日経平均をどう見たか・判断したか (2014年 4 月)

目次へ.. 過去の判断.. 前月分へ.. 次月分へ..



(2014.4.1) TOPIX 1204P(+1)  日経平均 14791円(-35) 21.7億株 (2兆 482億円)

EUが金融緩和を進めるのではないかとか、イエレンFRB議長が低金利政策を維持すると発言したとかで、米国は続伸する。 NYダウは16457ドル(+134)、ナスダックは4198P(+43)。

米国も今週はイベントが控えているので、方向性は出てこず。

日経平均は、米国株高や円安から高く寄り付くも、日銀短観を気にして、株価は伸びず、昨日と同様小陰線で終わる。

3月の日銀短観の大企業製造業のDIは+17でした。DIは(よい−悪い)の差なので、よいと答えた企業は58.5%、悪いと答えた企業は41.5%であることが逆算できます。 計算式は(100-17)÷2が悪いと答えた企業、(100-17)÷2+17がよいと答えた企業です。市場が失望したのは先行き(3か月先)のDIで、これが+8です。計算するとよいと答えた企業は54%、悪いと答えた企業は46%です。

大企業製造業の2014年度の売上げ計画は+1.2%(2013年は+5.4%)と大して伸びないと見ており、その結果、経常利益は-1.5%減(2013年は+43.3%増)、純利益は-2.0%減(2013年は2.5倍)と計画しています。市場は、今期の利益の伸びは10〜15%くらいだろうと予想していたはずですが、企業の計画ではどうもそうではないらしい。

新年度初日の外国証券のオーダーは売りが2290万株、買いは3650万株とボリュームアップしました。

もし今日の日経平均が前日比プラスで終わると、今日の買いの3650万株がOBV線に上乗せされます。120日平均線を上抜くことも夢ではないと思っていましたが、結局はマイナスで終り、したがって120日線を上回ることはできませんでした。

OBVが120日平均を上抜いたところから外国人が日本株を買い出したと判断できるのではないかと思っていますが、一歩及ばなかった。

なお、先日条件表No.69「外国証券オ^ダーOBV」をアップしましたが、3月10日にHPで掲げたものとは少し違う内容のものをアップしていたので、今日正しいものをアップしなおしました。興味がある方はダウンロードしてください。


(2014.4.2) TOPIX 1211P(+7)  日経平均 14946円(+154) 25.1億株 (2兆2963億円)

3月のISM製造業指数は53.2%→53.7%へアップ。予想の54.0%よりやや低い数字だったが、前月より向上したことを評価して株価は上昇する。

NYダウは16532ドル(+74)、ナスダックは4268P(+69)。NYダウは12月末につけた16588ドルへ迫りました。

ナスダックは75日線を下回ったのは連続3日間ですみ、昨日は9日順位相関が下降してくる25日順位相関を上抜いたので、上昇がスタートしたようです。これは図の(b)と同じです。

ISM製造業指数が53%以上になると米国株価は上昇しやすくなります。12月は57.0%(その後56.5へ修正)→1月は51.3%→2月は53.2%→そして3月は53.7%です。1月の数字は大寒波の影響があったので、最近のISM指数はおおむね53%を上回っています。米国株価が崩れそうになっても崩れない背景になっています。

日本株にとってベストなシナリオは、@米国株が上昇→Aドル高(円安)となることです。今日はそれが実現しました。

また昨日の外国証券の買いオーダーは3650万株もあって驚きましたが、今日も2760万株と高水準でした。海外勢は日本株を買っています。

日経平均は一時15069円をつけたものの、75日線(今日は15108円)近辺での利食い売りに押されて15000円を維持できませんでしたが、75日線を上抜くのは時間の問題でしょう。

9日順位相関が下降してくる25日順位相関をグイと上抜いたのは(a)の日です。この日の終値は14423円。まだ200日線を上抜けない状況下でしたが、上昇の萌芽を見せていました。

円レートの9日順位相関が下降してくる25日順位相関を上抜いたのは(b)の日です。この日の円レートは102.32円。日経平均の(a)の翌日のことです。ここから円安に振れるらしいと判断してもよかったのかもしれません。ともかく今日の円レートは3月7日の103.12円を上回り、上昇波動(円安波動)に転換しました。

現在のところ日経平均は円レートの動きに遅れています。円レートを基準にするなら日経平均は割安であるといえます。日経平均は、円レートのグラフがそうであるように、75日線を上回ることはもちろん、先の小波動のピークの15312円を上回る動きになると思います。その原動力は外国人買いです。


(2014.4.3) TOPIX 1216P(+5)  日経平均 15071円(+125) 20.6億株 (1兆8714億円)

ADP調査による3月の雇用者数は+19.1万人増加(予想は+19.5万人)。また2月分は+13.9万人→+17.8万人へ上方修正され、雇用の数字はよいものでした。

NYダウは16573ドル(+40)、ナスダックは4276P(+8)と小幅高。

NYダウの昨日のザラバ高値は16855ドルで、は12月末につけた16588ドルにツラ合わせ。指数で面合わせをするのは珍しい。(だからどうということはないが)

TOPIXは今日で9日連続高。日経平均は2日前の陰線で前日比マイナスになったので、 今日で2日連続高。ただザラバ高値は8日連続で切上げてきています。TOPIXは7日連続の切り上げなのでTOPIXよりも上昇力が強いといえます。 日経平均は75日にタッチしました。ここで一服するかも知れませんが、一服したとしても日数は2〜3日程度と思います。

《デンドラ24》の上値メドを図に書き入れています。通常は下から3番目と2番目が有力な上値メドになります。

今回は15220円〜15362円がそれに当たります。まだこの水準に達していないのだから、大きな調整はないと判断できます。

図の(A→a)の下降波動の新値手数は10手です。(A)の日がピークなので、この日のザラバ安値を翌日以降に下回ったなら新安値の1手目です。これが新しいザラバ安値になります。翌日以降にザラバ安値を更新したなら新安値の2手値目になります。

図に青色の○をつけた日が新安値を更新した日(n手目)です。青色の○は9つあります。(a)の日の日は最安値を出しているので、(A→a)は新安値は10手であったのです。

(a→B)の上昇波動の新高値の手数を数えることもできます。(a)がボトムなので、この日のザラバ高値を翌日以降に上回ったなら新高値の1手目です。これが新しいザラバ高値になります。翌日以降にザラバ高値を更新したなら新高値の2手値目になります。

図に赤色の○をつけた日が新高値を更新した日(n手目)です。赤色の○は8つあります。(B)の日の日は最高値を出しているので、(a→Ba)の新高値は9手でした。

だいたい10手を中心として9手〜11手でピークあるいはボトムがでることが多いようです。そこで、(b)から今日までの上昇波動における新高値の手数を数えると、今日で7手目です。9手〜11手にはなっていません。まだ上昇(の手数や日数)が残っており、上値メドは《デンドラ24》の15362円ではなかろうか、と判断しています。


(2014.4.4) TOPIX 1215P(-0)  日経平均 15063円(-8) 17.0億株 (1兆5663億円)

ECBは政策金利を0.25%に据え置くと決定。一部には金利引下げの可能性がうんぬんされていたので、ややがっかり。3月のISM非製造業景況指数は、51.6%→53.1%へアップして、これはプラス材料。

NYダウは16572ドル(-0)、ナスダックは4237P(-38)と小幅安。

NYダウの昨日のザラバ高値は16604ドルで、新高値を更新。NYダウの平均線の位置関係は、株価→9日線→25日線→75日線→200日線という「順な関係」ですが、ナスダックは違います。

ナスダックは25日線が最上位にあって、これがナスダックの上昇を阻んでいます。25日線を上抜くのに、こうも手こずっているのを見ると、米国景気の回復はナスダックには織り込まれていまったのか?の疑念が起きます。とにかくナスダックは25日より上に抜け出てほしい。

日経平均は一服。総見送りとなって、出来高は17.0億株、売買代金は1兆5600億円と今年最低。

特に日経先物の日中の出来高は23000枚と少なかった。2004年1月から今日までの約10年間について出来高の検索をしたところ、2517日中の31位でした。出現率は1.23%です。

80日に1回は起きる確率ですが、昨年2013年にはこれほど閑散の出来高はありません。2012年のアベノミクス以前にその事例があるだけです。

次図は2012年の先物の出来高が20000枚以下であった日ですが、(a)(b)(c)はすべて200日線まで上昇して来たときの逡巡です。(a)(b)はこの後200日線を上回りましたが、その後の上昇は大きくありませんでした。(c)は200日線に達したとたんに出来高が薄くなり、200日線を上回れずに下落しました。

(上図)現在の状況は、株価は200日線をとっくに上回っているので、200日線を意識した攻防中の閑散ではありません。75日線を意識した攻防です。

はたして株価が75日線を上抜けるのか否か? 市場はここに自信が持てずに総見送りとなったのですが、私は日経平均の行く先は円レートが示していると思っています。

円は先の小波動のピークの103.42円を上抜いているし、75日線の上位にあります。日経平均は円安の動きに追いついていません。

今日の日経先物の出来高の薄さは、2012年の(a)(b)の状況にあたると思います。


(2014.4.7) TOPIX 1196P(-19)  日経平均 14808円(-254) 17.7億株 (1兆6658億円)

3月の雇用統計は+19.2万人(予想は20.0万人)。同時に2月の17.5万人は19.7万人へ、1月の12.9万人は14.4万人へ上方修正されて、数字は満足のいくものでした。しかし米国株は下落する。

NYダウは16412ドル(-159)、ナスダックは4127P(-110)。ナスダックは前日比-2.59%の下落率で、これはどうしたことか。

リーマンショック後のナスダックの最安値は、2009年3月9日の1265Pですが、そこから今日までちょうど5年間上昇をしてきました。この間で最も大きな陰線になったのは2011年8月8日の-3.55%(その日の終値-始値の値幅は前日の終値を基準にして何%にあたるか)、ついで8月4日の-3.42%です。

昨日は大陰線は-3.21%で、第3位になっています。2009年8月当時の株価水準は2500P台でしたから、値幅は-90P〜-92Pでしたが、今は4200Pの水準にあります。昨日の値幅は-136Pで、過去5年間で最も大きな陰線の値幅です。 実は2011年8月の大幅安もはっきりした理由はありませんでした。2011年8月9日には以下の記事を書いています。
@景気が2番底に陥るかも知れない→株式は売却しておこう。A欧州財務危機によって、ユーロ圏のソブリン債を持つ銀行は大きな損失を抱えているかもしれない→リーマンショックの再現があるかも知れない→だから株式は売却しよう。B米国債の格付け引き下げによって、すべての債券の格付けが下がる→今後発行する社債などは不利な条件で発行しなければならない→どころか債券市場が混乱すると社債による資金調達ができなくなるかも知れない→だから株式は売却しておこう。 さまざまな悪いことの連想が働いたのが、昨日の大暴落だったのでしょう。
要するに株式を持つリスクを市場はボンヤリと感じ、株式から債券への移動が起きて、株価が下げた(12日間で2862P→2331Pへ約-20%下げた)わけで、これといった明快な原因はありませんでした。

昨日の大陰線もはっきりした理由はありません。雇用統計の数字はよかったし、米国の債務上限問題はないし、EUの経済は立ち直りつつあります。この5年間で最大の陰線になる理由は見当たりません。理由はないのだけれど市場は何かを感じているのかもしれません。

日経平均は米国株安→ドル安→円高のマイナス連鎖で、下落する。

下値の支持線としては、25日線の14743円と200日線の14578円があるので、この水準まで調整があるかも知れないが、それ以上に下げることはないと思います。

ただナスダックの大幅下落が不気味です。これがNYダウに波及すれば、日本株が上昇する可能性は極めて小さくなります。

いまの日経平均は米国株の上昇と円安の進行に頼っているので、米国株が崩れると苦しい。結局は、今夜の米国株の動きと、明日の日銀の政策決定会合でさらなる金融緩和が示唆されるのかどうか、を確かめたくて東京市場への参加者は少なくなりました。

今は、リスクオンなのかリスクオフなのか? 決め手はありませんが、グラフからは25日線あるいは200日線まで下げたときが、その判断をするときです。私は基本的にはこの下げはそう大きくないと思っています。


(2014.4.8) TOPIX 1174P(-22)  日経平均 14606円(-201) 19.7億株 (1兆9680億円)

米国は特段の材料はなかったが下落する。 NYダウは16245ドル(-166)と2日連続で約1%ずつ下落。ナスダックは4079P(-47)と下落率は小さくなったが続落して75日線を完全に下抜く。

昨日もいったように特に悪い材料はありませんが、ここまで買われすぎていた銘柄(モメンタム株というらしい)が妥当な株価水準を探して急落しているのが、ナスダックの足を引っ張っているようです。

日経新聞のHPによれば、代表的なモメンタム株は、@電気自動車の「テスラ」でPERは122倍まで買われている。A交流サイトの「フェイスブック」、B動画配信の「ネットフリックス」、C3Dプリンターの「3Dシステムズ」、Dもろもろの「バイオ関連株」がモメンタム銘柄だそうです。 量的緩和の縮小によって、リスクオフ状態になり、これら銘柄の手仕舞い売りを誘っているらしい。

私は毎日、データゲットからデータをダウンロードして変換した後に「株価データの検査」をして、株価が±30%以上となるような異常な株価の変動がないかをチェックしていますが、今日は4588「オンコリ」という銘柄が異常であるとハジかれました。見れば前日の終値は1111円で、今日は811円のストップ安です。「オンコリ」の正しい名称は「オンコリ・バイオファーマー」でバイオ関連の株であるらしい(私は新興市場の銘柄はほとんど知りません)。ナスダックのバイオ株安が日本にも伝わってきています。ナスダックが下げ止まるまで、日本の新興市場は下げるものと思います。

日経平均は昨日の-254円安に続いて今日も-201円安となって、小波動のピーク15164円を表示しました。今日は200日線(14589円)の近くまで下落しました。ここが下げのギリギリの水準です。これ以上下げるならば、75日線を上回る日は相当に先にずれ込むことになります。

先の小波動のピークは15312円で75日線にぶつかりました。今回のピークは15164円でやはり75日線を超えることはできませんでした。中勢波動の基準である75日線を2度も上抜くことができなかったのは、15000円以上ではものすごい戻り売りの勢力があるようです。

私は15312円の75日線で戻り一杯になるのは、戻り売りが出てくる以上は当然である。だがここで戻り売りを吸収しておけば、次の75日線の挑戦(15164円)では、これを上抜くものと思っていました。ところがここへ来てのナスダックの変調です。未来に希望を抱かせる(と思っている)モメンタム株の買われすぎの反省が出て、これら銘柄が下落すれば、これを手本にして上げてきた新興市場の下落は避けられません。

新興市場で損失を出せば、東証1部の銘柄を売って帳尻を合わせる必要があります。今の下落の連鎖は、@ナスダックの下落→A新興市場の下落→B東証1部の下落 と伝播(でんぱ)しています。このマイナスの因果関係がどこで切れるのか?


(2014.4.9) TOPIX 1150P(-24)  日経平均 14299円(-307) 23.3億株 (2兆2808億円)

米国は2日連続安の反動で小高い。 NYダウは16256ドル(+10)、ナスダックは4112P(+33)。

ナスダックは75日線を割り込んで3日目です。明日も75日線を回復できないなら、ナスダックは完全に75日線を割り込んだと判断せねばなりません。そのときの戻りのメドは最大に戻ったとしても75日線までです。

FRBは、@今年中に量的緩和を終り、A2015年には政策金利の引き上げを考えているらしい。ジャブジャブあふれていたマネーが収縮していくことがはっきりしている以上、リスキーな投資からは手を引かねばならない。

そういうことを米国市場は感じているのでしょう。割高に買われているモメンタム株をまず処分している。そのためナスダックはNYダウに比較して大きく下げているのではないかと思われます。 3月の外国人の日本株の売り越し額は1兆2300億円だったとか。今年に入って外国人は3月連続の売り越しです。日本株をもリスキーであると外国人は思っているのでしょう。外国人投資には期待はかけられません。

昨日は引け後に黒田日銀総裁の会見がありましたが、@日本経済の需給ギャップは「0」に近づいている、A雇用もほぼ完全雇用に近づいている、B物価は14年末にも2%に到達するのではないか、と自信たっぷりに言いました。日銀総裁がこう判断をしているならば、追加の金融緩和はまったく考えられません。これを受けて円高に振れCMEは14355円(-235円)で引ける。

今日はシカゴの14355円より100円方高く寄ったものの101円台への円高進行を嫌気して、結局は14300円を1円割って引ける。日経平均のグラフは「3空」となり、最後の投げ物が出たとされますが、窓を空けて200日線を割り込んだのはよくありません。先の小波動のピークで 75日線を上回れなかった以上、中勢波動は下降波動にあります。更に心配事をいえば、2月5日のザラバ安値13995円を割り込むと、大勢波動も下降波動に転じた可能性が出てきます。

定点観測をしている9銘柄のグラフを掲げます。

図中の(a)は200日線の水準、(b)は75日線の水準、(c)は25日線の水準です。

上から(c→b→a)の順にある銘柄はまだ上昇中であるから、押し目買いは有効です。逆に(a→b→c)の順にある銘柄は快調に下落しているのだから、よほど突っ込まない限り買えません。

1812「鹿島」は(a→b→c)の順ですが、株価は一度は(a)(b)を上回っており、今は(b)まで下落しています。まだ下降波動になったとはいえません。

5401「新日鉄」は(a→b→c)の順で、買い目なし。

5713「住友鉱」は(b→a→c)の順で、(b)を上回ることはできなかったが、(c)で下げ止まる可能性があります。

6758「ソニー」は(a→c→b)の順ですが、株価は一度は(a)(b)(c)を上回っており、9銘柄のうちでは最もましなグラフです。

7203「トヨタ」は(a→b→c)の順で、新日鉄と同じですが、今日は新安値になったので新日鉄よりも悪い。買い目なし。

8306「三菱UFJ」は(a→b→c)の順で、新日鉄と同じで、買い目なし。

8604「野村」は(a→b→c)の順で、しかも新安値を更新しているので、トヨタ同じです。買い目なし。

9432「NTT」は(c→b→a)の順です。(a)の200日線が最も下位にあり、(b)の75日線がその上にあります。9銘柄のうちで3平均線の位置関係は最もよい。

ところが先の小波動のピークは(c)の25日線で頭打ちになり、今日は(a)200日線を下抜いた上、新安値を更新しているので上昇力があるとは思えません。買い目なし。

9984「ソフトバンク」は(b→c→a)の順で、なお大勢トレンドは維持していますが、小波動のピークとボトムが切り下がっているので、よほど急落しない限り買い目なし。

以上のように現時点で買って上昇する可能性がある銘柄は、1812「鹿島」と5713「住友鉱」と6758「ソニー」の3銘柄だけです。 残りの6銘柄は「TOPIX コア30」の銘柄です(ソニーもコア30銘柄のうち)。つまり日本を代表する企業は、「買い目なし」がほとんどです。


(2014.4.10) TOPIX 1149P(-0)  日経平均 14300円(+0) 19.0億株 (1兆8321億円)

3月18日〜19日のFOMC議事録が公開され、先日イエレンFRB議長が言った、「量的緩和策が終了して半年後から政策金利を引き上げる」といった文言がなかったことから、超低金利が継続するとして、米国株は上昇する。

NYダウは16437ドル(+181)、ナスダックは4183P(+70)と大幅高。中央銀行の金融政策は株式市場にとって最も重要な要因のひとつです。昨年5月のバーナンキ発言が、先日のイエレン発言が、市場を揺るがせたように、金融政策の変更は市場に大きな変動を与えます。

その点で、黒田日銀総裁は市場への配慮がなかった。追加の金融緩和は必要がないと胸を張って言い切られては、株価は下落するしかありません。インフレ率を+2%に持っていくためには、資産からのインフレは必要です。資産とは株式であり不動産です。これらが上るからインフレ期待が生まれます。

その芽を摘むような黒田発言であったので、株価が下がり、不動産株が下がり、銀行株が下がるのは当然です。期待インフレ率が低下すれば、黒田さんが思うようには物価は上がりません。いわずもがなの発言でした。

日経平均は米国株高にもかかわらず、安く引けてしましました。

日銀が追加の金融緩和を考えていないということがわかった以上は、これ以上の円安は望めないし、したがって輸出株の利益の上積みも期待できないということになります。

しかし株価はどこまでも下がるものではありません。普通は「昨日の株価が下がった→今日も下がった→明日も下がるだろう。という予想をします。

しかし「今日も下がった→明日も下がるだろう」という予想はどこかで断ち切られます。一定の採算点を持っている投資家があって、超割安だと思う株式を買ってくるからです。
今日は条件表No.1「日経平均用(2012)」が買いマークを出しました。

この買いマークはどの程度信頼してよいのかを知りたいと思いませんか?

今、《カナル24》のVer.5へのバージョンアップ作業をしています。おそらく4月20日にはVer.5のお知らせができると思います。

Ver.5の目玉は次の3点です。
  1. 条件表を150行から300行まで拡大できる。

  2. データの連結は、5000日までできる。

  3. 《Qエンジン24》にあった「検証」ができる。
  検証ができると、どういうメリットがあるのか? 

例えば先の条件表No.1「日経平均用(2012)」が買いマークを出していますが、過去の成績はどうだったのかを知ることができます。

人は迷ったときには何かを頼りにします。多くの他人に聞くのが普通ですが、それが正しいことを言ってくれているとは限りません。正しいことをいっているかどうかは、過去の実績を知らねばなりません。 過去30%しか当たっていない人の意見と、過去60%当たっている人の意見の重さは違います。では条件表No.1「日経平均用(2012)」は過去においてどういう局面で売買マークを出していたのか? これを知らずして条件表No.1の売買マークに頼るというのはおかしいのです。

人は考えることが面倒なものだから、Aさんがこういったからそうなのだろう、といった安直な結論を導きます。しかしこれは間違いです。Aさんがいったことの過去の実績を知らねば信じてはいけないのです。

条件表No.1「日経平均用(2012)」が過去にどのような売買マークをだし、それに従ったならばどのような結果になったのか、の検証をしてみます。

日経平均を選択して「新規検証」に行き、
  1. 条件表No.1を撰び

  2. 検証期間を010101(2001年1月1日)〜131231(2013年12月31日)までとします。過去13年間の検証をするわけです。

  3. 売買条件は「売買共」。

  4. 検証するには、売買ルールが必要です。

    ここでは、売買マークが出たら翌日の始値で仕掛け、仕掛けて5日間が経過したら、その翌日の始値で決済する。としています。

    売買マークが出て、少なくとも5日後には利益がでていて欲しいという売買ルールです。

  5. 検証を開始すると、No.1の条件ファイルと売買ルールに従った、売買の結果が表示されます。

  6. このリストからは全体の成績はわからないので、「売買成績」をクリックします。


  7. まず買いと売りの売買マークを合わせた成績が表示されます。

    1. 平均利益は0.50%で

    2. 勝率は53.4%になっています。

    悪くはないが、凡庸な成績です。

  8. 買いマークだけの成績を表示してみます。

    1. 平均利益は1.01%で

    2. 勝率は60.02%になっています。

    条件表No.1「日経平均用(2012)」の買いマークは優れています。

  9. 売りマークだけの成績を表示してみます。

    1. 平均利益は-0.01%で

    2. 勝率は46.6%になっています。

    条件表No.1「日経平均用(2012)」の売りマークは迷っています。売りマークを信じることはできません。


以上のように簡単な「検証」をしただけで、条件表No.1の買いマークは信頼できるが、売りマークはさほど信頼できないということが判ります。

このように「検証」をしていない条件表の価値はありません。よい条件表を設定するためには「検証」の機能は絶対に必要です。


(2014.4.11) TOPIX 1134P(-15)  日経平均 13960円(-340) 23.8億株 (2兆4143億円)

先週の新規失業保険申請者数は30.0万人で、これは2007年5月以来の低い水準だったとか。よい雇用の数字が出ましたが、米国株は時間を経るに従ってずんずん下落する。

NYダウは16170ドル(-266。-1.62%)、ナスダックは4054P(-129。-3.10%)と大幅安。2011年11月9日に-3.89%の下落をしていますが、それ以来のことです。

前日はモメンタム株が買い戻されて大幅高になりましたが、買戻しが終わると昨日は再び売られ、大幅安となりました。リスクオフのムードによって最近の新安値を更新。

ただナスダックは「最後の上昇波動」のスタート点の3968Pを割り込んでいないし、200日線よりも上位にあるし、今夜にでも9日順位相関と25日順位相関が-80以下になるようなので、だいたいの下値に届いた可能性があります。ここからはそう悲観しなくてもよいのではなかろうか。

ナスダックの大幅下落からCME日経先物は14030円で引ける。さらに4月限オプションのSQが売り越しであったことから、日経平均は前日比-272円安の14027円で寄り付き、ズルズルっと下落して-415円安まであったが、-340円安の13960円で終わりました。

今日の下げによって、2月4日の終値14008円と2月5日のザラバ安値13995円を下回り、中勢波動は(H→I→J→K→L→M)という新たな下降波動に入りました。

まだ(M)点がどこまで下げるのかは不明ですが、(M)からの反発の限界は25日線です。例え近々反発があったとしても75日線まで上昇するとは考えにくい。

2月に発売した「Core30の寄引売買のためのツールキット」は、昨日7203「トヨタ」と9433「KDDI」で買いマークを出していました。

トヨタとKDDIのどちらを買うべきか? 私が検証して得たことは、「株価が高いほうが勝率が高くなる」ということでした。

トヨタの昨日の終値は5321円、KDDIの終値は5220円でした。したがって株価が高いトヨタを買うというのは、過去の統計(検証)を踏まえた妥当な判断です。

実際には、トヨタは5221円で寄り付き、5314円で引けました。+95円(利益率は+1.82%)でした。

KDDIは5037円で寄り付き、5131円で引けました。+94円(利益率は+1.86%)でした。どちらを買っても結果はほぼ同じでした。どちらを買えばよいのかの判断は、検証ずみの「株価が高いほうを撰ぶ」としてもよいのですが、今度リリースする《カナル24》Ver.5には《Qエンジン24》に組み込まれていた「検証」の機能が追加されます。(《Qエンジン24》ほど精緻なことはできないが、誰でも簡単に検証ができるように使い勝手をよくしてあります)

トヨタを買うべきかKDDIを買うべきかの判断基準のひとつは、過去13年間にトヨタが出した買いマークの成績と、KDDIの買いマークの成績を比較することです。
  1. 7203「トヨタ」だけを選択し、

  2. 「検証」をクリック。

  3. 条件表No.195「利益最大」(これはCore30ツールキットの条件表です)を選択し、

  4. 検証期間を010101〜131231までとし、

  5. 売買ルールは右図のようにします。

  6. 仕掛けは「翌日の始値」

    時間切れは「売買マークがでて(1日)が経過したら「当日の終値」で手仕舞う。
これが「寄引売買」の売買ルールです。

トヨタの買いマークの成績は右図のようになっていました。
  1. 過去13年間に17回の売買マークを出していて、

  2. 平均利益%は、1.00%

  3. 勝率は70.6%


同じようにして、9433「KDDI」の買いマークの過去13年間の検証をすると、
  1. 過去13年間に34回の売買マークを出していて、

  2. 平均利益%は、1.18%

  3. 勝率は67.6%
勝率を重視するならトヨタを撰ぶべきだし、平均利益率を重視するならKDDIを選ぶのがよいのです。

この例では過去の成績が似たような数字であり、今回のトレードも似たような結果になりましたが、もしトヨタの買いマークの過去の成績が悪かったならばトヨタを買っただろうか。逆にKDDIの過去の成績が非常によかったときでもトヨタを買うべきだったのか、など「検証」によって学ぶことは多いのです。簡単にシステム(条件表と売買ルール)の検証ができることは実にすばらしいことです。検証の裏づけのないシステムは砂上の楼閣です。


(2014.4.14) TOPIX 1132P(-1)  日経平均 13910円(-49) 17.2億株 (1兆6099億円)

米国はモメンタム株とバイオ株の下落が止まらず続落。NYダウは16026ドル(-143)、ナスダックは3999P(-54)。

ナスダックは「最後の上昇波動」のスタート点の3968P近くまで下落するも、何とかこれを割り込むことを回避。

9日順位相関と25日順位相関が-80以下になったのでだいたい底値圏に入ったと思いますが、もしボトム割れをしたり200日線割れをするようだと困ったことになります。中勢波動は下降転換したと思わねばなりません。

米国株が下がればドル安(円高)となって日本株にはつらいところですが、きょうの円レートは101円台前半でほとんど動きはなし。

東証1部の連結PERは14.67倍と割安水準になっていることもあって、薄商いながらも陽線で引けました。日経先物は2日連続の陽線です。下値と思って買う向きが出てきだしました。

小波動のボトムらしさのポイントは、@新安値の、A陽線、B9日順位相関が-80以下、C条件表No.1「日経平均用(2012)」が買いマーク、D25日騰落レシオが75以下、と5ポイント(今日の陽線の幅が小さいので4.5ポイントとする)と、5分5分に近づいてきました。

何がしかの反発があってもよいところですが、中勢波動が下降に転じているので、そう大きな反発があるとは思われません。現在下降中の25日線まで戻るかというところです。


(2014.4.15) TOPIX 1136P(+3)  日経平均 13996円(+86) 17.4億株 (1兆5682億円)

米国は3月の小売売上高が前月比+1.1%と大きかったことから反発する。NYダウは16179ドル(+146)と前日の下げ(-143)を取り戻す。

ナスダックも4022P(+22)と反発したが前日の下げ(-54)の半分も取り戻せず。ただタクリ足に近い足型になったので、昨日で安値を探ったか?というところです。

日経平均は前日のCME日経先物が14090円で終わっていたことから160円近く高く寄り付いたものの高値を追うほどのエネルギーがなく、じりじりと後退し陰線で終わる。小波動のボトムらしさは4.5ポイントのまま。

売買代金は1兆5600億円で、こういう閑散な時期は何をしてもうまくいきません。

4月9日に定点観測の9銘柄のグラフを掲げ、うち6銘柄は買い目はない。買って上昇する可能性があるのは、右の3銘柄だけであるといいました。

これは単純な現象から判断しました。@4月9日の数日前に、株価がすべての平均線(9日、25日、75日、200日線)の上位にあったかどうか、A4月9日の株価が25日線より上位にあったかどうか、の2点です。

株価が快調に上昇するのは、株価がすべての平均線の上に出てからです。一目均衡表の抵抗帯(雲)を上抜いたのと同じ現象です。

で、上る可能性があると判断した3銘柄はどうなったかです。1812「鹿島」は(a)が4月9日ですがこの日を含めて5日連続の陽線です。しかも全ての平均線を上抜きかけています。ちょっとした好材料が出れば上昇しやすい状態にあります。

5713「住友鉱」は(b)が4月9日です。全ての平均線を上回ることはなかったけれど、200日線には2度突っかけており、しかも25日線水準で陽線を出していたので、25日線が押しの限界となって200日線突破の可能性があると判断しました。 翌日から大きな陽線を3本重ねて、今日は「十字足」になりましたが、ここでピークを出したとはまだいえません。第2段の上昇もありえます。

6758「ソニー」は(c)の4月9日は陰線でしたが25日線を割り込むには到っていません。25日線で下げが止まりそうなら、再度200日線を上抜けると判断しました。今のところ200日線を上抜いてはいませんが、株価は25日線の上位にあります。 200日線は1910円、今日の株価は1879円です。あと31円で200日 を上抜きます。これは1日(ワンチャンス)でできることです。



(2014.4.16) TOPIX 1166P(+30)  日経平均 14417円(+420) 20.5億株 (1兆9247億円)

米国は小幅続伸。NYダウは16262ドル(+89)、 ナスダックは4034P(+11)。

ナスダックはザラバでこの下げ波動の新安値を更新したものの、その後90P近く戻って、下ヒゲが非常に長いタクリ足となりました。

ボトムらしさのポイントは、 @新安値の、A陽線のタクリ足、B9日順位相関が-80以下、C25日順位相関が-80以下、の4ポイントで5分5分ですが、D200日線まで下げて戻ったことを思えば、昨日がボトムであったとしてよいでしょう。

昨日のザラバ安値3946Pは(a)の3968Pを下回りました。杓子定規にいえば中勢波動は下降波動に転じたといえますが、終値ベースで見ると、最後の上昇波動のスタート点は(b)の3996Pです。2日前の終値は3999Pなので、まだ(b)のボトムを割り込んではいません。中勢波動が転換したかどうかの判断はもう少し様子を見てからです。

日経平均は暴騰する。+130円高の14126円で寄り付き、尻上がりに上昇し、+420円高の14417円で終わる。ビックリする上昇ぶりでした。

この原因は、中国の1-3月期GDPが+7.4%と予想よりよかったとか、円安になったとかがいわれていますが、これは直接の原因ではないでしょう。中国のGDPは10-12月期の+7.6%より悪かったし、円安が進んだといっても1円以上も安くなったわけではありません。

売買代金が2兆円に満たなかったことを重視すれば、今日の上昇は売り方の買戻しが主たる原因でしょう。買戻しの限界は9日線(14373円)です。今日はすでにその水準を少し上回っているので、あるいは25日線(14521円)までの戻りがあるのかも知れませんが、新規の買い手が現れたわけではないようです。

今日の大陽線が出たことによって、(a)がボトムとなって一応小波動は上昇波動に転換したと思いますが、今後順調に上値を追っていくかとなると???です。大陽線という見かけはよいのだけれど、出来高が貧弱です。 今日で買戻しが終わったのか、明日も買い戻しが続くのか、25日線を上抜いてくるのか、今日よりも出来高が増加するのか、などを確かめる必要がありますが、まずは大きな上昇には繋がらないと思います。


(2014.4.17) TOPIX 1166P(+0)  日経平均 14417円(-0) 19.0億株 (1兆7980億円)

米国は続伸。NYダウは16424ドル(+162)。3陽連となったので、小波動のボトムは出たようです。

ただ小波動のピークは今のところ切り上がっているが、小波動のボトムは切り下がっています。順調に小波動が上昇しているわけではありません。

先のピーク16631ドルを上抜くまでは、NYダウは上昇トレンドに復帰したとはいえません。

ナスダックは4086P(+52)。昨日も下ヒゲの陽線で高値引け。前日の珍しいほど長い下ヒゲといい、ナスダックの4000P以下はないということを表現しています。ナスダックの小波動もボトムを出したようです。

日経平均は昨日(a)大陽線となりましたが、この陽線の幅(終値− 始値)は291円です。これに匹敵するのは、(b)の329円幅、(c)の317円幅、(d)の314円幅、(e)の299円幅です。

基本的に大陽線が出ると、相場は上昇を開始したと思ってよいのですが、問題はどのくらい上昇をするのかです。「どのくらい」とは株価がどれほど上昇するのか、何日上昇するのかの相場のスケールのことです。

最もスケールが大きかったのは(e)の大陽線の後の上昇です。(e)は75日線から出発し、大陽線の日にすべての平均線の上位にでました。株価上昇を抑えるものは何もありませんでした。

(d)は25日線から出発しました。大陽線の日にすべての平均線の上位にでました。(e)と同じく株価上昇を抑えるものは何もありませんでしたが、出発点が25日線であったのは皆が強気になって、買い急ぎをしていたということです。したがって(e)ほどの上昇はできませんでした。

(c)は200日線割れからの出発です。(c)の大陽線の上には25日線と75日線が上値抵抗ラインとして控えています。果たして75日線までの戻りしかできませんでした。

(b)は200日線を少し割割り込んだ位置からの出発です。(c)よりの上昇しやすいように思いましたが、75日線までの戻りしかできませんでした。(これは見損なった)

さて今回(a)の大陽線です。上には25日・200日・75日の平均線が抵抗ラインとして控えています。よほどの好材料が出ないことには25日線(14505円)ないし200日線(14629円)を突破するとは思われません。


(2014.4.18) TOPIX 1173P(+6)  日経平均 14515円(+98) 12.3億株 (1兆1502億円)

小幅な動き。NYダウは16408ドル(-16)、ナスダックは4095P(+9)。昨日

ナスダックは一応3陽連となりましたが、1本目の陽線幅が一番長く、2本目は小幅になり、昨日の3本目はさらに小幅になって寸詰まり状態です。

この3陽連を見ると、1本目は非常に長い下ヒゲ、2本目も下ヒゲとなって安くなれば買うという向きがあることがわかりますが、昨日は上下に同じ位のヒゲが出て、高ければ売るという向きが現れています。

ナスダックは今のところ順調な戻り歩調にあるとはいいがたい。

米国長期金利はここ数日は2.63%あたりへ低下していましたが、昨日は2.73%へ上昇。日米の金利差が少し拡大したことから円安に振れ、今日は102円台半ばまであったので、日経平均は上昇する。 ただ102円台では株価を大きく上昇させる原因にはなりません。2014年3月期末の円レートは102.87円でした。この水準以上に円安が進まないと輸出企業にとっての円安効果はありません。昨年末の105.41円以上の円安になるかどうか? そうなればここから1000円高をするはずですが、それには日銀のさらなる緩和策が必要です。

今夜は欧米市場が休場になるため、東京市場は閑散で出来高は12.3億株でした。アベノミクスで株価が急騰し始めたのは、2012年11月15日からですが、その3日前の2012年11月12日の出来高が12.5億株です。欧米市場が休場になるとはいえ、出来高面はアベノミクス以前に戻りました。

■■ お知らせ ■■

来週4月21日から《カナル24》はVer.5になります。バージョンアップした内容については、 《カナルル24》Ver.5のバージョンアップのご案内 をご覧ください。


(2014.4.21) TOPIX 1171P(-1)  日経平均 14512円(-3) 17.7億株 (1兆3074億円)

欧米市場は休場。

日経平均は少し円安に向いたことから前場は+100円を超える上昇をするも、後場は先物売りに押されて元の黙阿弥に。

ザラバで200日線まで突っかけたものの、いかんせん市場参加者は少なく、上ヒゲ陰線で終わる。今日の売買代金は1.3兆円で、今年2番目の少なさだとか。

米国株価が先導しないことには、なかなか日経平均は騰がりません。
《カナル24》Ver.5の発送を始めました。多くのユーザーは月曜日に郵便振替用紙でお申込みいただいていると思うので、だいたい水曜日に郵便局から通知が届きます。発送は水曜日以降になります。

今度のバージョンアップは、目に見えないところに相当な時間をかけています。@《カナル24》Ver.5の巨大なヘルプのほぼ半数を書き換えた。Aインストーラーを廃止して、ユーザーが必要とする ほとんでのものをダウンロードできるようにした。Bバックアップ機能を付けて、大事な条件表や最新データを随時バックアップできるようにした。

目に見えるところでは、Cデータの連結を5000日分まで拡大した、D条件表に300行まで設定できるようにした。E《Qエンジン24》の「検証」機能を簡略化して《カナル24》でも検証ができるようにした、の3つです。


「検証」とはトレードシステムを評価することです。トレードシステムとは、
  1. どういう銘柄について、
  2. どういう条件表を使って、
  3. どういう売買ルールで
トレードするのか、の3点からなります。

例えば、
  1. TOPIX CORE30銘柄について、
  2. 条件表No.2「一般銘柄用」が、
  3. 2001年〜2013年の13年間のうちに
  4. 次の売買ルールに従って、トレードした
ときはどのような成績になっていたかを知ることは重要です。

売買ルールは、
  1. 売買マークが出たら、翌日の始値で仕掛ける

  2. 仕掛けて6日間が経過したら、

  3. 7日目の始値で決済する
この売買ルールは、売買マークが出てから6日間、株価が上昇しているのかどうかを調べるものです。

「検証」はすぐに終わります。売りと買いの成績を合わせたものは
  1. 過去13年間で2671件のトレードがあった

  2. 平均利益%は0.84%だった

  3. 勝率は53.5%だった

  4. プロフィット・ファクターは1.48倍だった
ということがわかります。勝率の53.5%は55.0〜60.0%欲しいところだし、プロフィット・ファクター(PF)は1.50倍は欲しいところです。

ところでこれを「買い成績」と「売り成績」の別に見ると、買いの勝率は54.3%で、PFは1.60倍です。買い成績はまずまずです。しかし売り成績の勝率は50.6%で、PFは1.00倍です。売りトレードではほとんど利益が出ていません。

検証をしたユーザーは、条件表No.2の売りマークはあまりアテにしてはならないことを知ります。これは検証をしたための大きな利点です。




だが「検証」の効果はここまでです。現実を知ったという段階です。システムの成績が悪いのは次の原因によります。
  1. 対象とした銘柄が、その条件表にマッチしていない。たとえばCore30銘柄をトレードしようと思って設定した条件表を、新興市場の銘柄に当てはめても、よい成績はできません。

  2. 条件表が出す売買マークそのものが適当な位置で出ていない。

  3. 売買ルールが適切でない。短期の売買をするために設定した条件表を長期の売買ルールで運用してもよい成績はでない。

ではどうすれば、@条件表にマッチする銘柄がわかるのか? A条件表をどのように変えればよいのか? Bその条件表に最適な売買ルールはどのようなものなのか?

これを解決するのが《Qエンジン24》です。

例えば《Qエンジン24》の「適合銘柄ランキング」を使えば、条件表No.2の買いマークによって売買したとき、過去最もよい成績を出したのは2914「JT」であることがわかります。勝率71.7%、平均利益率は2.20%となっています。ついで8766「東京海上」で、勝率62.7%、平均利益率は2.14%となっています。

《カナル24》でこのことを知るには、Core30銘柄について1銘柄ずつ検証をせねばなりません。30回の検証をして、30銘柄の成績を比較して、ようやく2914「JT」の成績が最もよいことがわかるわけです。

「検証」は現実の成績を知ることであり、《Qエンジン24》はそれを土台にして、@その条件表にマッチする銘柄を知る、A条件表を最適化によって変更する、あるいはB「オートマ」によって条件表を自動的に設定させる、Cその条件表に最適な売買ルールを見つける、という仕事をします。

《カナル24》に「検証」機能が入ったので、《カナル24》の検証と《Qエンジン24》の位置づけについての質問が2〜3ありましたが、《Qエンジン24》は「検証」した後、どうすればよりよいシステムを構築できるのか、を目的としたソフトです。今度《カナル24》に「検証」機能を入れたことで《Qエンジン24》の機能は驚くほど高度であるとわかってもらえるものと思います。

(「日経先物寄引売買のツールキット」や「Core30のための寄引売買のツールキット」は《Qエンジン24》なくしては絶対にできないシステムです。)


(2014.4.22) TOPIX 1162P(-8)  日経平均 14388円(-123) 16.5億株 (1兆4420億円)

3連休明けの米国市場は小幅安。欧州はなお休場とあって、NYダウの日中の値幅は57ドルと小動きに終始。

NYダウは16449ドル(+40)、ナスダックは4121P(+26)。ナスダックは長いタクリ足の日(3946P)でボトムを表示し、現在は上昇小波動になっていることが確定しましたが、株価の伸びは強くありません。

ここからの株価の戻りには、いくつもの節目が控えています。@大陰線のザラバ高値4182P、A25日線の4172P、B75日線の4193P。@とAには届いたとしても75日線までの戻りは難しいのではなかろうか。

日経平均の今回の戻りの限界は25日線か200日線だろうといってきましたが、昨日はザラバで200日線まで戻したものの、今日は25日線を割り込みました。昨日の新高値の陰線(上ヒゲ付き)に続いて、今日はそこそこ長い陰線(しかも安値引け)となったので、どうも昨日のザラバ高値14649円が小波動のピークであったとしてよいようです。

今後の見どころは、4日前の約290円幅の大陽線(始値14126円・終値14417円)のどこまで下落するのかです。今日は大陽線の中に30円ほど食い込んできましたが、大陽線の始値14126円を下回るような下落をするようなら、先のボトムの13885円も危ういと見るべきでしょう。

元々大陽線の日(4月16日)の売買代金は1兆9000億円でしかありませんでした。大陽線の割にはボリュームの裏づけがありませんでした。したがって新規の見直し買いが入ったわけではなく、多くはカラ売りの買戻しによる大陽線であったのです。その後の売買代金は1兆8000億円→1兆11500億円→1兆3000億円→1兆4400億円(今日)で、積極的な買いは出てこず、ボリューム面から大きく上昇するということは、私には考えられませんでした。

今日の下落も薄商いの中での日経先物主導によるものです。大方は様子見をして市場に参加していないので、わずかな先物の思惑売りで現物市場に響きます。日経平均は、向う4〜5日間は下値調べをするだろうと思います。


(2014.4.23) TOPIX 1173P(+11)  日経平均 14546円(+157) 17.5億株 (1兆5436億円)

米国は上昇。NYダウは16514ドル(+65)、ナスダックは4161P(+39)。ナスダックは昨日いったチャート上の節目(@大陰線のザラバ高値4182P、A25日線の4172P、B75日線の4193P)に接近してきましたが、はたしてどうなるのか。

日経平均は、昨日は25日線を割り込み、小波動はピークをつけたと思いましたが、今日は陽線で25日線をすぐに回復。しかも終値ベースではこの小波動の新高値です。

小波動はピークを出したと判断したのは早まったかとも思いますが、前々日のザラバ高値14649円を上回れば、なお小波動は上昇していることになります。(あと100円ありますが)

日経新聞に記事に「ついに米国株に抜かれたアベノミクス相場」というのがありました。電子版マーケットメルマガとして、今日送られてきたので、明日の紙面に載ると思います。 この記事はアベノミクスが明らかになる前日(2012年11月13日)の株価を基準にして、各国の株価が現在まで何%上昇しているかを比較したものです。

ある日の株価を取り出すには、次の条件表のNo.3行の設定をします。パラメータを(121113)とすれば2012年11月13日の株価(終値)を取り出すことができます。

No.3行で、121113の株価を取り出し、
No.4行で当日の株価とNo.3日線の株価のカイリ率を計算させています。


この条件表を使って日経平均のグラフを描くと、
  1. 今日の日経平均は14546円
  2. 121113の日経平均は8661円
  3. したがって67.95%ほど株価は上昇している
ことがわかります。円レートのグラフを描くと、
  1. 今日の円レートは10258銭
  2. 121113の円レートは7927銭
  3. したがって29.41%ほど円レートは下落している(円安)
ことがわかります。

NYダウのグラフを描くと、
  1. 昨日のNYダウは16514ドル
  2. 121113のNYダウは12756ドル
  3. したがって29.46%ほど株価は上昇している
ことがわかります。ナスダックのグラフを描くと、
  1. 昨日のナスダックは4161P
  2. 121113のナスダックは2883P
  3. したがって44.33%ほどナスダックは上昇している
ことがわかります。

単純に比較するなら、日経平均は67.95%上昇し、ナスダックは44.33%上昇し、NYダウは29.46%上昇しているので、日経平均のパフォーマンスが最も優れているように思ってしまいます。

日本の投資家が、2012年11月13日に日経平均を買っていたならば、日経平均は今日現在では67.95%上昇しているので、この1年半の利益率は67.95%です。しかし2012年11月13日にNYダウを買っていたなら、ドルでの評価では29.41%しか利益が上っていませんが、これを売却して円に替えると、円は29.41%の下落しているので、2012年当時は1ドル=79.27円でしたが、現在は1ドル=102.58円だから、1.2941倍の円になります。つまりNYダウで29.46%(=1.2946倍)利益を得た上、為替相場から1.2941倍の利益があがるわけです。この2つから1.2946×1.2941=1.6753=67.53%の利益が出ている勘定になります。これは日経平均の利益率の67.95%とほぼ同じです。

今や日本株のパフォーマンスはNYダウと同じくらい、ナスダックよりは劣るという位置づけにある、というのが論旨の1つでした。


(2014.4.24) TOPIX 1164P(-8)  日経平均 14404円(-141) 19.1億株 (1兆6017億円)

米国は小反落。NYダウは16501ドル(-12)、ナスダックは4126P(-34)。ナスダックはモメンタム銘柄の動きによってNYダウの動きの何倍もの変動をしています。

昨日はチャート上の節目(@大陰線のザラバ高値4182P、A25日線の4172P、B75日線の4193P)で撥ね返されました。4170〜4190Pのゾーンを上抜くことは難しい感じです。

NYダウは新高値更新に手が届く位置まで戻ってきましたが、これといった材料がないので例え新高値を更新したとしても、その上昇力はたいして大きくない感じです。

QE3が縮小され今年中には終焉するというFRBの方針は決まっているのだから、量的緩和の恩恵を受けてバブリーなまでに買われていた企業の株価は下がるのが当然です。

ナスダックはまだ200日線より上位にあるので、米国経済は心配することはありませんが、潤沢にあった投資資金が絞られてくると、将来の夢を追ってばかりではいられなくなります。着実に利益を出している企業に投資することになります。米国はこの「仕分け」(なつかしい言葉)をしているのでしょう。

日経平均は昨日の思わぬ上昇を受けて小高く寄るが、TPP交渉がうまくいかなかったことから次第に値を下げる。日経平均は再び25日線を割り込みました。

GW(ゴールデンウィーク)が近づいてきました。今年は土曜・日曜日との組み合わせが悪く、8連休とか9連休のような連休にはならない小型連休です。

最近3年間のGW明けの株価はどうなったのかを掲げます。(グラフの右側から説明)

2013年は●の日が連休明けでしたが、5月23日まで快調に上昇しました。連休明けの日の25日線と75日線は上向きで、株価は2線の上位にあったので、上昇が加速しました。

2012年はGWが明けたとたんに大きな窓を空けて下落。5月一杯は下落となりました。連休明けの日の25日線は下降しており、株価は75日線を下回っていたので、株価の下落が加速しました。

2011年もGWが明けたとたんに大きな窓を空けて下落。5月一杯はおおむね下落となりました。株価は25日線より上位にあったものの、75日線が下降しており、株価は75日線の下位にあったので、株価は上昇することができませんでした。

今年2014年はどうなるかですが、@株価は75日線(しかも下降中)の下位にある。A200日線よりも下位にある、ということで、2011年か2012年のような結果になる確率が高いと思います。


(2014.4.25) TOPIX 1169P(+5)  日経平均 14429円(+24) 20.5億株 (1兆7578億円)

米国は3月の耐久財受注(航空機除く・非国防)が+2.2%(予想は1.5%)伸びたので、上昇して当然のように思いましたが、材料とはされず、株価は小動き。

NYダウは16501ドル(0)、ナスダックは4148P(+28)。これはアップルの決算がよかったため。

TPP交渉は難航し、今日は米国側から閣僚協議を断られる始末。小安く寄り付いたものの、TPP交渉が進展するかも知れないとして、株価は180円ほど上げる。しかし後場は売られ、+25円高で終わる。

薄商いの中、目先筋の思惑によって振り回されています。

7203「トヨタ」の3平均線(25日・75日・200日線)は上から200日→75日→25日と、真逆の位置関係にあります。

小波動のピーク切下がり、ボトムも切り下がっています。どう見ても買える局面ではありません。

買いの種類は、@突っ込買い、A押し目買い、B突破買い、の3つです。@は3平均線が真逆の位置関係にあるときの買いです。図の(a)の日は9日順位相関と25日順位相関がともに-80以下であったので、突っ込み買いをしてもよいところです。

A押し目買いは株価が75日線と同じ水準か、それ以上の水準にあるときの買いです。トヨタの現況はこれには当てはまりません。B突破買いは、株価が3平均線の上位にあるときの買いです。当然トヨタはこの局面にありません。

8306「三菱UFJ」はトヨタと同じ局面にあります。@突っ込み買いしかできないのです。(a)〜(b)の4日間が順位相関が-80以下の日でした。この時期は75日線が200日線より少し(1〜4円)高い位置にあったので、まだ3平均線は真逆の位置関係にはなっていませんが、(b)では突っ込み買いをしてもよいでしょう。

4月15日に定点観測9銘柄のうちで上る可能性があるのは、1812「鹿島」、5713「住友鉱」、6758「ソニー」の3銘柄だけだといいました。

「鹿島」は(b)で75日線まで戻ってきましたが、75日線が下降中であるので、そこが戻り一杯になりました。

次に(c)で75日線を大きく上抜き、(c)から5日連続で75日線を上回ったので、株価は75日線上に出たと判ります。

(d)で200日線を上抜き、(d)を含んで5日連続で陽線になったところは、押し目買いをしてよいところです。

「住友鉱」は(b)の日に大きな陽線で3平均線の上に躍り出ました。突破買いをしてもよいところです。ついで(c)では3陽連となって上昇力があることを表現しました。ここで買ってもよいところ。ついで(d)では先の小波動のピークを上回ったので、ここでも買ってよいところです。


(2014.4.28) TOPIX 1160P(-9)  日経平均 14288円(-141) 17.4億株 (1兆6371億円)

米国は大きな材料はなかったが、ウクライナ情勢が緊迫化したとして売り物に押される。 NYダウは16361ドル(-140)、ナスダックは4075P(-75)。これはアマゾンの業績見通しが市場予想を下回っており、-10%近く下落したため。

NYダウは今夜のザラバ高値が16333ドル以下なら小波動のピークを表示します。ナスダックは4059P以下ならやはり小波動のピークを表示します。

まだ今夜はピークが出る可能性は低いが、今夜反発ができなければ、明日はピークを出す可能性が一気に高まります。

ナスダックはすでに、ピークが(a→b)と切下がり、ボトムが(A→B)と切り下がっているので小さいトレンドは下降していますが、NYダウは、ボトムが(A→B)と切り下がってはいるが、ピークはまだ切り下がっていません。もし明日に小波動のピークが表示されたならば、NYダウのピークも(b→c)へ切り下がるので、米国株の小さいトレンドは下降に転じたと判断できます。はたしてどうなるのか。

日本株は誰かが買わないことには騰がりません。2014年に入って誰も日本株を買わなくなりました。誰か日本株を買う主体はいないのか。

これに答えて年金積立金管理運用法人(GPIF)が株式での運用を拡大するとかのニュースがあります。

GPIFのHPを見ると、2014年4月4日に運用方針の見直しをしています。年金の運用はGPIFが出来るわけがないので、ファンド運用を任せるのですが、その運用受託機関がごろりと変わりました。

どこが変わったかといえば、国内の投信あるいは投資顧問会社がカットされ、外国のファンド会社が増えました。国内の投信あるいは投資顧問の会社のファンドの運用技術は、外国に比べて劣っているとGPIFが認めたわけです。

日本のファンド運用者はサラリーマンであるので、利益を追求するよりも損失を出さないという消極的な運用をしがちです。ファンド運用者が消極的であっては株式相場は活況にはなりません。今回のGPIFの株式の運用方針の変更は正しかったと思います。

日経平均とTOPIXは小波動のピークとボトムが切下がり、下降相場のただ中にあります。4月30日に日経平均のザラバ高値が14471円以下だと、小波動のピークが表示されます。今日の終値14288円からすると、4月30日にはほぼ小波動のピークが表示されます。(暗いムードが続きそうです)


(2014.4.30) TOPIX 1162P(+1)  日経平均 14304円(+15) 20.1億株 (1兆9094億円)

ロシアは国境を越えて軍隊を派遣しないとの発表をしたため、ウクライナ情勢の緊張が和らぎ株価は上昇する。

NYダウは16448ドル(+87)→16535ドル(+86)と2日間で+173ドル高。しかしナスダックは4074P(-1)→4103P(+29)と2日間で+28P高でしかなく、ナスダックの反発力は小さい。

ナスダックは昨日(c)の小波動のピーク4177Pを表示しました。これで(a→b→c)へ2度ピークが切下がり、(a)(b)(c)では中勢波動の基準である75日線を超えることができませんでした。

ナスダックが今後どのような推移をするのかどうかはわかりませんが、買いのポイントは、@大幅下落をして、ボトムらしさのポイントが4〜5ポイントになるか、A今回ピークとなった(c)4177Pを上回るか、のどちらかです。

(a)からあるいは(b)からの下落途中に大陰線がでましたが、今のところ(c)からの下げ過程では大陰線は出ていません。(d)で下ヒゲの長い足を出しているので、(d)を下回るような下げはないような感じです。そうなら(c)を超えて買い転換する可能性のほうが高いと思います。

日経平均も今日、小波動のピーク(c)14649円を表示しました。(a)(b)では75日線まで戻ったが、(c)では75日線に戻ることはできませんでした。ここがナスダックと違うところです。

日経平均も(c)からの下げでは、窓空けの陰線や大陰線はでておらず、(a)からあるいは(b)からの下げとは景色がだいぶ違っています。9日順位相関が-80くらへ下落してくれば、下げ止まりの可能性が高くなると思います。 ただしその後株価が反発して(c)のピークを上抜いても、75日線はまだ上にあります。75日線を上回るまでは大きな上昇は期待できません。


目次へ.. 過去の判断.. 前月分へ.. 次月分へ..

株式会社 東研ソフト