日経平均をどう見たか・判断したか (2017年 4 月)

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(2017. 4. 3) TOPIX 1517P(+4)  日経平均 18983円 (+73) 20.1億株 (2 兆2691億円)


昨日の海外株は

(1)中国上海  +0.038%
(2)英FT100  -0.63%
(3)独DAX   +0.46%
(4)仏CAC   +0.65%
(5)NYダウ   -0.31%
(6)ナスダック    -0.04%

米国のPCE物価指数は+2.1%となりFRBが目的としている+2%に到達する。

昨日のGDPの伸びも+2.1%であったので、単純にみれば米国の長期金利は4.2%になってもよいのだけれど、長期金利は10年間の押しなべての成長率とインフレ率の合計なので、4半期の数字を単純に加えたものが長期金利になるわけではありません。

とはいえ+2%の経済成長をし、物価が+2%上昇するという先進国は米国以外にはありません。米国株価の上昇トレンドが崩れないゆえんです。

日本は3月の日銀短観がでました。一致( 最近)のDIは前回の+10から+12へとアップしているので、1-3月は経済状況がよくなっていたのですが、先行(先行き)DIは+11で-1低下しているので、1-3月のようなアップは鈍化します。。足を引っ張たのは自動車で、一致は+18だが先行は+9と予想されており-9もダウンする見込みです。

変化幅が大きい業種を見ると、建設は+43→+30へ-13低下し、電力・ガスは+5→や3へ-8低下、不動産が+35→+28へ-7低下といったところです。


(2017. 4. 4) TOPIX 1504P(-12)  日経平均 18810円 (-172) 22.6億株 (2 兆5741億円)


昨日の海外株は

(1)中国上海  -休場
(2)英FT100  -0.55%
(3)独DAX   -0.45%
(4)仏CAC   -0.71%
(5)NYダウ   -0.06%
(6)ナスダック    -0.29%

3月のISM製造業指数は57.7%→57.2%へ少し悪化する。9か月ぶりにマイナスとなりましたが、57%の水準は非常に高いものなので、1か月へこんだといっても気にするほどのものではありません。

ロシアでテロ事件があって一時は-150ドルまで下げていたが引けに向かって戻し-13ドル安。長期金利は2.324%へと低下する。リスクを嫌う債券市場は慎重です。

日経平均は円高気味とあって小安く寄りつき、前場は値を保っていたけれど、後場は短期筋の売りによって値を崩す。

昨年12月半ばから4か月近くにわたって、上限19500円・下限18500円の約1000円幅の大保合いをしていますが、今日は下限に近付いてきました。

ただ下げるのを心待ちにしている投資家も大勢います。下げれば買おうと思っているが、株価が下げると日銀がダラダラとETF買いをするものだからダイナミックな動きが出てこない。 日銀は買い支えをして株価の下落をマイルドなものにしていますが、その代わりに大下げをしたときの買いのチャンスを奪っています。

ただ日銀がいくら買おうと世界中の投資家を相手に買い向かえば日銀といえどもやはり負けます。日銀がいkらシャカリキになっても株価が下げるときは下げます。ではどういう状況になれば下げたといえるのか。下落率とか75日線のカイリ率を物差しにしていては、買い支えによる人為的な相場の下げのメドはつきかねます。

右図は25日投資マインド指数です。指数の上限は100、下限は0ですが、今日の数値は18.0まで低下しています。指数値が18というのはこの25日間で株価が25日平均線を上回っている(健闘している)銘柄はわずかに18%しかなく、下回っている銘柄が82%あるということです。

投資家の懐勘定では、1か月の投資をするならば、18%の人はなんとか利益がでているが、残り82%の人は損失になっているということです。投資マインド指数の目安は15%以下で底値圏、85%以上で天井圏としています。15%に近くなっていることは買いのチャンスが近づいているということです。


(2017. 4. 5) TOPIX 1504P(+0)  日経平均 18861円 (+51) 18.9億株 (2 兆2325億円)


昨日の海外株は

(1)中国上海  -休場
(2)英FT100  +0.54%
(3)独DAX   +0.21%
(4)仏CAC   +0.30%
(5)NYダウ   +0.09%
(6)ナスダック    +0.07%

雇用統計やFOMC議事録の公開などが控えていて、米国は動かず。±1%を超えて動いた業種はなかった。長期金利は2.366%(+0.042)と少し上昇。

米国株はこの1か月間は高値圏での保合いをしています。トランプ政権の大幅減税と大規模なインフラ投資に期待して11月9日以降の株価の上昇をみたのですが、どうもその政策の実現は難しいようで、ここへきてしらけているというのが米国株の保合いの原因です。

その株価上昇時には金利が高くなることが株価にとってマイナスとは思っておらず、減税と投資拡大はそれ以上に米国経済を高めると市場は判断していました。だから現在の米国金利の水準の動向は米国の株式市場にとってはさほど大きな材料ではないのでしょう。

東京市場の売買シェアは海外勢が70%を占めていますが、日本株にはたいして魅力はないと思われているのか、日々の売買高は増えません。

日本は経済状態が米国よりも劣っている(経済成長率・賃金の伸び率・消費の伸び率・消費者物価など)だけに、昨年から長く保合いを続けていますが、ここへきて保合いゾーンの下限に近付いてきました。

昨日いった25日投資マインド指数は17.1まで低下し、9日・25日の順位相関はともに-80以下の水準に達しようとしています。

この2〜3日でそれが実現するならば、小波動のボトムらしさは3ポイントです。そこへC新安が加わるので4ポイント。あとは下げしだいで5ポイント6ポイントになります。


(2017. 4. 6) TOPIX 1480P(-24)  日経平均 18597円 (-264) 20.6億株 (2 兆4589億円)


昨日の海外株は

(1)中国上海  +1.48%
(2)英FT100  +0.13%
(3)独DAX   -0.53%
(4)仏CAC   -0.18%
(5)NYダウ   -0.20%
(6)ナスダック    -0.58%

ADP調査の雇用労働者数は前月の+29.8万人→+26.3万人へ少し減ったものの、事前の予想値は+18.7万人であったので、プラスの材料になりました。

ISM非製造業指数は55.2%でこれも少し低下しましたが、+55%という数字は悪くはありません。

経済統計値はまずよかったのですが、公開されたFOMC議事録によれば、大半のメンバーが年内にもバランスシートの縮小を始めるべきだという意見であったそうで、過剰流動性の新規供給はすでに止まっているけれど、今度はこれを減らそうとしています。株価にとってはマイナス材料に違いはありませんが、その進行は急激なものになるはずはありません。

昨日のNYダウはザラバで+200ドル高をしていたので、量的緩和を縮小の予想で下げたけれど、-41ドル安でした。

米国は小幅安で終わったが、日本は安くよりついた後も下げ続けて-264円安となる。

NYダウの-0.20%安に比べて日経平均は-1.40%安というのは、なぜかはわからないが弱気に過ぎるのではないか。

4か月近くに亘る保合いゾーンの下限は切りよく18500円だとしていますが、今日は下限まであと100円の位置まで下げました。

株価が75日線を連続して9日間も下回っていることからすでに下降トレンド入りしたと判断する人もあると思いますが、《デンドラ24》による最近の節目は、@18418円、A17866円、B17080円 の3つです。@18418円は昨年11月以来の下値の強い支持水準になっているので、これを割り込むまでは下降トレンドになったとは判断できません。

今日の下げによって、小波動のボトムらしさのポイントは、@新安値、A9日順位相関が-80以下、B25日投資マインド指数が15以下 の3ポイントになりました。

今日のところはまだ3ポイントですが、C25日順位相関は-77.7まで下落していること、D25日騰落レシオが77.6まで低下(80以下でOKというのが大方ですが、私は75以下でOKとしています。)

さらにおそらくE株価が18344円以下になったら条件表No.2が買いマークをだしそうなこと、などから近々ボトムを出すのではないかと思っています。


(2017. 4. 7) TOPIX 1489P(+9)  日経平均 18664円 (+67) 24.0億株 (2 兆47654億円)


昨日の海外株は

(1)中国上海  +0.33%
(2)英FT100  -0.39%
(3)独DAX   +0.11%
(4)仏CAC   +0.58%
(5)NYダウ   +0.07%
(6)ナスダック    +0.25%

米国は失業保険申請者数が23.4万人と予想の25.8万人よりも少なかったので経済に自信を持つ。米国長期金利も2.344%(+0.002)と変わらず。あまり材料がなかた。

日本は、昨日の理解しがたい下落の反動もあって高くよりついたが、米軍がシリア軍基地にトマホークを59発発射したとかで、株価は急に下げる。だが後場は次第に戻ってきて+67円高で引ける。要するにシリア攻撃は株価にほとんど響かなかった。

日経平均のボトムらしさは、@新安値、A9日順位相関が-80以下、B25日順位相関が-80以下、C投資マインド指数が15以下 の4ポイントですが今日の長い下ヒゲを見るとだいたいボトムの値探りは終わったようです。今日のザラバ安値18517円がボトムであるらしい。


(2017. 4.10) TOPIX 1499P(+9)  日経平均 18797円 (+133) 17.3億株 (1 兆9299億円)


昨日の海外株は

(1)中国上海  +0.19%
(2)英FT100  -0.39%
(3)独DAX   +0.63%
(4)仏CAC   -0.05%
(5)NYダウ   -0.03%
(6)ナスダック    -0.02%

米国3月の雇用統計は+9.8万人(予想は+18.0万人)と予想を下回るものでしたが、失業率が低下したことや2月の+21.9万人の反動だろうと市場は納得したため、株価の材料にはならず。長期国債金利は2.38%に上昇し、円安になる。

日経平均は円安を受けて小高く寄り付いたものの日中は材料がなく、寄り値と同じ水準で引ける。

■■ 《カナル24》Ver.6の発送について ■■

《カナル24》Ver.6は今日10日から発送の予定でしたが、やるべきことが多くあって、今日の発送は断念しました。心待ちにされているユーザーもあると思いますが、まことに申し訳ありません。原因は私の今回のバージョンアップの作業量の見積もり間違いにあります。今回はこれまでに例にない「大改造」を行いましたが、どの程度の仕事量になり、どれくらいの時間がかかるのかを甘くみていました。

についてヘルプを書いたので、一部を抜粋して掲げます。3回つづきます。

大改造−@  管理するデータ数が500個本から2200本になった

《カナル24》が管理できるデータの数は、これまでは500本でした。日足データなら500個のデータをDTKB50というフォルダ(ディレクトリ)に保存しています。500本のデータとは500日分のデータということです。だいたい2年分のデータを記憶しています。

このデータは500日が経過すると古い日付のデータは消えていくので、2年に一度、データを別途に保存します。例えば2010年までの2年間のデータならDTKB10というフォルダ名で保存し、2014年までの2年間のデータならがならばDTKB14というフォルダ名で保存します。 したがって2年に一度は2年分の過去の株価データを保存していました。長期間のデータが欲しいときは、次図のように過去データを「連結」します。

最大で10個の過去データを連結することができるので、500日×10個=5000日分のデータを使うことができます。約20年分の株価データを使って、グラフを描かせたり、計算をさせたりすることができるわけです。



《カナル24》Ver.6からは、基本となるデータの量は2200個になります。日足で2200日分、約9年分です。(1年に250日の立ち合いがあるとすれば8.8年分です)日足ベースでグラフを見るとき最低限必要なデータ数は500個でしょう。通常株式投資は1年ごとに成績が評価されます。1年間(250日間)の成績を評価するには、250日分の株価データに加えて、チャートを描くために必要な期間のデータが必要です。

例えば200日平均線をチャート判断の基準にするときは、最近の250日に加えて200日線を計算するために、250日前の日より+200日分のデータが必要です。合計で450日分のデータがなくては最近1年間の成績を判断することはできません。もし過去10年分の成績を知りたいなら250日×10年分+それ以前の200日分の合計2700日分のデータが必要です。

現在はネット証券のチャートソフトを使って、簡単にグラフを描くことができますが、それは長くても高々100日とか200日のデータです。長期間の成績を調べることはできませんし、「検証」の機能もありません。要は現在の株価の動きを知るためだけのものです。


(2017. 4.11) TOPIX 1495P(-4)  日経平均 18747円 (-50) 16.9億株 (1 兆92959億円)


昨日の海外株は

(1)中国上海  -0.52%
(2)英FT100  -0.01%
(3)独DAX   -0.20%
(4)仏CAC   -0.54%
(5)NYダウ   +0.01%
(6)ナスダック    +0.005%

米国はシリアへの攻撃に加えて北朝鮮を恫喝する意向か、空母を朝鮮半島に回すとか。地政学リスクが少し意識されて円高にふれる。米国長期金利は2.371%(-0.017)とやや低下。

地政学とはどのようなものかは知らないけれど、この場合はシリアのバックにつくロシアへ、北朝鮮のバックにつく中国への牽制です。トランプ大統領は軍事さえもアメリカン・ファーストに利用しようとしています。

日経平均は円高のため小幅安。2日前の長いシタヒゲのザラバ安値18517円で、3月 13日のザラバ高値19656円をピークとする小波動のボトムを出したようですが、反発力は小さい。しかし3月13日から約1か月間の下げをしているので、この先は75日線まで戻ることができるのか? それより手前で反発は終わって先の安値18517円を下抜くような動きになるのか? 注目するのはこの一点です。

大改造−A  条件表は999本まで記憶できるようになった

条件表の変遷は《カナル24》の歴史です。2つの方向で拡大をしてきました。

1つは、1本の条件表に設定できる行数の拡大です。この流れは
  1. 1994年に?カナル2?を出したときは、最大50行でした。

  2. その後、「加工」が充実するにつれて、多くの条件が設定できるようになったので50行では足らなくなり、150行へと拡大しました。

  3. しかし加工のひとつとして「グループ」を追加したことから、1つの条件表Aに別の条件表Bや条件表Cや条件表Dを共存することができるようになりました。ABCDの条件表を切り替えることなく、同時にグラフを見たり検索をしたりすることができるのです。この結果、1本の条件表に自分が役に立つと思っている条件表を集約するようになったので、150行では足らなくなってしまいました。


  4. その後、「加工」が次第に追加され、充実するにつれて、ますます多くの条件を設定できるようになりました。条件表が増えてくると、設定した条件表を格納する条件ファイルが不足してきました。

    1本の条件ファイルには199本の条件表を記憶することしかできなかったからです。

  5. この問題は、条件ファイルを9本に増やすことで解決しました。(拡張1)(拡張2)(標準3)(拡張4)・・・(拡張9)といった名称をつけて、それぞれに199本の条件表を格納できるようにしました。

    199本×9本の条件ファイルで、1791本の条件表を格納できるようになったわけです。

  6. 延べ本数では1791本の条件表を保存できるようにしましたが、各条件ファイルにはそれぞれの意味ある(目的が同じ)条件表を集めておくのがベストです。

    例えばVer.5では(拡張1)はトリガーだけの条件表を集め、(拡張2)では計算(検索)に特化した条件表を集め、(標準3)には日ごろ使う条件表を集める。

    (拡張4)には試みに設定した条件表を集め(拡張8)にはHPで紹介した条件表、(拡張9)には「チャート事典」で設定しているサンプリサンプルの条件表を集める、といった分類をしていました。

  7. ところが《Qエンジン24》を使うと、条件表はいくらでもできていきます。(拡張4)は一杯になり、(標準3)もこれ以上の条件表を記憶することはできなくなってきました。そこで1つの条件ファイルに格納できる条件表を199本から999本に拡大することにしました。5倍増です。

  8. これによって、1本の条件ファイルの999本の条件表×9本の条件ファイル=延べ約9000本の条件表を記憶させることが可能になりました。


(2017. 4.12) TOPIX 1479P(-15)  日経平均 18552円 (-195) 19.2億株 (2 兆2136億円)


昨日の海外株は

(1)中国上海  +0.60%
(2)英FT100  +0.23%
(3)独DAX   -0.50%
(4)仏CAC   -0.11%
(5)NYダウ   -0.03%
(6)ナスダック    -0.24%

シリア・北朝鮮のリスクを嫌い、各国の市場は様子見となる。米国金利は2.302 %(-0.069)と低下し円高に振れる。

米国はシリア・北朝鮮へ仕掛けた国だけれど、株価はほとんど下げず。一方円安しか株価上昇の材料を持たない日本は、逆に109円台に円高が進んだために大きく下げる。

今日の小波動のボトムらしさは、@新安値、A9日順位相関が-80以下、B25日順位相関が-25-80以下、C投資マインド指数が15以下 の4ポイントです。

明日は25日騰落レシオが0.75以下になるでしょうから、明日の段階でボトムの確率は5分5分です。

この10日間で陰線になった日は9日、陽線はたったの1日ですから、とにかく市場は弱気に傾いています。悲観しすぎのように思います。


大改造−B  別売のソフトも2200本データに対応する


弊社の中核のソフトは《カナル24》です。この《カナル24》が、
  1. 日々の株価データを整備し、

  2. 条件表を管理し、

  3. 売買マークがでた銘柄を検索し、

  4. 売買成績の検証をします。
《Qエンジン》は《カナル24》が使う条件表を作るためのものだし、《デンドラ24》はグラフ上で上値メドや下値メドを表示します。《YBメーカー》は寄り引け売買のための条件表を自動的に作り出しますが、これを使うのは《カナル24》です。

《アラーム24》は《カナル24》が整えた株価データのほかにリアルタイムのデータを使いますが、そこで使う条件表は《カナル24》で作った条件表です。また日足ベースで使うときは《カナル24》の株価データを利用します。

《リアル24》はリアルタイムのデータ(5分足とか30分足とか)を使うので本来なら《カナル24》の株価データとは無関係です。しかし条件表は《カナル24》で設定したものを使っていたし、リアルタイムデータも《カナル24》と同じ様式で保存し、そのフォルダ名は《カナル24》と同じDTKB60 のようになっていました。(《カナル24》をVer.6にしたのを機に、《リアル24》は《カナル24》から完全に独立し、独自の条件表やリアルタイムを扱うようにしました。)

《Qエンジン24》《デンドラ24》《アラーム24》《YBメーカー》のオプションのソフトは《カナル24》の株価データと条件表に密着しているので、《カナル24》の株価データや条件表の様式が変わると、たちまち動作しなくなります。《カナル24》に合わせない限りエラーで止まります。 そこで、以下のバージョンの別売のソフトは、《カナル24》の株価データや条件ファイルに合わせたバージョンをダウンロードできるようにしました。
  1. 《Qエンジン24》Ver.5
  2. 《デンドラ24》Ver.5
  3. 《アラーム24》Ver.5
  4. 《YBメーカー》Ver.1


《Qエンジン24》を例にすると、《Qエンジン24》を起動したとき、右のような最新バージョンのお知らせが現れます。

または「アップデート」→「最新バージョンをダウンロード」でも同じ画面が現れます。

最新のバージョンをダウンロードしてください。

なお掲げた別売ソフトよりもバージョンが古いものは?カナル24?Ver.6には対応しません。


(2017. 4.13) TOPIX 1468P(-11)  日経平均 18426円 (-125) 19.5億株 (2兆2590億円)


昨日の海外株は

(1)中国上海  -0.46%
(2)英FT100  -0.22%
(3)独DAX   +0.13%
(4)仏CAC   -0.01%
(5)NYダウ   -0.52%
(6)ナスダック    -0.29%

宇宙人といわれた民主党政権の第一番目の首相だった鳩山さんも何を考えているのかわからなかったけれど、結果は混乱だけを残して退場しました。

まったくのところトランプ大統領はどういう思想をバックボーンにし、どういう世界観をもっているのか、まるでわかりません。日本における民主党政治のお粗末さがトランプ大統領にダブってみえてしょうがない。 このたびの地政学リスクというのも仕掛けたのはトランプ大統領です。これが世界の市場を一斉にリスクオフにしてしましました。

米国株価はトランプのおひざ元であるのに、地政学的リスクは米国ではほとんど感じていないようで、株価は高値圏の保合いが続いています。一番割りを食っているのが日本です。世界なリスクが芽生えたとき資金が向かうのは米国ドルか日本の円です。日本の経済規模はGDPで世界第3位であるし、政権も安定している。しかも物価は上がらないのでインフレによる資金の減価がない。国全体の収支である経常収支は黒字である。こういうことがリスクから逃避するときに円へ資金が向かう原因になっています。

物価が上がらないのが円買いの根拠になるのは寂しいことですが、日本の円に替えておけば間違いないという評価は嬉しいような、迷惑なようなことです。(まあ円に対する信用があるのがあるのだからよいことには違いありません)

今日の小波動のボトムらしさは進展がありました。

上右側側のグラフだけでも、@新安値、A新安値の陽線、B9日順位相関が-80以下、C25日順位相関が-25-80以下 と4ポイントになります。

次にD投資マインド指数が15以下になり、E25日騰落レシオが75以下になって、合計6ポイントです。

今日から小波動のボトムらしさは6ポイントです。今日で小波動のボトムになった確率は60%です。

6ポイントとなると、今日からは買いに分があります。市場は地政学リスクに怯えているようですが、明らかに割安になったり、短期的に売りが続くと、株価が反発するのは必然です 。

今日でボトムらしさは6ポイントになりましたが、さらにポイントが加点される可能性はないかと探して見ると明日の株価(終値)が18187円以下になると条件表No.1が買いマークを出します。

明日7ポイントになれば、誰がどう言おうとも買いのタイミングとなるでしょう。


(2017. 4.14) TOPIX 1459P(-9)  日経平均 18335円 (-91) 18.3億株 (2兆 247億円)


昨日の海外株は

(1)中国上海  +0.07%
(2)英FT100  -0.29%
(3)独DAX   -0.38%
(4)仏CAC   -0.59%
(5)NYダウ   -0.67%
(6)ナスダック    -0.53%

米国は原油高や金融株の決算を好感して上昇したが、午後米ク米空軍がアフガニスタンにISのトンネル施設を攻撃したと報道されたことから下落する。

NYダウは午前中の高値20612ドル→20453ドルまで約-160ドルの下げとなりました。しかも安値引けです。

明日はイースターで休場なので、建玉を手仕舞いしておこうという動きが増幅されたようですが、安値引けというのは、このこの水準では誰も買わなかったということです。 米国は、@シリアへの59発のミサイル発射、A北朝鮮への空母の回航、BアフガニスタンのISへの攻撃 と立て続けに軍事行動を起こしています。こういう情況では世界の経済活動は足踏みせざるを得ません。企業はリスクを取らず、金融は輪をかけてリスクを回避しようとする。

経済が順調に回復している米国の株価はそう大きく下げないが、EUは諸問題を抱えており米国株価のように強くはありません。日本ときたら米国が-1%下げるとその2倍の-2%下げるというありさまです。今週はNYダウは20656ドル→20453ドルへ-203ドル下げましたが、日経平均は18664円→18335円へと-329円下げています。下落率はダウが-0.98%であるのに対し日経平均は18664円→18335円へ-1.77%の下落です。

日経平均の今日の小波動のボトムらしさは、昨日の「新安値の陽線」が消えて、単なる「新安値」になったので、5ポイントになりました。底値らしさは5分5分へすこし後退。

ただ定点観測9銘柄のうちに、突っ込み買いが入ったと思われる銘柄が出てきました。

5401新日鉄と7203トヨタです。この下げの波動のなかて最も長い陽線を出しています。


(2017. 4.17) TOPIX 1465P(+6)  日経平均 18355円 (+19) 14.5億株 (1兆6337億円)


昨日の海外株は

(1)中国上海  -0.91%
(2)英FT100  -
(3)独DAX   -
(4)仏CAC   -
(5)NYダウ   -
(6)ナスダック    -

海外は3連休。北朝鮮はミサイルを発射するも失敗。英国のEU離脱決定以来、米国は何をしでかすかわからないトランプが大統領になり、その大統領はシリアへミサイル59発を撃ち込み、アフガンのISに大規模爆風爆弾の攻撃をしかけ、朝鮮半島に空母を派遣するなど、ますます何が起こるかわからないという状況になっています。

FOMCは今年はあと2回の金利を引き上げる予定であいるらしいが、その割に米国金利は上がらない。日本は米国長期金利が上がれば日米の金利差が拡大し円安になろうという予想も、米国金利が上がらない上、地政学リスクが急速に高まって円買いとなって、円高に振れる有様です。

今日の日本の長期金利は0.05%です。この金利水準では銀行は資金運用が難しく、銀行株は下げ続けています。おおよそその国の経済状態は銀行株の株価に現れますが、市場は日本経済について悲観的です。日本の金利低下と円安は米国の長期金利に依存しているので、日本がとる手段はほとんどありません。


■■ 《カナル24》ver.6の狙い  ■■

この土日曜日にHPの「カナル24Ver.6のご紹介」と「Ver.6バージョンアップのご案内」を書きましたが、 バージョンアップのご案内の「《カナル24》Ver.6の狙い」はこれからの《カナル24》の進む方向について割りによくまとめることができたので、ここにも掲載します。

《カナル》のバージョンアップの歴史を振り返り、これからの《カナル24》はどうあるべきかを考えました。
  1. 1994年《カナル2》を発売。それまでの「実戦株価分析・基本編」の後継としてWindows3.1 に対応したものです。ここで初めて「条件表」という仕組みを取り入れ、@自由にチャートを組み合わせる。A独自のチャートを設定する。B売買条件をつけて条件を満足した銘柄を検索する。ということができるようになりました。このときの条件表は62個の「加工」(チャート)が、50行まで設定できるものでした。

    その後のバージョンアップは、@条件表に設定できる「加工」を増やしていくこと、A計算(統計・全体個数)あるいは検索のしかた(単独検索・絞り込み検索・並列検索・予想検索など)を増やしていくことが目標になりました。バージョンアップのたびに10〜15個の加工が追加され、2011年発売の《カナル24》Ver.4では154個までふえました。(2007年に《カナル2》シリーズはVer.5で終わり、《カナル24》シリーズが始まった。)

    加工の数を増やすことは《カナル24》Ver.4でだいたい終わりました。Ver.5では2つ増えて156個になりましたが、今回のVer.6ではひとつも増えていません。加工(チャート)の種類を増やしてみてもグンと成績がよくなるようなチャートはありません。よく当たるチャートを探すよりも、加工(チャート)を組み合わせて、相場の局面を把握し、その局面によくあてはまる条件表を作るほうが重要なのです。

  2. 2014年の《カナル24》Ver.5では、「検証」機能を取り入れました。これは《Qエンジン24》に20年前からあった機能ですが、条件表の評価には欠かせないと思って《カナル24》にも入れたものです。条件表を設定する際には、過去10年とか20年とかのデータを手本としてよい成績がでるものを目標にして作ります。そのためには「検証」は必須です。全体でどれほどの成績(累計利益・平均利益・勝率・PF(プロフィットファクターなどで評価する)になるのかを知らなければなりません。また10年間のうちでよい成績となった年と悪い成績になった年も把握しておかねばなりません。

    検証することによって、@全体としての成績はどうか? Aどういうときに成績がよく、どういう時期に成績が悪かったのか? ということを知っておけば、無用なリスクを避けることができます。だがもっと有用なことは、Bいくつかある条件表のうちで、現在(例えば直近の半年間で)最もよい成績を出している条件表はどれなのか? を知ることです。

    過去10年間のデータを基にして、《Qエンジン》を使って「最適化」すれば、次の1年間によい成績を出す条件表は比較的にたやす作ることができますが、2〜3年経つと成績はしだいに悪化していきます。4年・5年後には使いものにならなくなります。だがこれは作った条件表が間違っていたのではなく、日々変化している相場の局面が、当初手本にした10年間の局面とは違ってくるからです。 だから7年8年が経過すると、その条件表に合う相場が巡ってきて、その条件表は再びよい成績をだすことが多くあります。昔に設定した条件表だからといって、ずっと当たらないわけではありません。重要なことは当たっている条件表を見つけることです。そのためには「検証」をすることは必須なのです。

  3. 右図のような条件表を用意しましょう。仮に目先の売買で利益を上げるための「条件表A」を設定し、1996年〜2005年の期間を手本にして最適化します。これを(2005目先)と名付けます。(2005目先)は1996年〜2005年の相場では最もよい成績を出します。

    次に手本の期間を1年ずらして1997年〜2006年について最適化し、これを(2006目先)とします。このように手本とする期間を1年ずつずらして最適化すると(2005目先)〜(2014目先)まで10本の条件表ができます。

    「目先」というのは、明日の始値で仕掛けて終値で決済する「寄引売買」もあるし、仕掛けた3日後までに決済する「3日目決済」、5日までに決済する「5日目決済」などがあります。要は過去10年間で最も成績がよい10本の条件表を用意するのです。そして適当な時期に、これら10本の条件表が、最近の1年間(ないしは最近の半年間)にどのような成績をだしているのかを「検証」します。最も成績がよい条件表が今の時期の相場の局面をよく捉えているのですから、その最も成績がよい条件表を今は使えばよいのです。

    投資期間でいえば「目先」「短期」「中期」「長期」など幾種類かの投資期間でよい成績をだすような@基本の条件表をまず作り、Aそれを元にして、手本とする期間を1年ずつずらせて最適化して、10本の条件表を作る。同じ「目先」の投資を目的とするのですが、10本の条件表の内容(パラメータと以上・以下の売買条件)は少しずつ違っています。1本の基本の条件表は最低でも10本のバリエーションを作り出すわけです。これでどういう時期にも対応する条件表を用意したことになります。今は10本のうちのどれを使えばよいかは「検証」すればわかる。というわけです。

    だがこういう環境を作るには、いくつかのネックがあります。@だれが基本の条件表Aを設定するのか? A誰が10年間ずつずらせて最適化するのか? が第一の関門ですが、東研ソフトがあれこれ試してみて、ユーザーへ提供すればよいので特にネックとはなりません。しかしB過去のデータが必要だし、データは1日ごとに増え続けていきます。これをちゃんと記憶保存できるようにする必要があります。次にC条件表の数は飛躍的に増加します。基本の「条件表A」だけでも当初は10本のバリエーションであったものが、1年経つとまた1つのバリエーションが生まれます。数多くの条件表が記憶保存できなければなりません。

    《カナル24》Ver.5の500本データではすでにデータ保管の限界に来ています。また199本の条件表が記憶できるだけでは、上記のことをするのは不足です。条件表やデータに関する部分のプログラムはできれば触りたくなく、1982年以来35年間も条件表とデータのフォーマット(データの形式)は変えなかったのですが、将来のことを思えば今年は《カナル24》のデータを大改造する最後の機会でした。それは私の年齢からして、年が経つにつれてデータのフーマットを変更するという作業は年々困難になりますが、まだ今年は大改造するだけのプログラミングの能力は残っている。さらに、ちょうど今はメンテナンスするべきバージョンはVer.5(別売ソフトも)だけになっているので、Ver.5のものだけを改造すればよい。こういうことから《カナル24》Ver.6で大改造をすることに踏み切ったのです。

  4. 今回のバージョンアップ(Ver.6)は明治維新のようなものです。過去のデータや条件表は使えなくなります。別売ソフトの、@QエンジンVer.5、Aデンドラ24Ver.5、Bアラーム24Ver.5、CYBメーカー24(Ver.1) については《カナル24》Ver.6に対応させましたが、Ver.4より古いバージョンは新しいデータ形式や条件表には対応しないので、《カナル24》Ver.6と併用することはできません。Ver.4以前の別売ソフトをお使いのユーザーは(《カナル24》Ver.へバージョンアップせずに《カナル24》Ver.5のままでお使いください)



(2017. 4.18) TOPIX 1471P(+5)  日経平均 18418円 (+63) 15.7億株 (1兆7744億円)


昨日の海外株は

(1)中国上海  -0.74%
(2)英FT100  -
(3)独DAX   -
(4)仏CAC   -
(5)NYダウ   +0.90%
(6)ナスダック    +0.89%

米国は地政学リスクが薄れたのか反発する。財務長官がドル高は良いことだといい、年内に減税をすると発言したことも効いてNYダウは+183ドル高。

円は50銭ほど安くなり、日経平均は+142円高で寄り付いたが前場はズルズルと後退するも、後場は下げ止まって+63円高で終わる。この下降相場で初めて9日線まで反発したのは、カラ売りの買い戻しが入りだしたということです。

昨日言い忘れましたが、昨日の小波動のボトムらしさは、@新安値の、A陽線、B9日順位相関が-80以下、C25日順位相関が-80以下、D25日騰落レシオが買い、E25日投資マインド指数が買い の6ポイントでした。買いが有利な状況になってきました。


■■ バージョンアップのアフターケア ■■

《カナル24》のVer.6へのバージョンアップはあらかた終わりました。終わりましたというのは、当方の発送作業が終わったいうことに過ぎず、バージョンアップされたユーザーは@インストールする、A株価データを揃える、B条件表を揃える、という作業が始まっています。この点についての問い合わせが、今パラパラと来ています。

今回はデータと条件表という《カナル24》の最も大切な部分について大規模な大改造をしたので、ユーザーはあるいは混乱されるかもしれないと多くの質問がくることは覚悟していましたが、案外に少ない。まあ拍子抜けしたといったところです。

今回は株価データが2200日分記憶できるようにしたので、最新のデータ(DTEX50)を毎日アップロードしています。ユーザーはいつでも「最新データ」を無料でダウンロードできるので、ほとんどのユーザーが最新データをダウンロードされたようです。お陰で株価データについての質問はほとんどありませんでした。

質問があったのは、ユーザーが独自にDTKB50( 500日データ)に海外株価や商品先物といったデータを蓄積している方です。これを新しいDTEX50に移すにはどうすればよいのかの質問です。これは《カナル24》Ver.6のインストールのしかた..の(5)「500本データを2200本データへ移行する(独自のデータを持つユーザー)」で概略を説明していますが、要はDTKB50をそのまま2200本データに拡大しないで、DTKB30といったDTKB50、DTKB16、DTKB08、DTKB00 以外のフォルダに独自のデータを移してから拡大する。拡大したDTEX30からDTEX50へ独自の銘柄を移す(「銘柄移し替え」を使う)ということです。

《カナル24》だけならバージョンアップされた9割かたのユーザー はスムーズにVer.6へ移行できたと思います。ただ今回は、株価データと条件表のフォーマット(データ形式)が変わるため、他の別売ソフト(《Qエンジン》《デンドラ24》《アラーム24》《YBメーカー》)が動かなくなります。この4本の別売ソフトは5年以内に発売したもので、メンテナンス期間が残っています。この他の古いバージョンはメンテナンス期間を過ぎています。従って《Qエンジン》Ver.5、《デンドラ24》Ver.5、《アラーム24》Ver.5、《YBメーカー》Ver.1 については《カナル24》Ver.6に対応できるようにプログラムを変更しました。各プログラムを起動したときに「最新バージョンをダウンロード」とメッセージがでたならばダウンロードしてください。

今回のバージョンアップは今までにないハードなものでした。@通常のバージョンアップは部屋を畳敷きからフローリングにするとか、窓を二重窓に変えるといった程度のことです。A新しいソフト(最近では「YBメーカー」)を発売することは、家が手狭になったから増築することに当たります。B今回のバージョンアップは家がありながら木材の柱や梁の代わりに鉄骨に取り換えるという大規模なものです。過去の柱や壁は全部取り払います。その結果家に増築されていた別売ソフトも鉄骨造りに変更しなければなりません。一軒の《カナル24》の改造をしたために過去に増築した別売ソフトまで改造しなければならなかったのです。

全部で5本のプログラムを同時に改造していきましたが、鉄骨にすべきところがまだ木材の柱や梁のまま残っている可能性もあります。まあそれで増築したものが倒れるわけではありませんが、お気づきのことがあればお教えください。今日も《カナル24》で200本以上の条件表をまとめて「連続検証」しようとしたが199本までしか条件表を選ぶことができなかった。という連絡がありました。これは私のチェック漏れです。200本以上の条件表を一度に検証するという発想はありませんでした。(もしそれを行うと何日間もパソコンは検証作業に没頭します)。「連続検証」に慣れているだけにそのような発送は出ませんでしたが、この連絡はありがたかった。

ということで、まだ《カナル24》Ver.6へのバージョンアップは別売のソフトに思わぬトラブルを引き起こす可能性がわずかにあります。といってもプログラムが止まるだけなので、東研ソフトは、そういう連絡があればその日のうちにすぐに対処できるようにプログラムを訂正します。あと1か月もすればこういうトラブルは無くなるだろうと思います。



(2017. 4.19) TOPIX 1471P(-0)  日経平均 18432円 (+23) 19.5億株 (2兆3172億円)


昨日の海外株は

(1)中国上海  -0.79%
(2)英FT100  -2.46%
(3)独DAX   -0.90%
(4)仏CAC   -1.59%
(5)NYダウ   -0.55%
(6)ナスダック    -0.12%

英国は6月に解散総選挙を行うと決定。なぜだかわかりませんが英国株価は大きく下落し、独・仏も影響されて下落。米国もあまりよい経済統計値がでていなかったこともあって下落する。

米国長期金利は2.174%(-0.079)と低下し、日本の金利は0.005%とほぼ0(ゼロ)金利になる。


海外の株安に日経平均も下落して始まりましたが、すぐに切り返し、後場はジリジリと値を上げて+13円高で終わる。これまでの日経平均なら安く寄り付けばマイナスで終わるところでしたが、今日は意外な上昇を見せました。

出来高も19.5億株、売買代金は2兆3000億円と増加しています。ようやく今年度(2017年度)の業績に目が向いて、押し目を買っておこう。今のPER16.26倍は割安である。と判断する向きが出てきたのでしょう。

3月の日銀短観を見ると、3月の業況判断より先行き(6月)の方がよくなると見ている業種は右図の赤色〇の業種です。石油・セメント・機械・小売りがよくなる見込みです。

悪くなる(あるいは鈍化する)業種は多くあって、製紙・食品・金属製品・自動車・建設・不動産・情報サービス・電力ガス など。建設は DIが43→30へと鈍化しますが水準としては高い。不動産も35→28へ鈍化するがこれも高い水準です。だから業績が悪くなるということではありません。

自動車は18→9なので本当に業績もチョボチョボになるようです。


■■ 《カナル24》Ver.6の検索の高速化 ■■


《カナル24》Ver.6はデータ数が500個から2200個に拡大したために、毎日の検索では時間がかかるようになりました。データ数が多ければ「検証」するときは有効ですが、直近の時期(極端には昨日1日だけの検索)の検索をするときは余計な時間がかかってしまいます。

そこでVer.5と同じスピードにするために、計算・検索・検証をする際に、「データの読み込みを500本までに制限する」という機能を追加しました。

右図の「読込500本でカット」にチェックマークを入れると、いくら2200個のデータがあっても、500個読み込んだら読み込みを中止します。Ver.5と同じスピードで検索できるのでご利用ください。

《カナル24》最Ver.6の新バージョンをダウンロードしてください。



(2017. 4.20) TOPIX 1472P(+1)  日経平均 18430円 (-1) 18.4億株 (2兆1592億円)


昨日の海外株は

(1)中国上海  -0.81%
(2)英FT100  -0.46%
(3)独DAX   +0.13%
(4)仏CAC   +0.27%
(5)NYダウ   -0.58%
(6)ナスダック    +0.23%

米国は経済統計の材料はなかったが、原油が下げたためNYダウは下げる。ナスダックは小幅上昇するというマチマチの動き。

6月の総選挙がほぼ決まった英国は、一昨日は-2.46%下げ、昨日は-0.46%下げてしまいました。2日で約3%の下落です。FT指数は75日線を大きく下抜き、直前の小波動のボトムを2つも下回っているので、中勢波動波動は下降転換したと判断できます。今回の長い大陰線を短期間で上回ることは難しい。


海外株式は強くなかったが、日経平均は後場2時ころまでは上昇し18500円に乗せていました。しかし日本郵政がM&Aの失敗による海外企業に大きな損失が出たとかで失速し、急落となりました。

しかしそれでも前日とほぼ同じ水準でとどまったのは、日本株の買い手がでてきていることの証(あかし)です。

ひところは定点観測9銘柄のすべてが9日線を下回っていましたが、今日は3銘柄が9日線を陽線で超えてきました。

最もよい足取りをしているのは、ソニーで9日線と75日線を上抜き、25日線で上値を抑えられた格好ですが、これを上回れば株価上昇を抑圧する平均線はありません。 ついでソフトバンクです。横ばいの75日線が上値の抵抗線になりそうです。ここが75日線が上昇しているソニーとの大きな違いです。

思いがけなく三菱UFJが9日線を超えてきました。9銘柄のうち6銘柄はまだ9日線を上回っていないことを思うと、意外に強い動きであるといえます。まあ25日線と75日線は下降しているので、このどちらかが上値抵抗線になるでしょうから、大きな上昇は望めませんが株価の底を打った感じです。


■■ 別売のVer5.9のソフトの検索の高速化 ■■

《カナル24》がVer.6になったため、別売のソフト(《Qエンジン24》Ver.5、《デンドラ24》Ver.5、《アラーム24》Ver.5、《YBメーカー》Ver.1が《カナル24》Ver.6の2200本データと999本条件表に対応できるように、Ver5.9(YBメーカーはVer1.9)として無料のバージョンアップを行いました。

《カナル24》Ver.6のプログラム変更に加えて、別売の4本のプログラムも変更したので、予想を超える時間がかかりました。《カナル24》Ver.6の発売は、当初は3月初旬と予定していましたが、15日(半月)ずつズレていき、ようやく4月11日の発送にこぎつけました。

だがまだ《カナル24》Ver65と別売の4本のVer.5のプログラムには、不備なところがありました。《カナル24》Ver.6はデータ数が500本から2200本へ拡大したために、日々の検索時間がVer.5に比べて3倍くらい遅くなってしまいました。これをVer.5と同じスピードにするために、昨日プログラムに「読込500本でカット」の機能を追加してVer.5と同じスピードになるように修正しました。 今日は《Qエンジン24》と《デンドラ24》にも「読込500本でカット」の機能を追加したので、最新バージョンをダウンロードしてください。

バージョンアップは、それまでのソフトに何らかの変更がなされるものですから、どのユーザーもバージョンアップしたてのときは戸惑う箇所があります。今回はデータ数が500本→2200本になったこと、条件表が199本→999本になったという大改造を行ったために、うまくVer.6に移行できないユーザーもかなりありました。多くはメールの問い合わせにメールで返事して解決するのですが、それでもうまくいかない方があって電話での質問が来ます。忙しいときはカナワンなと思いますが、ユーザーと直接話せるチャンスでもあります。

今回のバージョンアップによって、ユーザーと会話をする機会がありました。初めて会話するユーザーも多かった。会話することは大事です。親しみが持てます。感心したのは、皆さんがそれぞれに工夫をしたり努力をされているということです。例えば、このHPで掲げた講座の条件表を打ち込んでいる方、HPに1回だけ掲げた条件表を打ち込んでいる方、それをもとにして自分の工夫した条件表を作っている方がおられます。 おおー、そこまで《カナル24》は使われているのか、と思うと私は大満足です。何もしないで果実だけを期待している方が多いのかと思うこともママありましたが、《カナル24》のユーザーは、大変に努力家で真面目であることを知ってシミジミと安心・安堵したことでした。

バージョンアップはユーザーとの会話ができるよい機会ですが、残念ながら《カナル24》のバージョンアップはVer.6がおそらく最後のものになるでしょう。(ものすごく画期的なことを思いついたならばあるいはVer.7を出すことになるかもしれませんが、これまでのバージョンアップのやり方(CD-ROMで提供する。インストールの手引きを用意する。案内状を出す)というようなことはしません(できません)。)

別売ソフトについては《Qエンジン24》はまだ発展させるところがあります。《リアル24》も2200本データに拡大したい。という希望はありますが、その他の別売ソフトは今後のバージョンアップは考えていません。



(2017. 4.21) TOPIX 1488P(+15)  日経平均 18620円 (+190) 18.6億株 (2兆2391億円)


昨日の海外株は

(1)中国上海  +0.04%
(2)英FT100  +0.06%
(3)独DAX   +0.09%
(4)仏CAC   +1.48%
(5)NYダウ   +0.85%
(6)ナスダック    +0.92%

米国は企業の決算がよかったことに加えて、ムニューシン財務長官が、まもなく税制改革案を提示すると発言したことから上昇する。

英国は一応下げ止まる。仏国は23日の投票では波乱は起きないという予想で反発する。


日経平均は海外株高と若干の円安から+161円高で寄り付き、前日より100円以上高い水準で推移し、引けにかけて再び上昇し+190円高で終わる。

今週に入ってからは5日連続して、値上がり銘柄数が1000銘柄を超えています。年金のインデックス買いが出ているといわれていますが、それだけではなく、先高を予想する向きが増えてきたのでしょう。

今期は+10〜+15%の増益になるだろうというのが証券各社の予想です。まあ今後円高に振れると0〜+5%の増益にとどまるかもしれませんが、企業が想定する円レートは110円くらいのようだから、今の円レートと変わりません。

円は105円とか100円まで円高にはならないのではなかろうか。


■■ 今後の2200本データのアップロードについて ■■

《カナル24》がVer.6になって、2200本データになったことから、Ver.6のためのデータは毎日以下のデータをアップロードしています。
  1. 国内株 (ver.6は2200本データ)  (Ver.5は500本データ)
  2. 海外株 (ver.6は2200本データ)  (Ver.5は500本データ)
  3. データゲット修正株 (ver.6は2200本データ)  (Ver.5は500本データ)
  4. 最新データ(日足・週足・月足。Ver.6は2200本データ)  (ver.5はなし)
最新データを毎日アップしているのは、バージョンアップされたユーザーがすぐに2200本データを使えるようにするためです。ただだいたいのユーザーがバージョンアップをされたと思われるので、4月30日で最新データのアップは終わります。

「HPからダウンロード」できる国内株・海外株・データゲット修正の3つのデータはVer.6用とVer.5用の2とおりをアップしているので、今日のように日足と週足をアップするとなると30分は余計に時間ががかかります。ここへVer.6用の最新データの日足と週足をアップしたので、今日はアップロードが終わったのは19:00でした。

そこで5月1日からは最新データのアップは月末に1回だけアップします。遅れてバージョンアップされる方は、最新データをダウンロードした後、不足しているデータを「データゲットから変換」で追加してください。

その最新データの月に1度のアップも2017 年12月31日で終わります。来年以降にバージョンアップされる方は、今使っているVer.5用のデータから2200本データに移行してください。あるいは最新データCD-ROMを別にご購入ください。



(2017. 4.24) TOPIX 1503P(+14)  日経平均 18875円 (+255) 19.2億株 (2兆11931億円)


昨日の海外株は

(1)中国上海  +0.03%
(2)英FT100  -0.06%
(3)独DAX   +0.18%
(4)仏CAC   -0.37%
(5)NYダウ   -0.15%
(6)ナスダック    -0.11%

先週末は23日の仏大統領選が控えていたことから海外株は動けなかったが、、第1回の投票が終わってみると、反EUの候補者が2人残るという事態は避けられ、EU離脱の可能性は小さくなりました。

今夜は海外は高くなると思いますが、米国大統領選と同じく、投票の結果を一番先に知って相場に反映するのは日本市場でした。 今日はトランプ当選のときのように日本株だけが暴落し、海外は上昇したという不細工なことにはならなかったのは、前回の教訓か。


仏国の政治リスクが小さくなったために、円は110円台への円安になりました。日経平均は+269円高で寄り付き、いったんは18900円台に乗るも、高値揉み合いとなって、18900円で引けることはできなかったけれど、+255円の上昇。

日経平均が18200円台にまで下落したときは、18000円を割り込み17000円の前半まで下げるのではないかの予想もでていました。

日経平均の下落に合わせて下値を予想していくならば、ドンドン下値は下がっていきます。日経平均が下がるからモット下がるのではないかと予想するのは間違っっています。少なくとも何らかの基準によって、下値の予想をすべきです。

私の下値の予想は以下のようにいってきました。

    (2017. 4. 4)

日経平均は円高気味とあって小安く寄りつき、前場は値を保っていたけれど、後場は短期筋の売りによって値を崩す。

昨年12月半ばから4か月近くにわたって、上限19500円・下限18500円の約1000円幅の大保合いをしていますが、今日は下限に近付いてきました。

ただ下げるのを心待ちにしている投資家も大勢います。下げれば買おうと思っているが、株価が下げると日銀がダラダラとETF買いをするものだからダイナミックな動きが出てこない。 日銀は買い支えをして株価の下落をマイルドなものにしていますが、その代わりに大下げをしたときの買いのチャンスを奪っています。
    (2017. 4. 6)

今日の下げによって、小波動のボトムらしさのポイントは、@新安値、A9日順位相関が-80以下、B25日投資マインド指数が15以下 の3ポイントになりました。

今日のところはまだ3ポイントですが、C25日順位相関は-77.7まで下落していること、D25日騰落レシオが77.6まで低下(80以下でOKというのが大方ですが、私は75以下でOKとしています。)

さらにおそらくE株価が18344円以下になったら条件表No.2が買いマークをだしそうなこと、などから近々ボトムを出すのではないかと思っています。

    (2017. 4.12)

今日の小波動のボトムらしさは、@新安値、A9日順位相関が-80以下、B25日順位相関が-25-80以下、C投資マインド指数が15以下 の4ポイントです。

明日は25日騰落レシオが0.75以下になるでしょうから、明日の段階でボトムの確率は5分5分です。

この10日間で陰線になった日は9日、陽線はたったの1日ですから、とにかく市場は弱気に傾いています。悲観しすぎのように思います。
    (2017. 4.13)

今日の小波動のボトムらしさは進展がありました。

上右側側のグラフだけでも、@新安値、A新安値の陽線、B9日順位相関が-80以下、C25日順位相関が-25-80以下 と4ポイントになります。

次にD投資マインド指数が15以下になり、E25日騰落レシオが75以下になって、合計6ポイントです。

今日から小波動のボトムらしさは6ポイントです。今日で小波動のボトムになった確率は60%です。

私の株価予想の根拠は、@過去の重要な株価水準(高値と終値)であり、A《デンドラ24》による下値(上値)メドであり、B小波動のボトム(ピーク)のポイントです。@Aで大きな水準を予想し、Bで今はどうなのかを判断する。これで市場全体の判断で大間違いをすることは、そうありません。

むろん@Aが外れるような大変化があれば予想は修正しなければなりませんが、そのときでも新しい@Aの基準をもってくるだけです。今日株価が下落したから(上昇したから)といった目先の動きで予想を変えることはよくない。これでは予想とはいえません。こういう予想をする人が証券会社や株式評論家に多くいるのだから、人の話は真に受けてはならない。自身で基準をもった予想をせねばなりません。



(2017. 4.25) TOPIX 1519P(+16)  日経平均 19079円 (+203) 19.4億株 (2兆3018億円)


昨日の海外株は

(1)中国上海  -1.37%
(2)英FT100  +2.11%
(3)独DAX   +3.37%
(4)仏CAC   +4.14%
(5)NYダウ   +1.05%
(6)ナスダック    +1.24%

仏大統領選の第1回目の投票結果によって、仏国のEU離脱の目はなくなったと好感されて、欧州は大反騰となる。

仏CACは+4.14%高。これは暴騰といってよい上げです。独DAXは+3.37%の上昇。いかに独仏両国がEUの仕組みを維持したかったかということがよくわかります。

EU離脱を決めた英国ですが、FT100は+2.11%と反発したものの、独仏の株価上昇率に劣っているのは、EUを去って英国にはどういう展望が開けていくのかという懸念があるからでしょう。


日経平均は昨日世界に先駆けて+1.37%の上昇をしていましたが、海外の大幅上昇には歩調が合わず-3円安で寄り付く。

しかしそこからがこれまでの日本株と違うところで、寄り付いてからは着実に上値を追い19000円を回復。後場は揉み合いになったものの引けにかけて上昇し19100円に達したが少しダレれて+1.08%高で終わる。

この20日間で+460円ほどの上昇です。日本株の上昇の背景には今期の業績がよくなりそうだという予想があることです。


今日の東証1部の値上がり銘柄数は1633銘柄でした。4月17日以来7日連続して値上がり銘柄数は1000銘柄を超えています。過去7日続けて値上がり銘柄数が1000銘柄を超えたことはあまりありませんが、ここ1年間で2度出ています。

昔は公的年金とか生保のように長期的に資産を運用する投資主体は、長期的にリターンが大きいと思われる銘柄に投資していました(アクティブ運用)が、今は日経平均とかTOPIXとかの株価指数と同じ損益になればよいと考えています。

したがって日経平均と同じ動きをするETFに投資する(パッシブ運用)のが主流です。ETFを運用する証券会社はETFの買い注文が入ると、例えば日経平均に連動するETFなら正確には日経平均225銘柄を買う注文をださねばなりません。つまり225銘柄が値上がりします。アクティブ運用では225銘柄のうちの数銘柄が買われるにしか過ぎませんが、パッシブ運用となると225銘柄が一斉に買われます。

これが値上がり銘柄数が1000銘柄を超える日が7日間も続いている原因です。7日〜8日間値上がり銘柄が続いたのは昨年11月末のことです。ここはトランプ人気で株価が力強く上昇した後の高値保合いの時期です。年金や生保はここで乗り遅れてはならないとETFを買った。それは間違いではなく、それから株価は12月には+1000円以上上昇しました。つまり機関投資家の一斉買いがあったときは、上昇波動のまだ半ばであり、さらに株価上昇は続くと思ってよいでしょう。

すると今日7日連続して値上がり銘柄数が1000銘柄を超えたのは、機関投資家が一斉にETFを買っているということです。昨年11月の例に照らし合わせれば5月にかけてなお日経平均は上昇するということになります。弱気ではいけない。



(2017. 4.26) TOPIX 1537P(+18)  日経平均 19289円 (+210) 20.3億株 (2兆5099億円)


昨日の海外株は

(1)中国上海  +0.16%
(2)英FT100  +0.15%
(3)独DAX   +0.10%
(4)仏CAC   +0.17%
(5)NYダウ   +1.12%
(6)ナスダック    +0.70%

仏大統領選の結果の影響力は薄れ欧州は小幅な動き。米国はよい経済統計値がでたことや今夜税制改革の案が発表されることから、市場の期待が高まり上昇する。

ナスダックは未踏の6000Pに乗せ、NYダウは3月の史上最高値21169ドルまであと140ドルまで上昇しました。140ドルというのはワンチャンスです。1日で新高値を更新できる位置にあります。

NYダウ・ナスダックともにこの2日間は窓空けの連続陽線です。ナスダックは新高値に躍り出ているのだから、力強い上昇トレンドに入ったことが明らかです。米国株は上昇のスタート時は誰でもわかりやすいサインを出します。@超大陽線、A窓空けの3陽連、B5陽連 といった足がでればその後は最低でも1か月の上昇をします。米国株の保合い放れからの上昇は始まったばかりです。


日経平均は米国株価の動きに最も大きな影響を受けます。ついで米国金利です。米国株価が上昇するということは世界の景気がよいということであり、米国金利が上昇するということは、米国景気がよく相対的に円安をもたらせます。

日本にとっては、米国株価が上昇し、これに伴って米国の長期金利が上昇すれば、日経平均を上昇させるにはこの上ない環境です。今はそれが起きています。

株価が上昇トレンドになったというためには、まずは75日線を超えることが必要です。私は株価が1日だけ75日線を超えても「75日線を超えた」とは判断しません。4日連続して株価が75日線を超えて初めて「超えた」としています。 割りと慎重に判断していますが、慎重すぎると出遅れることも多々あります。出遅れないためには、株価が75日線を始めて超えた日に判断せねばなりません。そのためにはいくつかのチェックポイントがあります。

右図の日経平均は、@窓を空けて75日線を上抜きました、しかもA陽線でした。この2点から日経平均は上昇トレンドになったとしても間違いはないでしょう。

6758 ソニーは75日線は長大陽線で上回り、さら に上位にあった25日線を上回りましたが、その日は小陰線でした。長大陽線の翌日に戻り売りがでたことがわかります。問題は戻り売りが継続する のかどうかです。ところが25日線を上回った翌日は大きく飛び放れて寄り付き、上昇トレンドが開始したということを表現しました。あまり大きな窓を空けたのでこの3日間は高値圏で小さな陰線になっていますが、大窓をすぐに埋めなかったのは、上昇途中の思案をしているところです。

9984 ソフトバンクは75日線を超えたものの今日は陰線で終わりました。戻り売りが強かったようです。この株は連続4日間75 日線を上回っていけるのかを注意しなくてはならない。 75日線が戻りの限界であったということになる可能性が結構あります。



(2017. 4.27) TOPIX 1536P(-0)  日経平均 19251円 (-37) 19.7億株 (2兆4554億円)


昨日の海外株は

(1)中国上海  +0.20%
(2)英FT100  +0.18%
(3)独DAX   +0.05%
(4)仏CAC   +0.19%
(5)NYダウ   -0.10%
(6)ナスダック    -0.00%

ムニューシン財務長官が「米国史上最大の減税と税制改革である」として発表された米国の税制改革案は予想された内容で、特にサプライズはなかった。

もし議会で法人税率15%が決まれば、これは大変な減税です。現在の各国の実効税率(国税+地方税)を高い順にあげると、@米国は40.75%、A仏国33.33%、B日本29.97%、C独国29.79 %、Dカナダ26.50%、E中国25.00%、F韓国24.2%、Gイタリア24.00%、H英国20.00% (財務省のHPより。韓国を除く)です。

米国の法人地方税率は6.0%くらいなので、もし国税が15%に引き下げられると、実効税率は21%まで低下します。日本は国税が22.59%、地方税が7.38%です。米国並の法人実効税率にしようとするなら法人地方税を0%にするか、国税を14%へ下げるかですが、財政大赤字の日本はそんなことはできません。

米国は恒常的に財政赤字であるので、法人税(国税)を15%に引き下げると、その財源はどこから持ってくるのかということになります。しかし法人税を減税分した分は賃金にまわせ、とするならば個人の所得が増えて、所得税が歳入をアップさせます。おそらく法人税の減税による歳入のマイナスよりも所得税の増加による歳入のプラスのほうが大きいと思われますが、法人にそのようなことを義務付けるのは難しい。

ただ企業にとっては実行法人税率が従来の半分になるのだから、純利益は減税された分だけ増加します。これによって、@新規の投資ができる、A国際競争力がうんと高まる、B賃上げが容易になる、というメリットがあります。だから米国株価は上昇します。

簡単に米国の法人税率が15%になるとは思われませんが、万万が一、米国が減税したときは、日本は法人税率(国税)を14%まで下げ、減税分は賃金アップに回わす、といったことをしないといけません。それによって、@国の歳入は少しアップするし、A賃金アップ分の所得税が増え、B消費が拡大してデフレからの脱却ができます。


日経平均は、この7日間の 上昇をみたは株式保有者の利食い売りに押される。しかし利食い売りはそう出てこなかった。

小波動のピークらしさのポイントは、@新高値、A9日順位相関が+80以上の 2ポイントでしかありません。

ボトムからの上昇日数はまだ8日目であり、小波動のピークの片鱗は見えません。来週の後半からピークらしさを注目していけばよいでしょう。



(2017. 4.28) TOPIX 1531P(-4)  日経平均 19196円 (-55) 19.9億株 (2兆5460億円)


昨日の海外株は

(1)中国上海  +0.36%
(2)英FT100  -0.71%
(3)独DAX   -0.23%
(4)仏CAC   -0.31%
(5)NYダウ   +0.03%
(6)ナスダック    +0.39%

米国の決算発表もピークを過ぎたようで、業績は大きな材料にはならず。また大規模な減税案の材料も昨日で賞味期限切れとなったらしく、米国株価は小動きで終わる。

長期金利も2.298%と変わらず。したがって円相場も変わらず。

日経平均はGWを控えて、手仕舞い売りがでてきそうなものですが、今日はたいして下げなかった。今日で3日連続で75日線を上回っているし、小波動のピークらしさは、@新高値、A9 日順位相関が+80以上の 2ポイントでしかないし、何よりも4月17日の小波動のボトム18224円から9日間しか上昇していません。まだ上昇の第1段目が終わったところです。GW明けには第2段目の上昇が開始するのではなかろうか。


■■ 若かったあのころ ■■

飛び切り古いユーザーである小田原のKさんからメールがあって、

  先日、タンスを整理していましたら、貴社のロゴ入りタオルがでてきました。
  のし紙がなかったので分からないのですが、 「創立10周年記念」で頂いたもの?
  「新大阪」当時の記憶が思いだされ ちょっと懐かしさが・・。

というものでした。タオルは10周年記念のものではありません。新規の購入者に商品を送るとき、箱に隙間ができることがありますが、プチプチクッションを敷くよりもタオルを詰め物にしたほうがよかろうと思って、泉州のタオル屋さんで作ってもらったものです。その後も追加してタオルを発注しているので、今でも新規購入者へはタオルを詰め物替わりにして送っています。

「新大阪」当時というのは、バブル前夜のころ会社は新大阪駅にほど近い「公文(くもん)」の本部ビルの前にあったので、大阪に出張されたユーザーは新大阪駅から歩いて会社に寄られることが多かった。この時期に多くの遠方のユーザーと面識を得ました。大阪に行くことがあったら東研ソフトにいこうと決めておられるユーザーが多く、まさに北海道から沖縄の全国のユーザーと一緒に夕べの一杯を傾けたものでした。

東研ソフトが絶頂期であったのは1987年の日経新聞社による「株式ソフトコンテスト」で第1位になったときです。このときは帝国ホテルで授賞式があり、式場で代表してお礼を申し上げ、賞金30万円だか50万円だかを頂戴しました。賞金をもとにして東研ソフトのテレフォンカード(今や懐かしすぎる)を作り、当時のユーザー全員(500人くらいだった)にカードをお贈りしました。(500円分のカードだったが、版下・印刷などの費用をいれると1枚1000円くらいになった)

そうそう、若者向けのマガジン誌が取材にきて、これに答えると雑誌に会社が紹介され、ついでに私の4コマ漫画が載っていました。オチは「さあボディコン遊びにゆこう」という吹き出しでしたが、私は「ボディコン遊び」がなんであるのかはわかりませんでした。

その後バブルがはじけて、大阪・天王寺区に越しましたが、隣は大阪外語大、すぐ近くには上宮高校があって、司馬遼太郎さんが青春期をすごした場所でした。今度は大阪南部(堺市・高石市・泉佐野市・岸和田市)の南海沿線や奈良県の近鉄沿線からのユーザーが来やすくなって、これまた面識のなかったユーザーと仲良くなることが増えました。


小田原のKさんからのメールのあと、滋賀のAさんから電話があって昔話に会話が盛り上がりました。続けて古いユーザーからの連絡があるのは珍しい。折も折、2〜3日前に娘が家の大掃除をしていると、古い写真がでてきたと、数枚の写真を持ってきました。

見れば、バブル期(おそらく1988年ころ)のもので、なぜだかわからないが、弊社のマニュアルを手にして写っています。今のマニュアルと違って立派なものです。A4版で、300数十ページ、装丁はフルカラーのビニールカバー付きという豪華なものでした。今は手許に残っていませんが、刷り上がったマニュアルを印刷会社が運んできて、会社の入り口に小山のように積み上げたとき、その嵩の大きさに驚いたことを思い出しました。

娘が発掘した写真は右のものです。マニュアルを卓上に立てて自信満々の表情で写っています。毎日会社帰りに近所の飲み屋で一杯飲むのが常であったので、このときもそうだったのでしょう。誰かに写真を撮ってもらっています。若いということは素晴らしい。失敗しても明日取り返せばよい。失敗は致命的なものではなく明日の教訓になる有意義なものでした。ああ若かったな。よき時代の写真であるな。(これ以外に当時の写真は残っていません)

今日は古い時代から付き合いのあるユーザーから連絡を受けて、つい昔のことを思い出しました。備忘のために残しておきます。



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