日経平均をどう見たか・判断したか (2018年9 月)

目次へ.. 過去の判断.. 前月分へ.. 次月分へ..


(2018.9. 3) TOPIX 1720P (-15) 日経平均 22707円 (-157) 10.8億株 (1兆79895億円)


昨日の海外株は、

(1)中国上海 -0.46%
(2)英FT100  -1.10%
(3)独DAX   -1.04%
(4)NYダウ   -0.09%
(5)ナスダック    +0.26%

株価は概ね安い。ナスダックだけはアップルのiphoneの今年のバージョンに期待する向きが多いようで株価は上昇しているが、携帯+インターネット機能というブームは昨年で終わったと思われます。

米国はすでにブームが終わっているアップルに期待を掛け過ぎているのではなかろうか。伸びが感じられるのはアップルではなくアマゾンです。

アマゾンのサービスはすごい。@注文した翌日には商品が届く、Aアマゾン・プライムの会員(年間3000円から4000円ほど)に入っていれば送料は無料。こういう特典があったので早くからプライム会員になっていましたが、今度は過去放映したビデオの配信を始めました。

娘は幼児に「おかあさんといっしょ」を見せるためにこれが欲しかったたらしいが、聞けば過去のNHKの朝ドラも観れるという。一番見たかったのは「てるてる家族」ついで「ゲゲゲの女房」でしたが、「ゲゲゲ・・」はいつでも見れるという。

さっそくアダプターを購入して、昼間は孫が、深夜は私が見ていますが、一話15分の「ゲゲゲ・・」が150回もあれば見るだけでくたびれる。朝の4時・5時までみて、ようやく見終わるまでに7日間かかりましたが、いつでも過去のビデオを見ることができるのはありがたい。松下奈緒はステキだな。次は井上真央ちゃんの「お日さま」にのぞむ。信州のソバ畑は美しかったと覚えているが、ビデオでその思いが甦るか。


(2018.9. 4) TOPIX 1718P (-2) 日経平均 22696円 (-10) 10.6億株 (1兆8054億円)


昨日の海外株は、

(1)中国上海 -0.17%
(2)英FT100  -0.97%
(3)独DAX   -0.47%
(4)NYダウ   -%
(5)ナスダック    -%

米国が休場とあっては株価は動かない。


(2018.9. 5) TOPIX 1692P (-12) 日経平均 22487円 (-92) 12.8億株 (2兆2328億円)

昨日の海外株は、

(1)中国上海 +1.10%
(2)英FT100  -0.62%
(3)独DAX   -1.10%
(4)NYダウ   -0.05%
(5)ナスダック    -0.23%



(2018.9. 6) TOPIX 1704P (-13) 日経平均 22580円 (-116) 12.3億株 (2兆2664億円)


昨日の海外株は、

(1)中国上海 -1.68%
(2)英FT100  -1.00%
(3)独DAX   -1.59%
(4)NYダウ   +0.09%
(5)ナスダック    -1.19%

米国株も当面のピークをだしたようだし、日経平均は小波動のピーク23032円を表示する。やはり「新高値の陰線」が2本でるというのは、不吉な兆候でした。


(2018.9. 7) TOPIX 1684P (-8) 日経平均 22307円 (-180) 13.0億株 (2兆2622億円)


昨日の海外株は、

(1)中国上海 -0.47%
(2)英FT100  -0.87%
(3)独DAX   -0.71%
(4)NYダウ   +0.08%
(5)ナスダック    -0.91%

海外は安い。米国は対中国の2000億ドルへの関税引き上げを実行するらしいが、中国はこれに対抗措置をとるといっている。

最終的には中国が折れるしかないのでしょうが、トランプ流の高圧的な脅しには辟易する。

次のターゲットは日本らしく、対日の貿易赤字の削減を強く求めるのだとか。このため円レートは0.7円ほどの円高になる。

4日に台風21号によって記録的な暴風・高潮となり、関空の滑走路が冠水。さらにタンカーが連絡橋にぶつかって損壊して、5日は全便欠航。

連絡橋は損傷をうけていない1車線を対面通行にしてなんとか輸送を続けるらしいが、肝心の飛行機が飛べない。

冠水しなかった滑走路を使ってとりあえずの運航をするというが、台風前の10%しか離着陸できないそうで、全面再開には数か月を要するとか。

6日未明に北海道で震度7の地震が発生し、北海道全域が停電する。北海道新幹線も在来線の全線が運休し、新千歳空港も全便が欠航し、再開のメドがたたない。

日経平均は-136円安で寄り付き安い時は-315円安まで下げたがそこから引けにかけて戻し、陰線のタクリ足となる。悪材料は織り込んだように思いますが、なにしろ混乱しています。


(2018.9.10) TOPIX 1687P (+3) 日経平均 22373円 (+66) 11.1億株 (1兆8752億円)


昨日の海外株は、

(1)中国上海 +0.40%
(2)英FT100  -0.56%
(3)独DAX   +0.04%
(4)NYダウ   -0.31%
(5)ナスダック    -0.25%

海外は安い。米国8月の雇用統計は+20.1万人増加(予想は+19.0万人)。このため長期金利は2.941% (+0.064)へ上昇し、若干の円安になる。

トランプ大統領は、対中国の関税引き上げで、第1弾は340億ドル、第2弾は160億ドル。そして9月中に第3弾目として2000億ドルを予定していますが、さらに第4弾目として2670億ドルを計画していると発言。

そうなれば合計5170億ドル。中国が米国へ輸出している全額に最悪で25%へ関税引き上げになります。中国にとってはキツ過ぎる報復関税です。@経済は低調になり、A外貨準備高は減って、B元安が進む。困った中国はどういう手を打つのか。 とはいえ米国も中国から輸入しているものの値段は25%上昇するわけで、米国経済も2019年半ばがピークといわれていますが、これが2019年初めにピークアウトする可能性があります。

中国経済がダメ、米国も成長が減速すれば、日本経済が伸びるわけはありません。4-6月のGDP(改定値)が発表されましたが、年換算で+3.0%の伸びと強いところを見せました。設備投資が大きく伸びたのが要因ですが、7月からの米中貿易戦争が拡大してきたことから、再び設備投資は消極的になることは目に見えています。

日経平均は小安く寄り付いたが、そのまま下げることはなく少し反発したのは、@若干の円安、A今週末のメジャーSQを控えていることが原因でしょう。明日か明後日は日経平均が乱高下すると思われますが、例え大幅上昇をしてもトレンドには関係がありません。


(2018.9.11) TOPIX 1698P (+11) 日経平均 22664円 (+291) 13.4億株 (2兆1171億円)


昨日の海外株は、

(1)中国上海 -1.21%
(2)英FT100  +0.02%
(3)独DAX   +0.22%
(4)NYダウ   -0.23%
(5)ナスダック    +0.27%

海外は小動き。米国長期金利は2.935% (-0.006)とほとんど動かなかったが、0.5円程度の円安となる。

ナスダックは一昨日25日線を下回ったが、昨日はすぐに上昇して25日線を回復する。しかし陰線であるので小波動のボトムになったとは言えません。

感じとしては一昨日の上ヒゲの陽線は下落途中の買い戻しによる陽線であり、明日以降はこの陽線を下回る下落になるのではないかと思います。

上海総合は今日の終値は2664P・ザラバ安値2652Pで、2016年1月27日のザラバ安値2638P以来2年半経ったのに、この安値を更新しそうです。上海総合が200日線を下抜いてから上抜くまで(中国景気が後退中)の日数の上位5つは、
  1. 265日 (2015年08月21日の前日まで)
  2. 211日 (2010年01月27日の前日まで)
  3. 158日 (2018年02月08日の前日まで)
  4. 133日 (2017年04月24日の前日まで)
  5.  79日 (2013年05月02日の前日まで)
です。どれもリーマンショックの2008年以降です。逆に 上海総合が200日線を上抜いてから下抜くまで(中国景気が拡大中)の日数の上位5つは、
  1. 239日 (2016年08月15日の前日まで)
  2. 228日 (2012年05月02日の前日まで)
  3. 158日 (2012年12月25日の前日まで)
  4. 114日 (2010年10月12日の前日まで)
  5.  67日 (2014年07月24日の前日まで)
です。現在の上海総合は143日間200日線を下回っているので、過去4位の長期間の下落(景気後退)が続いています。 リーマンショックを契機に中国経済は世界経済の上昇エンジンになって、世界に対してブイブイ(俺より怖いものなしの意味)いわせ、やりたい放題のことをしてきましたが、それは2015年末で終わりました。たぶん株価が200線を下回る期間は1年(立会日数で250日)以上続くのではないか。


日経平均は+291円(+1.30%)の上昇。その原因は@円安、ASQがらみの思惑、の2つが挙げられていますが、今日の上昇はAの要因によるものです。

そのことは日経平均とTOPIXを比べるとすぐにわかります。
  1. 日経平均の上昇率は+1.30%だったが、TOPIXはその半分の+0.67%だった。

  2. 日経先物は+1.30%高で大陽線になったが、TOPIXは+0.68%で並みの陽線でしかなかった。

  3. 日経先物の出来高は8.5万枚と平素の1.5倍から2倍の出来高だったが、現物株の出来高は平素の1.2倍もなかった。
明らかに金曜日のSQを意識した動きが出ています。だから今日の日経平均の上昇は雑音であってトレンドをどうのこうのとする動きではありません。


(2018.9.12) TOPIX 1691P (-7) 日経平均 22604円 (-60) 14.5億株 (2兆3601億円)


昨日の海外株は、

(1)中国上海 -0.18%
(2)英FT100  -0.08%
(3)独DAX   -0.13%
(4)NYダウ   +0.44%
(5)ナスダック    +0.61%

米国株は高い。米国長期金利は2.981% (+0.046)と3.0%へ迫るが、円安とはならず。

日米の金利差よりも米中貿易戦争が日本円を動かしているということでしょう。(貿易戦争が激しくなれば円高になる)

アップルのiPhoneの発表が12日に行われます。その期待からナスダックは上昇。iPhone11(という名前になるのだろう)は現在の5.8型から6.5型になるという。

iPnone Xは10万円と高額であったためか売り上げは予想より悪かった。今度はさらに高額となればiPheneの売り上げはさらに低下します。スマホの伸びはまだ続くとしても高額のiPhoneの売り上げ高はピークダウンしたのではなかろうか。

日経平均は米国株高を受けて高寄りしたが、昨日の上昇が目先筋の日経先物の買いによるものであったため、すぐに戻り売りがでて-100円ほど下げて終わる。今日でだいたいSQからみの波乱は終わったようなので、9月14日朝のSQ明けからはまともな相場に戻ります。


(2018.9.13) TOPIX 1710P (+18) 日経平均 22821円 (+216) 13.4億株 (2兆3463億円)


昨日の海外株は、

(1)中国上海 -0.33%
(2)英FT100  +0.55%
(3)独DAX   +0.52%
(4)NYダウ   +0.11%
(5)ナスダック    -0.23%

海外はおおむね小高かったが、米国株はあまり動かず。米国が中国に閣僚級の協議を打診したとかで、米中貿易戦争の懸念が少し後退したという。

しかしトランプ大統領の思いは米国を凌駕しようと している中国を蹴落とすことにあるようなので、そう簡単には貿易戦争が収まるはずはありません。

中国が勘弁してくれと報復措置をやめるるか、米国の中間選挙で共和党が大敗しトランプが対外政策の方針を変更するまで貿易戦争は終らないのではないか。

日経平均は9月SQの前日となり、平穏な動きになるかと思っていましたが、なお目先筋の先物の買いは続き、今日はそこそこの長さの陽線となって、小波動のボトム22172円を表示しました。

一応小波動は短期的に上昇波動に転じたことになりますが、先の小波動のピーク23032円から6日下げ、今日出したボトム22172円からの上昇は4日目です。小波動としてはスケールが小さい。明日のSQがらみの売買は終りましたが、今日の出来高は13.4億株と膨らまず、誰もが本格的に株価が上昇するとは思っていません。


(2018.9.14) TOPIX 1728P (+18) 日経平均 23094円 (+273) 17.3億株 (3兆3291億円)


昨日の海外株は、

(1)中国上海 +1.15%
(2)英FT100  -0.43%
(3)独DAX   +0.19%
(4)NYダウ   +0.57%
(5)ナスダック    +0.75%

米国株高い。上海総合も高い。米中の貿易協議の再開の期待があって少しリスクオンになったようです。

米国が米中協議を打診したのは、トランプの中間選挙の支援のためでしょう。トランプは中国を蹴落とすまでは、協議では安易に妥協しないのではないのか。

中国市場は米中貿易戦争の警戒を解いていません。上海総合は米国株価の+0.50%〜+0.75%高に比べて、今日の株価は+0.18%と上昇歩調を合わせることはできなかった。

昨日のCME日経先物は22965円(前日の大証の+335円高)で引けました。おおーッ。23000円が近づいたなと思っていましたが、日経平均は23095円で寄り付き、23094円で引ける。

現物の日経平均は9月末の配当がついているので、先物の22970円よりは高くなります。

今日の現物株の23094円と先物の22970円を比べると、約120円の配当がついているようです。今後3か月間は先物は-120円下で推推移します。

それはそれとして今朝のCME日経先物が22965円であったのには驚きました。前日の日経先物よりも+335円も高い。これは18年9月以降の配当金を織り込んだためとはいえ、かなりの上昇でした。

今日のSQは23057円でした。昨日の日経平均22821円よりも約220円高い。SQ値からすれば日経平均かなり売られてきれてきたようで、今日の上げは売りの買い戻しによるものでしょう。この買い戻しによって売り方は敗北したようです。


(2018.9.18) TOPIX 1759P (+31) 日経平均 23420円 (+325) 15.8億株 (2兆9496億円)


昨日の海外株は、

(1)中国上海 -1.11%
(2)英FT100  -0.03%
(3)独DAX   -0.23%
(4)NYダウ   -0.35%
(5)ナスダック    -1.43%

17日トランプ大統領は、対中国の制裁関税の第3弾の2000億ドル分に10%を上乗せする。そして24日から発動する。中国が譲歩しないと年内に25%に引き上げると発表。

おおっ、ついに踏み切ったか。中国は600億ドル分のLPGなどのエネルギー輸入に報復関税をかけるというが、2000億ドルと600億ドルでは差があり過ぎます。

人民元を10%ほど切り下げるなら米国の10%の関税は役に立ちませんが、元を安くすると中国の信頼性が失われます。昨日の上海総合は2651Pでした。2015年6月の元安によって上海総合は5166Pから半年後に2655Pへと株価はほぼ半減しましたが、昨日の2651Pはそれ以来の新安値です。

ただ2015年当時の株価は暴落状態(1か月で-35%安)でしたが、今の下落はジワジワと落ちているので、それほどの元安はないと市場は思っているのかも知れません。としても中国が元安誘導をするならばかなりのショックが生まれます。

昨日のCME日経先物は23015円(週末の大証の+45円高)で引けました。

対中国へ2000億ドルの制裁関税をするということが明らかになったのですが、米国市場はそうは深刻に受け止めなかった。当初25%といわれていた税率が10%になったためかと思います。

そうであっても、米国が中国から輸入する半導体・自動部品・・工作機械や食品などの生活必需品は価格が10%上昇します。これが米国企業のコスト高になり、消費者の買い控えになることは明らかです。

今日はトランプ大統領の2000億ドル規模の関税引き上げのニュースで、日経平均は-52円安と小幅に寄り付きましたが、その後は一息つくほどの押し目もなく、右上がりの上昇をし、23420円(+325円)の上昇となりました。

私は、今日の日経平均は-200円くらいは安いのではないかと思っていましたが、その予想はまったく外れました。米中貿易摩擦をどうとらえるかがキーポイントです。

市場が思っているほど中国とトランプの思惑の均衡がとれているのか?疑問に思います。トランプがいる限り世界の通商はまともにはなりません。中国は米国が輸入を拒むとたちまちGDPは鈍化します。

今日の日経平均の足は最近では珍しい大陽線になりました。そもそも大陽線がでるのは、@これから経済状態が変わるというときか、A今まで悲観して売っていた向きがショートカバーをしたときです。

今日の大陽線は、私にとっては「えっ何?」という受け止め方であり、世界の経済がもっと良くなると見ての上昇ではないと思っています。今日の大幅上昇は売り方の買い戻しによるものでしょう。だから買い戻しが終わったならば株価は上昇力を失います。


(2018.9.19) TOPIX 1785P (+25) 日経平均 23672円 (+251) 16.0億株 (2兆9670億円)


昨日の海外株は、

(1)中国上海 +1.82%
(2)英FT100  -0.03%
(3)独DAX   +0.51%
(4)NYダウ   +0.71%
(5)ナスダック    +0.76%

米国が2000億ドル規模の中国からの輸入品に+10%の関税上乗せを24日からから発動すると決めたので、中国は同日に600億ドル規模の米国からの輸入品に報復関税を課税するという。

米国が関税を引き上げる品目は機械・電気機器(45%)、家具(15%)、卑金属製品(鉄・銅・鉛・アルミ・ニッケル・すずなど、8%)、輸送用関連機器(6%)だそうです。この品目が引き上げ対象品目の3/4を占めます。

米国市場は、米国が2000億ドルの輸入に+10%課税。中国の報復も600億ドル課税では影響は小さいと判断して株価は上昇。長期金利は3.06%(+0.071%)と上昇し、円は0.3円ほどの円安になる。

だが中国からの輸入品の価格が+10%〜+25%高くなるということを米国はもっと深刻に受け止めるべきではなかろうか。確かに大企業にとっては影響が小さいかも知れないが、物価は確実に高くなるので消費は落ちます。それが米国景気に響かないはずはありません。

米国株が上昇したにしてもNYダウは+0.71%上昇したにすぎません。ところが日経平均は+334円高の23754円で寄り付きました。

日本のほうが米国よりも影響は大きいのに、昨日の終値23420円より1%高かった。昨日の+325円高の大陽線にも驚きましたが、今日の寄り付が+334円高であったのは驚きでした。

右図は過去250日間の価格帯別出来高分布のグラフです。確かに(a)の22400〜22800円と(b)の22800〜23200円のゾーンの出来高累計は大きいし、(c)の23200〜23600円の出来高は極めて小さい。この水準で買った向きはほとんどいないので、上値のシコリは小さい。

そこを狙われて、短期筋が買い上がったために売り方は総踏み上げになった、と解説する向きがありました。その通りだろうと思います。今日は(d)の23600〜24000円の水準に株価が上昇したので、戻り売りないしはカラ売りがでたようですが、その割には下げませんでした。

今日は新高値の陰線となりましたが、陰線幅は小幅であり、大窓を空けて寄り付いたので、昨日の大陽線まで下げていません。まだ明日以降にも新高値を取ってくる可能性は十分にあります。

明日、大陽線の終値23420円まで下げれば、買い戻しは終わり、短期筋はもはや買い上げることはないと思いますが、明日も新高値を取るようであれば、24500円くらいまで上昇しそうです。(昨日いったように、《デンドラ》の上値メドは、低いほうから@23606円、A24480円、B24698円、C26010円です。)


(2018.9.20) TOPIX 1787P (+1) 日経平均 23674円 (+2) 16.7億株 (2兆9830億円)


昨日の海外株は、

(1)中国上海 +1.14%
(2)英FT100  +0.42%
(3)独DAX   +0.51%
(4)NYダウ   +0.71%
(5)ナスダック    +0.76%

米国NYダウは+0.61%の上昇をしたが、S&Pは前日比+0.13%高、ナスダックは-0.08%安と方向感が無くなっています。

米中貿易摩擦が世界経済に大きなマイナスになり、日本は米中との通商が大きいので、米国・中国よりもマイナスの影響は強いと思っていますが、市場は貿易摩擦は無いかのように下げません。

米国の長期金利は3.037% と3%水準を維持しています。日本は昨日の日銀の政策決定会合で、政策金利は-0.1%とし、インフレ率が2.0%を超えるまでは現在の超金融緩和を続けるといいました。

いまや日銀が現状維持の金融政策を言っても、すでに日銀の政策は相場の材料にはならなくなっています。日本の株価が頼りにするのは米国と中国です。ところがこの貿易戦争によって中国の対米輸出は難しくなるのは当然です。中国経済は上昇がストップするでしょう。一方米国への輸出は、特に自動車部品・家電の関税が引き上げられたとき、輸出額は半減するのではなかろうか。

一方米国も今度(24日発動)の関税引き上げによって、電子部品や家電が値上がりするので、米国消費は落ち込みます。この貿易戦争によって、日本は今はよくなったとされる経済は「元の黙阿弥」になりかねません。

ところが日経平均は今日も前日の終値23672円を+2円高で引けました。オプションの24000円台コール(行使価格は 24000円・24250円・24500円・24750円)の出来高は2倍増・3倍増になっているようです。日経平均の上昇はまだ続くと思う向きが多いようです。しかし私は、基本的にはこの数日間の急上昇は買い戻しによるものだから、一層の上昇はするはずがないと思っています。



(2018.9.21) TOPIX 1804P (+16) 日経平均 23867円 (+195) 20.7億株 (3兆9626億円)


昨日の海外株は、

(1)中国上海 -0.06%
(2)英FT100  +0.49%
(3)独DAX   +0.88%
(4)NYダウ   +0.95%
(5)ナスダック    +0.98%

海外は高い。中国は輸入品について関税を引き下げる計画であると報道されました。これで米中の貿易摩擦が後退するののだと市場は受け止め、株価は上昇しました。

だが関税は何のためにあるかを考えれば、今回の中国の関税引き下げ計画はおかしい。意図がある感じです。

関税の目的は輸入品が国内の産業を圧迫するのを防ぐということです。輸入が増えるということは、@国内にその品目が不足しており需要が多い、A国内よりも輸入品の方が安い、Bいつでも需要に応じてくれる量がある、ということでしょう。 中国が輸入品の関税を引き下げるということは、@ABを中国国内で対応できるということになりますが、そんなことはない。

中国は米国の関税引き上げに対抗する手段として、関税引き下げを打ち出したのではなかろうか。米国に対して関税引き上げは世界の潮流に逆行している。正しいのは中国だ、ということでしょう。 この思いつきのような政策を米国がまともに受け止めることはないと思いますが、株式市場はこれをプラス材料と受け止めて、昨日の海外株価は上昇しました。

NYダウは今年1月につけた終値26616ドルの史上最高値を更新し26656ドルへ。ナスダックは8月末の終値8109Pは恋更新できなかったが、昨日の終値は8028Pとワンチャンスの位置まで上昇しました。米国市場はこんなにはしゃいでいてよいのか?

日経平均は昨日の終値は23674円でしたが、米国株高や米国長期金利が一時3.09%になった(引けは3.06%)ことから、円は112円台後半まで円安が進んだために、+173円高で寄り付く。

その後も+120円かた上昇し23971円と24000円に近づきましたが、24000円は今年1月23日につけた戻り高値24124円の水準です。売り物に押されて23869円へ少しヘコミましたが、買い意欲は強いと思われた。

買い方は1月から日本株を4兆円以上売っていた海外勢であり、売り方は日経平均が短期大幅に上昇したことを見た逆張りの個人投資家です。この行く末はどうなるのかですが、海外勢は基本的に買い戻しであるので、長く株価が上昇するとは思われません。

海外勢は株価のトレンドを重視します。今はたしかに日経平均は上昇トレンドに入っていますが、このトレンドがどれほど続くのかというと疑問です。米中貿易戦争は拡大しています。この状況の中で世界の経済が順調に伸びるとはと到底思えません。株価の上昇はこの先1か月も2か月も続くものではないと思っています。


(2018.9.25) TOPIX 1822P (+18) 日経平均 23940円 (+70) 18.7億株 (3兆3881億円)


昨日の海外株は、

(1)中国上海 -0.57%
(2)英FT100 -0.42%
(3)独DAX   -0.64%
(4)NYダウ   -0.68%
(5)ナスダック    +0.08%

海外は安い。米国の2000億ドル関税、中国の600億ドル関税が発動されました。まだ海外はどう受け止めるのかはわかっていませんが、中国上海総合はほとんど下げていません。

関税引き上げ合戦はそれほど無視してよいものかどうか。私は影響はキツイと思いますが、世界の市場は関税引き上げを無視しています。

この関税引き上げ合戦を無視するのが世界の株式市場のムードですが、そんなはずはありません。


(2018.9.26) TOPIX 1821P (-0) 日経平均 24044円 (+93) 14.8億株 (3兆3881億円)


昨日の海外株は、

(1)中国上海 +0.66%
(2)英FT100 -0.18%
(3)独DAX   +0.19%
(4)NYダウ   -026%
(5)ナスダック    +0.08%

赤目(あかめ)に彼岸花が咲いていて、団体で写真を撮りにきていた。と娘がいうので、どれどれと出かけてみた。

彼岸花は好きだ。京都南山城にある禅定寺の門前の左手に彼岸花が一面に植えられており、中央に聖観音像が立っていた。それはこの世とあの世、観音はいつでも見守っていることを表現しているかのようで、心に沁みる風景であった。

赤目の彼岸花は土手沿いに咲いていた。


(2018.9.27) TOPIX 1800(-21) 日経平均 23796円 (-237) 13.9億株 (2兆8110億円)


昨日の海外株は、

(1)中国上海 +0.92%
(2)英FT100 +0.05%
(3)独DAX   +0.09%
(4)NYダウ   -0.40%
(5)ナスダック    +0.05%

株価は高いが、この動きはよくわからない。東証1部のPERは15.31倍。PBRは1.36倍だから株価水準は高くない。それでもトランプの関税の方針次第では転落する可能性がある。

誰がきまぐれなトランプを支持しているのか、迷惑な人物である。

孫と一日中遊んでいた。孫の名前はエミちゃんです。生まれて1才4か月なので、しゃべる言葉は「ア−」「エーッ」「コレー」「ワンワン」と「よいしょよいしょ」の5語だけである。

犬を連れて散歩している姿をみてワンワンと幼児が大声で叫べば、犬の飼い主もにっこりして手を振ってくれる。幼児に飼い犬を認められるのは嬉しい。

「よいしょ、よいしょ」は二階への階段を上るときの掛け声である。


(2018.9.28) TOPIX 1817(+17) 日経平均 24120円 (+323) 15.5億株 (3兆5726億円)


昨日の海外株は、

(1)中国上海 -0.54%
(2)英FT100 +0.45%
(3)独DAX   +0.40%
(4)NYダウ   +0.65%
(5)ナスダック    +0.05%

日経平均は+283円高で寄り付き24000円台に復帰。さらに200円ほど上昇して24286円の高値をつけて、+323円高の24120円で引ける。


目次へ.. 過去の判断.. 前月分へ.. 次月分へ..

株式会社 東研ソフト