日経平均をどう見たか・判断したか (2016年 6月)

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(2016. 6. 1) TOPIX 1362(-17)  日経平均 16955円(-279) 19.9億株 (2兆1155億円)


昨日の海外株は
  1. 中国上海 +3.34%
  2. 英FT100 -0.64%
  3. 独DAX  -0.68%
  4. 仏CAC  -0.53%
  5. NYダウ  -0.48%
  6. ナスダック  +0.29%
ナスダックは強い足で、先の長大陰線を上抜いたのはダテではなく、5陽連となって先のピーク4969Pの奪回を目指す。

日経平均はやや円になったので-137円安で寄り付くが、後場に109円台後半の円高に振れたため下げる。昨日から-1.1円の円高になれば日経平均が300円くらいは下げるのは当然です。

■■ 《リアル24》Ver.6 について ■■

《リアル24》Ver.6を発売して2か月が経ちました。リアルタイムのデータでデイトレをする人は少ないので、売れ行きはたいしたことはありませんが、今回のVer.6は異例の5か月間をかけました。

5か月もかかったのは、「こうすればX分足のデイトレで勝てる」というシステムの決定版を作ろうとしたためです。そもそもチャートを使った投資においては、短期売買ほど難しい。なかでもX分足のデイトレは最も難しい。なぜか?それは短期のチャートはトレンドが発生しにくいからです。投資で利益を出すにはトレンドを捉えることが最も重要ですが、例えば1分足で5本株価が上昇したからトレンドが発生したといえるのか? たったの5分間の動きでトレンドが発生したとは到底いえません。

1分足で目先の20円〜30円を取りたいという望む人は多くいるようです。だが1分足を使ってデイトレをして勝ち続けている人を私は一人も知りません。1日の日経先物の値幅は、最も多いのが1.13%幅、平均値は1.33%です。日経先物が17000円の水準のときは、1日の値幅は200円〜230円です。この値幅の中で、20円〜30円を取ろうとするには、トレンドのことを考えないで逆張りをするしかありません。

例えば株価が100円下がったら買い、30円上がったら決済する、逆に株価が100円上がったら売り、30円下がったら決済するという逆張りをすれば、利益は最大で+30円です。+30円の利益を10回重ねていても、トレンドが発生して逆張りで仕掛けた株価と300円ほど逆の方向にいけば、10回分の利益はあっという間に吹っ飛びます。

短期売買ほど逆張りはしてはいけない。短期売買は順張りをすべきです。こういったことを検証し、どれくらいの利益で利食い、どれくらい損失が出たならば損切りするのがよいのかを突き詰めていったところ、利食いは-0.8$%でし、損切りは-0.6%ですれば最適であることがわかりました。日経先物が17000円のときは仕掛けて135円の利益がでたら利食いする。-105円の損失がでたら損切りするのがよいのです。

利食いするときは+135円の利益で、損切りするときは-105円の損失です。確率5分5分で利食い・損切りができれば、トータルでは勝てます。そういう条件表を作るために、約2か月間を費やしました。これでX分足のデイトレで利益するシステムは完成したと思います。@5分足未満の分足は役立たない。A1日の値幅は200円〜220円しかないのだから、利食いは+0.8%・損切りは-0.6%とするのがよい。Bこれを満足するような条件表を15本程度用意しました。C使っている条件表が外れ出したならば、当たっている条件表に切り替えてデイトレをすればよい。Dそのために「検証ツール」を充実させた。ということで、X分足を使ってのデイトレのシステムは(私的には)完成しました。


さて私は5分足のデイトレ・システムを完成させたと思っていますが、発売して2か月がたった今、うまく機能しているのか?

右図は今日6月1日の5分足です。使っている条件表は4月に紹介したNo.65 「GP 新値突破」です。この条件表を使うときは「G」の絵をクリックして「ギャップ調整をする」指示をしておいてください。

今日は(a)で売りマークが出ました。次の足が表示されたときに始値を見ると、17030円なので、17030円で売り指値を出します。

その後株価はいったん反発して17055円をつけたので17030円での指値は約定します。その後16900円まで下げたけれど17030円から+0.8%の利益が出る水準は16890円なので利食いはできません。大引けで決済すると16965円だったので、+65円の利益になります。

4月に続いて5月の成績を掲げます。

No. 年月日 仕掛 株価 決済 株価 損益 累計損益 勝敗
1 2016年5月 2日 買い 16970円 大引け 16960円 -10円 -10円 0勝 1敗
2 2016年5月 6日 売り 16865円 利食い 16730円 +135円 +125円 1勝 1敗
3 2016年5月 6日 買い 16835円 大引け 16830円 -5円 +120円 1勝 2敗
4 2016年5月 9日 買い 16830円 大引け 16820円 -10円 +110円 1勝 3敗
5 2016年5月10日 買い 16900円 利食い 17040円 +140円 +250円 2勝 3敗
6 2016年5月10日 買い 17035円 大引け 17110円 +75円 +325円 3勝 3敗
7 2016年5月11日 買い 17170円 損切り 17065円 -105円 +220円 3勝 4敗
8 2016年5月11日 売り 17020円 大引け 16960円 +60円 +280円 4勝 4敗
9 2016年5月12日 買い 17070円 利食い 17210円 +140円 +420円 5勝 4敗
10 2016年5月13日 売り 16985円 利食い 16845円 +140円 +560円 6勝 4敗
11 2016年5月16日 買い 16980円 損切り 16875円 -105円 +455円 6勝 5敗
12 2016年5月16日 売り 16825円 大引け 16910円 -85円 +370円 6勝 6敗
13 2016年5月17日 買い 16920円 大引け 16990円 +70円 +440円 7勝 6敗
14 2016年5月18日 買い 17040円 損切り 16935円 -105円 +335円 7勝 7敗
15 2016年5月18日 買い 17095円 損切り 16990円 -105円 +230円 7勝 8敗
16 2016年5月18日 売り 16825円 損切り 17105円 -105円 +125円 7勝 9敗
17 2016年5月18日 売り 16830円 大引け 16805円 +25円 +150円 8勝 9敗
18 2016年5月20日 買い 16950円 大引け 16945円 -5円 +145円 8勝10敗
19 2016年5月23日 売り 16850円 利食い 16715円 +135円 +280円 9勝10敗
20 2016年5月23日 買い 16885円 大引け 16915円 +30円 +310円 10勝10敗
21 2016年5月24日 売り 16825円 大引け 16800円 +25円 +345円 11勝10敗
22 2016年5月25日 売り 16765円 大引け 16770円 -5円 +340円 11勝11敗
23 2016年5月26日 売り 16950円 利食い 16810円 +140円 +480円 12勝11敗
24 2016年5月26日 売り 16790円 大引け 16825円 -35円 +445円 12勝12敗
25 2016年5月30日 買い 16820円 大引け 16890円 +70円 +515円 13勝12敗
26 2016年5月31日 買い 16925円 利食い 17065円 +140円 +655円 14勝12敗
27 2016年5月31日 買い 17105円 大引け 17095円 -10円 +645円 14勝13敗

4月は34回のトレードで21勝13敗・累計利益は+690円・平均利益は20.3円。勝率は61.7%でした。5月は27回のトレードで14勝13敗・累計利益は+645円・平均利益は23.8円。勝率は51.8%でした。4月28日に「日銀の金融政策は現状維持」のニュースで急落し、1日に2度の損切りになりましたが、そのうちの1つは指値での損切り決済ができずに-320円の損失でした。

5月18日は約300円幅で上昇し、下落するという「往って来い」の相場となったために1日に3度の損切りとなっています。まあ1か月のうちにはこういう大ハズレになる日もあるということです。



(2016. 6. 2) TOPIX 1331(-30)  日経平均 16562円(-393) 20.7億株 (2兆 930億円)


昨日の海外株は
  1. 中国上海 -0.11%
  2. 英FT100 -0.62%
  3. 独DAX  -0.57%
  4. 仏CAC  -0.67%
  5. NYダウ  +0.01%
  6. ナスダック  +0.08%
米国はやはり6月か7月の金利引き上げ気にして安かったが、5月のISM製造業指数が発表されて、50.8→51.3へ上昇していたことがわかると戻して小幅高となる。

今週はECBの会議や雇用統計などイベントがあるので動きにくい。

日経平均はやや円高になったので-137円安で寄り付いたが、今日の円レートは108円台後半までの円高となったために、-393円安の大幅下げとなる。約1円の円高だから200円〜300円の下げで済んでもよかったが、そこは市場参加者が少ない現状では幅広い投資家の考えは形成されず、一部の投資家がかき回すという良くない市場環境です。

定点観測の9銘柄は1銘柄も株価が4平均線(9日線・25日線・75日線・200日線)を上回っている銘柄がありません。つまりドンドン上昇する可能性のある銘柄はゼロです。5月末には、1812鹿島、6758ソニー、9984ソフトバンクの3銘柄がありましたが、今日はゼロになりました。買える銘柄はありません。ただ今日の下げによって東証1部のPERは14.8倍程度になったと思われるので、ここからはバリュー面では買いやすくなります。

安部首相は昨日、消費増税を2年半先延ばすと表明しました。消費税を上げないからといって消費が増えるわけではありませんが、少なくとも消費意欲を出させる所得の向上(賃金アップ)をするための政策を出す時間の余裕ができたわけです。賃金をアップするには日本経済を活性化させることが必要ですが、どうやって活性するのか? 財政出動をすれば短期的にはプラスですが、財源が限られているので5兆円くらいです。しかも東京オリンピックやリニア、熊本地震の復興の土木工事に5兆円を注ぎ込んでも利益を享受できるのは一部です。とうてい幅広い賃金アップはできません。

どうすれば幅広く賃金アップできるのか? ここは単なる経済学者ではなく、政策を提示できる学者や首相のプレーンの出番ですがナカナカそういう人はいない。あまたあるシンクタンクも提言できていない。困ったことです。



(2016. 6. 3) TOPIX 1337(+5)  日経平均 16642円(+79) 16.7億株 (1兆7696億円)


昨日の海外株は
  1. 中国上海 +0.40%
  2. 英FT100 -0.10%
  3. 独DAX  +0.03%
  4. 仏CAC  -0.21%
  5. NYダウ  +0.28%
  6. ナスダック  +0.39%
ECD理事会は追加金融緩和は見送り。OPEC総会でも原油増産の凍結は決められず。

材料が不足して投資環境が変らないので、最近の世界の株価の動きは小さくなりました。

ナスダックは8日連続で日足のザラバ高値を切り上げてきて、今日は先の小波動のピークを更新する。

今夜は5月の雇用統計が発表されますが、ADPが調査した5月の雇用者数は+17.3万人であったので、今夜の雇用統計も+20万人を超えることはない感じです。+20万人以下の数字であれば、15日のFOMCでの金利引き上げはないだろう。ということで今日の長期金利は1.804%(-0.036)と金利は低下する。


日経平均は昨日は円高に過剰な反応をして下げすぎていたので、小反発となる。

今日は小波動のピーク17251円が表示され、小波動は下降波動に変りましたが、終値ベースでは5月6日の16106円→17234円まで+7.0%の上昇、ピーク17234円→昨日の終値16562円までの下げ率は-3.9%ほどでしかなく、小波動のスケールは極めて小さい。

波動が小さいのは、@好悪の材料が多くあって将来の見通しが立たないか、A材料が少なすぎて将来の株価変動を期待できないかのどちらかです。現在の状況はAですから、近々大きな株価変動が発生するとは思えません。退屈な相場が続きます。



(2016. 6. 6) TOPIX 1332(-4)  日経平均 16580円(-62) 18.7億株 (1兆8267億円)


先週末の海外株は
  1. 中国上海 +0.46%
  2. 英FT100 +0.39%
  3. 独DAX  -1.03%
  4. 仏CAC  -0.99%
  5. NYダウ  -0.18%
  6. ナスダック  -0.58%
注目された米国の5月の雇用統計でしたが。なんと+3.8万人の増加でしかなかった。予想の+15.5万人を大きく下回りました。これほど予想が大ハズレすることは珍しい。

これで6月の利上げは無くなった。7月も無理であろうということで、金利面からはプラス材料です。

米国経済の現況を示すISM非製造業指数も発表されましたが、こちらは55.7→52.9へ低下し、米国経済はやや停滞気味の印象を与えました。これはマイナス材料です。 好悪合わせて、結局米国株は小幅安でおわりました。

金利引き上げがないとわかったので、米国長期金利は1.706%(-0.098)へと大きく低下する。そのためドル安・円高となって円は106円台半ばまで上がる。2円の円高になったのだから、日経平均は400円〜600円下げてもおかしくはなかった。だが土日曜日の冷却期間があったし、6月に入っての3日間で-600円下げていたので、それほど円高に敏感に反応することはなかった。

寄付き直後に-319円安があったけれど、円高が進まないことがわかると、階段を登るようにして上昇し、-62円安の小幅安で終る。まあこの1か月は誰も株の売買をしていないので、円高になったからといっても投げるべき株はなかった。1日で2円の円高になっても、ほぼ死に体の株式市場にとってはたいした影響がなかったということでしょう。(材料に反応しないというのは、それはそれで困ったことですが)

今週は6月10日がメジャーSQです。先物やオプションを建玉しているなら、9日までに決着をつけなければなりません。今日からその動きがでてきたようで、今日のTOPX先物の出来高は12万2000枚と先週末の3倍近くになり、日経先物も6.5万株と5割増です。明日・明後日はSQ絡みの売買によって激しい動きがでると思われます。それは自己の建て玉をいかにして有利な値段に持っていくのかということですから、多くは需給による株価の変動です。我々はそこに紛れ込むことはなく、傍観しておいた方がよい。



(2016. 6. 7) TOPIX 1340(+8)  日経平均 16675円(+95) 16.1億株 (1兆7799億円)


昨日の海外株は
  1. 中国上海 -0.61%
  2. 英FT100 +1.03%
  3. 独DAX  +0.18%
  4. 仏CAC  +0.08%
  5. NYダウ  +0.64%
  6. ナスダック  +0.53%
日経平均はやや円安になったことから小幅上昇する。ただしボリュームは少ない。少なすぎる。

昨日で当面の安値がでたのではないかと思える足になりましたが、こんな出来高では信用できないし、SQ前の波乱の可能性もあるので、まだそうともいえません。

■■ ああ、失敗をしてしまった ■■


《YBメーカー24》のプログラムは完成しました。金曜日からヘルプマニュアルを執筆しています。

《YBメーカー24》は図のように、手本とする年月日(図では2006年1月1日から2015年12月31日の10年間としている)を入力し、「実行」ボタンをクリックすれば、自動的に「寄引売買」用の条件表を作ってくれるという、画期的なソフトです。

ユーザーがラクに使えるのは、
  1. プログラムは類がないほど複雑なものになった。

  2. 必要なトリガー条件表を、最適化や検証を重ねて役立つものに絞った

  3. YBメーカーで(2007年)から(2015年)までのYB条件表を作らせた。

  4. さらにどう運用すればよいかをマニュアルに書くために、運用のための検証に長い時間をかけています。
こういう成果が《YBメーカー》に組み込まれているからです。

ともかく時間がかかるすべての作業は終わり、いよいよ最後の仕事であるヘルプマニュアルを書きだしました。《YBメーカー24》はユーザーが決めることは少ないので、ヘルプは10日くらいでできるだろう。今日から1週間後には発売できるだろうと思っていました。

今朝、8:00ころから、メインのパソコンから、データと最近変更したプログラムを別のパソコンにバックアップ(これは毎日行っている)し、メインのパソコンを再起動させたところ、「シャットダウンしています。」の表示が消えない。15分経っても再起動できない。

ダウンロードしたWindowsの更新プログラムをインストールしているのかとも思いましたが、それにしても時間がかかりすぎるし「電源を落とさないでください」のメッセージもでていない。強制的に電源をOFFにしましたが、これがいけなかった。電源ONにしても起動しなくなりました。「スタートアップの修復」とでて、なにやら調べている。2時間ほど待っても終わらないので「キャンセル」をクリックすると「取り消すことはできません」とでてストップすることもできない。

メインのパソコンはWindows7です。Windows7のユーザーがあるのでプログラムはWindows7のパソコンで作っていますが、唯一のWindows7です。これが起動しなくなった。起動できないと困ることは、
  1. 書きかけのヘルプの文章と画像が使えなくなる(もう一度書き直すことになる)
  2. ユーザーからのメールがすべて失われる(何か連絡したいときにメールを出せなくなる)
  3. みずほ銀の振り込みができなくなる(みずほ銀は使えるパソコンが決めてあるので他のパソコンではできない)
5時間かけても「スタートアップの修復」が終わらないので、別のパソコンにメールのやり取りができるように、また日々の記事が継続してかけるよう記事をダウンロードしましたが、それだけで1日が終わってしまいました。今は別のパソコン(windows10)で記事を書いています。がっくりです。今夜は起動できるようにありとあらゆることをしますが、どうなることやら。



(2016. 6. 8) TOPIX 1350(+10)  日経平均 16830円(+155) 16.6億株 (1兆8207億円)


昨日の海外株は
  1. 中国上海 +0.07%
  2. 英FT100 +0.18%
  3. 独DAX  +1.65%
  4. 仏CAC  +1.19%
  5. NYダウ  +0.10%
  6. ナスダック  -0.14%
世界の市場は動かない。イエレンFRB議長は先の雇用統計に失望したといい、少しあとの講演では米国経済は強いといい、あまり経済を見通すことがうまいとはいえない。

近々金利を引き上げるというニュアンスで発言したら、たちまち先送りしなければならなくなることが2度3度。そのうち市場の信頼を失いかねない。

日銀も昨年12月以来、金融政策決定会合があるたびに株価が暴落したり、株価のピークをつけたりして、市場を落胆させています。日銀の打つ手はなく追い込まれています。

日経新聞によれば、三菱UFJが国債入札資格を返上する方向であるとか。マイナス金利の国債を押し付けられてはかなわん。ということでしょう。日銀は市中銀行をコントロールする力を失っています。

106円台の円高に振れたものの、日経平均は+155円高と高くなる。米国金利の引き上げがすぐにあると予想する者はいないし、日銀は金縛り状態で動けない。今の材料は為替しかありません。今日はそれを無視して上昇したのは、SQ前の思惑でしょう。

■■ なんとか修復できました ■■

昨日、メインとして使っているWindows7のパソコンが起動しなくなり、朝8:30ころからパソコンが自動的に起動した「スタートアップ修復」の修復作業が終るのをまっていましたが、いつまでたっても終らない。12時間かけても「スタートアップ修復」プログラムは、修復できるともできないともいわない。

「お前は賢くないな」ということで、修復作業をさせることをストップし、インターネットでこの種のトラブルの記事を探したところ、ありました。「スタートアップ修復が停止する、終らない」の原因と対処法というオレンジセキュアサービス株式会社のHPです。

ここに書いてある「システム修復ディスク」をWindows10のパソコンで作り、起動しないWindows7のCD-ROMに差し込んで起動すると、あら不思議。立ち上がりました。 オレンジセキュアという会社には感謝です。一部の読者には心配していただきましたが、昨夜10:30には修復し、今はそのパソコンで記事を書いています。



(2016. 6. 9) TOPIX 1337(-13)  日経平均 16668円(-162) 16.8億株 (1兆7853億円)


昨日の海外株は
  1. 中国上海 -0.30%
  2. 英FT100 +0.27%
  3. 独DAX  -0.69%
  4. 仏CAC  -0.61%
  5. NYダウ  +0.37%
  6. ナスダック  -0.26%
これほど相場が動かない日々が続くと、コメントのしようがないのですが、FOMCも日銀決定会合も市場はなにもしないと見透かしており、この先も相場は動きそうにありません。

アベノミクスが始まった2012年12月からの暴騰相場は2年半で終わりました。2015年後半からは、アべノミクス(ほとんどが日銀の金融政策だったが)は効力を失いました。

あれほど日本株を買っていた外国勢は2015年6月から売り越しになる月が増え、2016年1月〜3月にかけて5兆円の売り越しをして日本株から手を引いてしまいました。日本株はもはや魅力がないと判断したのでしょう。 外国勢がナリを潜めた結果が今の@薄商いの、A小幅な値動きです。小さなトレンドも発生しない。トレンドが発生しなければ利益はでません。だから誰もが余計に市場から離れていく。



(2016. 6.10) TOPIX 1330(-6)  日経平均 16601円(-67) 22.0億株 (2兆4548億円)


昨日の海外株は
  1. 中国上海 -%
  2. 英FT100 -1.10%
  3. 独DAX  -1.25%
  4. 仏CAC  -0.97%
  5. NYダウ  -0.11%
  6. ナスダック  -0.32%
海外も動かない。米国国債金利は1.689%(-0.020)まで低下する。

金利が低下すれば銀行株は利サヤ縮小を予想して売られるのは日米ともに同じです。

金利が低下すれば消費が増える。特に住宅・自動車・学費などの高額の商品はローンを組みやすくなり、個人消費を伸ばします。

米国ではそういう素直な動きになっているが、日本ではマイナス金利になっても個人消費が伸びない。日米の個人消費の伸びの差は賃金の上昇率の差です。 米国の賃金はゆっくりとだが上昇しているという状況下での低金利です。明日はもっとよくなるという消費者の希望があります。よって低金利は消費を喚起します。

日本の賃金は伸びていません。むしろ最近は前年よりも減少しているようです。ローンを組んでも返済できるのは、毎年ベースアップがある大会社の社員と公務員だけだとあっては、高額のローンを組む者は増えません。

加えて賃金の上昇には無縁な年金生活者の割合がどんどん大きくなっています。この層は大きなローンを組むことはないので低金利になってもほとんど消費が増やす力はない。どころか、年金から天引きされる保険料や地方税は年々増えているので、年金受給者の手取り額は年々少なくなっています。いわば賃金が減るという状況です。したがって今や国民の1/3になろうかという高齢者の消費は縮むばかりです。

アベノミクスが頓挫したのは、消費者が安心して消費できるような状況を作れなかったためです。2014年の消費税アップが最たるものです。多くの見識ある学者は増税に反対しましたが、そこは財政赤字の問題もあって政治的に増税となったのでしょう。だがこれは大失敗でした。日本経済は思ったよりも衰退していました。消費税5%→8%の増税に耐え切れなかった。


2013年(実際は2012年11月からだが)から日銀は大胆な低金利政策に踏み込みました。とはいってもすでにゼロ金利であったので金利を下げることはできない。

そこで市中にマネーをあふれさせる量的緩和を大規模なものにしました。日銀は市中銀行が保有している国債をいくらでも(年間80兆円だが)買い入れる。という大規模な量的緩和策に踏み込みました。

買い入れた代金は市中銀行に振り込まれます。市中銀行は現金勘定が増えます。だが銀行はこの現金をどう運用すればよいのかわからない。貸したい企業はすでに十分な内部留保があって借り入れはしない。資金需要がある中小企業は低金利で貸し出すリスクのほうが大きい。 こういうことで、金利を引き下げても(マイナス金利にして も)経済が上昇に転じる目はありません。なにをしてもうまくいかない時代になりました。



(2016. 6.13) TOPIX 1284(-46)  日経平均 16019円(-582) 18.7億株 (1兆8518億円)


先週末の海外株は
  1. 中国上海 -%
  2. 英FT100 -1.86%
  3. 独DAX  -2.52%
  4. 仏CAC  -2.24%
  5. NYダウ  -0.67%
  6. ナスダック  -1.29%
英国のEU離脱についての世論調査で、離脱派のほうが維持派を上回ったとか。ポンド・ユーロは売られる。株式も下落する。

リスクオフとなった資金は米国へ向かい、米国債金利は1.645%(-0.044)と低下する。

FOMCが金利引き上げをどうのといっても、こと長期金利においては何の影響も受けまていません。

米国経済は堅調であるといわれるけれど、ナスダックは昨年7月20日につけた高値5231Pを1年近く上回ることができていないし、200日線を大きく上回ることもない。波動はピークもボトムも切り下げている。ナスダックが米国経済の先行指数であるとすならば、米国経済の行く末は知れているといわざるをえません。

欧州が英国EU離脱懸念から一気にリスクオフになり、資金は米国に流れてドル高にはなったが、このため米国長期金利が低下したのでドル高→円安とはならず、ドル高→円高になりました。 今日の円レートは105円台になることもあって、日経平均は大幅安と なる。


日経平均は昨年2015年6月24日に戻り高値20952円をつけましたが、実質の高値は(p)8月11日の20946円といってよい。

この日をピークとして小波動は3段下げををして(s)9月29日の16901円まで-4000円下げました。

またこの3段下げの過程で中勢波動は下降トレンドに入りました。(s)9月29日の安値16901円をつけてから(t)まで反発しましたが、モデルどおりなら(s→t)は2段上げになるべきでした。

(t)12月1日の20012円をピークとして、小波動は(u→v→a) と3段下げをします。


中勢波動が下降トレンドにあるので、下げるときは3段下げ、上がるときは2段上げとなるのですが、(a)2016年2月12日の14865円から(b)(d)へ2段上げをして5月からは長い保合いをしていました。

もし(d)のピークを上抜けることができるならば、(a)からは3段目の上昇となるので、中勢波動は上昇トレンドに転換する可能性がありました。

一方(e)を下抜けるならば(d)をピークとした2段目の下落に入ることになるので、これが3段下げに繋がる可能性もあります。

今日はまだ(e)を下回っていませんが、危うい位置にあります。もっとよろしくないのは、9日順位相関が-80になるにはまだ時間がかかりそうなことです。上図と右図を見ればわかるように、重要な小波動のボトムでは必ず9日順位相関は-80以下になっています。逆にいえば9日順位相関が-80以下にならねば 小波動のボトムがでないということです。はたして明日は(e)をした抜くのかどうか。そうなると9日順位相関が-80以下になるまでは買い場はありません。



(2016. 6.14) TOPIX 1271(-12)  日経平均 15859円(-160) 19.7億株 (1兆9892億円)


先週末の海外株は
  1. 中国上海 -3.21%
  2. 英FT100 -1.16%
  3. 独DAX  -1.80%
  4. 仏CAC  -1.85%
  5. NYダウ  -0.74%
  6. ナスダック  -0.94%
昨日に引き続いて英国のEU離脱問題が市場の身を縮ませる。米国金利は1.615%(-0.030)。ドルも高くなるが円はもっと高くなり、105円台半ばから後半で推移する。

日経平均は続落し先の小波動のボトム15975円を下回って小波動は2段目の下げに入りましたが、15975円自体はそう重要なポイントではありません。重要なのはその前の15471円です。これは小波動が2段上げをした最後の上昇波動の出発点です。これを下回れば、先の2段上げ自体が否定されかねない。

しかし15471円もその前の2月12日の14865円に比べると軽い存在です。相撲の番付でいえば15975円のボトムを十両とすれば、15975円のボトムは前頭の上位で、14865円のボトムは大関といったところでしょうか。


昨日は条件表No.1が買いマークを出し、今日は25日投資マインド指数が買いマークをだしました。

小波動のボトムらしさは、新安値の1ポイントを入れて3ポイントです。5ポイントにならねば、ボトムがでそうかどうか考えることは無駄なことです。

あと2ポイントが必要ですが、25日騰落レシオはまだ86.7だし、《デンドラ24》の下値メドはまだまだ下のほうにあります。9日と25日の順位相関も-80以下になるにはまだ5日以上かかりそうです。

チャートはボトムが出る状態にはありません。昨日いったように9日順位相関が-80に落ちるまでは買うことはできません。



(2016. 6.15) TOPIX 1277(+5)  日経平均 15919円(+60) 19.3億株 (1兆9254億円)


昨日の海外株は
  1. 中国上海 +0.32%
  2. 英FT100 -2.01%
  3. 独DAX  -1.43%
  4. 仏CAC  -2.29%
  5. NYダウ  -0.33%
  6. ナスダック  -0.10%
世界的なリスクオフからドイツ10年国債はマイナス金利になる。明日はFOMCと日銀決定会合だが大きな材料にはならないはずです。

やはり今最も大きな材料は英国のEU離脱問題です。 英国がEUを離脱すればどのくらいのマイナスの影響がでるのか、私にはよくわかっていないのですが、とにかくポンドやユーロがドルや円に流れ込み、ドル高・円高をもたらせることは事実です。

円相場しか材料がない日本としては円高は困る。今日の円レートは106円台で落ち着いていたし、FOMCや日銀の金融政策に変化があると期待する向きが少しあって、 日経平均は小反発したけれど、サポーターのいない球技場で試合をしているようなもので、観客席はガラ空きです。今日も売買代金は2兆円に届かず。


中勢波動は動についてちょっと述べます。中勢波動とは、75日線をはさむ波動です。

@75日線のかなり下から75日線を上抜いて、75日線のかなり上位まで上昇するのが中勢上昇波動です。

A75日線のかなり上から75日線を下抜いて、75日線のかなり下位まで下落するのが中勢下降波動です。中勢波動の長さは2か月から9か月です。

右図は大勢波動が「下降トレンドにあるとき」の中勢波動のモデル図です。(A→a)は75日線の上位のAから下位のaへ下落しています。(A→a)がひとつの中勢下降波動です。

逆に(a→B)は75日線の下位のaから上位のBへ上昇しています。(a→B)がひとつの中勢上昇波動です。

図には (A→a)(B→c)(C→c)の3段の中勢下降波動が描かれ、下降波動と下降波動のあいだに(a→B)(c→C)の小さい中勢上昇波動が描かれています。 中勢下降波動の中には3段下げをする小波動が含まれ、中勢上昇波の中には2段上げをする小波動が含まれます。 「大勢波動が下降トレンドにある」ときは
  1. 3段の中勢下降波動が現れる(中勢波動の長さは2〜9か月)なので、最短でも2か月の中勢下降波動が3つあるので、6か月は下げる。

  2. 中勢下降波動と中勢下降波動の間には中勢上昇波動入るが、この期間は1〜2か月です。2つの中勢上昇波動が挟まると、最短でも2か月は反発します。したがって(A→c)の時間は最短でも8か月を要します。

  3. 1つの中勢下降波動の中には3つの下降小波動が含まれます。小波動は中勢波動の中で3段下げをします。

  4. 1つの中勢下降波動の中には2 つの上昇小波動が含まれます。小波動は中勢波動の中で2段上げで終わります。
これが大勢波動が下降トレンドにあるときの、中勢波動と小波動の関係です。ごく簡単にいえば、@中勢波動は3段下げをする、A1つの中勢波動のなかでは、小波動が3段下げをするというのがモデルです。次に現在の株価の動きは中勢波動のどのあたりにいるのかを明日説明します。



(2016. 6.16) TOPIX 1241(-35)  日経平均 15434円(-485) 22.0億株 (2兆1355億円)


昨日の海外株は
  1. 中国上海 +1.58%
  2. 英FT100 +0.73%
  3. 独DAX  +0.92%
  4. 仏CAC  +1.00%
  5. NYダウ  -0.20%
  6. ナスダック  -0.18%
FOMC政策金利は据え置くと決定。米国市場は現状維持が決まると上昇したが、イエレン議長の会見で、米国経済が強くないとの見解を示したため、引けにかけて急落する。

日銀の決定会合も現状維持。米国が利上げをせず、日銀もなにもせずであったので、円高の思惑が吹き出て、円は103円台半ばまで上昇。だいたい2.4円の円高です。円レートが1円動けば日経平均は200円〜300円動くので、今日の日経平均の-485円安はしかたがないところです。


昨日は大勢波動が下降トレンドにあるときの中勢波動について述べるつもりで、モデル波動の図を掲げましたが、今日述べることはモデル図と対比してほしいので、今日もモデル図を掲げます。

中勢波動において重要で基本的なことは、「中勢波動とは75日線をまたぐ波動のことである」ということです。

モデル図の(A→a)がまさに75日線をまたいでいるし、(B→b)(C→c)も75日線をまたいでいます。

では株価が75日線の上から、75日線を1円でも下回ったらまたいだことになるのかというと、そうではない。ある程度大きく下げることが必要です。

どれくらいが「ある程度」なのかと聞かれれば、株価と75日線のカイリ率が±10%を標準にします。大勢波動が上昇トレンドにあるときの中勢波動のボトム時のカイリ率が-5%で終わることは多い。逆に中勢波動のピーク時のカイリ率は10%で止まらずに+20%以上カイリすることもあります。

逆に大勢波動が下降トレンドにあるときの中勢波動のピーク時のカイリ率は+5%で止まることも多いし、ボトム時のカイリ率が-20%になることもあります。「ある程度」とはそういう含みです。

次図は2015年8月から2016年6月15日までの日足グラフです。ここに中勢下降波動の始まりと第2段目の中勢下降波動がハッキリと表現されています。


8月11日の日に中勢75日線カイリは波動のピーク(A)を打っていますが、これより1か月半前の6月24日がアベノミクスが始まってからの最高値20868円があります。このときの75日線カイリは+5.12%です。

説明しやすいので8月11日の(A)をピークだとしますが、Aからすぐに75日線を割り込みました。その下げは一直線に下げるのではなく、3つの下げの小波動を重ねて(a)まで下落しました。(a)の75日線カイリは-13.96%。小波動に注目すると、小波動は@ABと3段下げをして(a)にいたりました。モデル図の(A→a)とまったく同じです。

中勢下降波動の次は中勢上昇波動に変わります。(a→B)です。75日線の下から75日線を上回るのが中勢上昇波動ですが、多くは小波動が2段上げをして75日線を上抜くことが多い。この場合は図の(m)で押し目を作ってもよかった。しかし外国勢の買いによって押し目をつくらずに一気に(B)まで到達しました。ピーク(B)の日の75日カイリは+6.20%。

(B)から株価は75日線まで下落します。これは中勢上昇波動にとっては何の問題もありません。ところが12月18日の日銀決定会合を期にして、株価は75日線を大きく下回りました。2016年に入っても連日の下げです。海外勢は日本株の処分を始めだしました。ようやく下げ止まったのは1月21日の(y)です。この日の75日線カイリは-14.49%。(B)からは小波動の下落は2段目となりました。(y)まで下げる途中に、前回の中勢下降波動ののボトム(a)の16901円を下回りましたが、この時点で中勢波動は第2段目の下げに突入したことが確定しました。

第2段目の中勢下降波動は(y)では止まらず、2月12日の(b)まで下げます。(b)の75日カイリは-19.11%。非常に深い下げだといえます。(B)からの中勢下降波動は小波動の3段下げ(@AB)で終わりました。

(b→C)で株価は75日線を上回りました。中勢上昇波動です。小波動は(1)(2)と2段上げをしたけれど、(C)で力尽きました。(C)の日の75日線カイリは+5.21%です。

(C)から再び株価が75日線を下回り、現在は第2番目の下げの小波動です。この後、中勢波動の2段目の(b)14952円を下回って3段目の下げになるのかならないのかは大きな境目です。 果たして中勢波動は第3段目の下降に移るのかどうか。先のことはわかるはずがありませんが、今日の株価水準が続けば、株価水準を決めるPERが13倍台に入っているので。中勢上昇波動に転換する可能性もあります。



(2016. 6.17) TOPIX 1250(+9)  日経平均 15599円(+165) 23.9億株 (2兆4745億円)


昨日の海外株は
  1. 中国上海 -0.50%
  2. 英FT100 -0.27%
  3. 独DAX  -0.59%
  4. 仏CAC  -0.45%
  5. NYダウ  +0.53%
  6. ナスダック  +0.21%
米国は欧州に連れ安していたが引けにかけて戻し高く終わる。こと米国内のことになると、金利引き上げは先送りされたし、悪い経済統計値がでているわけではないので、下げれば上がる、上げると下げるという高値圏での保合いです。

米国金利は1.582%(+0.007)と水準はほとんど変わらず。したがって円高は一服し、日経平均は反発する。ただし+340円高まで上昇したが売りに押されて+165円高まで値は抑えられる。

■■ お知らせ ■■

《YBメーカー》を製作中に何度か予告をしてきましたが、ようやく完成(もう少しやるべきことが残っているが)します。来週の火曜日(6月21日)から発売 する予定です。これに先立って、《YBメーカー》のご紹介をアップしたのでご覧ください。

日経先物の 寄引売買の条件表は「ツールキット(2008)」を2010年に出したのが嚆矢です。 その後(2009)(2010)(2011)と出しましが、ツールキットの本来の目的は、@こちらで用意したツール条件表を、ユーザーが《Qエンジン》を使ってA最適化し、Bよいツール条件表を統合して、C寄引売買のための条件表が、ご自身でできるようになってほしい。というものでした。

ユーザーが最適化と統合をできるようになれば、いつでも寄引売買用の条件は作れます。寄引売買が当たらなくなったときは、その条件表が経験したことのない相場を迎えているのですから、どうにもなりません。打開する道は、新しいデータを取り込んで新しい条件表をつくるしかありません。

だが一般のユーザーが《Qエンジン》を使うには難しすぎました。難しいのは、@チャートに詳しくないために、《Qエンジン》に的確な指示を出すことができない。A《Qエンジン》は何でもできるので、したいことに応じた細かな指示を与えねばなりません。多くのユーザーは《Qエンジン》の複雑さに躊躇して身を引いてしまった。そこで私が代わりに(2009)(2010)(2011)の条件表を作って発売したわけですが、私にも時間の限界があります。1つのツールキットを出すためには最短でも1か月はかかります。もうこれ以上の時間を割くことはできなくなったので(2011)が最後のツールキットになりました。今でもツールキット(2011)を使い続けているユーザーはあるようです。

(右図)実際のところ(2011)のその後の成績は、年間でマイナスになった年はなく、悪くはありません。

今年2016年は世界的な株価下落になり、誰もが様子見になって売買をする人はすっかり少なくなっています。明日のリスクを意識して数日間の建て玉さえできません。

しかし寄引売買は1日で決済するので大きなリスクは発生しません。2016年の累積利益が+490円というのはたいしたものです。このように寄引売買というリスクの小さい売買手法を手にしているならば、大きな投資は様子見をしていても、日々の投資で幾分かは稼げます。

次図は《Qエンジン》を使って寄引 売買の条件表を作るときの作業の手順です。


最後のツールキット(2011)の解説書の文末に以下のことを述べています。

『私が(2011)の7本の統合条件表を作るのに要した時間(日数)は概ね次のようでした。
  1. 49本のツール条件表のトリガーを「連続の陰陽足」にする。(30分)
  2. 49本のツール条件表を最適化する。(1日。ただし2台のパソコンを使用した)
  3. 最適化したツール条件表を検証し、買い・売りの別に役立つ条件表を決め、別の条件表No.へ分離する。(半日)

  4. 49本のツール条件表のトリガーを「前日比逆張り」にする。(30分)
  5. 49本のツール条件表を最適化する。(1日。ただし2台のパソコンを使用した)
  6. 最適化したツール条件表を検証し、買い・売りの別に役立つ条件表を決め、別の条件表No.へ分離する。(半日)
  7. 役立つ条件表から、6つの方針によって統合する。(1日)
  8. 6本の統合条件表を検証する(半日)
以上のように集中してやれば5日ほどでできますが、余暇を利用して作るならば、半月〜1か月かかるかと思います。例えば2012年の立会いが終了して、1か月後の2月からは1998年〜2012年のデータを手本にした統合条件表(2012)が利用できるわけですから、自身で統合条件表を作る価値は十分にあります。』


《Qエンジン》で5日〜1か月かかっていた作業が《YBメーカー》を使うと、ユーザーは
  1. 手本とするデータの期間(2007年〜2016年)と指定し、

  2. 「実行」ボタンをクリックするだけで、
寄引売買の条件表ができます。

ただしすぐにできるわけではありません。日経先物用の条件表ができるまで3〜5時間かかります。

またコア30用の条件表を作るときは約25〜30時間かかりますが、分割して最適化すれば、2晩か3晩ユーザーが寝ている間に出来上がります。

まことに夢のようなソフトです。



(2016. 6.20) TOPIX 1279(+28)  日経平均 15965円(+365) 18.4億株 (1兆9074億円)


先週末の海外株は
  1. 中国上海 +0.43%
  2. 英FT100 +1.19%
  3. 独DAX  +0.85%
  4. 仏CAC  +0.98%
  5. NYダウ  -0.33%
  6. ナスダック  -0.92%
英国のEU離脱問題は、その後の世論調査で残留派が勢いを盛り返して、離脱懸念が後退。報道によれば対立が激しいのはイングランドだけで、スコットランド・ウェールズ・北アイルランドは残留派が大勢を占めているとか。

一体に国の将来を大きく左右することがらを国民投票で決めてよいものか? 国民投票が間違った進路を選択したなら、そのマイナスは投票した国民が甘受すべきであるというのは無責任でしょう。内閣や議会は何のためにあるのか。国民投票をするということは内閣と議会の能力のなさを宣伝しているようなものです。

日本でも、かつて参院選の比例代表の記名投票で一位になるのはタレントばかりであるという時代がありました(今でもあるけれど)。大阪では吉本興業のタレントが簡単に府知事(横山ノック)になり、参議院議員(西川きよし)になりました。野球界からは元阪神の(江本投手)。人気と政治家の能力はまったく別なのに有権者は簡単に「知っているから」というだけで投票してしまう。

英国のEC離脱か否かの国民投票は、残留派と離脱派がそれぞれの主張によるメリット・デメリットを誇大に宣伝し、これを聞いた国民が感情的になっているらしい。とうてい冷静な投票をするとは思えない。もし昔の大阪のようになって(東京も美濃部・青島といった知事を選んでいるので同じだが)、離脱を決めることになれば、英国は20年間くらいの沈滞期にはいるのではないか。そして経済的な大失敗に気づいて再びEUに戻ろうとしても間違ったことをして出て行ったのだから、冷たくあしらわれ、EU内での英国の発言権は小さなものになる。


まあ賢明な英国民は離脱を選択することはないのではないかと思います。

英国の株価は6月10日以来下落しています。日経平均は6月10日は16601円であったのに、FT100の動揺によって6月16日には15434円まで約1200円の下落をしました。

この1200円近い下落は過剰反応によるものなので、英国がEC離脱を回避ということになれば、16601円まで戻れます。

まあ英国の国民投票がどう転ぶかわからないので、多くの投資家は様子見をしていますが、6月23日(日本では6月24日)までには次第に株価は上昇し、国民投票の結果がでたなら75日線の水準16620円までは戻ることはもちろん、カラ売りがはいっていた分だけ買戻しがはいるので17000円近くまで戻るのではなかろうか。



(2016. 6.21) TOPIX 1293(+14)  日経平均 16169円(+203) 17.2億株 (1兆7796億円)


昨日の海外株は
  1. 中国上海 +0.13%
  2. 英FT100 +3.04%
  3. 独DAX  +3.43%
  4. 仏CAC  +3.50%
  5. NYダウ  +0.73%
  6. ナスダック  +0.77%
英国のEU離脱問題は、20日に新たな世論調査が報道され、残留派が53%、分離派が47%であったので、いよいよ英国のEU離脱の懸念が後退して、欧州は大幅高となる。

米国は欧州高を受けて当初は大幅上昇をしていたが、IT株が売られて値を消す。長期債は16.95%(+0.082)へ上昇。

円は、英国問題が小さくなり、米国金利が上昇したのだから円安に振れてもおかしくなかったが、103円台に突入したため、日経平均は安く寄り付く。 -194円安まで下げたが、英国問題の霧が晴れてきて見通しがつきだしたことから、買いが優勢になり安値から+400円ほど上昇して、16000円台に乗せて終わる。


■■ しつこく調べねばイカンなあ・・・ということ ■■

《YBメーカー》を今日より発売しました。待ってましたと注文されたユーザーに発送を終えたところです(ひと仕事終えたという安堵から今日は昼寝をした )。これからはバラバラと注文が入ると思います。

「寄引売買のためのツールキット(2008)」をはじめて世に問うたのは2010年のことです。1998年〜2008年の11年間の日足データを手本にして、最高の条件表を作ったつもりです。当時は「利益最大」「勝率最高」「平均利益最高」「PF最大」といったようにユーザーが重視している成績項目について、8本の条件表をサンプルとして提供しました。(目的はユーザーに《Qエンジン》を使って毎年新しい条件表を作ってもらう。そうすればその時期その時期に当てはまる条件表を使うことができる、ということでした)

2008年までのデータを手本にして作った条件表であるから、2〜3年の賞味期間はあるだろう。5年目までもつかな。という感じで発売しました。というのはまだデータが少なすぎて、2009年以降にどのような成績になるのかは、わかっていなかったからです。

ツールキット(2008)の8本の条件表のうち代表的なNo.7「平均利益」の条件表を使ってトレードをすると、次のような年別成績になりました。

2009年は+1600円の利益が出ていて、かなりよい成績です。発売した年の2010年は+1210円の利益がでてこれもよい成績です。

当時の日経先物の1枚あたり証拠金は60万円前後でしたが、1年間で1210円(121万円)の利益が出ました。ツールキット(2008)の購入者は喜びました。こんなに簡単に利益がでるのか...。

2010年の利益は620円と前年より半減しましたが、証拠金に比べて+50%のプラスでした。さて4年目の2012年は一気にマイナスに落ち込みました。2012年の相場はこの11年間の相場と違っていました。とくに前半の1月〜5月は順張り(の買い)相場から順張り(の売り)相場へ転換したため上げで負け、下げで負けるということが続きました。

これはイカンと思い、順張り用の条件表を配布したりしましたが、ほとんど役に立ちませんでした。ユーザーからは「どうしましょ?」とか「今日もまた負けた」といったメールが来ましたが、話は簡単です。ユーザーは無理をして条件表の売買マークに従うことはないのです。ツールキット(2008)は占いやおみくじではありません。過去の確率を基盤にしたひとつの方針でしかありません。過去11年間の統計です。当然に大きな利益がでる年もあれば、よくない年もあるでしょう。それを慣らしての利益であり勝率であるのです。いつでも同じ成績がでるわけではない。年によって成績にデコボコがあるのは当然です。最終的にトレードするかしないかはユーザーの判断です。

それはさておき、2008年までの11年間のデータをもとにして作った条件表は、
  1. 3年間はプラスだったが、次第に利益は減っていった。
  2. 4年目に大幅なマイナスになったが、5年目には3610円という大きな利益がでた。これはアベノミクス による壮大な順張り相場になったためです。(買いまたは売りの順張り相場が続くならば成績は上がります)
  3. しかし2014年には-420円の損失。2015年も-410円の損失とついにマイナスが続きだすようになりました。
どうやら3年目にプラスの成績を出したのを最後に、4年目からは賞味期限が切れているのではないか? と思われます。それは2010年に発売してから3年の2012年の成績を見てようやくわかったことです。このように検証には時間をかけねばわからないことも多い。


旧来の「寄引売買のためのツールキット」で作った条件表は《Qエンジン》で作ったために、日経先物用の条件表を作るには5日程度の時間がかかりましたが、《YBマーカー》は《Qエンジン》の一部の機能を集めて「全自動」にしたため、3〜5時間で条件表ができます。

短時間で最適な条件表ができあがるので、いくらでも条件表が出来上がります。(例えば半年ごとに条件表を作ることも簡単にできます) 右の図は1998年〜2007年までの10年間のデータをもとにして《YBメーカー》が作った条件表の成績です。

賢いことに2008年から2016年(6月20日まで)で年間成績がマイナスになった年はありません。ただ手本にした2007年の次の年からはやはり年を追って利益は減少していきます。2012年は150円の利益となってツールキットの(2008)よりはよほどましですが、4年目・5年目に利益が落ちるというのは同じです。ある時期に作った条件表は5年目を限界とします。 やはりある時期までを手本にして作った条件表は3年くらいで賞味期限を迎える。4年目・5年目の成績はよくない。ということがわかります。

寄引売買に役立つ条件表の賞味期限は3年である。したがって少なくとも3年が経過したならば新しい寄引売買の条件表を作る必要があります。そのためにユーザーが何も考える必要がない全自動の《YBメーカー》を作ったわけです。これによって3〜5時間をかければ簡単に条件表ができます。相場が急変したとき、すぐに急変したデータを使って新しい条件表を作り、これで対応できるのかどうかを調べることができます。

時代は人間が自動車をマニュアルで運転しないで、AIを利用して「自動運転」の時代になろうとしています。《YBメーカー》は車における自動運転をいち早く確立したソフトです。これは威張ってよいと思っています。



(2016. 6.22) TOPIX 1284(-9)  日経平均 16065円(-103) 16.1億株 (1兆7038億円)


昨日の海外株は
  1. 中国上海 -035%
  2. 英FT100 +0.36%
  3. 独DAX  +0.54%
  4. 仏CAC  +0.61%
  5. NYダウ  +0.14%
  6. ナスダック  +0.14%
英国問題もどうやら収まるべきところへ収まるようで、少しずつリスクオンに戻りつつあります。

しかし大きな目で見れば世界経済の先行きが 明るくないので、米国は大保合い。欧州は200日線を割り込んで大勢波動は下降トレンドにあります。ただ急な下降トレンドではない。

日本も大勢波動は下降トレンドに入っていますが、中国経済の影響を最も受けるので、下降トレンドは急です。そこへ円高が続くので日本経済の見通しは欧州よりも悪い。先進国市場のなかでは最も割りを食っています。

2013年のアベノミクスで、誰でも株式投資で利益がでる時期を持てましたが、これは日銀が乾坤一擲、大胆な量的緩和を取ったためです。円があふれ出たお陰で、@大幅な円安になりました。トヨタをもってしても過去最高の利益がでたのは、円安という追い風によるもので、これは参考記録であると言わしめるほど、輸出企業については恩恵がありました。

Aあふれ出たマネーは実経済では金額のはる不動産に入り込みます。個人にとっては1%に満たない金利で新築住宅の30年ローンが組めたし、新築に伴って住宅関連設備やインテリア業界は潤いました。もっと金額が張るのが商業ビルです。あるかないかの低金利を使ってビルを建てました。土地は値上がりし、古いビルから新しいビルに引越す企業もあってこの業界は活性化しました。

B低金利+金余りによって貸付金利が1%以下になると、銀行は金利2%時代と同じ収益を上げようとするなら、2倍の貸付先を見つけなければなりません。しかしちゃんと返済できる見込みのある企業は簡単には見つからない。貸付けられなかった預かり金(預金)の運用を考えなければならない。しかし日銀がマイナス金利にしたことで、国債を買っても利子は0円になった。国債を購入するときは額面100万円のものを100.1万円で購入しています。10年後の満期まで持てば100万円が償還されるだけです。0.1万円は損失になります。三菱UFJが国債入札の特権を放棄しようとしている所以です。とにかく国債という安全な資産では銀行の余剰資金が運用できなくなりました。

1989年のバブル期もマネーがあふれていました。銀行は低金利を量で取り返すために、不動産事業者に積極的に融資し、その結果土地バブルがおきました。企業や個人においては不動産を担保にそれまでとは考えられないほどのユルユルの条件で融資し株式投資を勧めました。「財テク」をしない経営者は無能であると烙印がおされた時代です。しかしリスクを考えなくなったときがバブルです。バブルが崩壊した後は、土地価格は1/10になり、株価は1/5になりました。

融資を受けて土地を買った企業は資産が1/10になったので返済することは不可能になり、株式を買った企業は債務超過となり、どちらも倒産。個人は借り入れの返済ができず自己破産。したがって焦げ付いた融資のために銀行が次々に破綻するという最悪の事態になりました。この逆資産バブルがその後20年間のデフレ時代をもたらせました。

リスクオフはいつでもバブルに向かう可能性があります。人は楽観したときが転落の始まりです。幸いにして日本の銀行はバブルの失敗に懲りて、企業に株式投資用の資金を融資することはありません。企業は使うことができない余剰資金(キャッシュフロー)を持っているので、そのための資金は借りない。また個人投資家に株式投資用の資金を提供することはない。(銀行にいって、株式投資をするから融資してほしいと相談すればピシャリと拒絶されます)現在はバブル発生の余地はありません。



(2016. 6.23) TOPIX 1298(+14)  日経平均 16230円(+172) 16.4億株 (1兆75701億円)


昨日の海外株は
  1. 中国上海 +0.94%
  2. 英FT100 +0.56%
  3. 独DAX  +0.55%
  4. 仏CAC  +0.29%
  5. NYダウ  -0.27%
  6. ナスダック  -0.17%
英国の国民投票が始まり、明日正午ころには大勢が判明するとか。米国はこの1週間はすでに英国問題は大した材料ではなくなっています。

日本は英国問題は円相場に影響するので、無関心ではいられませんが、この4日間は英国のEU離脱はないという予想で、カラ売りしていた向きは買い戻し、思惑で先走って買うものがでて、日経平均は約600円の上昇。

もともと英国問題がクローズアップされる前の5月末日の円レートは111.25円でした。それが2週間後の6月16日には103.74円へ急激な円高となりました。米国利上げの見送りとEU発のリスクオフによるものですが、今日は104.5円で 英国がEU離脱はないと予想して株価が上昇した割には、円はちっとも安くならない。

英国・FT100は2015年4月27日に7103P(終値)でピークをうち、以来大勢波動は下降トレンドになっています。

図は週足なので、中勢波動ははっきりとは読み取れませんが、中勢波動とは「75日線を跨ぐ波動」です。

図の(A→b)は75日線を大きく下回る(b)で止まりました。これが1段目の中勢下降波動です。この間に小波動は4段下げをしています。

ついで(b→c)は75日線を上回って(c)で中勢上昇波動は終わりました。上昇期間は2か月と短かった。

(c→d)は4か月間の中勢下降波動ですが、この中は4段下げの小波動で構成されています。

(d→e)は2か月間の中勢上昇波動です。(e)で株価は75日線の上位、200日線をも上回って、先の中勢波動のピーク6487Pを上回れば、大勢波動が上昇トレンドに変わる可能性がありましたが、(e→f)で75日線を下回って3度目の中勢下降波動入りをします。

現在はEU離脱の可能性が小さくなったとして急上昇していますが、もし先の中勢波動のピーク(e)を上回れば、大勢波動が上昇トレンドに変わった確率は5分以上になります。((c)を上回れば6〜7分。(A)を上回れば確定です。)


■■ 相場は巡る・・・ということ ■■


「検証」はその条件表がよい成績を出したのか、悪い成績なのかを調べるために行うのが普通です。しかし成績が悪かったからこの条件表はダメだと切り捨てるのはもったいない。

なぜ成績が思わしくないのか? 他の条件表と比較してどこが悪いのか? よい成績をあげる時期もあるのではないか? などなど反省の手がかりを与えてくれています。

ツールキット(2008)を2010年に出して以来、毎年の成績を検証していましたが、条件表を作ってから、@3年間は賞味期限があるようだ、A4年目からはほとんど有効性を失い、6年目以降はその条件表を使うことはできない。無理に使えば損失を出す可能性が高くなる。そうそういう結論を出していました。 したがってユーザーは少なくとも3年後には新しいデータを使って、フレッシュな条件表を作るべきである。そう考えて、寄引売買用の条件表が、誰でも簡単に短時間に出来上がる《YBメーカー》を発売したわけです。

《YBメーカー》のヘルプを執筆するとき、条件表の賞味期限について述べておかねばならないと思って、過去過去の条件表()を作った翌年からの年別成績を検証し、(2007年)〜(2015年)の各条件表の賞味期限が切れるのはいつかを調べていたところ、とんでもないことがわかりました。


右図は(2014年)の条件表の年別成績です。今年2016年の成績はまだ2年目なのでよくて当然のはずですが、実際には-1050円の損失になっています。

(この原因は4月28日の日銀決定会合で現状維持が決まったため、始値(17470円)から終値(16500円 まで-930円の損失を出したためです。)チャートとは別の原因によって大きな損失がでて、少しずつ取り返してはいますが、ダメージはきつかった。

ところで上図の(2007年)の年別成績をみると、条件表を作った(2007年)の翌年の生成は2740円です。しかし(2009年)は1250円、(2010年)は1110円と利益が次第に細ってきます。4年目の(2011年)は利益は急減し、(2012年)は1年間で150円しか利益が出ない状況になりました。

2013年はアベノミクスによって4420円というとほうもない利益がでていますが、大きな利益がでたのは(2008年)(2009年)(2010年)(2011年)も同じです。2013年はどの条件表も大きな利益を出しています。2013年の大きな利益は条件表がもたらせたものではなく、時代がもたらせたものです。

したがって、条件表の「賞味期限は3年間。6年目からは使ってはいけない」という結論は変わりませんでした。ところが今年2016年に入って、6月23日までの(2014年)の成績は-1050円です。(2014年)を作って2年目で早くも損失がでました。原因は日銀にあったとはいえ、過去にも日銀は大きな失敗をしてきました。だが、リーマンショックの2008年以前に作った(2007年)でさえ2008年以降は損失を出すことはありませんでした。

(2007年)の年間成績をジッと見ると、2014年の+100円の利益が最低です。2007年に条件表を作ってから7年目です。作ってから時期を経るほどに年間の利益はドンドン小さくなる、というのは事実であることは疑えません。だが2016年の成績は+1120円になっています。前々年の20 13年の11倍の利益がでています。2013年のように時代が条件表に利益をもたらせたのかと思いましたが、どうもそうではないようです。

(2008年)の条件表も2016年に+640円の利益を出しています。だが(2009年)から(2015年)の7年間の条件表の2016年の成績は全部マイナスです。利益がでているのは(2007年)と(2008年)の2つだけです。

(2007年)条件表は9年目で(2007年)以外のどれよりもよい成績(+1120円)を出しています。(2008年)条件表は8年目で(2007年)以外のどれよりもよい成績(+640円の利益)を出しています。捨て去るべきだと思っていた(2007年)や(2008年)は8年ぶり9年ぶりに復活をしたわけです。

作って6年が過ぎたからといって、(2007年)(2008年)の条件表を捨て去っていては、この「相場の循環」には気がつきません。「検証」して、「ああっ相場は巡っているのだ」と実感できたのは「検証」のお陰です。



(2016. 6.24) TOPIX 1204(-94)  日経平均 14952円(-1286) 36.2億株 (3兆3383億円)


昨日の海外株は
  1. 中国上海 -0.47%
  2. 英FT100 +1.23%
  3. 独DAX  +1.85%
  4. 仏CAC  +1.96%
  5. NYダウ  +1.29%
  6. ナスダック  +1.59%
英国のEU離脱はないとして昨日の欧米株は上昇していました。ところが今日の英国国民投票では、英国民はEU離脱を選択しました。

離脱賛成票は51.9%、反対票は48.1%。投票日の目前の世論調査では残留派が有利と勢いがあったので、残留で決まりと思っていましたが、意外な結果になりました。

開票が進んで離脱有利になった10時前から15分間で-570円の下落。しかしそこから5分5分の状況になると520円反発しましたが、11時ころからは離脱が優勢になり、11:35分から急落。

12:45には14890円、14:00には14864円の安値をつけました。前日から-1374円の暴落です。引けは14952円へ小戻し-1286円安(-7.92%)。リーマン時よりも大きな下げとなりました。

2000年4月のネットバブル崩壊時以来の下げ幅だったとか。今日の超長大陰線の大きさにはビックリしますが、東京市場が一番先に離脱のニュースを得たが海外市場と比較することができないために、パニックに陥ったのが原因でしょう。

離脱となっても金融不安に備えて世界の中銀は流動性を確保してあるということだから、世界的な金融不安になることは考えられません。あとはポンドやユーロがどれだけ下落するか、ドルと円がどれだけ買われるかです。

日本にとっては英国との貿易量は小さいので流通面では大きな影響はないはずです。ただ対ユーロで円高になると、欧州の輸出に強い企業の株価は大きく下げます。 対ドルでの円高は輸出企業全部に響きます。だから、ユーロ安・ポンド安よりも対ドルの円高が一番困る。

グラフで、2月12日の(C)は中勢波動の2段目のボトムです。終値は14952円、ザラバ安値は14865円。今日(e)の終値は14952円、ザラバ安値は14864円です。ザラバ安値が1円安くなっていますがほぼ同じ水準です。 もし(C)の水準を下回ることになれば、3段目の中勢下降波動入りとなります。そうなれば当分(10月くらいまで)は日経平均は上昇しないでしょう。

ただ今日の日経平均はうろたえて下げすぎた可能性が大きい。それは円相場を見るとよくわかります。

今日の(c)の円レートは、昨日の海外では106円台の円安に振れていたために106.13円で始まりましたが、EU離脱によって99.08円まで円が買われました。なんと+7円の円高です。前日の104.44円からでも5.4円の円高です。

1円の円高は200円〜300円ほど日経平均を下げるという最近の傾向からすれば、日経平均は-1100円〜1600円ほど下げても不思議ではありません。よってこの中間の-1286円で収まったわけです。

だが99.08円の円レートはじきに100円台にもどり、今日は102.5円くらいで終わりました。前日の104.44円からは2円ほどの円高です。2円の円高であれば日経平均は400〜600円の下げが妥当です。ここからすれば今日の日経平均は下げすぎであるといえます。 ただし今日の円レートの102.5円が今夜の海外でどう評価されるかは不明です。円レートが101円で落ち着くならば-700円〜-1100円安でよかったということになります。

なお今日の(c)は前日比の足の下ヒゲは長く、円レートについての評価が極端に変化したことを表現していますが、そのヒゲの長さは3.5円程度です。日経平均を700円〜1000円動かす力がありますが、日経平均は円レートの変化に反応しなかったことはすでにいいました。

円レートが大きな変化をしたときの例を掲げます。
  1. 15年8月24日は、円は-1.8円の円高→日経平均は-895円安
  2. 16年4月28日は、円は-3.0円の円高→日経平均は-624円安
  3. 16年6月24日は、円は-1.8円の円高→日経平均は-1286円安
日経平均が円レートと連動するのであれば、今日の日経平均の-1286円安は異常にリスクを過大評価しているように思います。日経平均はここまで下げることはなかった。-600円安が限度ではなかったろうかと思っています。



(2016. 6.27) TOPIX 1225(+21)  日経平均 15309円(+357) 22.8億株 (2兆3094億円)


英国EU離脱が決まった先週末の海外株は
  1. 中国上海 -1.30%
  2. 英FT100 -3.15%
  3. 独DAX  -6.82%
  4. 仏CAC  -8.04%
  5. NYダウ  -3.39%
  6. ナスダック  -4.12%
英国の下げが最も軽かった。

英国は今になって自分たちが決定したことの間違いに気づき、もう一度国民投票をやり直せだとか、EU諸国に国籍を移そうだとかの動きが出ていますが、これは見苦しい。おそらく英国株の下落の始まりはこれからでしょう。

独仏は英国の2倍以上の下げとなり、それなりにEU崩壊の危機を折込んだようです。米国は日欧ほどには下げなかった。リスクオフのマネーが米国債を大量に買ったようで、金利は1.562%(-0.188)と急低下。日米の金利差が縮まり円は101円台に上昇する。


日経平均は円高の進行にもかかわらず、株価は反発する。金曜日のパニック売りの反動です。

英国がEU離脱をしても2年間はEUとの取り決め(関税・人的交流)は維持されるそうなので、すぐに英国の経済がどうにかなるというものではなさそうです。

しかしいずれはEUとの交易条件を締結しなければならないし、英国民のEUへの移動は自由ではなくなります。英国景気がよくないのでEUで就業することはできなくなるのでしょう。

とにかく英国民は、経済的には実にまずい選択をしたので、ポンドはローカルな貨幣になり、英国経済はマイナス成長の時代に入り、英国の国民所得は減ります。

日経平均は今年に入って5回小波動のボトムを出していますが、その後株価が1500円以上の反発をしたのは(a)(b)(c)の3回です。(a)の翌日は大陽線、(b)の翌日も大陽線、(c)は3陽連とそれなりに強い足型を出して反発しました。

しかし(d)(e)では強い足型は出ず、小反発でおわりました。現在の(f)が小波動のボトムになるにしても、今日の「大陰線のはらみ」程度では大きな反発には繋がりません。16000円を回復することは目先は難しい。最低1か月間は16000以下の水準で底もみをすると思っています。



(2016. 6.28) TOPIX 1224(-1)  日経平均 153323円(+13) 24.9億株 (2兆3571億円)


昨日の海外株は
  1. 中国上海 +1.45%
  2. 英FT100 -2.55%
  3. 独DAX  -3.02%
  4. 仏CAC  -1097%
  5. NYダウ  -1.50%
  6. ナスダック  -2.41%
欧州株価は下げ止まらず。金曜日に下げ渋った米国も続落する。金曜日はショック安したが、土日曜日にEUおよび英国の行く末をあれこれと考えたら、まだ売り足りなかったということか。

EU離脱による大きな影響は@EU・英国が関税を設け互いに貿易量が減るというのが第一。A人間の移動もビザが要り不自由になる。

私はその程度のことしか思っていませんでしたが、この2つに限っても実現するにはため息がでるほど難しい。

貿易する物品は広範囲です。このいちいちについて関税を交渉しなければならない。TPP交渉にかけた時間を思えば短期間で決着するはずはありません。また関税がかかるということは、税関が必要であり、保税倉庫も必要です。これら設備を増やす必要があります。

そればかりではない。日経新聞によれば、英国がEUに加盟していたことによって、ロンドンには欧州医薬品庁が置かれていました。この役所は新薬承認の権限を持っているので、世界の大手薬品メーカーはロンドンに拠点を構えた。だが英国のEU離脱によって医薬品庁は欧州大陸に移される。英国は医薬品産業を失い、先進技術を失い、人材を失う。といいます。

英国がEUに属していたことで受けていた恩恵がなくなり、なにもかも自前で処理せねばならなくなります。そのためには大いなる無駄な投資や人材の配分を必要とします。まだまだEUを離脱することによるデメリットは出てくるのでしょう。EUにとっても英国離脱のデメリットがしだいに明らかになってくるのでしょう。まだ誰も気づいていない時限爆弾のようなリスクがあるのかも知れない。

当面2年間は現状が維持されるとしても、やるべき後ろ向きの作業は多すぎます。中国が沈没しかけ、欧州の船がローリングを始め、日本も甲板を大波が洗っている。無傷であった米国はドル高、原油安に苦しむことになるのでしょう。昨日の米国長期債の利回りは1.440%(-0.122)です。金利差を考えると日本の10年国債は-0.230円(-0.030)と低下せざるを得ない。米国の金利時期上げは年内には考えられなくなり、逆に来年は金利引き下げになるかという観測も出ています。

経済に詳しくないない投資家は、何もできない状況です(まあ今年にはいって、そういう状況はずっと続いているのだが)。2日先、10日先、1か月先の視界が不良なら、1日だけの投資(デイトレ)をするしかないではないか。

無論1日のトレードであるから、大きな利益はでないが、その代わり大きなリスクもありません。リスクのある日、例えば4月28日の日銀決定会合とか6月23日の英国国民投票は突発的なものではなく、スケジュールが決まっていました。そういう日にあえてトレードするというのは、リスク軽減という視点からは大間違いです。デイトレは一発勝負をするものではありません。

今年に入ってバージョンアップ(《リアル24》Ver.6)ないし新発売(《YBメーカー》)を相次いで出したのはこのためです。リスクは小さく抑えて、少しのリターンを狙う。リスクがあると思われる日(上記の例)にはトレードしない。面白みには欠けますが、リスクを小さくして、年率2〜10%の利益がでればよいではないかと思っています。



(2016. 6.29) TOPIX 1247(+23)  日経平均 15566円(+243) 21.0億株 (2兆2061億円)


昨日の海外株は
  1. 中国上海 +0.58%
  2. 英FT100 +2.64%
  3. 独DAX  +1.93%
  4. 仏CAC  +2.61%
  5. NYダウ  +1.57%
  6. ナスダック  +2.64%
欧米は反発して、前日の下げを取り返す。だいたい英国のEU離脱ショックは収まったようです。

英国の離脱通告は9月で合意したそうで、あと2年3か月は英国はEUに属し、それまでは現状が維持されます。当面は危機を気にしなくてもよいということでしょう。

しかし時間が経つにつれて、EUと英国の停滞が数字的に明らかになっていくものと思います。英国民も馬鹿な選択をしたものです。迷惑なことです。

米国の1-3月GDPは年率+1.1%増で確定し、前回の改定値+0.8%から増加する。国債金利は1.469%(+0.029)と少し上昇。したがって円レートはほぼ変わらず。 日経平均は欧米高を受けて上昇しましたが、ボリュームはまたぞろ減少し、市場に投資家は戻ってきていません。


■■ デイトレと寄引売買 の違いがでた・・・ということ ■■

《YBメーカー》を発売して10日にして初めて、昨日は売りマークが出ていました。今日は始値で売って、終値で決済をするのが基本の投資方針でした。 しかし今日の日経ミニの始値は15525円、終値は15575円となったので-50円の損失となりました。

この3月末に《リアル24》Ver.6を発売したとき、これから1か月間は、私にとって緊張が続くといったのは《リアル24》Ver.6には最近の最適化した条件表が付属しているからです。最適化した条件表が少なくとも半年くらいはよい成績がでないと、最適化の信頼性が薄れます。


同じように《YBメーカー》には最近(9年間のYB条件表が付属しています。これら条件表がよい成績を出さないことには《YBメーカー》の値打ちは半減します。

昨日(2015年)が出した売りマークからは今日は売りです。また今年になって最も成績のよい(2007年)も同じく売りマークを出していたので、今日の売り仕掛けは成功するのではないかと思っていましたが、-50円の損失になりました。

右図の左側は(2015年)が出した売買マークです。最も新しいデータを使って過去10年間について最適化したものです。右側は(2007年)出した売買マークです1998年〜2007年のデータについて最適化したものです。

(2015年)は(A)(B)に見るように少し株価が下げて陰線になった日に買いマークを多発しています。これは手本とした2006年〜2015年は強気が成功した。少しの株価下落でも買いが成功したということを取り込んでいます。反対に (2007年)は(C)に見るように少しでも陽線が出たら売りマークを出しています。1998年〜2007年は弱気の相場を手本にしています。株価が少しでも反発したなら売るほうがよい時期でした。

このように手本にした時期によって買いマークや売りマークの成功率は違ってきます。そのなかで(2015年)と(2007年)が共通して出した売買マークがあります。図の(a)(b)(c)です。これらは相場の強弱によらず普遍的(といえば言い過ぎだが)な売買マークです。図の(a)の売りは成功、(b)もわずかだが成功です。昨日の(c)の売りマークから、今日は陰線になる確率が高いと思いましたが、確率の神様は陽線と決めました。《YBメーカー》の初戦はわずかのマイナスでスタートしました。残念ですがこれは運・不運の世界です。 人間にできることは、過去の確率を高めることしかありません。それが将来の確率に繋がることを期待するだけです。


右図は《リアル24》Ver.6のグラフです。同じような条件表No.65は(A)で売りマークを出し(a)で利食いしています。始値15540円、(a)で+0.8%の利益は15410円です。

安値15360円があるので十分に利食いできます。+130円の利益です。(ただ実際には15540円で約定できたかどうかはわからない)

ついで(B)で買いマークが出ました。次の足の始値15560円で買い指値をすると完全に約定できます。今日の終値は15575円だったので、+15円の利益。(A)(B)合わせて145円の利益になります。

《リアル24》Ver.6はこのようにきめ細かなトレードができます。そこにはユ−ザーが売買を決定する余地があります。 しかし《YBメーカー》は決まった売買ルール(@利食いはしない、A損切りはしない)による成績なので、かなり運不運の要素が強くでます。しかしユーザーは自分自身に合った売買ルールに変えればよいのです。例えば、@先日いったように大きな変動があるイベントがある日は仕掛けないとか、A過去の成績が条件表と最新の条件表が共に売買マークを出しているときだけ仕掛けるとか、B利食いと損切りの%を決めて適宜決済するとか、です。その工夫がユーザーの個性なのです。自分にあった投資をすること、売買マークがでているからといって精神的に無理して仕掛ける必要はありません。



(2016. 6.30) TOPIX 1245(-1)  日経平均 15575円(+9) 21.0億株 (2兆2611億円)


昨日の海外株は
  1. 中国上海 +0.65%
  2. 英FT100 +3.58%
  3. 独DAX  +1.75%
  4. 仏CAC  +2.60%
  5. NYダウ  +1.64%
  6. ナスダック  +1.86%
欧米は続伸。ナスダックが9日線まで戻ったのは買戻しによるもので、これはモデルどおりです。あとは200日線や75日線を上回ることができるのかを見ていればよい。

ところがロンドンのFT100は2日続けての暴騰といってもよいほどの上げっぷりで、国民投票の日の始値を上回りました。前日の上昇で9日線まで戻し、その上位に200日・75日・25日線が同じような水準にかたまっていたので、これをすぐに上回ることはなかろうと思っていました。

ところが意外や意外、株価は4平均線の最上位に躍り出て、小波動は上昇転換したようです。投票日前日のザラバ高値は6380Pですが、これを上回る値段が今夜つくようなら、中勢下降波動は終わり、中勢上昇波動の第1段目になったと判断できます。

騒動の原因の当事国の株価がもっとも勢いよく上昇するとは、???ですが、英国のFT100指数は中国の上海総合のように、ローカルな株式指標になっていくのでしょうか?


■■ デイトレと寄引売買 の違いが今日もでた・・・ということ ■■


昨日は《YBメーカー》を発売して初めて売りマークがでたので、その結果(-50円の損失)と、最も新しい(2015年)と2016年になって最も利益を出している(2007年)のYB条件表の使い方を述べました。

そのとき掲げたグラフには6月29日も売りマークが出ており、今日30日は寄り付きで売り仕掛け、大引けで決済するという方針を出していました。

今日の日経先物の始値は15750円(ミニは15745円)、終値は15510円(ミニは15505円)でした。日経先物を売っても、日経ミニを売っても+240円の利益です。 1570「日経レバ」の始値は9900円、終値は9700円なのでETFでは+200円の利益です。これで前日の-50円のマイナスは取り返しました。


《リアル24》Ver.6の昨日のデイトレは、2度のトレードをしていました。1度目は15540円で売り仕掛け→15410円で利食いで+130円の利益。2度目は15560円で買い→大引け15575円で決済して+15円の利益。合計+145円の利益でした。

今日はAで売りマークが出たので次の足の始値15655円を見て15655円の売り指値を出していたら5分後に約定します。

+0.8%の利食い水準は15655×(1-0.008)=15529= 15525円です。逆に損切り水準は15665×(1+0.006)=15748=15750円でした。しかし15:00までは利食いも損切りもできず。大引けの決済かと思っていたところ、15:00 から下落を始め(a)で利食いの15525円を下回りました。 これによって今日のデイトレは1度しか仕掛けなかったけれど+130円の利食いがでます。昨日は+145円の利益、今日は+130円の利益です。

《YBメーカー》による寄引売買の2日間の成果は-50円+240円=+190円でしたが、《リアル24》Ver.6は2日間で+145円+130円=+275円の利益です。しかも《リアル24》は利食い・損切りの%を決めているので、1回のトレードで最大でも-0.6%の損失がでることはありません。(1日に3回トレードして3回とも損切りをした例はありましたが、それでも合計で-1.8%の損失で済みます)

《YBメーカー》は始値で仕掛け、終値で決済するので、9:01〜15:14までの間の株価変動は問題にしません。利食いも損切りもありません。しかし利食いの%を決めていれば勝率は高くなります。逆に損切りの%を決めているなら、勝率は低くなります。大儲けもない代わりに大損もしないという条件表になります。それが果たしてよいのかどうかは更なる検証をしてみる価値があります。



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