアしました。

2018年10月の下げはとても10年に1度の下げとは思っていなかったので、なんでここまで下げるのかと不信いっぱいでした。

ただ今日の陽線の包み上げは、9日順位相関と25日順位相関がともに-80以下になっていることもあって、だいたい底値を探ったように思います。


(2018.10.31) TOPIX 1646(+34) 日経平均 21920円 (+463) 18.1億株 (3兆4851億円)


昨日の海外株は、

(1)中国上海 +1.02%
(2)英FT100  +0.14%
(3)独DAX   -0.42%
(4)NYダウ   +1.77%
(5)ナスダック    +1.58%

NYダウは+1.77%高。ナスダックは+1.58%と反発する。ナスダック・NYダウともに前日の大陰線に孕み、両抱きの足型がでました。9日順位相関と25日順位相関はともに-80 以下になり、米国株も下値探りが終わったようです。

それにしてもナスダックは2018年8月31日の高値(終値)の8109Pから昨日の終値7050Pまで2か月間で-13.1%の下げをしたし、NYダウは10月3日の26789ドルから昨日は24442ドルまで1か月で-8.7%の下げをしました。この下げはきつかった。

日経平均は昨日の+1.45%高に続いて今日は+2.16%高となる。この2日間で+3.6%の上昇となりました。昨日の大陽線に続く順上がりの2陽連となって、9日線まで上昇。

すでに2日・3日前には9日順位相関と25日順位相関が-80以下になっていたので、いつ反発するだろうかと期待していましたが、順位相関の-80以下はダテではなかった。

ほかに《デンドラ24》の最も低い下値メドは21358円でしたが、昨日掲げたように、だいたい21358円で底値に届いた感じでした。

さらにいえば、3日・4日前に条件表No.1は買いマークを出しており、25日投資マインド指数も買いマークを出していました。

昨日の時点で、ボトムらしさのポイントは、@新安値、A9日順位相関が-80以下、B25日順位相関が-80以下、C条件表No.1が買いマーク、D25日騰落レシオが買いマーク、と5ポイントになっていましたが、ポイントが5分5分では、怒涛のような売りを迎えて底を出したとは言い難かった。

10月23日に《デンドラ》の最も低い下値メドは10年に1度級の下げであるといいましたが、日経平均は10月2日に24270円(終値)を出して、1か月で21149円まで-12.8%の下落をしました。これは2008年のリーマンショック以来のことです。まことに10年に1度の大幅下落をしたのですが、大手の投資家は株価の下落に同調して売りが売りを呼ぶ格好になっていました。

不破同調して株式を売ったのはリスクパリティの調整をする投資家ですが、これは基本的に間違っています。株価が下げれば下げるほど売りが増加し、株価が果てしなく下がる。株式投資で他人に同調(リスクパリティ)していては、うまくいくはずはありません。(他人の振りをみて投資しても報われない)


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